胸元


D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF

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ジャクソン5のひとりであったマイケル・ジャクソンの名前を初めて知ったのは、映画「続・ウィラード」のテーマ曲であるベンのテーマのEP盤を買った時だった。
小学生か中学生だったと思う。
マイケル・ジャクソンという子供が歌っている・・ということが解説に書いてあった。
これほどのスーパー・スターのアルバムを、他に持っていないのだから、僕も変っているかもしれない。

マイケルが病院に搬送されたという速報を聞いたのは、金曜日の朝のめざましテレビで6時45分頃だったと思う。
そのまま家を出て、30分後に車のラジオのスイッチを入れた時には、ジョン・カビラ氏がいつになく抑えた声で、マイケル・ジャクソンの追悼の放送をしていた。

他局はまだ死亡とは明言していなかったので、ずいぶんと気が早いと思ったが、独自の情報網でも持っていて確信があったのかもしれない。
死亡情報を誤って流しでもしたら、特に訴訟問題でもめていた人だから大変であったろう。

ところでこのニュースでファラ・フォーセットが亡くなった話がかすんでしまった。
ファラ・フォーセットの大ファンだったわけではないが、あの胸元を大きく開けた写真は、当時は日常的にあちこちで見ていた。

JBLが1980年代初頭に44シリーズという変わったスピーカーを出した。
あのバイラジアルホーンの特異な姿は、当時のオーディオファイルを驚かし、はじめて見た時には誰もが思わず失笑した。
お尻スピーカーなどという酷いあだ名をつける人もいた。
しかも思いのほか音がよく、アンチJBL派も「お尻だけは別」と言っていた。

僕も最初にあのスピーカーを見た時は思わず笑ってしまったが、ファラ・フォーセットの胸元みたいだな・・と密かに思った。
僕にとってJBL4430は初めて納得のいく音のJBLでもあった。
実は今でも欲しいスピーカーのひとつである。
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経過報告


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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夜、秋葉原から帰宅すると、パナソニックのAVアンプとパイオニアのマルチディスクプレイヤーが届いていた。
部屋を片付けている最中に新しい箱が持ち込まれたので、当然Mrs.COLKIDから怒られた(笑)
共に金額は嘘みたいに安く、以前オーディオにかけていた額から比べると、一桁から二桁違う。
それで音がいいのだから恐れ入る。

しばらく聞いていてわかってきたのだが、デジタルという言葉からイメージするものと反対の現象が起きている。
ストレスを感じないのだ。
音を聞いていて、素直に耳に入ってくるので、いつの間にか音楽そのものに没頭している。
演奏技術の細部がわかるので、演奏の良し悪しが気になるようになってきた(笑)
こんなことは何年ぶりだろう。

結局ユニットが波形そのままに動くような音なので、一瞬一瞬の音に達成感があり、ストレスを感じさせないのだろう。
極めてオーディオ的な快感があるのに、同時に音楽的なのだ。
今まではスピーカーが渋った動きのロスが、知らぬ間にストレスとして蓄積されていたのかもしれない。

もうひとつ、普通のCDの音がいいのも特徴だ。
オーバーサンプリングされてフルデジタル再生されるので、今までとは違う音になる。
鼻が詰まったような頭打ち感が払拭されるのだ。
そのため二度と聞くことはないと思っていた古いCDを、棚から出しては次々に再生している。

この状態がずっと続くなら幸せであるが、何分あとで意見を変える僕のことなので、果たしてどうなることやら・・・(笑)
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アキバでお買い物


D3X + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED

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久しぶりにオーディオに力を入れている。
(当然その分カメラに回すエネルギーは薄れている・笑)
というのも、長年格闘し、もう手放そうと決めていたイタリア製スピーカーのエクストリーマが、ひょんな事で急に生き生きと鳴り始めたからである。

アンプにあれほど投資しても納得のいく音で鳴らなかったスピーカーが、デジタルアンプという技術革新で、しかもヤフオクで2万円程度で落札した安物の中古AVアンプで朗々と鳴り出した。
これは革新というより混乱に近い(笑)
予想していなかった訳ではないのだが、それでも長年の苦労は一体何だったの・・と言いたくなる。

まあいい、おかげでオーディオへの熱が再燃した。
そもそも音に納得がいかなかったからオーディオをやる気が失せていたわけで、今のワクワクするような躍動的な音を聞かされれば、当然意欲も復活する。
早速新しいデジタルアンプ(と言っても安いものだが)を一台注文した。
また秋葉原に行っていくつか小物を買ってきた。

欲しかったものはヨドバシアキバでほとんど揃ってしまう。
ヨドバシは夜遅くまで営業しているので、あわてて買わずに秋葉原の電気街の方にも足を延ばしてみた。

久しぶりにガード下のラジオセンターやラジオデパートの中をぶらついてみたが、嬉しいことにあの頃の店の多くが健在で、雰囲気も昔のままであった。
地震が起きたらどうなるだろう・・と思うように商品を積み上げた、狭くて埃っぽい店舗も多く、その中からおじさんやおばさんが顔を出している。
時代とともに変化していく秋葉原の中で、果たしてそれほどの需要があるのかと心配になるが、変わらないところは変わらないらしい。

結局アキバでも揃わなかった小物もあり、それはネットで注文した。
昔取った杵柄で、ノイズレストランスやスーパーツィーターなど部屋にゴロゴロしているものも多い。
それらをかき集めてひとつずつ試してみる。

実はまだデジタルには半信半疑の状態で、もっと長い時間をかけて聞いてみなければと思っている。
久しぶりにSACDのソフトも何枚か買ってきた。
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気付いたら朝


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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はっと気付いたら外が明るい。
もう起きる時間だ・・と思ったが、はて夕べ寝るまでの記憶が無い。

テレビで「たそがれ清兵衛」を見ているうちに面白くなって最後まで見てしまい、疲れたのでベッドに横になって・・・それで朝までぐっすり・・・一回も起きなかった(汗)
あらら・・・
あわててシャワーを浴びた。

少し夜更かしするつもりだったが、むしろぐっすり寝てしまったので、いつもより元気だ(笑)
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表現


D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF

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実は今回、絞りの連動するニコンのシフトレンズの方が使いやすくて、ツァイスではあまり撮っていない。
家に帰ってからモニタで確認してツァイスの良さも知ったが、リアの液晶ではニコンの濃厚さの方が面白く見えた。
本当ならボツにするところであるが、数少ない作例であるので比較のために挙げておく(笑)
やはり表現にかなりの違いがあり、出来れば両方持っていたい・・とも思うが、それは皆さんで判断していただきたい(笑)
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比較


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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日光では主にニコンのシフトレンズとツァイスのディスタゴン21mmを試してみたが、それぞれの特徴がわかった。
個人的には各レンズに次のような感想を持った。

ツァイス・ディスタゴン21mmF2.8は、誇張感のないさっぱりとした画質で解像度が非常に高い。
画像の隅々まで解像し、精密な水彩画のようである。
それでいて描写は自然で、頭が記憶しているその場の印象に近い表現をする。

一方ニコンのPC-Eは、対照的に油彩のように濃厚に発色する。
最新設計のレンズらしく、特に24mmの解像度は非常に高い。
コントラストが強めであることと、ピントリングの回転の比率の問題か、ライブビューでピントが合わせやすく感じられる。

ニコンのピクチャーコントロールは、彩度やコントラストを強く出す傾向を感じる。
今回は暗い場所が多かったこともあり、ピクチャーコントロールのナチュラル・モードを選んでも、彩度が強く出過ぎる印象を持った。
最初に濃くしておいて、それを抑える方向で調整するということか。
もっともディスタゴンだと同じナチュラル・モードでもそれほど濃厚にはならないので、レンズを含めた色作りがなされているのかもしれない。

以上はあくまで僕の記憶色を基準にしての話である。
実際に撮影の現場で、実物の色をじっくりと観察してみると、意外に記憶よりも彩度が高いことに気付く。
記憶色は個人で差異があるので、人によっては濃厚なニコンの方を、よりリアルであると感じる人もいるかもしれない。
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イワナ


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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僕が撮影に夢中になっている間、Mrs.COLKIDはひとりで行動していた。
先に階段を上っていき山奥の神社を見て周り、三脚をセットして写真を撮っている僕の横をすり抜けて、ひとりで下りて行ってしまう。
そろそろ待ちくたびれて怒っているかな・・と思いながらも、僕はかなりの時間を撮影に費やした。

機材を背負って山から下りてみると、Mrs.COLKIDが滝の落ち口を覗き込んでいる。
何をしているのか尋ねると、魚が泳いでいるという。
斑点のある魚がいるが、何という魚かと聞くので、よく知らないがマスの一種ではないかと答えた。
お義父様が生きていたらすぐに教えてくれるのに・・と残念がる。
あなたといると時間が余るから、今度は釣竿を持ってこようかしら・・などとうそぶく。

カニが歩いているのも見たという。
カニは何を食べるのかというので、昔お店で売っていたサワガニにはご飯粒を与えたが・・と答えた。
スルメに紐をつけて垂らせば釣れるかしら・・などと言っている。
どうやらカニも捕獲したいらしい。

家に帰ってから調べたらしく、いきなり僕の部屋に来て、「あれはイワナという魚だわ」と言った。
へー、イワナがあんなところにいるんだ・・
イワナは悪食で有名なんだよ。
口からヘビを飲み込んで、お尻からヘビが出ている有名な標本がある・・・んだ。
そこまで言って、禁句のヘビの話をしてしまったことに気付いた。

「・・・それで・・そのイワナは死んでしまったの?」
「うん・・まあ・・その状態で生きているわけはないね」
「・・・・・」

やはりその話がトラウマになったらしく、翌日はお尻からヘビの頭が出たイワナの姿を想像して一日中苦しんだようだ。
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勝道上人


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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東照宮の裏手の細い道を進むと、ほどなく開山堂が見えてくる。
ここには勝道上人の墓所がある。
記念碑かと思ったら、実際に遺灰を移してあるという。

勝道上人といえば、苦労の末男体山に登頂し、日光を開山した伝説の人であり、この地にとってはスーパースターである。
それにしては扱いが地味過ぎるとMrs.COLKIDはいう。
まあ徳川よりこちらを上にするわけにはいかなかったのだろう。
苔に覆われた墓石は味わいのあるものだが、大木に押されて石の囲いが一部壊れかけている。

しかしそのひっそりとした佇まいは、俗化されていない原始の姿を思わせ、かえって貴重なものとなっている。
ひと気が少ないことが幸いし、観光地ではない日光を見ることが出来るのだ。
恐らくここに祀られた修行僧たちも、この静けさを好んでいることだろう。
霊感のない人でも、ここでひとり時間を過ごせば、何かの存在を感じることができる。

ここまでの坂道は、車がすれ違うことの出来ない細い道で、時折数人の旅人が連れ立って上ってくる。
道をさらに進むと、滝尾神社、白糸ノ滝へと続いていく。
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ロス


D3X + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED

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僕の服を買うから、途中佐野のアウトレットに寄ってほしいと言われていた。
ちょうどバーゲンの最中だったらしい。

佐野藤岡インターの出口までスムースに来たが、料金所手前で渋滞にはまった。
ETCなのに、その先の道がつかえているらしく動かないのだ。

仕方ないかと思ったが、ほとんど前進しない状況を見ているうちに、こんな所でつかまっていたら、一日が台無しになってしまうという焦りが出てきた。
だいいちここからアウトレットまで、まだかなり距離がある。

服はいらないからアウトレットに行くのはやめよう・・と言ったが、まさかUターンするわけにもいかず、渋滞の中に身を置くしか手が無い。
やっとの思いでETCゲートまでたどり着いたが、開いたバーの真下で車がしばらく停止する有様であった。

そこから道を譲ってもらい少しずつ車線を移動し、やっとアウトレットとは逆の方向に向かう車の列に入ることが出来た。
下の道に出てから脇道に入りUターンし、再度東北道に戻り、当初目指していた宇都宮方面に向かった。
余計な手間とけっこうな時間を浪費してしまった。

バーゲンだから行けない・・というのもおかしな話だが、そういうことらしい(笑)
テレビでまで宣伝したから・・とMrs.COLKIDは怒っていた。
ま、我々もそれにつられて来たお客のひとりなのだ(笑)

不況のため誰もが将来への不安をかかえており、大きな買い物だと躊躇するが、数万円くらいの消費なら、ストレス解消の意味も含めて使う人が多いのだろう。
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雨の中


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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今回ボディはD3X、D3をメインとし、サブとしてD40を持っていった。
レンズはツァイスのディスタゴン21mmにニコンのPC-E3兄弟、それに万一のことを考えてマクロのAF-S60/2.8Gを持っていった。
D3には愛用のAF-S24-70/2.8G、D40にはAF-S DX35/1.8Gを付けっぱなしにしておいた。

しかしもちろん1日半ではそんなに使えなかった(笑)
撮影自体は雨の中で傘を片手に強行したが、さすがにレンズ交換はかなり厳しかった。
雨が小降りになった時にすばやく換えるくらいしか手がない。

交換の回数を最小限にするために、1本のレンズで一通り撮ってから、軒下でレンズを変えて、同じところをもう一度周る・・という面倒な方法を繰り返した。
ひとりで写真を撮るには、こういう悪条件を克服しなければならないことが分かった。
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滝尾神社


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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二日に渡って天気には恵まれなかった。
この季節に山の奥に行くのだから、仕方があるまい。
時間が少なかったこともあり、今回はあえて東照宮には行かなかった。
以前出かけた時にここは・・と思っていたコース、滝尾神社への道を選んだ。

これは正解であった。
観光客の来ることの少ないこのコースは、日光本来の大自然と人造物の融合を、今でも体験することが出来る。
雨ということもあり、ここまで上ってくる人は数えるほどであった。

靄の立ち込める静かな中、長時間たった一人で撮影していると、数百年前の修行僧が、いきなり後ろから肩を叩くのではないか・・・そんな錯覚に陥る。
その幽玄な世界に圧倒されたためか、僕は門をくぐるたびに一礼していた。

ここはもう一枚別アングルで撮っておこう・・という時も、そこで見ているかもしれない大昔の霊に対し、「すいませんがもう一枚撮らせてください」と頭を下げた。
「何だ、まだ撮るのか、下手くそめ」と言われそうな気がしたからだ。
誰もいなかったが、誰かが見ていたら不思議に思ったことだろう(笑)
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久しぶりの日光


D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF

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土曜から日光に行って来た。
久しぶりである。
と言っても一泊二日だから、大したことが出来たわけではない。
しかも天気は雨・・・

だが新緑の多いこの季節の日光は、雨が一番良かったりもする。
ただでさえ水気の多い日光であるが、しばらく暗くてじめじめした写真が続くので、どうかご了承願いたい(笑)
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旅先より


D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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実は奥日光に来ている。
(写真はだいぶ前に原宿で撮ったものだが・笑)
天気が悪いのは残念だが、この時期だから仕方あるまい。

D3XとD3、PCレンズやディスタゴンなどを持ってきている。
昼間の明るい中、露天風呂に浸かり、それからマッサージなどを受けた。
撮影と休息を兼ねての旅行だ。

ミニノートからの更新なので、長い文章を書くのは苦痛だ(笑)
詳細は帰ってからまた・・・
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職人


D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF

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非常に気難しい初老の男性と海外に出張したことがある。
今時珍しいくらいの職人気質の人で、あまりに頑固であるがため、あちこちでトラブルを起こしていた。

しかし機械加工の腕は抜群なので、仕事を頼む時は、上手くご機嫌をとりながらお願いしていた。
勿論ただおべっかを使うような薄っぺらな人では駄目で、対等に話をしてもらうためには、技術的に対抗できるほどの知識が必要とされた。
どこの現場にもそういう人がいるもので、うまく付き合える人が結局は勝者であるといえる。

しかしそれはそれとして、その人と二人で海外を周った時の苦労といったらなかった(笑)
日常の生活まで何かと面倒を見なければならず、へとへとになったのを覚えている。

ロンドンから帰国する際に、財布に小銭がかなり残っていた。
紙幣じゃないと日本に持って帰っても処分できない。
どうしようかと考えた結果、空港にある小さなカジノで、小銭をすべて使ってしまおう・・ということになった。
どうやらそういう人たちの落としていく小銭を狙って、そこにカジノが用意されているようだ。

カジノといっても置いてある機械は日本のゲームセンターと大差なく、違いは直接現金が出てくることくらいであった。
穴から入れたコインが溝を転がっていき、ゆっくりと楕円状に回っている台の上に落ちる。
タイミングが合うと、台の縁にあるコインが押されて落ちて、それが賞金としてもらえる。
どこにでもある子供だましのそのゲーム機で、我々は小銭を消費しようとした。

ところが予想外のことが起きた。
その男性が上手いのだ。
それも異様に上手い。

考えてみれば当然のことであった。
機械をいじらせたら超一流の職人である。
目測で水平を測る技術や、機械の物理的な動きを読む能力は天下一品である。

男性の計算通り、挿入されたコインは完璧なタイミングで台に落下し、積み重なったコインが音を立てて崩れ落ち、取り出し口から大量に出てくる。
1枚のコインが何枚にも増えていく。
消費するのが目的とはいえ、わざと失敗するなんて事は、職人としてのプライドが許さないのだ(笑)

結局我々は、小銭の詰まった重い袋を両手に持ち、カジノの出口で途方に暮れることとなった。

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横丁のネコ


D40 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

D40を持ってお散歩していたら、横丁の路上にネコがのんびりと寝転んでいるのが見えた。
どれ、あいつを撮ってやろうかと思い、カメラの絞りをセットした。

ネコを驚かさないようにゆっくりと近付いていったら、道の向こうから小さな男の子が走ってきた。
キックスケーターに乗って勢いよく向かってくる。

道の両側から僕と男の子に迫られる形となったネコは、どうしようかと身構えていたが、堪えきれずに立ち上がり、家の隙間に逃げ込んでしまった。

男の子は満面の笑みとともに
「ネコ行っちゃったよー!」
と叫びながら、僕の横をすり抜けていった。
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