年末


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

いつもの山奥への旅行に来ている。
途中アウトレットに寄ったが、特に買うものはなかった。
雪は大したことなかったが、夕刻になって少し強めに降った。

今年最後の更新になる。
ではよいお年を・・・
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

パズル


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

日中は会社で仕事。
そのまま車で自宅まで帰った。
年末年始の旅行に行く準備だ。

車のトランクに荷物を積み込んだ。
4人分・・・
なかなか入らない。

1シリーズのボディは、4人で旅行に行くには少し小さい。
シートの広さは十分であるが、荷物を入れるスペースは程ほどである。
ホイールベースが短ければ、走りは楽しくなるが、車体が小さい分、荷室も狭くなる。
こういう時は、やはりフルサイズのツーリングワゴンが欲しくなる。

女性陣が、これを積んで欲しいと、四角いスーツケースやダンボール箱を持ってきた。
それ以外にも、お菓子の入った手提げとか、ホテルへのお土産の包みとか・・・
あまり考えずに、順番に積んでいくと、かなり積み残しが出る。

やむなく、一度すべて出した。
まずは普段から積んでいる無駄なものを降ろすことにした。
傘、予備の三脚、悪路用ブーツ・・・
チェーンは箱から出して、袋に入れて隅に押し込んだ。

スーツケースや段ボール箱は、縦にしたり、横にしたり・・・
パズルをやっているみたいだ。
入れる順番も重要で、それによって同じ量なのに積みきれなくなる。

何とか全部詰め込んで、トランクリッドを閉めた。
フーッと一息ついたが、僕の荷物を入れたリュックが、まだであることに気付いた。
仕方ないので、それはシートの中央に置いてもらうことにした。
これで向こうでお土産どんどん買われたら、どうなることやら・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

無重力


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

日本時間で2015年の1月5日午前2時47分に、地球上で無重力状態が味わえる可能性がある。
・・そういう、ホンマかいな、という話が、ネット上で拡散している。
地球、木星、冥王星が直線上に並び、惑星直列の影響で一時的に地球の重力が軽減され、部分的に無重力状態が生まれるのだという。
5分間ほど続くらしいが、その間にジャンプすると、通常は0.2秒ほどで落下するものが、最長3秒くらい浮いている可能性があるという。

えらい事だと思うが、それにしては本当に直前の、それも随分簡単な発表である。
NASAによる発表だというが、真偽の程は定かではない。
仮に本当だとして、この機会を何かの役に立てることが出来るのだろうか。
その瞬間に、体重を量ると軽くなるとか、空に向かって銃を撃つと弾がどこまでも飛んでいくとか、くだらない事しか思いつかない。



オールデン#14711チャッカブーツ。
素材はフレンチ・カーフ、ソールはマイクロ・セルラー・ソール。
バリーラスト、サイズは7.5D。

米国の靴店より購入。
インソールにはメーカー名と並んで「ブーツメーカー・エディション」と印字されており、お店のオリジナル品であると謳われている。
限定品のため数が限られており、注文後はこのサイズは品切れになった。
もう入荷の予定は無いと表示されたが、調べたところ、過去に日本に少数入っているようだ。

ショップの写真で見た瞬間に、何かピンとくるものがあり、ずっと欲しいと思っていた靴である。
既にオールデンはけっこう持っているので、最後に買うならこれにしようと考えていた。
ついに注文に踏み切ったわけだが、実はそう簡単にはいかなかった。

ご存知の通り、オールデンの製品は日本には直接販売してくれない。
いつもは転送サービスを利用するが、今回はショップへの送金方法も閉ざされており、ちょっと困った。
結局、購入代行サービスというのを利用して仕入れたが、その顛末は別の機会に書こうと思う。

写真映りのいい靴だが、実物もスマートでカッコいい。
素材は少しシボの入ったフレンチ・カーフで、肌触りのいい、とてもしなやかなもの。
多分、以前ここで紹介したバーニーズ・ニューヨーク別注のウイングチップに使われているものと、同じ革だと思う。
ウエルト部分を、明るさを抑えたブラウンにすることで、上品さを保った大人っぽいツートンに仕上げてある。

ソールは全面に細かい格子の入った黒のマイクロ・セルラー・ソールで、全体が非常に軽く作られている。
少し見えるライトグレーのインナー(オールデンは黒いアッパーの靴で時折この組み合わせを選ぶ)も効いていて、モノトーン調の落ち着いた雰囲気が演出されている。
なかなか素敵なチャッカブーツだ。



僕の場合、ワイズDのバリーラストなら7Hがベストなので、注文時にサイズで悩む必要は無い。
チャッカブーツということで、最初の足入れ感や、紐を締めた時の感触は、いつもの短靴やブーツとは違う。
しかし少し歩いたら、サイズ感に関しては、通常の7Hのバリーラストと、大きくは変わらなくなった。

最初は少し幅方向が押さえられるが、次第に緩和され、そのうち気にならなくなる。
前後方向は少し緩めであるが、まあ実用の範囲。
結局、僕の足とワイズDのバリーラストのフィッティングは、これが限界なのだろう。
完璧とは言えないが、特別不快にも感じないので、よしとするしかない。

2アイレットのチャッカブーツというレイアウトと、素材のしなやかなフレンチカーフの相乗効果で、非常にソフトな履き心地を実現している。
さらにはマイクロ・セルラー・ソールの柔らかさも効いており、曲げた時に抵抗がほとんど感じられない。
柔らかく、そして軽いという、いつものオールデンとは一味違う靴に仕上がっている。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

今年最後の日曜日


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

午前中は家でのんびり過ごした。
すると、どういうわけか、次々に荷物が届く。
一部は海外からで、クリスマスで滞っていた輸送が、一気に動き出したためのようだ。

暮れも押し詰まって、突然新しい靴だらけになってしまった。
また古いのを処分しなければ・・・
荷物のひとつは、大阪の知り合いからから届いた「大人のポッキー」だった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

年末の週末


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

午前中は出社。
新しい商品のパッケージを考えた。
デザイナーから送られた案を印刷し、商品を袋に詰めたりしてみた。

そんな中、長くかかったが、海外から荷物が届いた。
クリスマスまで輸送が停滞していたが、以降は急にスムースに動き出した。
荷物の追跡画面も、急に更新されるようになった。
実はもうひとつ輸送中のものがあって、それも近く届きそうだ。

午後は一度家に戻り、それからタクシーで墓参りに行った。
一年の報告である。
これを忘れてはいけない。
お寺は静かであったが、他にも数組の家族が来ていた。
同じことを考えてのことだろう。



レッドウイングの1907。
甲革はカッパー・ラフ&タフというヴィンテージ加工を施したオイルレザー。
ソールはトラクション・トレッド。
サイズは7-1/2D。

実はB品である。
何らかの理由ではじかれた製品だ。
アメ横で非常に安く売っているのをみつけて、思わず買ってしまった。
前からこのモデルが欲しいと思っていたのだ。

よく見ると、かかとの内側部分に引っ掛けたような傷があった。
どこかで落として、ゴツッと硬いものにぶつけたのだろう。
5ミリくらい、表面の革がめくれている。

まあ確かにこれでは通常品としては売れないだろうが、どうせ一回使えば傷だらけになるし、気にしないことにした。
そもそも最初からエージングの進んだ雰囲気を、意図的に表現してある革である。
あちこち傷だらけなのだから、少々ぶつけた痕跡があっても目立たない。
めくれた部分は、指でゴシゴシ擦って戻しておいた(笑)

価格が安かったので、本物かどうかも気になったのだが、お店はレッドウイングの正規代理店で、間違いなく本物だから安心してくれという。
正規でB品を扱うお店はあまりないそうだが、何分アメリカ製ということで、どうしてもこういうのが出てしまうのだろう。
僕のサイズを言うと、奥からあっさり出してきたので、けっこうB品の在庫が揃っているようだ(笑)

B品の証として、タンの部分にパンチで小さな穴が開けられている。
これは少々がっかりであるが、仕方あるまい。
またノーマル品に付属している皮製の靴紐もつけられていなかった。
このブラウンの靴紐も、よく合っていて不満は無い。

レッドウイングの新品というのは、何ともカッコ悪いものだ。
ピカピカに新しいと、まるで新入生みたいに見えてしまうのだ。
そのため以前紹介したオロラセットの404も、何とか貫禄をつけようと、何度もミンクオイルを与えたりしている。
あちらは最近やっと色が落ち着いてきた。

その点この1907は、最初から使い古したように見えて、なかなかいい。
白いソールの部分が、妙に新しく見えてしまうのが気になったが、いざ履いてみると、それほど目立たないことがわかった。
黒いものに交換しようかと考えていたが、その必要はなさそうだ。

履いて歩いてみると、少しサイズが小さいことに気づいた。
幅が狭いばかりでなく、前後も窮屈で、踵に圧迫感がある。
靴擦れにならないように、気をつけながら恐る々々歩いた。
早く革を伸ばしてしまおうと、意識してしゃがんだりして、靴に圧力をかけている。
ヴィンテージ加工されているので、少々痛めつけてシワをつけても、気にならないのがいい(笑)

何度か人から褒められたので、見た目もなかなかいいようだ。
レッドウイングとしての王道から外れているかもしれないが、特別だわりがないなら、最初から人工的にヴィンテージ感をつけたこのモデルは、いい選択かもしれない。
そもそもレッドウイング自体が高級品というわけではないので、あえて安いB品を選んで荒っぽく履くのも面白い。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

インソール


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

靴に興味を持ち始めた当初は、緩めに履くのが好きであった。
履いた時に、なるべく足にストレスのかからないサイズを選んだ。
しかし、当然のことながら、いろいろ買っていくうちに、靴の正しい履き方・・というのを覚えた。
緩く履くのは不正解で、踵をしっかりホールドして、全体にもキュッと締め付けられるくらいがいいことがわかってきた。

その結果、初めの頃買った靴の多くは、サイズが適正であるとは言えなくなってしまった。
グッドイヤーウエルトの本格的な靴が多くなり、しばらく使うとコルクが沈むのも一因になっている。
紐を締めると、羽根が完全に閉じてしまう靴もある。
今となっては、外観上羽根が閉じてしまうのが許せなくて、そういう靴は履くのが嫌になってしまった。

以前買った靴も何とか履きたいと思い、靴下に厚手のものを使用したり、インソールを入れたりして調整している。
インソールはいろいろな種類が出ているので、靴屋に行くたびに買ってみるが、気に入るものがほとんどない。
実際インソールを入れることで、フィッティングの問題が解決することは滅多にない。
底に一枚入れて厚みを増せば解決という、それほど単純な問題ではないのだろう。

まず問題になるのは、踵の部分である。
ここがに厚みがあって、皿状になった立体的な構造で、踵をしっかりホールドすると謳ったインソールがけっこうある。
しかし、厚みのせいで踵の位置が上がってしまい、本来の靴の設計の位置からずれて、履いた時の感触が大きく変わってしまう。
踵を覆うはずの革の面積が少なくなり、走行が不安定になるのだ。

踵の位置が上がることで、足に前のめりに角度がつくのも、違和感の原因になっているようだ。
重心が高くなり、特にごついアウトソールを付けたブーツの場合など、歩いていて不安さえ感じる。
しばらく我慢して使ってみるが、やはり駄目だと外してしまうことが多い。

インソールの表面の仕上げも、履き心地に影響している。
多くのインソールは通気性のいい特殊な材質を使っているが、これが何とも不快な場合がある。
ザラザラした硬めの感触のものがあり、確かにさらりとはしているが、履いていて気持ちがよくない。

よく売れているという、本皮製のインソールもある。
これはなぜか革の表面が滑り、歩くと足が動いて不安定になる。
靴底と同じ材質にすれば、それでいいのではないかとも思うのだが、そういうものでもないのだろうか。

本来はインソール無しでフィットするのが理想なのだ。
中敷を入れて使うのは、どうしても当初の想定から外れている。
フィッティングはかなりデリケートなものなので、足に合っていない靴は、そう簡単には調整が出来ない。
やはり靴というものは、少々高くてもお店で実際に履いて確かめる必要のあるグッズなのだ。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

異変の季節


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

年末年始というのは、いろいろ異変が起きやすい時期である。
特に会社を経営しているとそうだ。
子供の頃から、トラブルに何度か巻き込まれたが、特にこの季節は危ない。

小学生の時であるが、正月休みを利用しての北海道旅行の最中、旅行先に電話がかかってきたことがある。
父親が北海道出身だったので、年末は北海道で過ごすことが多かったのだ。
確かニセコのロッジにいたと思うが、そこに電話が追いかけてきた。

もちろん得意先に異変が起きたという知らせであった。
子供の目で見ても、皆の顔色が変わったのがわかった。
のんびり旅行などしていられず、急遽帰宅の便を探すことになった。

高校生の時は、受験があったため、家でひとりで留守番をしていた。
両親は京都に旅行に行っていた。
そこに知らない人から電話がかかってきた。

急遽僕の父親に会いたいという。
旅行中であることを告げると、帰宅予定の日に合わせて、何といきなり自宅にやってきた。
硬い表情の男性がふたりであった。
まだ帰っていないと言ったが、では待たせてもらうというので、仕方なく応接間に通した。

今であったら、見知らぬ人物を家に上げるなんて、危険な行為に思われるかもしれないが、当時はそういうタイプの犯罪は少なかった。
二人の男性は、煙草を吸いながら、何時間も椅子に座って待っていた。
僕は途方に暮れたが、とりあえずお茶など出した。

連絡を受けて慌てて両親が帰ってきた。
携帯電話などない時代で、たまたま途中から電話をしてきたので、お客が来ていることを知らせたのだ。

二人は得意先の中堅社員で、社長が姿をくらましてしまい、行方がわからないという。
社長が逃げ込みそうな場所を、どこか知らないかという。
さらには、今後会社をどうしたらいいかという、深刻な内容の話し合いが何時間も続いた。

トラブルを何度も経験しているので、銀行が営業しているうちは、年末も会社に出て待機するようにしている。
銀行が閉まる30日の15時を待って、会社も閉める。
そういう生活に慣れてしまった。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

干し柿


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

昨日から田舎の食べ物三昧だ。
何しろ新鮮なので、三食同じでも飽きない。
野菜がパリッと立っている。
デザートまで義母の作った干し柿だ。
今年は柿が不作だと言っていたが、十分に肉厚で美味しい。
田舎は、住むと僕などすぐに飽きてしまうが、食べ物は本当に飽きない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

恒例の行事


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

とりたての作物を満載して、義父と義兄が那須より来た。
毎年恒例の年末の行事である。
昨年も同じく天皇誕生日であった。
お米、里芋、白菜、大根、長ネギ、漬物、干し柿・・・
海苔の入ったうるち餅も美味しい。

いただいたものを、今日中に分けて、こちら側の親戚に送る。
東京は美味しいものが多いが、さすがにここまで新鮮なものを食べる機会は少ないので、非常に喜ぶのだ。
増してや、特別に手をかけて、身内用に作った作物である。
滅多に食べられるものではない。

ふたりが帰った後で、戦いが始まる。
母親とMrs.COLKIDで、何時間かかけて、作物を分けて梱包した。
大きくて重いダンボール箱がいくつか出来た。
それを何とか車に積み込んで、宅急便の事業所まで運んだ。

休日の一日が、そうして終わった。
けっこうな重労働であった。
今年もあと一週間である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

処分


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

相変わらず新しい靴が入ってくるが、実は増え続けている訳ではない。
履かなくなった靴は、中古靴を扱う知人に頼んで、全部処分してしまった。

靴は意外に場所をとるので、狭い僕の部屋ではとても置ききれない。
またごく一部を除いて、コレクションとして取って置くほど価値のあるものでもない。
履かないと判断したものは、二束三文でもいいからと、どんどん持っていってもらった。

自分としては、こと靴に関してはコレクションという意識は薄く、あくまで実用品だと思っている。
靴そのものより、それぞれの業界のもの作りに携わる人たちと話して、得られた情報に大きな価値があった・・とつくづく感じている。



ダナー・ライト・カラーレーション。
サイズは8.5EE。

以前よりダナー・ライト系のブーツが一足欲しかった。
時折ABCマートに寄って、どれにしようかと悩んでいたが、棚に置いてあったこの派手な配色のモデルが目に留まった。
種類の多いダナーのブーツの中でも、ひとつだけ飛びぬけた存在になっている。

スムースレザー、オイルレザー、スエード、ヌバックといった様々な種類の革の集合体である。
明るめの赤がライン状に入るところが効いている。
内側は例の袋状のゴアテックスのようだが、その表示は無い。
モデルによっては、ゴアテックスを使っていても、表示できないものがあるらしい。

他のモデルとは一味違う、少し不真面目なところが気に入った(笑)
多くの色を使っている割に、組み合わせがいいのか、比較的品がよく、破綻していない。
これなら普段履くことも可能・・かな?

ところが、時すでに遅しで、僕の足に合うサイズが無かった。
このモデルを置いているすべての店舗での在庫を調べてもらったが、25.5に相当するサイズ7.5はおろか、サイズ8もすでに売切れてしまったという。
限定モデルで、最初から少数しか入荷しなかったようだ。
恐らく二度と入らないだろうという。

残っているサイズのうち、一番近い大きさは8.5だというが、さすがに僕の足には大き過ぎる。
試着してみると、幅は案外悪くないのだが、長さ方向は明らかに緩い。
そこでインソールを入れてみることにした。
ダナーは別売りインソールも出していて、その履き心地が快適なため、入れることを前提に1サイズ大きいモデルを買う人もいるという。

まずはオリジナルのダナー製インソールを入れて履いてみた。
最初は意外に悪くないかと思ったが、数分経つと緩い感じが出てきた。
少し歩き回ると、内部が落ち着くのか、感触が変わってくる。
特に内側にクッション材の入ったダナー・ライトの場合、グレーゾーンが大きくてすぐには判りづらい。

次にペダックというグリーンのインソールを入れたところ、程よくきつめになった。
しばらくうろうろしてみたが、踵の緩みもそれほど感じない。
これなら、何とかいけそうである。

本来なら7.5がジャストだと思うので、試しにダナー・ライトの別のモデルのサイズ7.5を履かせてもらった。
・・・確かに7.5の方がしっくりくる。
これが正しいサイズである。
こちらも欲しくなった(笑)

しかし8.5+インソールも、まあ使えないというほどではない。
いずれにしても、サイズは8.5しかないのだし、今後2度と手に入らないのだから、贅沢は言っていられない。
やむなく8.5を購入することにした。

気になったのは、サイズの合っていない靴が、足元でやけに大きく見えてしまうのではないか、ということだ。
片足だけ適正サイズの7.5のダナーライトを履いて、2種類を揃えてみたり、鏡に映したりして、比べてみた。
7.5が華奢に見えるほど、8.5はドーンと迫力が出てしまう。
特別タイトなジーンズでも履かない限り大丈夫ですよと、店員さんからは言われたが・・・


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

更新


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

今日はクラス会で遅くなるので、先に更新しておく。

午前中は、免許の書き換えに、試験場に行ってきた。
11時少し前に行ったら、意外に空いていた。
朝一番で行くと、かえって混んで並ぶことになる。

講習区分は「優良」でゴールド免許に「戻った」(笑)
歳とともに、飛ばすことが少なくなったからであろう。
車にレーダーを付けているのも大きく、実際何度か助けられている。

会場では、手続き後お金を払って、目の検査をして、写真を撮って、30分の講習を聞くだけ。
講習が終わると、ほどなく新しい免許が出来上がる。
トータルで1時間半くらいだろうか。
何だか物足りないくらいだった。

お土産にピーポ君でも買おうかと思ったが、また怒られると思いやめた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

革の品質


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

やっぱり忙しい。
今日、明日、明後日、明々後日と、スケジュールが一杯である。
分刻みの年末だ。

そんな中、某靴メーカーのオーナーから聞いた話。
(何でそんな時間があるのか・笑)

最近米国をはじめ、世界レベルで革の品質が大幅に落ちているらしい。
製品として出せないほどで、入荷した原皮をチェックしたところ、数十枚見て、1、2枚しか使えるものが無かったという。
そういう状態が1年ほど続いており、これから革製品の品質がどんどん落ちていくだろうという話であった。

製品を作りたくても、材料が手に入らないのだ。
生産は滞り、以前作ったものの在庫も、どんどん減っていく。
それは困るだろう。
こんな革を使ったら、あそこも落ちたものだという評判が立ってしまうと、真剣に悩まれている様子だった。

ここ数年で購入した靴も、今後は貴重なものになるかもしれない。
いい革がお金を出しても買えなくなるのだ。
やはり買うのは今しかない・・という事になる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

地下


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

年末が近付いて、ものの輸送が滞るようになってきた。
毎年のことであるが、この時期になると、配送便が簡単には手配できなくなってくる。
そんなに急激に日本中でものが動くわけでもないと思うのだが・・・

今年は、その忙しいタイミングで大雪が降ってしまった。
これで一部地域の輸送は麻痺状態になった。
その上、被害にあった地方では、人が外出を控えるため、ものも売れなくなってしまった。
大きな損害である。

インターネットがいかに生活に密着してきたとしても、物の輸送という物理的な作業だけは、どうしても残ってしまう。
社会のデジタル化が進む中で、極めてアナログ的な要素といえるだろう。
輸送を制するものが、次の時代を制するともいえるかもしれない。
各社それを見越して、独自の輸送ネットワークの構築に力を入れているはずだ。

そこでふと思ったのだが、輸送専用の通路を、地下に作ってしまってはどうだろう。
日本全土を地下トンネルのネットワークでつないでしまうのだ。
その中を常時輸送の車両を走らせる。
それは電気自動車かもしれないし、レール上を走る貨車かもしれない。
大きい必要は無く、幅1.8m程度にサイズを限定してもいい。
それならトンネルも掘りやすいだろう。

そうして北海道から九州まで、全国規模の輸送ネットワークを作るのだ。
地上や空は、天候の影響を受けるが、地下であれば安定した運行が可能であろう。
人間が乗るわけではないから、外の景色を見る必要も無い。
荷物の輸送に地下のルートをとるのは、理に適っているのだ。

自動作業で目的地毎に仕分けられた荷物は、無人で車両に積み込まれる。
人が寝静まった夜中も、勝手に動いて運んでいってくれる。
地上では、人間様だけが景色を楽しみながら優雅に移動すればいいのだ。
輸送用の遅い車が地上から消えれば、渋滞も緩和される。

日本は国土が狭いが故に、世界の中でも特殊な環境の国だという。
アメリカや中国では、国全体を統一するのは大変であろうが、日本ではそれが可能である。
全国規模の統一ネットワークも、比較的容易に作れるのではないか。
技術的にもそれほど難しくないだろう。
今から始めると宣言すれば、10年後くらいには実現してしまうのではないだろうか。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

混乱?


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

年末ということで、やけに忙しくなっている。
毎年のように書いているが、師走とはよく言ったものである。
もっとも注文がそれほど来ているわけではなく、年末年始の休み前の準備・・と言った方がよさそうだ。
慌しく感じるのは、2014年がもうすぐ終わってしまうという、心理的なものもありそうだ。

ところで、個人的に米国に二つほど発注しているのだが、なぜかそちらは停止状態に陥っている。
ひとつはいつもの転送サービスを利用し、もうひとつは輸入代行サービスというのを使ってみた。
発注してからけっこう時間が経っているが、どちらも販売元からは荷物が発送済みにもかかわらず、中継地点である転送サービス会社の倉庫に到着しない。
一体どうなっているのか・・と思うほど、時間がかかっている。
この分では年内に着くかどうか、微妙になってきた。
あちらもこの時期は、クリスマス前ということで、輸送が混乱しているのだろうか・・・
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

店頭にて


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

靴のお店を回るうちに、業界の何人かの人たちと知り合いになった。
時折お店に顔を出し、いろいろと話を聞き、情報交換をしている。
他業種ではあるが、参考になる意見が多く得られる。
多くは個人経営のお店のオーナーだが、中には大型のチェーン店や量販店の店員さんもいる。

基本的には、欲しい目的のものがあって、お店に出向いている。
そこでお店の人と、話が合って、つい話し込んでしまうのだ。
相手が同世代の場合はもちろん、若い人の場合も、同じ靴好きなので、面白い話を聞くことが出来る。

さすがに1時間も話して、そのまま何も買わずに帰るわけにもいかない(笑)
それなりの価格のものであるし、いくつも買うわけにもいかないので、買うと言っても限度はある。
しかしお礼の気持ちも込めて、なるべく目的のものを購入するようにしている。

ところで、いつも不思議に感じていることであるが、僕がお店にいる間、ものが売れるということが、ほとんどないのだ。
都内の一等地にこれだけの店舗を構えていて、これで成り立つのだろうかと心配になる。
かなりの時間滞在していて、自分が買った以外に、1足も売れないことも多い。

お客さんが来た時は、邪魔になると思い、話すのは止めて、お店の隅のほうで商品など見て過ごす。
自然とお客さんとのやり取りが聞こえてくる。
男性がひとりで来る場合は、購入することは少ないようだ。
散々試着しておいて、結局買わずに店を出て行く。
カップルで来る場合は、プレゼントをふたりで見に来ている場合があり、買っていくこともある。

なぜ買わないか。
理由は想像される通りで、多くの場合、ネットで買うことが前提で見に来ているからである。
靴は実際に試着する必要のある商品の代表格であり、実物を一度も試着せずに、ネットの画像だけで注文するのは危険である。
試着してみて、自分の足に合うサイズを覚えて帰り、家でパソコンから安いショップに注文するのだ。

ピッタリ合っていても、ウーン、少し緩いかな・・とか、ここが当たる・・とか、あらぬいちゃもんをつける。
「今日は買わない」理由を、下手な演技で相手に伝えようとしているのだ(笑)
そこまで厚顔ではない人は、ちょっと検討してみます・・と、気まずそうに言う。

お店を、単なるショールームとして利用しているのだ。
どこの靴店でも、そのセリフの意味は理解していて、店員さんが、ちぇっ、またネット系の客か・・という表情になる。
その瞬間、店内に白けた空気が流れる(笑)

そういうやり取りが、何度と無く行われるのを見た。
お店にとっては「悪質なネット客」ばかりが、次から次へとやってくる・・ということになる。
しかし、ネットのほうがかなり安いのは確かなので、この流れが元に戻ることは考えづらい。
他では手に入らない、よほど特殊なものでも扱わない限り、これからの時代、販売店が生きていくのは難しいだろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ