カスタマイズ


LEICA X1

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今日は帰りに食事をしてきたので、少し酔っている。
来週が出張なのでその準備があり、しかも月末も重なり、忙しい毎日だ。

そう言えば先日注文したノートパソコンが、出張中に出来上がってくるはずだ。
細かいパーツを指定して、カスタマイズしてもらっている。
結局自分のカードで購入することになった。

13.1インチの液晶搭載で重量は1.2kg程度と、ミニノートよりも軽いくらい。
それでいてスペックは本格的で、64ビットWindows7、Core-i7プロセッサー、第3世代 SSD RAID 256GB、メモリー8GBと下手な家庭用パソコンを凌ぐ。
画面も13.1インチとはいえ、1920×1080ドットのフルHD液晶(AdobeRGBカバー率96%)が付く。

高画質、高性能で軽いノートという、こちらの要求をほぼ満たしている。
価格は大型機なみではあるが・・・
しかしこれで懸案であった、出張先での複雑な画像処理作業が可能になるかもしれず、無駄な時間を過ごさなくて済むようになる。

・・・かどうかは、来てのお楽しみ(笑)
実のところ、以前は壊れやすいパソコンの代表格であったブランドなので、ちょっと心配しているのだが・・・
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反応


LEICA X1

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ドアのスピーカーから流れる番組が、あまり面白くなかったので、つないであるiPodから選曲した。
あまり深く考えず、エルビス・コステロのアルバムを選んだ。
母親とMrs.COLKIDを乗せて、車を走り出した。

しばらく聞いていた母親が、これは誰の曲?と聞いた。
僕は答えなかったが、Mrs.COLKIDが、あの有名な人・・と言って考えている。
「スマイルを歌っている人だと思うけれど・・・」名前が出てこない。
それでも僕は何も言わずに運転していた。

母親がいち早く、曲に反応したのに驚いた。
何か感じるものがあったのだろうか?
しかもMrs.COLKIDも声を知っているようだ。
それほど思い入れの無い僕より、感性が鋭いのかもしれない。

そのうちに、ついにエルビス・コステロという名前が出てきた。
「まあ、黒人の人?」
「いいえ、白人ですよ」

「寝るときに聞くのに良さそうな曲よね」
などと二人で話している。
コステロも、女性陣にかかると形無しだ(笑)
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拡大


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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ベルトの紹介のために、時折腕時計の写真を撮る。
とは言っても、机の上にポンと置いて、マクロレンズで撮るだけだから、大した写真ではない。
機材も会社に置いてある旧型のレンズとボディだ。

時計の本を見ると、まるで絵で描いたような精密な写真が並んでいる。
技術的に独自の発展を遂げている分野であることが窺える。
照明の当て方とか、ボディへの映り込みを防ぐ方法とか、あるいはPhotoshopでの補正とか(笑)・・・いろいろな工夫がなされているのだろう。

その追求に費やす時間はないのだが、実は気楽に写真を撮るだけでも、撮ってはじめて判る真実がある。
文字盤の印字のクオリティである。
時計のランクによって、品質にはっきりと差が出るのだ。
等倍で写せるレンズで撮り、画面いっぱいに引き伸ばすだけで、実によく違いが判る。

老眼で至近距離に弱いため、目で見ただけでは差が判別できなかったが、モニタ上で拡大すると大違い。
安いクオーツなどは、文字の表面がでこぼこしていたり、アウトラインがかすれているものもある。
アクアテラやオーヴァーシーズなどは、さすがにしっかりと印字されており、拡大しても粗が出ない。
写真の恐ろしさと、老眼の恐ろしさを思い知る結果となった(笑)
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表示


LEICA X1

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IEにグーグルの翻訳のツールバーを表示すると、一テンポ遅れて上のほうに表示されるので非常に不快であった。
画面上の項目をクリックしようとすると、その直前にツールバーが表示され、全体が一段下にずれるので、トラップに引っかかったように押す気のなかった項目を押してしまう。
何度も繰り返し同じ罠に引っかかるので、頭にきてツールバーを削除してしまった。

また少し前からグーグルの検索が変で、「戻る」の矢印を押しても、元の検索画面に戻らなくなった。
不便だが、そういう仕様に変更になったのかと思ったら、次には戻ったりする。
ネットで調べたら、同じ現象が出ている人が他にもいるようだ。
とりあえずIE8だったのをIE9に変更してみたが、どうなることやら・・・

ところで他にもいろいろな不具合が出ているようだ。
Google検索で「グーグル」と入力したら、候補に「・・の検索がおかしい」と出てきた。
思わず笑ってしまった。
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リトライ


LEICA X1

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雲が多かったが、気温も程よく、過ごしやすい一日であった。
早速お墓参りに行ってきた(笑)
巣鴨の染井霊園を再訪した。
今回は地番がわかっているので、スムースに発見することが出来た。

お彼岸の最中ということもあり、霊園には大勢の人が訪れていた。
まずはお墓を確認し、一度霊園の入り口に戻って線香を買った。
霊園が広いので、火のついた線香を持って歩くと、火が盛んになりどんどん灰になってしまう。

僕の祖父の、高祖父にあたる人だ。
一応直系ではあるが、家系としては遠く離れている。
お墓はその一族の墓石の集まった、囲まれた敷地の中にあった。
これだけの霊園で、区切られたエリアを持つのだから、かなりの家柄である。

何らかの形で血のつながった人たちだろうと思うので、挨拶代わりに周りの見知らぬお墓にも線香を供えた。
よろしくお見知り置きを・・という意味である(笑)
通りがかった霊園の警備員の方から挨拶された。
一族のものと勘違いされたようだ(笑)

その後銀座に出て、本屋で古地図の復刻版を買おうとした。
以前店頭に並んでいるのを見たからだが、あれは出版社による期間限定のフェアだそうで、常備してはいないという。
家に電話して調べてもらったら、八重洲ブックセンターが充実しているというので、そのまま歩いた。
ちょっと調べたいことがあったのだが、それについてはいつか書く。

その後秋葉原に出て、懸案のノートパソコンを見た。
質の良い液晶画面を持つ小型軽量の高性能Windows機・・というと、バイオのZシリーズの特注モデルしかない。
見積もってもらってから、一度コーヒーを飲みながらどうするか考えたが、結局注文した。
そちらは届いたらレポートする。
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調査


LEICA X1

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古い本を調べているうちに、先日より探していたご先祖様のお墓の場所が特定できた。
ネット上には情報がなかったが、地方都市の図書館が刊行した研究書の中に記述を発見した。
一般にはほとんど出回らない書物で、研究者のために少数発行された本だ。
やっと見つけて地方の古書店より取り寄せた。

その本によると、明治時代に深川の寺院から、その霊園に移設されたらしい。
まあお墓が歩いていなくなってしまうとも思えないので、今でもそこにあるだろう。
近く出かけてみようと思う。



久々に今日の時計ベルト。
もう時計ベルトは買いつくしてしまい、最近はほとんど増えていない。
ベルトばかり、そんなに買ってどうするのかと言われそうだ。
もしかしたら、すでに日本でも有数の時計ベルトコレクターかもしれない(笑)
せめてそれを情報として生かしたいと思い、こうやって公開している。

今日の組み合わせは、目新しいものではない。
以前より保有していた時計と既出のベルトを組み合わせただけだ。
GSXのSMART 222ラインのNo.76に、以前J.C.ペランに特注したベルトを付けてみた。
たまたま付けてみたら、おっと思う組み合わせが出来て、うれしくなってつけて歩いている。
実際これだけベルトがあると、端から順番に組み合わせるだけで、数百通りのオリジナル時計が出来上がるのだ。

当初は時計もベルトも今ひとつ好きになれなくて、使わずに放置していたのであるが、たまたま組み合わせたらしっくりきて、気に入ってしまうのだから面白い(笑)
ちなみにこのペランのベルトの仕様は、グレーヌカーフのチョコレートという革で、糸はNo.452のダークブラウン、裏面にはラバー材を選び、形状はK型。
(もしかしたら、これから頼もうという人には多少なりとも参考になるかもしれないので、一応書いておく・笑)
ペランの場合、裏面ラバーを選んでも糸目がその上に出てしまう。(カミーユフォルネは糸目が出ないのが売りだが、それはミシン縫いの場合のみ)
ラバーは汗対策として確かに有効であるが、汗が染み込まないので内側に水分として溜まってしまう傾向もあり、良し悪しである。

実はペランには他にも頼んであるのだが、先方が夏休みに入ってしまい、一向に出来上がってこない。
というわけで、ペースこそ落ちたがまだ少しずつ増えていきそうだ(笑)
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彼岸の中日


LEICA X1

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出張の準備もあって、午前中は出社して資料を作った。
午後になり、家族と待ち合わせてお墓参りに出かけた。
こういう時節だから、お墓参りはしっかりとやっておきたい。

お彼岸の中日に行くことが出来て、同行した母親も喜んでいた。
しっかりと墓石を磨いて、持ってきた花を供えた。
手を合わせて仕事の報告などをする。

その後、最近亡くなられたお寺のご住職様のご家族に、お悔やみを伝えに本堂に行った。
本堂の仏像に拝んだところ、急に頭の上にグンと重いものが乗ったように感じられた。
これはきっとご住職様が来られているなと思った。

僕は霊感がほとんどないのだが、時折こういうことがある。
以前ウィーン郊外でマーラーの墓参りをした時にも、同じ現象が起こり驚いたことがある。
自分の家のお墓をお参りする時も、多少はジーンとしびれるような感じを受けるのだが、こんなにあからさまなものではない。

そういえば、今は誰も住んでいない古い家にひとりで泊まると、夜中に父親らしき影がベッドの横に立っているのを見ることがある。(それで幽霊屋敷と呼んでいるのだが・・笑)
半分夢の中なのだが、シルエットから父親だなと感じる。
しかし身近な人なので恐怖はなく、ごく自然に、そんなものかと思っていた。
霊感はない方だと思うが、寝ぼけている状態だと見えるのかもしれない(笑)

その後、どこかで夕食をとろうという話になり、結局タクシーで銀座に出た。
家族三人の時は、電車を乗り継ぐ労力を考えると、タクシーを使ったほうが安上がりなことがある。
食事には時間があるのでデパートを覗いたが、女性陣はあれこれと買い物をして散財したようだ。

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通過


LEICA X1

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台風は無事通り過ぎて、近辺には大きな被害は出なかったようだ。
水が出たところもあったが、朝車で通過する頃には引いていた。
会社ではブレーカーが落ちてシャッターが開かなくなったので、内部に水が入ったかと思ったが、錆付いて動きが悪くなり、オーバーロードになっただけであった。

電車が停まってしまった路線があり、渋谷駅などで人が溢れている映像が流れた。
こういう気象が今後も続くとなると、悪天候に弱い路線の沿線は土地が安くなるかもしれない。
横浜などは東京のすぐ隣という印象があったが、実は相当な距離があり、途中川も越えなくてはならない。
震災の時、歩いて帰るのにえらい目に遭ったという人がいた。
災害が多くなると、今までとは別の観点から土地の評価をする必要があるだろう。

今日はK師匠にお会いしたが、師匠は震災の時、ジムニーで利根川の土手におられた。
地震の発生時は、車のタイヤが外れてしまったかと思うほど激しく揺れたという。
目の前の土手が上下に波打ち、巨大な鉄塔がゆさゆさと動き、これはえらいことになったと思ったと言われていた。

僕は工場にいて、確かに大変な揺れであり、何箇所か天井にひびが入ったところもあったが、結果的にはその程度であった。
自宅のほうも、さぞや酷いことになっているだろうと想像したが、実質的な被害はほとんどなかった。
一方近所にある叔父の住んでいたマンションでは、すべての家具が倒壊し滅茶苦茶なことになった。
叔父は少し前に亡くなっていたが、あの部屋の状況を見ると、生きていたとしてもあの地震で命を失ったのではないかと家族が言っている。

建物の強度はそれほど変わらないと思われるので、土地による違いが出るのだろう。
振動のモードも関係しているかもしれない。
土地の良し悪しなんて、普段なかなか調べられないが、皮肉なことに実際の地震が起きたので、いろいろな事がはっきりした。
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雨風


LEICA X1

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猛烈な雨と風の中を帰ってきた。
会社の玄関を出て、自動車のところまで行くのも大変だった。
傘ごと飛ばされそうになるのを押さえながら、必死に座席に滑り込む。
子供の頃なら大喜びかもしれないが、今では体が濡れるのは不快に感じる。

ビュウビュウと風が音を立てながら、雨を地面に撒き散らすのは、台風ならではの降り方だ。
橋の上から溢れそうになった川を横目で見ながら、駅に向かった。
この分では水が出るかもしれない。
明日の朝、道路が通れればいいのだが・・・

突風とともに駅のホームにも雨が吹き込んできて、まともに立っていられない。
大分遅れて入ってきた電車は、強風のためにのろのろと徐行運転であった。
この分ではいつ到着するかわからないと、席でぐっすりと寝込んだが、起きてもまだ到着していなかった。
「安全第一で運行しておりますのでご理解ください」という車内アナウンスが聞こえた。

家に辿り着いて、やっとゆっくりした。
童話の子豚ではないが、コンクリートの家に入ってしまえば外とは別世界だ。
しかし今日は部屋の中にいても風の通過する音が聞こえる。
さすがに台風はいつもと違うと、変な事で感心した。
台風は速度を増しており、ほどなく僕の住んでいる地域は通過していった。
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多忙


LEICA X1

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仕事が急に忙しくなってきた。
今週は日数が少ないのが恨めしい。
時間がないので今日は短かめに・・・

出張を前に新しいミニノートを探していたが、修理中のデルが返って来たので慌てなくてもよくなった。
当初はT社のものを導入する予定であったが、画質が良くないという評価を読んだ。
早速ヨドバシに確認に行ったが、確かにパッとしない。

そこで連休中に、OAのサポート会社の人に連絡を取り、機種を変更したいことを告げた。
現在他の機種を物色中。
欲しい機種を挙げても、そのサポート会社で扱えないものもあり、交渉は難航している。

台風が近づいている。
関東には明日の日中に接近するようだ。
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世は連休


LEICA X1

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午前中は出社して仕事をした。
午後は都内の販売店を視察を兼ねて回ってみた。
これも仕事である。

新宿に行き、池袋、目黒、青山、銀座と、行ったり来たり、かなりの距離を移動した。
電車の便が良くないところもあり、やむなくタクシーも利用した。
連休ということもあり、案外人は出ている。
時計はクラシマとオーヴァーシーズを持っていき、気分によって付け替えた。

午後からは雲が出てきて、帰る頃には風が非常に冷たくなった。
今も窓からは実に気持ちのいい風が入ってくる。
台風の影響だろうか。



ボーム&メルシエのクラシマ・エグゼクティブXLにヒルシュのベルトを付けてみた。
クラシマは端整ないいデザインであるが、先日も書いた通り、現物は重量が軽いため今ひとつ安っぽく感じる。
流行の42mmと大き目なところも、密度感を薄める一因になっているようだ。

しかも何にでも合いそうなシンプルなデザインでありながら、意外にもほとんどのベルトがしっくりこない。
クラシマの中でも装飾の少ない3針式を選んだため、フォーマルな印象が強くなり、許容幅を狭くしているようだ。
いろいろ試してみたが、結局黒のアリゲータしか合わないことがわかってきた。

しかしあまり高価なベルトを付けるのも、何だかちぐはぐに思えて抵抗があった。
かえって本物のアリゲーターではなく、型押しのカーフのほうがバランス的によさそうだ。
ためしにヒルシュのモデナという、型押しとしては上級クラスのベルトを付けてみた。
オーストリアのメーカーで、非常に人気のある商品だという。

これがなかなか合う。
唯一モデナの白いステッチがどうしても気に入らなくて、黒い糸に替えてみた。
・・というのは嘘で、実は油性マジックで糸の表面を黒く塗ってしまったのだ(笑)
(したがって写真はオリジナルのモデナとは違うので注意)
この蛮行(笑)が実に有効で、雰囲気ががらりと変わった。

モデナは型押しカーフのベルトとしては良く出来ており、つや消し仕上げで厚みもあり、それなりに高級感がある。
折り曲げると型押しの模様が消えてしまうような製品もある中、なかなかリアルで作りが丁寧だ。
クラシマと組み合わせると、不思議とバランスがとれて、時計全体の品質が上がったように見えるから不思議だ。
クラシマが、急にお気に入りの一本になってしまった。

問題は夏の汗をかく期間に使用してどうなるかである。
ヒルシュの製品はウォーター・レジスタントが謳われ、水に濡れても硬化しない加工が施されている。
汗をかけば当然内側にはシミが出来るが、それがどのような結果につながるか、現在試験中である。
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探索


LEICA X1

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今日は巣鴨にある染井霊園という墓地に出かけた。
以前も書いたが、自分の先祖に江戸時代の国学者がいるのだが、その墓がどうやらここにあるらしいという情報を得たためだ。
別の寺院からここに移されたらしい。
不確かな情報ではあったが、遠くはないので散歩がてら行ってみた。

ずっと前に、青山霊園で巌頭之感の碑を探してえらい目に遭っているので、今回は最初に事務所に行って尋ねた。
ところが、まったくわからない様子。
墓の管理者の名前がわからないと、探しようがないという。

江戸時代の人物だといったら、それだけで驚いていた。
考えてみたら霊園というのは明治期以降に作られたもので、それ以前の人はお寺に埋葬されているのが普通なのだ。
染井霊園にも有名人のお墓はたくさんあるが、多くは明治以降の人だ。
霊園の地図とパンフレットをいただいたが、著名人のお墓リストの中には当然ない。

仕方ないので歩き回ってみた。
Mrs.COLKIDは、また墓探しかと非常にご立腹だ。
ただでさえ霊魂がうようよいそうな場所を、へとへとになって長時間歩き回るという、あの悪夢が蘇ったようだ。

実際、8ヶ所ある都営霊園のなかではもっとも小さいというが、それでも敷地は6.8万平方メートルあり、墓も5500基あるという(笑)
とてもじゃないが、数時間で見つけられる大きさではない。
その上古いものは3月の地震で崩れかけており、近づくのが危険なものさえあった。

というわけで、しばらく歩いてみたが、残念ながら今回は徒労に終わった。
再調査して出直すことにする。

ところで偶然とはいえビックリ。
下岡蓮杖のお墓があった。(下の写真)
まるで導かれたようだ。
写真の祖といわれる二人のお墓を、相次いでお参りしたことになる。
写真をもっと撮れというお告げだろうか?




それともうひとつ。
高良斎のお墓もあった。(下の写真)
シーボルトに学んだ眼科医で、先日の長崎行きに際しMrs.COLKIDに読ませた「ふぉん・しいほるとの娘」の中でも重要な登場人物だ。
しかもMrs.COLKIDがみつけた。
いきなりお墓の前で立ち止まり、黙って指差した。

ここにあるなんて考えもしなかったので驚いた。
これもまた何かに導かれたような話。
このようにお墓巡りとはなかなか興味深い遊びなのだが、何しろ死屍累々の中を歩くことになるので、影響を受けやすい人にはお勧めしない。

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ミニノート返却


LEICA X1

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長崎からの輸送途中事故に遭い、デルに修理に出していたミニノートが返却された。
すぐに電源を入れて動作をチェックした。
外観も調べたが、ひしゃげたパーツや傷ついたパーツのみが交換されているようだ。
具体的にどこを修理したかは、運送会社が伝票を外したのか、書類が何も無いのでわからなかった。

Mrs.COLKIDのiPad2は、すでに修理が完了して返却されている。
外装と中身を取り替えたという。
それでは全部交換と同じではないか?と思ったが、必ずしもそうではないらしい。
修理費用は本体価格の半額ほどで、ちゃんとアップルから金額を知らせてきた。

全数破壊されたポッペンは、長崎の購入したお店で同等品を揃えてくれたようだ。
それを事故を起こした運送会社が持って来た。
簡単なことだと思うが、けっこう時間がかかった。
自分でじっくり選んだわけではないので、Mrs.COLKIDは色や音が気に入らないようだが仕方がない。

残るは三脚で、これはもう少し時間がかかるようだ。
旧型のジッツォ2型カーボン三脚で、本国から部品を取り寄せているという。
まあ三脚は山のようにあるので、時間がかかっても困るわけではない。

結局補償は破損した物品の修理だけに止まったが、詳しい知り合いに聞いたら、そこまでが運送会社の対処としては限界だろうという。
新品に換えてくれるのかと思ったが、そんなことは出来ないらしい。
理不尽ではあるが、やはり事故に遭っただけ損である。

近く出張があるので、ノートの修理が間に合わないと困ると思い、会社で一台専用に買ってもらう手筈を整えていた。
今までは私物のミニノートで何とかこなしていたが、どうせならもっと高性能なもので、出先で仕事に活用できて、映像のデモなどが可能なものが欲しかった。
いくつかのメーカーから小型で高性能なものが出ているのがわかり、その中から購入する予定。
それについては、いつかまたレポートする。



知り合いのブライトリングを撮影させてもらった。
クロノスペースというプロ向けの製品で、スーパークオーツを搭載している。
スーパークオーツというのは、年差15秒という通常のクオーツの10倍の精度のクオーツで、クオーツの弱点である温度変化による精度劣化を、内部プログラムで補正して精度を上げているらしい。
専用の測定装置でチェックし、精度が基準値以下になったら、補正プログラムを時計に直接インプットするという。

直径は48mmと非常に大きく、ごつい金属の塊という感じ。
大きさにはちゃんと理由があり、飛行中のパイロットの視認性を考えて作られているのだ。
久々に重さで腕が疲れる時計だという(笑)

知り合いはたくさんの機械式時計を持つが、格好だけでなく実用面で優れたものにこだわるタイプで、実際にパイロットが現場で使っているという理由で購入した。
命がけで使用するとなると、精度や堅牢さが重要になり、結局クオーツが選ばれるのだろう。
ブライトリングにはエマージェンシーという救助信号を発信できるモデルもあり、それは資格保有者にしか販売されないという。

この黄色い文字盤のクロノスペースは、今のところ日本に1台しか入っていないようだ。
もう1台は、ニューヨークのブティックに置いてあるという。

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お客さん


LEICA X1

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先日来社したお客さんは、この不況下で起きている事象について教えてくれた。
かつて日本の大多数を占めていた中間所得層が減ってしまい、不況の影響を受けない少数のお金持ちか、お金のない人に分かれてしまったという。
お店にお客が来たとしても、ポンと高価なものを購入する人と、ただ涼みにきただけで何も買わない人に分かれる傾向が出ている。
そこでデパートなどでは、時間の無駄をなくすと同時にターゲットを逃さないために、早い時点でお客を見分ける必要が生じており、何やらそのテクニックもあるのだという。

身なりから判断するとしたら、男性の場合は、きっと足元とか時計とかを見るのだろう。
時計はあまりに種類が多いので、よほど詳しい人ならともかく、普通の店員さんではロレックスやフランク・ミューラーくらいしか判らないような気がする。
オーヴァーシーズなんて、今まで気付いた人はひとりかふたりだ。
いずれにしてもデパートに行くなら、何も買う気はなくても、いい時計をしていけば多少待遇が変わるかもしれない(笑)

今日来たお客さんは、9月26日に起きるかもしれないという地震について、さかんに気にしていた。
エレニン彗星というのが、太陽や地球と一直線に並んだ時に、重力の影響か何かで大地震が引き起こされるという説で、あちこちで噂になっているという。
昨年のチリ大地震も、今年の3月11日の地震も、ぴたりと一致したために騒ぎになっているらしい。
で、次に一致するのが9月26日で、危険なのは日本とカリフォルニアなので、気をつけたほうがいいと忠告してくれた。

まあ忠告はありがたいのだが、気をつけても大した事は出来ない。
ちょうどその日は外国からお客さんがあるので、余計に何も出来ないよと話した。
本当に地震などが起きたら、わざわざ日本に来ているその外国のお客さんは、ずいぶんと不運だなと漠然と思った。
26日となると月末が近いので厄介だなとすぐに思ってしまうのは、仕事に病んでいるのだろうか・・・
それにしてもいろいろなお客さんがくる(笑)
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ワインディング・マシーン


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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アマゾンで、4連のワインディング・マシーンを注文した。
マブチモーター使用(それがワインディング・マシーンの殺し文句だ・笑)でありながら、非常に安かった。
以前2連のものを買ったことを書いたが、所有する機械式時計が増えてきたので、もうひとつ購入した。

ワインディング・マシーンというのは、自動巻きの時計を収納しておくと、くるくると回ってゼンマイを巻いてくれる機械だ。
自動巻きの機械式時計の場合、腕に付けていないと時計が止まってしまう。
複数個の機械式時計を所有すると、全部の時計を常に腕に付けているわけにはいかないので、管理が大変になる。

僕の時計の中では、たとえばアクアテラなどはパワーリザーブが60時間あるので、金曜日の夜に外して月曜日の朝に付けてもちゃんと動いている。
しかし他の多くの時計は、そんなに長くはもたないので、翌々日には止まってしまう。
ワンディング・マシーンは、その使っていない間、時計を動かし続けてくれる機械だ。

しかしこの機械を使った方がいいかどうかは、賛否両論のようだ。
時計が常に現在の時間を維持していれば、確かに便利ではあるが、それが本体の寿命に与える影響がどうであるか・・・
そのあたりの意見が、人それぞれなのだ。

常識で考えれば、時計を作動させれば部品は磨耗するに決まっているから、止めておいた方が無難なはずだ。
内部の油を硬化させないために、時計を動かしておきたいという意見もあるが、かといってずっと動かしっぱなしにする必要はないだろう。

ただ時計が停止してしまった場合、時刻を合わせたりゼンマイを巻くために竜頭を回転させるが、この動作が時計にダメージを与える可能性はある。
竜頭を回す機会を少しでも減らすために、ワインディング・マシーンを使うという考え方は一理ある。
時計師の方が、竜頭を回さずに時計を振って、ゼンマイを巻いているのを見たことがある。

神経質な時計であるヴァシュロンなどは、なるべくなら竜頭を回すことをしたくない。
そっと引っ張りギアが入ったか確かめながら、恐る恐る回転さなければならない。
その回数を減らせるなら、ワインディング・マシーンで止めないで動かしておくことも有効に思える。

またムーンフェイズなどの機構を備えた複雑時計の場合は、時計を合わせるのにそれなりの手間がかかり、結果的に竜頭を酷使することになる。
その場合も、ワインディング・マシーンで(ある程度)現在時刻に合わせておくのは有効かもしれない。

多分ワインディング・マシーンに乗せる対象の時計は、最初に選別する必要があるのだろう。
当然部品はどんどん磨耗するから、定期的に数万円かけて時計をオーバーホールしなければならい。(これが大変だ!)

まあ時計にいいかどうかはともかく、単にあのくるくる回るのが面白くて買っている人も多いのではないか。
今も届いたマシーンを箱から出して電源を入れてみたが、合計6個の時計がぐるぐる回る様は、滑稽を通り越して異様にさえ見える(笑)
このような泥沼に陥らないためにも、機械式時計はなるべく1個か2個、本当に気に入ったものだけを買う事をお勧めする。
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