黒い丸


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メールの受信をもっぱら予備のノートパソコンで行っていた。
しかしデスクトップも新しくしたし、ノートの負担を少しでも減らしたい。
また重要なことは2系統で対処できるようにしておきたい。
そこでメールはデスクトップで受信することにした。

久しぶりにメール関連の資料を探した。
プロバイダーから送られてきた、サーバー名やパスワードなどの情報が書かれている書類だ。
しかしその内のひとつのメールアドレスの書類だけが、どこかに行ってしまいみつからない。
ノートでは受信出来ているので、数年前に設定した時には手元にあったのだ。
書類を挟んだバインダーごと、どこかにしまい込んでしまったらしい。

仕方なくプロバイダーに連絡して、書類を再度送ってもらった。
届いた書類を見ると、パスワードの欄だけがブランクになっている。
ここはこちらが後から変えているそうで、プロバイダー側ではわからないという。

さて困った。
パスワードを何にしたのか、さっぱり思い出せない。
確か忘れては大変と、資料にはペンで書き込んでおいたのだ。
しかし肝心のその資料が見当たらない。

ノートのメーラーを起動してアカウントを見ると、パスワードの欄には黒い丸印が数個並んで表示される。
しかし、もちろんそれが何であるかはわからない。
黒丸の個数から、自分が選びそうな文字を想像してみたが、どれもしっくりこない。

たまたま来社した某社の営業(いつも会社のパソコン関連をお願いしている)にそのことを話した。
何かパスワードを見る裏の方法があるのではないかと思ったのだ。
最初は渋っていたが、そのうち小さな声で教えてくれた。

パスワードを見る事の出来るソフトがあるのだそうだ。
それもフリーソフトで簡単に入手できるという。
あの黒い丸の内容がわかるのだそうだ。
お客さんがパスワードを忘れてしまった場合は、やむなくそれを使っているらしい。

そんなものがあるとは・・・
早速そのソフトをダウンロードしてみた。
軽いソフトで解凍も瞬間で済んだ。

表示された十字をカーソルで移動し、例の黒い丸のところに持っていく。
すると別の表示窓に、あっさり黒丸の裏に隠されていた内容が表示された。
いとも簡単に・・・

何という恐ろしい・・・
こんなに簡単にわかってしまっていいのだろうか。
そのソフトをダウンロードしたパソコンでしか使えないから問題ない・・のかな?
いやそれでもやっぱりまずいよなあ・・・

ちなみに忘れていたパスワードは、詳しくは書かないが、思いもよらないものであった。
このソフトがなければ、まずわからなかった。
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サメ


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テレビでサメの映像が流れていた。
「サメだけを集めた水族館を作ってはどうかしら」
Mrs.COLKIDが思いついたように言った。

サメ専門の水族館・・・
確かにそれは面白いかもしれない。
サメはそれ自体がかなりのエンターテインメント性を持つ生物だ。

長い歴史。
生物としての完成度。
多彩な種類。
特殊な生態。
恐ろしく巨大な体。
そして何よりもあの凶暴性。

語る事の出来る要素が一杯あり、見応えも十分にある。
これは面白い水族館ができるに違いない。
きっと集客力も高いぞ。
誰か作らないだろうか、サメ専門の水族館。

「そこでシャチとサメを戦わせるの」
え・・・シャチと?
「どっちが勝つかしら? きっとシャチのほうが頭がいいから勝つわよね」

それは・・熊の胆を売るクマ牧場の発想だな・・・
レストランではフカヒレスープを飲ませる、というパターンね。
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狂った予定


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知人の税理士の先生と話した。
会計事務所の仕事がなくなる・・という話は、以前より先生から聞いていた。
元来この仕事は論理的な作業が中心で、IT化が非常にしやすい。
そのためパソコンが発達すれば、やがては人間のする事が無くなるのは明白だった。

大きな企業は自社内に経理部門を持っているが、中小企業は外部の会計事務所に業務委託しているところも多いだろう。
自社でデータを仕訳、入力し、それを会計事務所がチェック、集計する形をとっているのだ。
クラウドでデータを共有するようになり、さらその作業が効率的に行えるようになった。

あと10年位はいけるだろうか・・と先生はよく話していた。
将来は機械化されて、人間のやることは少なくなる。
自分の子供の代に継がせるのは難しいかもしれない。
その先生は税理士の協会でもかなり上の位置にいる人で、知識は常に業界の最先端にある。
その人が言うのだから真実味があった。

ところが話がさらに深刻になっていると言う。
AIが導入されることで、10年どころか、あと2、3年で仕事が無くなる可能性が出てきたというのだ。
手書きの領収書などは機械にピッとかざすだけで、AIが文字を判別して、正確に仕訳して集計する。
人間が行っていた入力作業が不要になるので、当然その分の人間はいらなくなる。

それ以外にも、例えば出張費はパスモのデータベースから情報を受け取る・・というように、あちこちからデータを集めれば、たいていの業務はコンピューターで自動的に出来てしまうはずだ。
マイナンバーで個人は確定できるので、人間の手は一切借りずに確定申告まで全部終わってしまうだろう。
当然その分人間は必要なくなり、たとえば3人必要だった部署が1人で十分になる。
まあチェックの作業はしばらく残ることになるだろうが・・・

決算書に至る財務関連の業務は、人間の考え方がからむ部分が多い。
そこまで機械にやらせるのは抵抗があるが、それとて会社の方針などをしっかり入力すれば、そのうち機械に任せておけばがやってくれる時代になるかもしれない。
実際銀行とデータをやり取りするシステムはどんどん進んでおり、融資の可否判断などを機械が自動的に決める日が来るのもそう遠くないようだ。

AIというのは人間の行っている作業を劇的に奪い取ってしまうようだ。
それを人間自身が作っているのだから、人間って本当は馬鹿なんじゃなかろうか・・と思う時がある。
順番から言ったら、効率を上げることより、まずは目の前の大勢の人が生きていくことのほうが重要だろうに・・・

AIの導入により将来が予想していたものと違ってきたのを、先生は肌で感じているようだ。
先生は経験の豊かな人で、もともとアドバイスを与えたり、交渉や折衝を行う仕事を引き受けていたが、さらにそういう方向へと仕事をシフトすることにした。
相手と激しく議論したり、顔色を読んだり、微妙な駆け引きをしたり、という、非常に難しい仕事である。
修羅場を何度も経験してきた百戦錬磨の人なので、それが出来るのだ。

まだ地方には電卓を使って計算するような、完全に取り残された高齢の税理士の先生もいる。
一方で人生の何年かを勉強に費やし、やっとのことで資格を取ったが、まだ何の経験もない新人もいる。
彼らはこれからどうするつもりだろう・・と先生がつぶやいたのが印象的だった。
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多忙につき


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仕事で遅くなった。
昨晩夜中までかけて書類を作ったが、今日も朝から休む暇もなく仕事に追い掛け回された。
来週は出張だし、今週は異様に忙しい日が続きそうだ。
明日も朝から大変だぞ・・・
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速度 その2


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パソコンの各USB端子の読み込み速度を測ってみた。
我が家のDELLのXPS8910は、前面にUSB3.0端子が4個(色が青くないので最初はてっきり2.0かと思っていた)、裏面にUSB3.0端子が3個、さらにUSB3.1のUSB型端子とType-C端子が各1個ずつ付いている。
また前面にはSDカードを直接挿せるスロットもひとつ付いている。
それらの読み込み速度を、ストップウォッチで測ることにした。

読み込むデータはD810で撮影したRAWデータを10ファイル、SDカード上に記録されたものを読み込ませる。
データ量は合計で422MBであった。
読み込んだデータはパソコン内蔵のハードディスクにコピーした。
もちろん測定の度に書き込んだデータはすべて消し、カードも一度抜き差しした。

データ量が少ないので、純粋な読み込み速度以外に、パソコン間のやり取りに使われる時間の影響が大きいとは思う。
しかし実質的な数値と、どの方式が速いかを知りたいだけなので、今回はそれでよしとした。

測定はストップウォッチを使用したので、あまり正確な数値とは言えない。
マウスをクリックしてから読み込み中のウインドウが消えるまでの時間を、「今だ」と判断して押すだけなので、かなりアバウトな測定になる。
しかしそれぞれ4、5回測定してみたが、誤差は±0.3秒くらいで、安定して同じくらいの数値になった。
したがって速度の優劣を判断するのには、十分に使えるデータだと思う。

測定結果は以下の通り。

① パソコン前面のSDカードスロットに、直接カードを挿入 平均約16.5秒

② 前面のUSB3.0端子に、バッファローのUSB3.0カードリーダーを使用 平均約10.5秒

③ 裏面のUSB3.0端子に、バッファローのUSB3.0カードリーダーを使用 平均約10.5秒

④ 裏面のUSB3.1Type-C端子に、ナカバヤシのUSB3.1(Gen1)カードリーダーを使用 平均約8.5秒

⑤ 裏面のUSB3.1Type-C端子に、エレコムのUSB3.1用ハブを介し、ナカバヤシのUSB3.1(Gen1)カードリーダー(ハブとはType-C端子接続)を使用 平均約10.5秒

⑥ 裏面のUSB3.1Type-C端子に、エレコムのUSB3.1用ハブを介し、バッファローのUSB3.0カードリーダー(ハブとはUSB端子接続)を使用 平均約10.5秒

やはり一番速いのは、Type-C端子にUSB3.1カードリーダーを直結した場合だ。
USB3.0より2割程度速い数値になった。(データ量が多ければ、もっと大きな差が出るかもしれない)
しかし裏面のカードリーダーを、手探りで探してカードを挿入しなければならず、実用性がない。

前面のSDカードのスロットは、明らかに遅いので使わないほうがいいだろう。
一方USB3.0の端子は安定して同じ結果になったので、どの端子を使ってもよさそうだ。
現状ではUSB3.1を生かすことは難しく、USB3.0の端子から読み込むしかないだろう。

気を付けなければいけないのは、ハブを介した場合、USB3.1はいきなり遅くなることだ。
USB3.0と変わらない数値になってしまった。
相反する条件なのかもしれないが、ケーブルがもう少し長めでGen2の速度に対応したカードリーダーが出たら、それを直結して使うのがベストなのだが・・・
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速度 その1


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先日も書いたUSB3.1だが、実際にこの端子の速度を生かすのは難しいことが分かった。
そもそもこの速度に対応できる記憶媒体が、現時点でほとんどない。
外付けハードディスクの速度はずっと遅いため意味がない。
外付けSSDなら速度を生かせるものもあるが、容量が限られるし価格も非常に高い。

僕の場合、やはり撮影したカードのデータの読み込みに使うくらいしか思いつかない。
そこでUSB3.1用のカードリーダーを買いに行った。
ところがUSB3.1に対応したType-Cコネクタのカードリーダーは、付属のケーブルがどれも非常に短い。
本体に10cmくらいのケーブルが直付けされているのだ。

これではパソコンの裏面の端子につないでも、リーダー本体を表側まで持ってこれない。
パソコンは棚に設置してあるので、毎回裏に手を突っ込んで、ぶらさがっているリーダーを探さなければならない。
延長ケーブルとも思ったが、Type-Cのケーブルの端子はオス-オスばかりで、メス側の形状のコネクタは無いことがわかった。
つまり単純なケーブルの継ぎ足しは出来ないのだ。

高速でデータをやり取りするUSB3.1は、ケーブル長の影響を強く受けるため、長さの制限が厳しいようだ。
パソコン内部の取り回しだけで、けっこうな長さを使ってしまっている。
そのためリーダーから生えているケーブルも、10cm程度の短いものにせざるを得ないようだ。

それは理解できるが、では実際にどうやってこの端子を使えというのか。
僕の場合、とにかく読み込む速度が少しでも早くなってくれれば、効率は上がるし嬉しい。
そこで、パソコンに装備された各コネクタの、読み込み速度のテストをしてみることにした。

つづく
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グラントラスト


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ここを書いていても、途中でつい更新ボタンを押したくなる。
いつ落ちるかわからない調子の悪いパソコンを、しばらく使っていたからだ。
幾度と無く痛い目に遭って、そういう習慣が身についてしまった。

実際、書いている最中に、何度文章が吹っ飛んだかことか。
大丈夫かな・・と思って書いていると、いきなり画面が真っ暗になる。
gooのブログは、一定時間ごとに自動的にバックアップを取る機能がある。
その機能に随分と助けられた。

もちろん新しいパソコンは、たいへん調子がいい。
当たり前ではあるが、Windows10の動作も実に安定している。
パソコンを新調したお陰で、ストレスの要因がひとつ消えた。



オールデンのD5404 C「グスタフ」、外羽根式プレーントゥ。
ニューヨークのセレクトショップ・エポレット(epaulet)の別注品。
アッパーはクロムエクセルのブラウン。
木型はグラントラスト。
アウトソールはコマンドソール。
サイズはUS8D。

虎視眈々とクロムエクセルのプレーントゥが出るのを狙っていたが、また落札に成功した。
しかも価格交渉でかなり安くしてもらった。
使いやすさ、服との合わせやすさを考えると、ブラウンのクロムエクセルのプレーントゥはベストの選択となる。
出来ればあと何足か欲しいくらいである。



ところがこの別注品、いつものバリーラストではなく、グラントラストだという。
グラントラスト?
聞いたことはあるが、見るのは初めてである。

TheShoeMartの有名なオールデンのラスト比較図によれば、グラントラストは丁度ど真ん中に位置する。
長さ、幅ともに中庸を行くラスト、というわけだ。
大きめに作られたバリーラストなどに比べて、ハーフサイズ落とすか落とさないかの境目にもなる。
一番面倒な位置である(笑)

まあ今回はオークションなので、いずれにしても選択肢は8Dしかない。
すでにエポレットの現行ラインナップからは外れているので、おそらく売れ残ったものがオークションに出たのだろう。
バリーラストの靴は7.5も8も使っているので、グラントラストの8Dも何とかなるだろうと考えた。



面白い形のラストである。
トゥが尖り気味にもかかわらず、アッパーはふっくらとしており、全体としては丸い印象を受ける。
恰好がいいのか悪いのかわからない(笑)
なぜエポレットがあえてこのラストを選んだのか・・である。
同社は現在でも(別の素材ではあるが)グラントラストを採用したプレーントゥを販売しているので、やはりこのラストに何らかのこだわりがあるのだろう。

履いてみてまず感じるのは、指先周りの大きめの空間である。
足の後半部分は比較的しっかり固定し、先端部は自由にさせている。
モディファイドを思わせる手法であるが、あの土踏まずの持ち上げ感はまったくない。
ちょっと不思議な履き心地でもある。
エポレット社のサイトにも、背が高くて快適なトゥボックスの空間がこのラストの特徴・・と記されている。



同サイズのUS8Dのバリーラストのウイングチップと並べてみる。
やはり先端部にはっきりとしたアウトラインの違いがあるのが分かる。
バリーより尖っているにもかかわらず、かえって膨らみが強調されて見える。

ところでエポレット社のオーナーが、オールデンの工場を訪問する映像をみつけた。
2009年に撮影された12分弱の映像だが、これがかなり面白い。
オールデンってこういうところで、こういう人たちが作っているのか・・と興味深く見た。
ぜひご覧あれ → Epaulet presents: the Alden Shoe Company

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修行


D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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雨の中、墓参りに行ってきた。
急に寒くなったせいか、朝から何となく風邪気味で身体が重かった。
正直墓参りに行くのは辛いな・・と思っていた。
しかしこれだけは、行っておかないと。

雨脚が強まる中、お墓に到着すると、敷地内に大きな雑草が何本も生えている。
傘を差しながらそれを抜いたが、雨水と泥で体中ドロドロになってしまった。
着ていったジャケットもシャツも、たっぷりと雨を吸い込んで、絞ると水が滴り出てくるような状態だ。
履いてきたクロムエクセルの靴は、最初こそ表面の水滴を弾いていたが、そのうち所々に水が染みて斑が出てきた。

これは風邪が悪化するか、と心配になった。
よりによってこんな体調の日に・・・
とにかく土砂降りの中、お墓をきれいにして、お花を飾って線香を立てた。
まるで修行のようだ。

作業が終わって、お墓の前で手を合わせた。
すると身体の中を、何かがスーッと通過していくのを感じた。
額の眉間の辺りから、全身に染みこんでいくような感触だ。

お墓参りをすると、いつもこれを感じる。
それが何であるかはわからないのだが、身体が浄化されるような気がする。
この世にいない身内の誰かが、僕に挨拶をしているのだろうか。

まあ、それが気のせいだとしてもいいのだ。
自分にとってそれがいいものだと、そっと思っていればいい。
実際気持ちが落ち着いて、少し元気になったような気がした。
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パソコン専用眼鏡


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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近所の行きつけの眼鏡屋がセールをしていたので、立ち寄ってみた。
ふと、パソコン専用の眼鏡ができないかと思いついたのだ。

いくつかフレームを見ているうちに、ドンピシャリで顔の形に合うものがあった。
鏡を見るとまあまあ似合っていたので、そのフレームで作ることにした。
パソコン専用だから、それで外を歩くわけではない。
見た目よりも、負担の少ないフレームであることが重要だ。
さすがに現代のフレームだけあり、アンティークに比べると非常に快適なかけ心地である(笑)

今回は目の前30cm~50cmに限定してピントを合わせてもらう。
見るのは画面と手元のキーボードだ。
夢中になって身を乗り出すと、画面から30cmくらいになる。
度も少し強めにして、その距離でくっきりと見えるようにしたい。
そのような条件を伝えた。

それから念入りに目の検査をしてもらった。
左右の度の違いもきめ細かく合わせてもらう。
その結果、現在日常に使っている眼鏡と少しバランスの違う数値になった。
常にかける眼鏡ではないので、それはそれで構わない。

近距離専用に合わせるといっても、それほど極端なものにはならなかった。
遠距離もそれなりに見える。
そこまで僕の目は悪くなっていないという。
測定用の眼鏡をしばらくかけていたが、そのまま普段の生活に使えそうだった。

問題は例のブルーライトカットのフィルターである。
パソコン専用となると、当然これを入れなければ・・と思う。
しかし特定の波長を切ってしまうことで、色が変わって見えてしまうという。
僕の場合、画像処理の作業が多いので、この機能が大きな障害になる可能性がある。

サンプルのレンズを白い紙の上にかざしてみると、かなり茶色がかって見える。
これは厳しいかな・・と思い、どうすべきか悩んだが、結局入れてもらうことにした。
まずは使ってみて、どうしても問題が起きるようなら、また作り直せばいいだろう。
ということで、パソコン専用眼鏡を発注してみた。
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USB


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パソコンを買うときに、USB3.0のポートがいくつあるかは大切である。
僕にとっては重要なことなのだ。
高画素のカメラで撮った画像データが多いと、転送速度の違いが作業効率に直接響いてくる。
デルのXPSの場合、写真で見る限り、USB3.0は後ろに4つあるだけかなあ・・と思っていた。
僕としては10個とか、20個とか、3.0のポートがたくさん欲しいのだ。(現実にはそんなに沢山は無理らしいが)

しかし現物を見ると、背面にはUSB3.0は3つで、残りはUSB3.1と表記されている。
こちらはUSB3.0の2倍も速度が速いのだそうだ。
Type-Cと呼ばれる小さいポートと今までのUSBのポートのふたつ、3.1が付いている。

さらによく調べたら、パネル前面にある横並びの4つのUSBポートも、全部3.0なのだそうだ。
これは嬉しい。
思う存分USB3.0の機器がつなげるぞ(笑)

今までのUSB2.0は、背面に2個だけ用意されている。
これはマウスとキーボードをつなぐために、わざわざ付けたようだ。
あとはすべて3.0と3.1である。

こうなると3.1という規格に対応した機器を揃えたくなる。
写真関連など、大量に読み込むことの多いデータは、そちらを使ったほうがいいだろう。
早速どのようなものがあるか調べているところだ。

でも3.1というと、そう遠くない将来に3.2も出そうだな。
あるいは3.1.1か。
そうなると買ったばかりのパソコンも、「もう古い」ということになってしまうのだろうか・・・
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移行中


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一日外に出ることなくパソコンの設置作業。
古い外付けのHDDが一杯あって、ひとつづつ内容をチェックしている。
すでに電源から外してかなり経っているものもあるが、この際だから処分してしまおうと思った。
ある期間電源を入れなかったものは、見事に全部動かないことがわかった。
何とか動くものは、新しいHDDにデータをコピーしている。

ブラウザはIEからMicrosoft Edgeに替えた。
それほど違和感なく移行できた。
今はよく見るサイトをお気に入りに登録しているところだが、靴関係は大量にあり全部は思い出せない。
何とかなるだろうと思い、古いパソコンは早々に外してしまったので、もう確かめられない。
あれ何だったかなあ・・と考えながら他の作業をしていて、ふと思い出すたびに登録している。

この際だからと、お気に入りへの登録もきれいに系統立てて整理している。
しかしどのジャンルに分類していいのかわからないサイトがけっこうあって、なかなか上手くいかない。
まあこのブログもそうなんだろうけど・・・(笑)
いくつかの分野にまたがるサイトは、それぞれの分野に複数回登録してしまえばいいだろう。

それとメインモニタの両側にスピーカーを置いてみた。
(今まではスピーカー無しで長年使ってきた)
隣のモニタとの間が空いてしまうが、まあいいだろうと、あえて隙間を広げて堂々と設置した。
古いロジャースのLS3/5A(スタジオで使われていたボロボロのやつ)を置いたのだが、久々に聴いたこともあり、これが滅法音がいい。
パイオニアのプレイヤーとパナソニックのデジタルアンプ(700ではなく57のほう)をHDMI接続してフルデジタルで鳴らしている。
今グルベローヴァをかけているが、思わず聴き惚れるほど。
このスピーカーやはり目前で鳴らすと素晴らしい。
これ以上何が必要かという音で鳴っている。
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設置中


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新しいパソコンで書き込みしている。
まだ設置の途中で、とりあえずつないで置いている状態。
少しずつ自分用にチューニングしている。

この際だから繋ぐ機器もすべてUSB3.0に切り替えた。
ケーブルなど足らないものは、都度近所の電気店に買いに行っている。
明日が休みなので助かる。

まずケースの大きさが見事なくらい小さくなったのに驚いた。
下の写真は旧型(といっても7年も前のモデル)との比較。
1~2クラス下のパソコンみたいな大きさである。
その代わりケースの後ろ半分は通気用の穴だらけだ。

あとは立ち上がりの速さにも驚いている。
ほとんどの画像プログラムが1~3秒で立ち上がる。
一番遅いphotoshopCCが5秒くらいか。
その辺はSSDの威力だろう。

もちろん処理も全然速くなっている。
メモリは16GBのカード1枚だけだが、慌てて増加させる必要はなさそうだ。
まあ、すぐにこの速さにも慣れて、これが当たり前になるのだろうが・・・

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到着


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パソコンが届いている。
まだ開梱していない。
昨日届くはずが、帰りが遅くなり受け取れなかった。
セットアップを始めてしまったら時間がかかるので、今のところ放置している。
まあ連休に合わせて届いてくれたのは嬉しいことだ。
天気もいまひとつのようだし、明日から家でパソコン業務に専念できそうだ。

もうひとつ、オールデンのストレートチップが届いた。
なかなかいい出来で、かなり気に入った。
サイズは7.5E、同じサイズのアレン・エドモンズのパークアベニュー(右)があったので並べてみた。
上から見ると、それぞれの思想の違いがわかって面白い。

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老眼


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以前パソコンの活字の濁点と半濁点の区別が付かなくて困っていると書いた。
文字が小さいと、パとバの区別が付きにくいのだ。
その際、それは老眼によるものだという指摘を受けた。
確かにその通りである。
老眼ばかりでなく、僕の場合近視と乱視も入っているので、それも関係しているだろう。

肉体的な老化に伴う支障というものを、そろそろ感じるようになってきた。
特にパソコンなどのIT機器の操作で、時折それが障害となる。
生活に密着している機器なので、使いにくいのは非常に困る。

今後ユーザーの高齢化に伴う問題が、浮上してくるだろう。
・・・と考えていたら、既にそんなことわかっていて、対応もそれなりに進んでいることがわかった。
スマートフォンには老眼対策で文字を大きく表示する機能がついているし、Windows10も何かそのための機能があるらしい。
早速iPhoneのものを使ってみたが、そもそもモニタが小さいので、効果は今ひとつであった。

自分が若い頃もそうだったが、特にIT業界は若い人が中心だったので、こういう問題をないがしろにする傾向があった。
やがては自分がそうなることに気付かないのだ。

しかし若い頃にコンピューターを日常的に使いこなしていたユーザーが、今や老眼でモニタの文字が読めない年齢になってきている。
僕は50代であるが、もう少し上の世代から対象になるはずだ。
30年前、大学を出て最初に就職した先では、上司は皆パソコンの前で徹夜で仕事をしていた。

キーボードを使った入力作業の多くは、そう遠くない将来に音声入力に変わる可能性がある。
しかしモニタは、まだしばらく使わなければならないだろう。
とりあえずはもう少し優れた老眼対策が欲しい。
現在の対応は、まだ使い勝手の面で完成度が低いように感じられる。
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シューキーパー


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靴ばかり増えてしまったので、本当に必要なものを選別し、残りは知り合いに譲った。
残ったものも、少し大切に保管してやることにした。
まずはすべての靴にシューキーパーを・・と思った。

シューキーパーとは靴の中に挿入して、靴の形を維持させるための型である。
履いて形の崩れた靴を、本来の形に戻した状態で保存するのだ。
実際には、履いたら丸一日染み込んだ汗を乾かし、それからシューキーパーを入れるのがいいと言われている。
革製品はそうやって面倒をみてやることで長持ちする。

以前よりスプリング式のシューキーパーはたくさん持っている。
近所のホームセンターで1,000円程度で売られているので、時々まとめて買ってきたものだ。
先端部は木製で、後部はスプリングの先に丸い木の塊が付いている。
スプリングを曲げて、ヒールの内側に引っ掛けるようにして使う。

しかしこのタイプはヒールに強い圧力がかかるので使ってはいけないと、あちこちで書かれている。
日本を代表する靴の職人さんまでが、このタイプのシューキーパーはだめだと言っていた。
実際ヒールに変な方向の力がかかり、時間が経つと靴が変形することがわかった。
そのためこのタイプのものは、なるべく使わないことに決めた。



とはいえ本格的な木製シューキーパー(シューツリー)はけっこう高い。
4,000円以上するものがほとんどである。
もちろんいくつか持ってはいるが、これだけ靴があると、すべてを高価な有名ブランドのシューツリーで揃えるのは難しい。
そこで安価な靴用には、プラスチック製のもので代用することを考えた。

安いものをeBayでみつけて取り寄せてみたが、これがひどい代物であった。(下の写真の手前側)
中国から届いたのだが、残念ながら品質が悪すぎて使えないことがわかった。
先端部は小さくてほとんど効果がなく、後部も長さ調整の間接部分が簡単に外れてしまったりする
いくら1個数ドル(6百数十円だった)でも、これでは使えない。
安い中国製がこの程度である事はわかったが、10個も取り寄せてしまったので、少々困っている。
写真では良さそうに見えたのだが・・・

一方アイリスオーヤマの樹脂製のもの(下の写真の奥側)は、作らせているのは同じく中国かもしれないが、とりあえず問題なく使える。
4セットで1,768円だったので、1セットあたり442円。
100円ショップやイケアのスプリング式を除けば最安値ではなかろうか。(手前の中国製より安い)
樹脂部分に銀系の抗菌剤も練り込まれているという。
とはいえ、この質感では高級な靴にはそぐわないので、一時しのぎか旅行用に使うのが妥当であろう。



調べてみたら、本格的な作りなのに、驚くほど安いシューツリーが出ていることがわかった。
ライフバリューというお店のオリジナルのシューツリーが非常に安い。
とりあえず使えるかどうかを試すために、各種類ひとつづつ取り寄せてみた。

下の写真であるが、手前のレッドシダー製の持ち手付き高級タイプが2,360円、真ん中の同じくレッドシダー製の一般タイプが1,980円、一番奥の通常の木製の一般タイプは何と1,080円という安さである。
楽天でトップを獲るわけである。
(勝手ながら持ち手付きの方を「高級タイプ」、持ち手の無い方を「一般タイプ」と呼ばせてもらう)

木部に多少ふしなどはあるが、実用上は何の問題も無く、大変なお買い得製品といえる。
考えてみれば、材料の木材には使えない部分はたくさんあるわけで、ブランドものの場合、品質管理ではじかれてしまうものもあるはずだ。
しかし下駄箱で靴に突っ込んで使うシューツリーに傷ひとつあっても駄目、というのも馬鹿げた話であるし、エコロジーにも反する。
その基準を少し変えてやれば、このように安く作ることが出来るのだろう。



各シューツリーには、それぞれMサイズとLサイズが用意されている。(写真に撮ったのはすべてMサイズ)
レッドシダーの高級タイプは、一般タイプと比べて甲が少し高く作られている。
さらに先端部がスプリングで左右に広がるため、靴に挿入する際に一般タイプよりきつめに感じる。

僕の靴は、ほとんどがUS7から8、日本のサイズで言えば25から26くらいのサイズになる。
ところがこの辺りのサイズが、ちょうどMからLへの切り替えの数値になる。
そのためMとLのどちらが合うのかわからない。

買ってみてわかったのは、ラストによって適したサイズが変わってくるということだ。
たとえばバリーラストは、他のラストよりハーフサイズほど大きいと言われているのはご存知の通り。
だから靴によって合うサイズが変わるのは当然のことである。

一般タイプの方のシューツリーで合わせてみると、バリーラストのUS8DにはLサイズが適切で、Mサイズでは緩かった。
ハーフサイズ小さいバリーラストのUS7.5Dには、Lサイズは少しきつめで、Mサイズだと程よい感じであった。
ただし一般タイプは、先端部を左右に開くスプリングが入っていないので、その部分のフィッティングはいまひとつであった。
なおアッパーがクロムエクセルの場合、革が伸びてしまうと困るので、Mサイズの方にしたい。

一方アレン・エドモンズの65ラストの靴で試してみると、US7.5D、US8Dともに一般タイプのMサイズが丁度よかった。
Lサイズでは大きくて、どちらにも挿入することが出来なかった。
細長いラストだとこのような結果になる。

それ以外の靴、たとえばトリッカーズのバートンのUK7では、当然Lサイズが合うかと思ったら、Mサイズのほうがしっくりきた。
パラブーツのミカエルの40.5では、Lサイズがピッタリであった。
このように、靴の形状、材質、さらにはシューツリー側の構造によって、ベストのものが変わってくる。
僕の場合、靴に変なテンションをかけるのは嫌いなので、軽く押し上げられる程度をよしとしているが、好みによっても選択が変わってくるだろう。

結局は実際に靴にシューツリーを入れてみるしかないということだ。
価格がそれほど高いわけではないので、まずは各サイズをひとつずつ買ってみて、それぞれの靴にベストのものを選ばれることをお勧めする。
僕の場合は靴がありすぎるので、適当にMとLを混ぜて買って、いろいろ組み合わせてみるしかないかと思っている。

プラスチック製シューキーパーとの価格差、所有感の差を考えると、木製タイプで揃えたほうが断然得である。
木製のシューキーパーの欠点をあえてあげるなら、それを入れた靴がずっしりと重くなることくらいか。

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