地下


本屋の大盛堂の古いビルのお店は、最近閉鎖して他に移ってしまったらしい。
地下にあったアルバンは怪しげだったなあ・・・(笑)

渋谷の街は基本的にどこか怪しげなところは変わっていないのだが、それが昔より凶悪になったような気がして、僕なんかは近寄りがたく感じることもある。
自分が歳をとったからかもしれないが、あの人でごった返した狭い商店街や、109の凄まじい音響の中を歩くのは、さすがにしんどい(笑)
駅の周りを新しく開発するために文化会館などを取り壊したそうだが、どうせならもう少し大人っぽくてクリーンな街にしてほしい・・・というのは僕の勝手な希望だろうか?

D2X + VOIGTLANDER ULTRON 40mm F2 SL Aspherical
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宮益坂


宮益坂を上がって行ったところにもモデルガンショップがあった。
今でも途中にウエスタンアームズのお店があるが、もう少し上に、当時高級輸入グッズを扱っていたJACと、その先には一時的にMGCのショップがあったこともある。
どうもこの業界の人はこの辺りが好きらしい(笑)

JACはその後エアガンに手を出した後、倒産してしまったが、当時は六研の真鍮製のピースメーカーやガバなど凄いものが非売品として飾ってあった。
映画の中でしか見たことの無いホルスターなども売っており、ダーティハリーで使われた米ローマン社製のホルスターも、高校生の時にここで買った。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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坂道


渋谷はずいぶんと変わった。
だが道玄坂の建物をよく見ながら歩いていくと、ビルの色や形に見覚えのあるものがけっこう残っている。

たしかこのビルの2階か3階にモデルガンのお店があった・・・なんて急に思い出し、当時の空気がよみがえる。
そこでピースメーカーとガンベルトを、どきどきしながら買った。
お店に外人のお客が来ていて、お店の人から「お前英語習っているんだろう?」と言われ、通訳を必死になってやらされたのを思い出す。
中学生じゃあ、無理だよね(笑)

その先の牛丼の吉野家は、当時からあったお店だ。
僕はここで生まれて初めて牛丼なるものを食べた。
新橋の駅前のお店はもっとずっと前からあって、よく父親が「カンナの削りカスみたいな牛肉が乗っているんだ」と言っていた(笑)

D2X + VOIGTLANDER ULTRON 40mm F2 SL Aspherical
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道玄坂


渋谷にやってきたものの、食事の時間まで少しあったので、Mrs.COLKIDと別行動をとり、ひとりで渋谷の街をうろついてみた。
かつて・・・およそ30年も前の話なのだが(笑)、中学生の僕がうろついた場所をのんびりとまわってみることにした。

まずは道玄坂だ。
坂の途中に旧型330のカブリオレが停まっている。
僕の車と同じ色のようだ。
今日も外苑前のBMWのディーラーをちょっとのぞいてみたのだが、どうしても新しい3シリーズのガンダム面は好きになれない(笑)
今買うとしても、エレガントな旧型の方を選ぶかもしれない・・というのが偽らざるところだ。
新型は売れているのだろうか?

D2X + VOIGTLANDER ULTRON 40mm F2 SL Aspherical
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到着


もっとも広尾から渋谷は非常に近い。
5分ほどだろうか、あっという間に到着してしまった。
東急文化会館の跡地につけてもらったが、その場所には本当に何もなくなっていて、何だか寂しい。
僕の父と母も、若い頃ここでレモンパイを食べてデートしたという、思い出深い場所であった。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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渋谷


日赤からまたもタクシーで渋谷に向かった。

日赤のまわりは坂が多い。
最近ここに来たのはいつだろうか・・・と考えたら、たしかプリアンプのJ・ロウランドのマニトウを買う時に来ている。
中古のオーディオショップがそばにあるのだ。
こんな良い場所にあんなに広いお店をかまえて、やっていけるものなのだなぁ・・と感心したのを覚えている。
またそのお店を覘いてみたくなったが、今日はそんな時間は無い。
これから渋谷で親戚と食事をすることになっているのだ。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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日赤


今日は忙しくて山田さんとゆっくりお話しする時間がとれなかった。
外苑前からタクシーで、広尾の日赤に向かった。
入院している叔父を見舞うためだ。

僕は子供の頃、この病院に入院したことがある。
扁桃腺の手術をするためだ。
椅子に座ったまま部分麻酔で口の中の肉のかたまりを切り取るという、それはそれは恐ろしい手術だったが、今では考え方が変わってその手術を行うことはないと聞いた。
僕が泣きわめいて暴れたため、当時の日赤では有名になってしまった(笑)

その当時の日赤の小児病棟というのは、荒れた庭の中に立つ平屋建ての木造長屋で、戦前の映画に出てきそうなすごい場所だった。
床は板張りでギシギシ鳴り、病院内も薄暗くて気味が悪く、手術の痛い記憶と重なり、ゲットーのような印象が残っている(笑)
その後とてもきれいで明るい建物になり、かつての重いイメージは嘘のように消え去ったが、その新しい建物でさえ、今や古くなりつつある。

あれから長い時間が経ったということだ。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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叩き彫展


外苑前のギャラリーつついで行われている山田さんの叩き彫展にでかけた。
そこで山田さんに初めてお会いした。
とてもきめ細やかな感じの方だった。
RUBYさんにも初めてお会いした。

ネットで長いお付き合いなのに、一度もお会いしたことのない方は多い。
僕が休みが無くてオフ会に参加できないこともある。
実は今までに実際にお会いしているのはHGさんとK師匠くらいだ。

叩き彫展では、前から欲しかった風の神様の版画と菩薩の木彫りを購入した。
帰宅して早速居間のテーブルの上に飾った。

山田さんのサイトはこちら> http://www.h3.dion.ne.jp/~tadaka/index.htm

山田さんとはもっとゆっくりお話したかった。
山田さんのお父様にも一度お会いしたいと思った。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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アポクロマート


フォクトレンダー90mmF3.5は、アポクロマートという、色収差を通常の2色ではなく3色すべてについて補正する特別な方式が用いられているという。
コシナとしても自信作であり、実際評価が高いらしい。

しかし考えてみれば、Capture4の色収差補正機能が常にオンの状態なので、どのレンズも収差が極限まで押さえられた状態の映像になってしまうのだった(笑)
一度機能をオフの状態でじっくり検査してみる必要がある。
それにこの状態ではレンズの正確な比較ができないことにも、今更ながら気付いた(笑)

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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接写


普段はD2Xのボディから6cmほど飛び出したコンパクトな外観のレンズだが、例によって接写時は先端部がニョキニョキと飛び出してきて、1.5倍近い長さになる。
ご覧の程度の接写は可能なので、これ1本付けておけば、多くの場面に対応できる。
ただし暗めのレンズなので手ぶれには注意が必要だ。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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相棒


この90mmF3.5だが、使えば使うほど好きになってきた(笑)
もともと「目が望遠の人」の僕だからかもしれないが、持って歩くのが楽しいレンズだ。
面白くて頼もしい相棒である。

シャープさは程々なのだが、後から加工ソフトでシャープネスのフィルターをかけても、画像の変化が少ない。
ニコンのように「解像度が高すぎて不自然」な感じがしないのだ。
最初から自然な画質を目指して設計されているのだろう。
抜けがよく色も濃く写るので、後処理の必要がほとんどない。

ニコンのように、最新のプラズマ加工機などを用いて、人間の手作業の領域を越えた方向を目指すメーカーとは違い、古典的な価値観の延長上にある磨き上げられた製品のように感じる。
職人がひとつひとつ丁寧に作った作品のようでもある。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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フォクトレンダー SL LENS


3本のフォクトレンダーすべてに言えることだが、かなりの解像力と独特の濃い色あい、それに抜けのよさという特長を備えている。
今回買った3本はどれもニコンとは別の魅力を持ったいいレンズだが、ここまで使用した限りでは、その中で90mmが一番気に入った。
もっとも125mmは今日のような天気の良い明るいフィールドで使っていないので、未知の部分を残している。

いずれにしてもレンズの品質が高く、描写も魅力的、ニッコールレンズよりこちらの方がいいというファンがいるのも頷ける。
マニュアルのレンズを買うとなれば、Aiニッコールではなくてこちらを選んでもおかしくない。
ニコン以外の日本のメーカーと比べても、一味違う魅力を持ったレンズ群である。

いろいろなレンズを試すのは、なんとも楽しい。
カメラ道楽の醍醐味であろう。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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クローズフォーカス


暗めに設計されていることもあって、本体はコンパクトで重さも390gとほどほど、普段持ち歩いても苦にはならない。
1:3.5の接写が可能で、意外なほど近い被写体にピントが合う。
伸びきった時のレンズの先端から被写体までの距離は約35cmだった。
この写真よりも、もちろんもっと近くに寄れる。
使い勝手の良い万能望遠レンズという一面を持っている。

不思議なのは、フィルターサイズが49mmであるということだ。
ウルトロン40mmは52mm径、マクロアポランター125mmは58mm径と、3本ともフィルターサイズが違うのだ。
当然Vの字の入ったかっこいい金属製のねじ式ふたも、レンズの径ごとの各サイズが用意されている。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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濃密


解像度はほどほどのようで、ニコンのようにエッジが立った画像にはならない。
しかしとにかく色が濃くて、濃縮果汁還元ジュースのような濃密さがある。
今日は陽射しが強くてコントラストの高い光景が多かったが、それを平然と処理するような懐の深さを感じさせる。

F3.5では少し暗いかと思ったが、今日のような明るい日には何の問題もなかった。
背景も望遠らしくよくボケて、下の水道の蛇口の写真はF5.6まで絞って撮影した。
もっともf3.5の次の目盛りがf5.6なのだが・・・

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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アポクロマート


Aiニッコールに取り付けることのできるフォクトレンダーの中で、薦められた3本のうちの最後の1本である。
異常低分散ガラスを使用し、収差の補正を追及したという中望遠レンズ。
コシナのホームページを見ると、この90mmの紹介には、とりわけ力が入っているように見える。
「コシナ・フォクトレンダーのすべて」というDVD(未見)の中でも、こだわりの逸品としてこのレンズのことを取り上げているらしい。
このDVDはぜひ見てみたいものだと思う。

D2X + VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus
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