短期間


Z9 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

大きな画像

たまたま通りがかったガチャ売り場で、シン・仮面ライダーのガチャをみつけた。
右側の腕を押さえている目がピンク色の方が1号で、左側の目の赤い方が2号だそうだ。
他にショッカー隊員もあったが、まあ両ライダーがあれば、そっちはいらないかな・・なんて思っていた。

翌週同じ場所を通ったので、もう一度挑戦しようかと思い、売り場に入った。
ところがシン・仮面ライダーの機械が何処を探してもみつからない。
大きな売り場だったので、かなり時間をかけて探したのだが、すでに機械はなくなり、他のものに入れ替わってしまったようだ。
本当に短期間で消えてしまった。

あれは売れ筋だろうに・・・変だな・・・
と思っていたら、ネット上でプレミアムがついて売られている。
そりゃあ、あんな短期間で引っ込めれば、プレミアムもつくよな・・・
それにしても・・ウーム・・そういう仕組みになっているのか(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

つい


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

つい買ってしまった。
スペクトルマン(右)とミラーマン(左)のガチャ。
街ではもう売っていないので、メルカリで購入した。


(Z9 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S)

スペクトルマンもミラーマンも1971年より放映が開始された。
僕は小学校の中学年であり、どちらの番組も毎週見ていた。
しかし感想としては微妙なところで、半分馬鹿にしながらも見ていた・・という感じか。

スペクトルマンは当時からあまりカッコいいとは思わなかった。
色が全体に重々しいし、何だかバブアーのライナーみたいのを着ている(笑)
でも今になってみると、この垢抜けない感じがいい。
まあ製作側は大真面目に作っていたのだろうから、その頃の空気が生み出した貴重なデザインである。

ミラーマンは数年前に痴漢行為で逮捕された人のあだ名となり、悪いイメージを持ってしまった。
しかし放映当時は、都会的でクリーンなヒーロー・・という印象であった。
ミラーマンの少し弱々しくて淡白な感じが好きであった。


(Z9 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S)

今になって凄いなと思うのは、スペクトルマンに出ていた怪獣たちのデザインである。
当初は公害が番組のテーマになっており、公害をまき散らす怪獣が創作されたらしい。
おどろおどろしさでは、仮面ライダーのショッカーの怪人をも凌ぐ。

しかし公害をテーマにするのは、スポンサーの反感を買ったそうで、途中から路線変更になった。
(それってけっこう重大な事だと思うのだが・・・)
最初は悪役の「宇宙猿人ゴリ」が主人公で、タイトルもそちらが付けられていたが、これも不評で途中で改題された。

ゴリとラーという名前を見ると、どこまで本気で作っているのか分からないところがおかしかった。
ゴリは知的な科学者で、逃亡先で辿り着いた地球という星の美しさに惚れたが、公害で汚染されている様子を見て激怒、自分が乗っ取って指導者になろうと考えた・・という凄い人物(?)である。
エンディングの歌詞が卑屈で「惑星Eから追放された、その悔しさは忘れはしない・・」という恨み節には、子供ながらにこういう「ひねくれた大人」がいるのだと勉強になった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

お散歩


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

昨日の疲れが尾を引き、二度寝をしてしまった。
目覚ましを見て慌てて起きた。
というのも、朝一番の回で床屋を予約してあったのだ。

まあ十分に余裕は見ていたので、時間的にはまだ大丈夫だ。
ゆっくり食事をして家を出た。
自宅も床屋も駅に近いので、30分+αほどで到着した。

トリッカーズのバートンを履いて行った。
久々の革靴ではあるが、長年履きなれているので、履いていて辛いことは無かった。
電車の中で周りを見ると、自分以外は皆スニーカーなので、やはり目立ってはいる。
まあ、何を着ようが自由なのが東京のいいところなので、当人が気にしなければそれでいいのだが・・・
ということで、今シーズンはブーツを復活させるぞ・・と誓った(笑)

帰りに東京駅まで歩いたが、だんだん日差しが強くなってきた。
気にせずJRで御徒町まで行き、今度はアメ横のお店を少し覘いた。
さすがに暑さで少し疲れが出てきたので、何も買わずに帰宅することにした。
結局ふらふらと歩くだけの「休日のお散歩」になった。

帰りに上野駅でレッドウイングのガチャをやってみた。
欲しかった6インチのクラシック・モックのオロラセットが一発で出た。
よーし、今日はついているぞ(笑)
色味が8インチより赤みが強く作られているところが凝っている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

景品


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

休日に秋葉原をフラフラと歩くことがある。
大勢の人で溢れていて、何とも危険なエリアである。
感染しないようにと、ひとり静かに隅っこの方を歩く(笑)

秋葉原は伝統的にオタクの町で、その時代時代のオタクを対象とした商品を扱うお店がひしめき合っている。
現在はゲームやフィギュア、トレカ、キャラクターグッズなどのお店が主流になっている。
ある意味極度に進化した世界であり、未来の世界を覗き見するような面白さがある。

古いガチャの景品を見ようと思い、いくつかのお店を回ってみた。
ガシャポンをやると、運任せになってしまい、なかなか欲しい景品が出てくれない。
それはそれで面白いのだが、既に持っている景品が何度も出て、不要なものが溜まるのもエコに反する。

秋葉原には、これらの景品を専門に販売する店がいくつかある。
ガチャの「単品販売ショップ」というらしい。
中古品や未使用品として販売されている。
確かに同じものが複数出てしまった人は、処分に困るであろうから合理的ではある。
もちろん価格設定は、ガチャの1回分より割高になっている。

中にはプレミアがついて、かなり高価な値がついているものもある。
この世界にも相場というものがあるのだ。
メルカリなどを見ると、ガチャの景品を出品している人がいるが、その売り値はショップでの単品販売価格にほぼ準じている。
ちゃんと相場を調べて価格を設定しているのが分かる。

秋葉原はガシャポンのメッカと言え、大量のガシャポンの機械が並んでいるコーナーがあちこちにある。
そういう売り場を歩くと、けっこう年齢の高い層のお客がいることに驚く。
僕くらいが上限に近いのは確かであるが、同世代の人もよく見かける。

また男性よりも女性が多いのが興味深い。
いわゆるカワイイ系のグッズなので、女性への受けがいいのだろうか。
40代あるいは50代と思われる、その場にはアンバランスなくらい大人の雰囲気の女性が、ひとりで真剣に機械を見て回っている。

大人買いという言葉があるが、大人のユーザーはまとめて買ってくれる。
それを考えると、カプセルトイの主要ターゲットは、むしろ大人なのかもしれない。
確かに子供よりはるかにお金を使うはずだ。

また自分自身の例で言えば、子供がいないことも、気楽にガチャを買える理由になっている。
子供の前で無理に大人の役を演じる必要が無いので、自由に好きなだけ買えるのだ(笑)
独身の人、あるいは子供のいない人が、ガチャのメインの顧客かも・・・

ガシャポンの景品を見てみると、僕の世代に向けて出しているものも小数ある。
しかし多くは、もう少し若い世代を想定したものである。
世代的に見れば、恐らくその辺りの年齢層が、顧客の中で一番多いのだろう。

本当は、もう少し年齢の高い層をターゲットに想定した景品を出してくれると嬉しい。
僕なんかは抵抗なくやる方だが、同世代の他の人たちのことを考えると、ちょっと難しいのかな・・・
オタク・・という言葉が最初に生まれた世代だから、開拓していけばガチャをやる人も出てくるような気はする。

個人的には、西部劇のスターのフィギュアが欲しいかな。
あと70年代の刑事もののフィギュアとか。
版権の問題もあるのかもしれないが・・・

コルトやS&Wの短銃の精密なミニチュアなんてどうだろう。
1800年代の歴代のコルトの模型もいいな・・・
ちょっとレアすぎるだろうか。
ちなみに黒澤系のフィギュアは過去に出ている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

8インチ


FUJIFILM X100V

大きな画像

駅のカプセルトイコーナーで、以前も挑戦したレッドウイングのガチャを再度やってみた。(2022年3月30日の日記
500円の比較的高額なガチャであるが、欲しいオロラセットのモデルがなかなか出ない。
ケアセットなど2度も出てしまい閉口していた。

やはりレッドウイングはオロラセット系でないと・・・
秋葉原の景品ショップで売っていたが、千数百円と意外に高い値段が付けられていたので買うのを止めた。
財布を見ると、100円玉がぎりぎり5枚あった。
今回1回限りの挑戦でやってみることにした。

その結果、やっとブラウンのクラシックモックが出た。
しかも一番欲しかった8インチのアイリッシュセッターだ。
よーし!
これでレッドウイングのガチャは満足したのでもうやらないぞ・・・(笑)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

怪人


FUJIFILM X100V

大きな画像

ゴキブリ男を手に入れたぞ。(2022年6月29日の日記
ガチャに2回ほど挑戦したら出てきた。
思わずガッツポーズである(笑)



この通り他の怪人もけっこう揃ってしまった(笑)
こうしてみると、ショッカーの怪人の方がオリジナリティがあって感心する。
主人公の仮面ライダーより、こちらの方を集めたくなってくる。

ゴキブリ、ふくろう、セミ・・と、選ぶ素材がまず凄い。
そこから生理的に不快に感じるような、おどろおどろしさを抽出して、デザインを作り出す感覚が素晴らしい。
悪趣味でグロテスクであるが、見る人が嫌がるのを楽しみながら作ったようにも見える。
予算が限られていたのだろうが、その安っぽさまでも味方につけているようだ。

子供は正義のヒーローの方を喜ぶだろうが、大人になると怪人の面白さに気付く。
どの怪人も何となく覚えているのは、テレビで見た時にそれなりに衝撃があったのだろう。
子供の潜在意識に刻み込まれてしまうのだから、考えてみたら恐ろしい話である(笑)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ライダー


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

500円のガチャ。
「HG仮面ライダー classic 弐」
というシリーズ。
ガチャとしては高価なだけあって、よく出来ている。
仮面ライダーが好んでするポーズをしっかり捉えている。



仮面ライダー(新1号)、ゴキブリ男、フクロウ男、セミミンガの4種類がある。
新1号というのは、一度2号に切り替わってから、再改造を受けてパワーアップして出てきた1号。
撮影中の大怪我でしばらく休んだ藤岡弘、氏が、完全復活した際にデザインを変えて登場した。

ゴキブリ男だったら嫌だな・・・ライダーが出ないかな・・と思いながらガチャに挑戦した。
1回目はフクロウ男だった・・・微妙・・・
2回目を挑戦すべきか迷ったが、家にフクロウ男だけ置いておくのもなあ・・・
思い切ってもう一度やってみたら、ライダーが出た。
よし!

でもこうなると、逆にゴキブリ男が欲しくなる(笑)
名前だけ聞くと嫌われ者に思えるが、キャラクターとしては一番濃いような気もする。
だからと言って、再度500円払って挑戦するのも、リスクが大きくて躊躇する。
最初から4体セットで売っているものを買った方が良かったかも・・・
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

小さく前ならえ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

「並べ隊 整列アマガエル」というガチャ。
先頭 、前ならえ 、小さく前ならえ 、気をつけ 、シークレットの5種類がある。
ところが何度やっても、なぜか「小さく前ならえ」しか出てこない。
3回やって全部それだったので、さすがに馬鹿馬鹿しくなってそこでやめた。



もっとも同じものが3つ揃ったので、これはこれで面白い。
ガチャの景品は、コレクション心をくすぐるものである必要がある。
その点、複数個並べることで意味を持つ整列アマガエルは、上手いところをついた景品と言える。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ガチャ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

最近買ったガチャの紹介。
どうも新コーナーが出来そうな予感(笑)
何とレッドウイングのブーツのガチャである。

本体が精密に出来ているだけでなく、組み立て式の箱まで付いている。
しかも2足を箱に詰めた時に間に挟む紙まで、実物と同じ質感のものが付属している。
さらには添付の説明書を折りたたんで加工すると、モノマガジンになるという凝りようだ。



今回ゲットしたのは、6インチ・クラシックモックのNo.8179ブラック。
大きさが分かりやすいようにと、38mm径のカーキフィールドを横に置いてみた。(上の画像)
全長がほぼ同じ大きさである。

これ以外にも有名なオロ・ラセットや、ベージュのラフアウト、8インチモデル、スーパーソールのモデルなどがある。
出来れば赤いオロ・ラセットのモデルが欲しかったな・・・
もう1回やろうかと思ったが、500円と少し高めなので、深入りしないよう止めておいた。
変なところで理性が働く(笑)

驚くのは、同社のケアセットのミニチュアまで用意されているところだ。(下の画像)
最初にこれが出た時は、ハズレかと思った(笑)
しかしよく考えてみれば、これはこれで面白い。



実のところ、レッドウイングは取り立てて好きな靴では無い。
ところがこれを見ているうちに、本物をもう一足欲しくなってきた(笑)
まあ買わないまでも(レッドウイングはけっこう高いのだ)昔買った靴を引っ張り出して履いてみようか・・という気分にはなった。

こうなると他にも「革靴シリーズ」の景品を作ってもらいたいな。
それもアメリカ靴がいい。
オールデンなどどうだろう。
ロングウイングチップやプレーントゥ、アルゴンキン、チャッカブーツ、インディブーツ・・・
普通のカーフ以外に、コードバンとかクロムエクセルとか、塗装の仕上げの違いでいろいろ表現できる。

ヴィンテージシューズも面白そうだ。
フローシャイムとかボストニアンとか・・・
当然ソールの裏側の模様や化粧釘まで再現するのだ。

アレン・エドモンズだったら、あんまり欲しくないかな。
パーク・アベニューが欲しいのに、フィフス・アベニューばかり出てきたりして・・・(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

カプセルトイ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

「ガチャガチャ」を時々やる・・・
と書こうと思ったら、過去にまったく同じ書き出しで書いた記事があった。(2018年7月3日の日記
3年以上前の記事であるが、正直なところ、書こうとした内容はほとんど変わっていない(笑)
いい大人がガチャガチャを見ると、つい景品は何だろうと確かめてしまい、時には実際にお金を使ってしまう・・ということだ。

正式にはカプセルトイという。
景品の多くは、一般の子供が欲しがるような、無難なものである場合がほとんどではある。
しかし時折、極めてマニアックな景品のガチャガチャがある。
しかもそれが、自分の好みを直撃する場合があるのだ(笑)

子供の頃に何を見て育ったかで、個人の思い入れやこだわりのあるものは決まる。
中には大人になってもその道を追い続け、ついには専門家になる場合もあるだろう。
しかし多くの場合、それについて言葉に出して語る機会はあまり無く、ただ静かに心の奥底で思い続けている。

ところがその心の内を見透かしたかのように、ガチャガチャの景品として街角でさりげなく売られているものだから、ビックリしてしまうのだ。
恐らく同世代の、似たような環境で育った人が作ったのであろうが・・・
自分と同じ気持ちを持った人が他にもいたのか・・という、ある種の感動がある。

しかもその景品の出来はかなりリアルで、実に巧みに特徴を捉えてフィギュア化されている。
こんなもの作っても、僕くらいしか興味を持たないのではないか・・・
と思うのだが、実際には商品として成り立つほどの需要がある、ということなのだろう。

秋葉原を歩いていると、さすが本場だけあり、マニアックなガチャガチャが揃っていることが多い。
そのためガチャガチャが並んでいるのを見ると、ついそのコーナーに立ち寄ってしまう。
最近思わず買ってしまったのは、テクニクスのアナログプレイヤーと映画のジョーズのフィギュアだ。



テクニクスのダイレクトドライブのアナログプレイヤーは、SP-10系は別として、当時はオーディオマニアにはそこまで評価されていなかったように思う。
学生時代は毎日のように秋葉原に通って、多くのオーディオファイルと交流を持ったが、ハイエンドマニアは総じてダイレクトドライブの音を評価していなくて、トーレンスやマイクロといったベルトドライブや糸ドライブを使っていた。
特にアコースティックな楽器をやっている人は、DDに特有のの癖を非常に嫌っていた。
廉価なテクニクスのSL-1200のシリーズは、オーディオマニアからはあまり相手にされていなかったが、それよりもDJの世界で大きな評価を得て、後世にまで残る名機となった。
メーカーも途中からはDJでの使用を意識した設計に変えていった。

ただ歴代のSL-1200のシリーズの中に、78回転に対応した機種があった。
これはSP盤の再生が可能な希少なモデルであった。
僕もメインではマイクロの砲金製のターンテーブルを使っていたが、父親から譲り受けたSP盤や、海外から取り寄せた研究用のディスクを再生したくてSL-1200のシリーズを購入した。
モノラル専用カートリッジを付けた状態で、今でも僕の部屋のどこか奥の方にある。(20年以上使っていないが・笑)
このガチャガチャの景品のSL-1200は、大きさが5センチ程度のミニチュアであるが、なかなか見事にこのアナログプレイヤーの持つ雰囲気を再現している。



ご存じジョーズの第一作は、スピルバーグの名を世間に知らしめた世界的なヒット作品である。
スピルバーグという新進気鋭の若手監督は、当時はテレビムービーとして作られた「激突!」が話題になっていたが、まだ一部の人しか名前は知らなかった。
凶悪なサメが登場するこの作品は、パニック映画の元祖として有名にはなったが、むしろ映画的演出の面白さを思う存分盛り込んで作られているところが素晴らしかった。
ストラヴィンスキーの曲をベースにしたと思われるジョン・ウイリアムズの音楽も、奇跡的なほど映像に調和していた。

僕が中学生の時に公開されたが、出来に驚いてしまい何度も劇場に足を運んだ。
高校生の時には高価だった輸入のビデオソフトを購入し、帰国子女の従兄弟と二人で徹夜で英語のセリフから日本語のシナリオを作ったこともある。
出来は粗削りでも、後の円熟したスピルバーグ作品より、若さのエネルギーの溢れるこの作品の方が好きだ。

当時はまだろくにCGも無く、今の基準で見れば出来の悪い張りぼてのサメを使うしかなかった。
このガチャガチャの景品のジョーズは、まさにその「張りぼて」のイメージを再現している。
初めてサメが全身を現し、巨大な体が船の下を横切るシーンや、ラストにオルカ号に乗り上げ、クイントを海に引きずり込むシーンで使われたサメである。
船上で首を左右に振りながら口をバクバクと動かした際の、頬の部分の(恐らく蝶番を隠した)垂れ下がった筋肉までもが再現されている。
しかもおまけとして空気タンクまで付いている(笑)

どちらも分かっている人なら、オオッとなる。
作った人が「これが分かるかい?」と言っているのが聞こえるようだ。
それにしても本当に誰が作ったんだろうね(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ガチャガチャ


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

大きな画像

「ガチャガチャ」を時々やる。
コインを入れてレバーを回すと、カプセルに入ったおもちゃが出てくるあれだ。
ガチャガチャとか、ガシャポンとか、色々呼び方はあるが、正式には「カプセルトイ」というようだ。

子供の頃は十円を1枚、あるいは数枚入れる機械が主流だったが、今は流石にもう少し高くなっていて、上は500円くらいまであるようだ。
その分景品の質も上がっている。
昔の取るに足らない樹脂製のおもちゃや消しゴムから、凝ったフィギュアやアイディア商品などにグレードアップしている。

最近は子供ばかりでなく大人も買うようで、あちこちで機械が設置されているのを見かける。
秋葉原はさすが本場と言え、街のあちこちにガチャガチャの機械がずらっと並んだ空間がある。
それどころか、僕の住んでいる下町でさえ、駅のそばに機械を並べた場所がある。

日本人ばかりでなく、外国人観光客のお土産にもちょうどいい。
空港でも機械が並んでいるのを見かける。
余った現地通貨の小銭を、帰国前に使い切るのには確かにピッタリだ。

というわけで、僕も時々ガチャガチャをやるのである。
さすがに女の子やキャラクターのフィギュアには興味は無い。
僕が買うのは、もっぱらリアルな生き物のフィギュアである。

イモリのフィギュア専門のガチャガチャをみつけた時は驚いた。
僕はイモリの形や動きが大好きなのだが、あれが好きという人が他にもいたのだ。
的を得た造形から、イモリの魅力を十分に分かっていることが伝わってきて、妙に嬉しくなった。
どこの誰かは分からないが、同好の士への共感も、こういったおもちゃの魅力である。

できればツメガエルも出して欲しいな・・・
実物を飼うのは許してもらえないが、リアルなフィギュアがあればそれだけでかなり満足できる。
何て思っていたら、最近アホロートル(ウーパールーパー)のフィギュアをみつけた。
それがまたよく出来ていて、一番いい瞬間を捉えている。
機械の前を通るたびに、つい小銭を見つけて買ってしまう。

際限無く大人買いすることの無いよう、一応最高で3回までに決めている。
3回と言っても1回400円のガチャガチャなので、結構な枚数の小銭が必要になる。
先にコンビニに寄り、お釣りを100円玉で貰ってから行くのだ(笑)

僕としても、さすがに機械の前を占領して、連続して何個も買うのは恥ずかしい。
1個買ってはその場を離れ、周囲の人の眼を気にしながら、さり気なく立ち戻って次を買う。
まあ実際には通行人には、ほとんど気にする人などいない。
それよりライバル視してじっと見つめているのは、案外小さい子供だったりするのだ・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )