問合せ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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得意先のA販売店から、Xという製品について問合せがあった。
価格がいくらか、納期がどれくらいか・・といった内容である。

翌日、やはり得意先のB販売店から、同じく製品Xについての問合せがあった。
しばらく取引の無かった得意先で、久しぶりの電話であった。

その日の午後、今度は今まで一度も取引の無い、Cというお店から電話をいただいた。
貴社で製造しているXという商品を、うちで仕入れることがでないか?・・という内容であった。

製品Xがよく売れている・・・と思ったら大間違いである。
誰か一人が、あちこちの販売店に電話やメールを送っているのだ。
Xが欲しいけどいくらになりますか?・・という内容である。

その中で一番安い金額を提示したところから購入する・・・
それならいいが、その見積をまたどこか別の販売店に持っていく場合もあり得る。
最低価格保証を謳う販売店を相手に、その謳い文句を逆手に取り、値引きさせる材料にするのだ。
中にはそれ程欲しいわけではなく、単純にゲーム感覚で、値引き合戦を煽って楽しんでいる場合もあるかもしれない。

こちらとしては、急に特定の商品への問合せが集中するので、その状況が手に取るように分かる。
販売店がある地域に集中していたり、ネット上で目立つショップばかりだったりと、特有の傾向もある。
とは言え、販売店に「他のお店からも問合せがあった」とは言えないので、黙って価格を提示するしかない。
知らないのは販売店だけ・・というか、多分彼らも感づいているんだろうけど(笑)
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長靴


D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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ムーンスター 810s(エイトテンス) MARKE MODI(マルケ モディ) ET027 レインブーツ。
色はチャコール。
サイズは26.0cm。

一昨日在庫が売り切れて、なかなか手に入らなかった長靴だ。
お陰様でちゃんと届いた(笑)


(D850 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G)

ムーンスターの810s(エイトテンス)は、プロユースの製品のノウハウを、日常使いのモデルに落とし込むという、なかなか興味深いプロダクトラインだ。
このET027 マルケ・モディは、人気の高かったマルケというモデルを改良したものだという。
とは言え、僕はまったく知識が無く、前の製品がどのようなものであったか分からないのだが・・・

ムーンスター自体が、もともとゴム長靴のメーカーでもあるので、細部まで作り慣れている感じがする。
技術的なバックボーンが無ければ、これだけバランスのいい製品は作れないだろう。
機能面で優れているだけでなく、それがデザインの良さに繋がっているところが素晴らしい。


(D850 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G)

普通のゴム長靴と一番違うところは、やはり履き心地だろう。
よくある底が薄い長靴の感触ではない。
厚手のしっかりしたインソールが入っており、一般的な靴に近い履き心地になっている。

普段履きとして使ってもおかしくないくらいだ。
試しに事務所で一日履いて過ごしてみたが、時折長靴を履いている事を忘れるほどであった。
雨の強い日には、自宅から会社にそのまま履いて行ってもいいだろう。
本格的な構造なので少し重いのだが、その分作りはしっかりしている。

サイズは1cm単位で、ハーフサイズは用意されていない
僕の場合はスニーカーと同じ26cmでちょうどいい大きさで、踵は少し緩めであるが、歩行に支障ない程度には合ってくれた。
普通の靴に近い履き味なので、ついシビアなフィッティングをしたくなる(笑)

バックルの付いたベルトは、足首のすぐ上あたりで締められるようになっている。
軽く押さえる程度なのだが、靴が固定されて脱げなくなるので具合がいい。
よく考えられていて、メーカーに十分なノウハウがあるのが伝わってくる。


(D850 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G)

価格も税込み7,700円とかなり抑えられている。
機能、デザイン、価格とすべてが高次元で揃っている。
なるほど人気が高いわけだ。
あとはこの長靴が必要になるシチュエーションだな、僕の場合・・・
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予約


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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先週大手のデパートから、お節料理のカタログが届いた。
毎年夏の終わり頃になると、年末に配るお節料理のカタログが配られるのだ。
有名な料理店が腕を競い合って作るもので、価格もそれなりに高額なものが揃っている。
量産はきかないので、あらかじめ予約を取り、確実な数量のみを作るのだ。

ここ数年、大晦日の日に、デパートまでお節料理を受け取りに行っている。
料理を水平のまま運ばなければならないので、車でデパートまで行く。
コロナの感染拡大の最中も、大晦日のデパートには、お節を受け取りに大勢のお客さんが来ていた。
駐車場に入るまでけっこう待たされるので、先にMrs.COLKIDだけ車を降りて店内に取りに行き、まだ並んでいるうちに戻って来る事もあった。(2022年12月31日の日記

ところで今年のカタログを見たMrs.COLKIDが、いつもと違うと言い出した。
価格が全般に安くなっているというのだ。
もちろん10万円を超えるような高価なもの(ウチがそういうものを買うわけではないので、念のため)もあるにはあるのだが、中心になる価格帯が安いほうに移っているという。

この変化はどういうことだろう・・・
材料費は上がっているので、製造コストは以前よりかかっているはずだ。
それなのに販売価格が安くなるなんて・・・

新型コロナで旅行に行けなくて、せめて自宅で少し贅沢をしよう・・というのが、ここ数年のお節バブルの理由になっていた。
考えてみれば我家もそうだ。
コロナがやっと落ち着き、連休に旅行に行く人が増えれば、確かにお節の需要は減るのかもしれない。

何より生活費が上昇しており、贅沢な買い物は控える傾向が強まっている。
今回のお節料理は少しランクを落としてもいいかな・・と考える人がいると読んだのだろう。
思ったより先手先手で動くんだな・・・

それにしても、原材料費も輸送費も上がっているのに、販売価格が下がるというのはどういう事なんだろう。
普通に考えると、質を落とすしかないのだが・・・
というわけでお正月は、肝心の料理の味がどうなっているのか、確かめてみようと思っている。
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油断


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ある靴関係のブログで、ゴム長靴が紹介されているのを見た。
長靴か・・・
今まで買ったことは無かったが、ひとつ持っていると便利かもしれないな・・・
見ているうちに、だんだんと欲しくなってきた。

朝その記事を読んで、リンクされた販売ページに飛んだ。
そこで自分のサイズを選んだ。
しかしそこまでで、発注のクリックはせず、もう少し考えることにした。
そうしているうちに、忙しい一日に突入してしまった。

昼近くなって、Mrs.COLKIDのスマホに画像を送りその製品を見せた。
買う前に意見を聞こうと思ったのだが、特に反応はなかった。
まあ大雨の日のためにひとつ持っていてもいいだろう。
そこで昼食が終わってから、スマホで発注することにした。

ところが、朝見た販売サイトで、処理の続きを進めようとしたら、途中でエラーになってしまった。
そして、この製品はもう売り切れました・・とメッセージが出た。
購入するかどうか、優柔不断で決めらないでいるうちに、売り切れてしまったのだ。

発注画面でサイズの選択までしてあったのだが、そのまま半日放置していた。
その間に他の人に買われてしまったのだ。
そりゃあ先に買う人の方が優先だわな・・・

仕方が無いので、他のサイトで買うことにした。
ところがどこのサイトでも、僕のサイズはすべて売り切れになっている。
え・・朝の時点では全サイズが揃っていたのに・・・

いかん、これは油断した。
意外に人気のある商品なんだな。
半日の差で負け組みになってしまった。

検索エンジンであちこちの販売店を探してみた。
しかしどこのお店にも、僕のサイズが見当たらない。
それどころか、他のサイズも多くが売り切れになっている。
メーカーの直販サイトも覘いてみたが、もう在庫は無いようだ。

どうやら僕以外にも、この長靴を買おうと考えた人がいたようだ。
恐らく探し回っている人が、まだ何人かいるのではないか。
朝の時点ではきれいに揃っていたのに、今は主要なサイズはどこも売り切れになっている。
記事で紹介されてから、半日ほどで全部売り切れてしまったのだ。

試しにフリマを見てみた。
するといくつか出品されていたのだが、何とプレミアムがついて、定価より高く売られている。
もともと入手が難しい商品だったようだ。

仕方が無い、今回は諦めるか・・・
と思いながら、さらに販売店を見ていくと、まったく知らない販売サイトで、僕のサイズが1足だけ残っているのをみつけた。
検索エンジンの何ページ目かで、やっと出てきたお店だ。

通常なら購入する前に、その販売店について調べる。
しかしそんな事をしているうちに、恐らくここも売り切れになるだろう。
他の人たちも同じロジックで動いているので、程なく皆がここに辿り着くはずだ。

考えている余裕は無い。
すぐに買い物カゴに入れて、そのまま一気に発注処理に進んだ。
ここはスピードが勝負だ(笑)
まずは買ってしまわないと・・・

購入が完了してから、ゆっくりお店について調べてみた。
福井県にある販売店であった。
(福井県は繊維産業が盛んなので、よくシャツなどを取り寄せている)
見たところ、しっかり作られたサイトなので、恐らく問題ないだろう。
ただ一度日本海側に行った製品が、日本を横断して東京に送られてくるというのも、何だか無駄ではあるが・・・

案の定、そのお店にあった在庫も、程なくきれいに売り切れてしまった。
思い切ってそのまま発注してよかった。
と言っても、まだ実際に製品が届いたわけでは無いのが・・・
大丈夫だよな・・・
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シューレース


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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メレルのカメレオン8。
3年前に買った靴である。
2020年11月2日の日記
高機能なゴアテックスのハイキングシューズであり、普段履くシューズのローテーションに入っている。
特に雨の日の選択肢のひとつになっている。
3年間履いているので、汚れていて申し訳ない。


(iPhone 13 Pro)

3年前の記事では絶賛しているが、その後ひとつ問題が出ていた。
しかし自分の使い方が悪い可能性もあり、ここには書かなかった。

実はこの靴のオリジナルのシューレースが、何故か非常に解けやすいのだ。
たまたまこのロットだけかもしれないが、紐の表面が滑りやすいようで、どんなにギュッと締めても、少し歩くと緩んでくる。
仕方なく固結びにして使っていたが、それでも次第に緩んでくる。

山登りにも使うシューズなので、靴紐が緩むのは致命的なはずだ。
ただトレッキングシューズには独特の靴紐の結び方があるので、普通に蝶結びで縛る自分の使い方に問題があるのかも・・とも考えた。
そこがよく分からなかったので、今まで触れないようにしていた。

しかし街履きにしか使わなくても、シューレースが解けてしまうのはやはり困る。
ここは解けないものに交換すべきであろう。
どうせならと思い、ゴム式の結ばなくていいシューレースを購入してみた。


(iPhone 13 Pro)

上のふたつの画像は、それを付けた状態である。
ゴムひもを通して、余った分を切り取り、樹脂製のストッパーを取り付ける。
アマゾンで600円台で売っているものだ。

ビックリするほど良くなった。
ゴム製の紐自体が伸び縮みするので、程よくテンションがかかり足を締めてくる。
樹脂製のストッパーがその状態を維持してくれる。
上手く調整すると、脱着の際に紐を緩める必要が無く、一種のスリッポンのように履くことが出来る。

いやー実に快適であった。
緩む心配がなくなったので、性能面でも精神面でも安定し、カメレオン本来の性能が大いに発揮された感じだ。
足と靴が一体になり、そのうち履いているのを忘れてしまう。
けっこうな距離を歩いたにも関わらず疲労が少ないのは、さすがハイキングシューズだと感心した。
恐らく靴と靴紐の相性というものもあるな・・と思った。

ううむ・・もっと早く交換するんだった・・・
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朝の散歩


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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久しぶりにニコンを持って散歩に出た。
休日の朝早い時間に都心に出て、人の少ないうちに歩いてみようと思った。
生憎雲が多くて、撮影の条件としては今ひとつだった。

大手町って、朝早い時間だとビルが閉まっていて、なかなか地下道から外に出られない事が分かった。
うろうろしてやっと出口をみつけたら、将門の首塚のすぐ横だった。
慌てて帽子を脱いで、挨拶してから撮影を始めた。

天気は残念だったが、朝の空気は澄んでいて気持ちが良かった。
一瞬ヨーロッパの街の空気の匂いを思い出した。
もっともこの異常気象で、あちらもどうなっているのか分からないが・・・

残念ながら太陽の光が出たのは、もう疲れて帰ろうという頃であった。
しかし休日の都心って、歩いていてとても気持ちがいい。
これから涼しくなるだろうし、好天を期待して、また散歩に挑戦しようと思う。
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中日


FUJIFILM X100V

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雨の降る中、墓参りに行ってきた。
秋のお彼岸の中日だからだ。
雨のせいか、お寺はそれほど混んでいなかった。
恐らく天気が回復する明日に集中するだろう。

お花が雨で濡れていた。
墓石もビショビショなのに、ひしゃくで水をかけるのも何だかおかしい。
・・と言いつつ水をかけた(笑)
まあ、父親も祖母も、多分笑って許してくれるだろう。

だいぶ涼しくなった。
このくらいの気温だと助かる。
20度台だと涼しくて、あの暑い最中の緊張感がなくなり、かえって危険にも感じる。

涼しいと言っても、さすがにまだバブアーを着るわけにはいかないが・・・
実は今日は帽子だけバブアーをかぶって行った。
帽子もオイルドで防水なので、今日の天気にはちょうど良かった(笑)
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ブレーキ交換


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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フロントブレーキの交換で、車をディーラーに預けた。
先日書いたように、交換を促すメッセージが表示されていたのだ。(2023年9月9日の日記
朝早く担当の人が車を取りに来て、代車に白い118iを置いていってくれた。
会社の帰りに僕が代車でディーラーまで行き、作業の終わった自分の車を引き取ってくる。

118iは今乗っている320dを購入した時に、候補のひとつに考えていたモデルである。
しかし当時出たばかりの118iを試乗したところ、どうしてもFF車特有の感触が気になった。
それまで乗っていた120iの最大の魅力が、小さな後輪駆動車、という贅沢さにあったので、これは決定的な違いに感じられた。
同じ1シリーズでもパワーのある135は十分に魅力的だったが、そろそろ年齢的にも速過ぎる車を選ぶのは危険かな・・と思い、結局3シリーズのツーリングワゴンになった。

しかし3シリーズは、実際に毎日乗っていると、僕には少し大きすぎると感じている。
真っ直ぐ走る分にいいのだが、狭い道や車庫入れの時などに難儀する。
正直大きさだけで言ったら、1シリーズの方が理想に近い。
そのため、ここにきてまた1シリーズが気になっていた。
もちろん今更買い換えるわけではないのだが・・・

だが今日は忙しくて、結局118iを乗り回すことは出来なかった。
夕刻になりディーラーに自分の車を引き取りに行く際に、少し高速道路など走ってみた。
最初に感じたのは、発表時よりハンドリングが改善されている、ということだ。
FFっぽさがだいぶ軽減されて、普通にのんびり走る分にはFRと変わらない。
まあ最後の最後には、FFっぽくなっちゃうんだろうけど・・・(笑)

あとどうも僕もディーゼルの運転に慣れてしまったのか、あれほど好きだったガソリンエンジン車が少し頼りなく感じられた。
立ち上がりでここ一発で踏み込んだ時のトルクが、ディーゼルに比べると薄く、何だか優男のようなのだ(笑)
確かにこの方がナチュラルなのかもしれないが・・・

当然3に比べると各部の品質が少しずつ劣る。
面白いのは、恐らくコスト的にはほとんど変わらなくても、クラスを分けるために意識的に落としたと思われる部分があることだ。
もちろん3も5に比べると、同じように少しずつ劣るように作られている。

ところでお店に新しい5シリーズの電気自動車があった。
(自分が買う車ではないので、知識が全くないのだが・笑)
まだ発売前で珍しいそうなので、iPhoneで写真を撮らせてもらったので載せておく。
充電満タンで航続距離がどのくらいなのか尋ねたところ、多分400キロ以上は行けるだろうという。











(上はすべてiPhone 13 Pro)
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買い替え


D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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コーヒーメーカーが壊れたので買い換えた。
記事を遡ってみると、前回買ったのは2年とちょっと前だ。(2021年7月8日の日記
この2年間、ウィークデイはほぼ毎日使っていたので、寿命としては、まあこんなものであろう。

前回2年前に購入した時は、それまで使っていたものとはまったく形の違う新型であった。(メーカーは同一)
しかし今回は、まだ後継機種は出ておらず、同じものをもう一度買う事になった。
下手に別のものに変えて、味が落ちてしまうことを恐れた。

まあ、何のかのと言っても、今の製品を気に入っている・・という事だ。
数年使えば壊れるが、消耗品と割り切り、同じメーカーの新しい機械に買い替えていく。
毎日使って精通している機械なので、箱から出して、そのままマニュアルも読まずに使い出すことができた(笑)

今回壊れたのは、恐らく回転ブレードのシャフト部分のパッキンの水漏れが原因だと思う。
そこから漏れたコーヒーが、次第に本体内部に入り込んでいき、最終的にモーターがいかれて回らなくなった。
漏れたコーヒーが下に溜まるようになったのは知っていたが、そのまま使っていたこちらも悪いのだ。

ブレードが回らなくなってしまったので、この一週間ほどは、豆を砕くのを諦めて、もっぱら粉のコーヒーをいれて飲んでいた。
マシンは粉にも対応しており、ちゃんと蒸らしながらいれてくれる。
それはそれで美味しく飲んだ(笑)

とは言え、そのままずっと使うわけにもいかず、新しいものに買い換えたのだ。
今日は箱から出した真新しい機械でコーヒーをいれた。
昨日までと同じ機械なので、新鮮味はないのだが、新品でコーヒーのアクが溜まっていないためか、さっぱりしていて美味しかった。
さて次の買い替えはいつになるだろう。
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帽子の旅 4


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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お店には大量の帽子が所狭しと並んでいる。
当然候補以外にも、目についたものをいくつかかぶってみた。
それでさらに混乱することになった(笑)
自分にすごくよく似合う中折れ帽をみつけてしまったのだ。
点数は90点くらい・・かな。

さて、どうしたものか・・・
でも中折れ帽はすでにいくつか持っているし、今は流行から外れつつあるようにも思える。
それに僕の歳だと中折れ帽を崩し気味にかぶるのは難しく、カジュアルな帽子が欲しいという今回の趣旨に合っていない。
惜しいが今回は中折れ帽は止めておこう・・・

ただいつか買う可能性はあるので、型番は控えておいた(笑)
他にもいくつかかぶってみたが、不思議なことに同じ中折れ帽でも、他のモデルではそこまで似合わないのだ。
やはり僅かな形の違いで、相性が大きく違ってくる。
試着の重要性と難しさを感じた。

結局今回はエクアドル製のフェルトハットを購入した。
いくつかサイズを試させてもらい、少し大きめのものを選んだ。
頭へのかぶさり具合が、その方が合って見えたからだ。

品質の割にリーズナブルな価格が売りの帽子で、金額は1万円しなかった。
まあ何時間かかけて行ったわりには、大した買い物をしなかったが、あれだけの種類の帽子が見られただけで、かなり有意義だった。
それにブログも4回に渡って書けたし(笑)
その後アメ横にも行ってみたのだが、八王子のお店でいい物ばかり見て、目が肥えてしまったので、欲しいものがなかった。

帽子ってネット通販向きの商品ではないな・・とつくづく思った。
僅かの違いが影響するので、画像で選ぶのが難しいのだ。
コンピューターで自分の姿に合成させる仕組みを作っても、雰囲気程度しか分からないのではないか?
サイズに関しても、頭の楕円の形状は人それぞれ異なるし・・・
まあ、それゆえ試着できる場所を作ったのだろう。

今回倉庫兼店舗に行ってみて思った事。
まずひとりだと鏡の前との行き来が大変だったので、誰か判断してくれる(センスのいい)人が一緒に行った方がいいと思った。
あとやはり選ぶ時間を十分とった方がいい。
微妙な差をシビアに追求するようになり、恐らく鏡の前でかなり悩むことになるだろうから(笑)
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帽子の旅 3


FUJIFILM X100V

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実際にかぶると、予測と違う結果となった。

まずハリスツイードのバケット帽である。
鏡を見ると、似合わないわけではないのだが、思ったほどでもない。
点数をつけるなら65~70点くらいか。

実際に自分の頭に乗せてみると、クラウンが僅かに高すぎて、バランスを崩している。
恐らくあと1センチ、いや数ミリ低ければ、80点くらいまでいったであろう。
本当にかぶってみないと分からないものである。

エクアドル産のフェルトハットであるが、こちらはトップが平たくて、広めのつばが付いている。
これは予想通り・・というか、それ以上に似合った。
点数は85点以上かも。

とはいえ、候補に挙げておいて何だが、この手の帽子って、かぶるのにちょと勇気がいる。
昔から欲しい形ではあるのだが、買っても実際にかぶるのかなあ・・・
まあ自分で思うほど、周りは気にしないのだろうけど・・・

一方サファリハットは、思ったほど合わなかった。
微妙に形が合わないし、柔らかいこともあり、つばが波打ってだらし無く見える。
65点くらかな・・・
この帽子は汎用性があるし、使いやすいだろうと期待していたので、ちょっと残念だった。

実物を前にしても、見ただけでは分からない。
実際にかぶって鏡に映った自分の姿を見て、はじめて合うかどうかがはっきりする。
微妙な形状、僅かなデザインの違いで、似合ったりイマイチだったりと、結果が大きく変わる。

通販だとこれができないのだ。
届いた商品を箱から出し、鏡の前でかぶってみて、70点くらいなら、まあ仕方がないか・・という感じである。
ところがお店で実物を試着すると、微妙な相性にまで目が行くようになる。
判定の基準が厳しくなり、90点前後を目指すようになるのだ。
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帽子の旅 2


FUJIFILM X100V

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先日の帽子店であるが、お陰様で閉店1時間前に入ることができた。
その時点で中央線はまだまともに動いていなかったので、遠回りしたのは正解だったと思う。
あのまま乗っていたら、たとえ間に合ったとしても、刻々と迫る時間にかなり焦ることになったはずだ。

倉庫兼店舗とはなかなか面白いアイディアだ。
広いエリアに何列も棚が並んでいて、所狭しと帽子が並んでいる。
陳列棚というより在庫を保管するための棚で、帽子を入れた箱がずらっと並んでいる。
棚の一段だけがサンプルの展示に使われている。

そして倉庫に隣接してオフィスがあり、すぐ隣で受注や出荷の業務を行っている。
要は配送センターを一般に公開し、ショールームを兼ねさせようという事だ。
発想として面白く、ネットの時代の店舗の在り方のひとつであろう。

実際これだけ大量の帽子が並んでいるのを見るのは壮観であった。
倉庫と言っても部屋は新しくて綺麗で、空調も効いている。
扱っている商品も内外の品質の高いものが選別されている。
これは来た甲斐があったと思った。

あらかじめ同店のネットショップを見て、いくつか自分に合いそうなものを絞り込んでおいたが、何も考えずに行ったら大変だったかもしれない。
製品は大量にあるが、それでもすべてが展示されているわけではないので、みつからないものはお店の人に頼んで出してもらう。
実際候補として三つ選んで臨んだが、そのうち二つは展示されていなかった。

絞り込んだ帽子は以下の3種類である。
一つめは英国製のハリスツイードのバケット帽。
二つめはエクアドル製の頭の平たいフェルトハット。
三つめは柔らかい素材のサファリハット。

さて実際にかぶってみると・・・
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全員敬老の日


FUJIFILM X100V

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昨日の記事の続きを書く前に、敬老の日のお祝いに食事をしてきた。
一応母親のお祝いの食事会のつもりであったが、考えてみれば60歳の僕も対象になるのではないか。
何しろ同級生はおじいちゃん、おばあちゃんばかりである。
我が家は高齢者ばかりになりつつあり、もはや全員敬老の日と言ってもいい。
何という事だ・・・

いつもの近所のイタリアンを予約した。
食事の方は美味しかったよ(笑)


(FUJIFILM X100V)
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帽子の旅 1


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ネットの帽子専門店から帽子を買ったことがある。
しかし帽子ばかりは、実際にかぶってみないと分からない。
実物が届いて頭に乗せてみるまで、似合うかどうか分からない。
通販で買うのは一種の賭けなのだ。

その販売店の倉庫兼店舗で、実際に試着できる事が分かった。
しかし場所は八王子と遠い。
東京の東側にある我が家から、片道1時間半以上かかる。

たまたま今日はその倉庫が営業していたので、仕事を終えてから行ってみることにした。
とはいえ営業時間は午後5時までである。
車で行こうかとも思ったが、渋滞に巻き込まれる心配があるので、より時間が確実な電車で行くことにした。
しかしそれが間違いであった。

途中で中央線が止まってしまったのだ。
目的地まであと20分ほどのところなのに、電車がホームにストップしたままだ。
やむなくその駅で降りて、駅前のお店で食事をとりながら、別のルートがないか、路線図と睨めっこした。
何しろ全く知らない土地なので、どういう迂回路があるのか、皆目見当がつかない。

かなり遠回りになるが、数回乗り換えて行けないことは無いと分かった。
西の方向に並行して走る線があるので、電車を乗り継いで隣の線に移動しようというのだ。
その迂回コースを通ると、1時間弱余計にかかるが、何とかお店の営業時間内に到着する。

実は停まった電車も、あと20分ほどで運行再開するとアナウンスがあった。
そのまま待つのも手であるが、経験上この手のアナウンスはあまり信用できず、恐らく動き出してもスムーズには行かない。
ここは思い切って迂回コースを行くことにした。
迂回コースだとぎりぎり間に合うが、このまま待って予定通り動かなかったら悲劇である。

しかしその迂回コースも、思うようにはいかなかった。
影響が及んだのか、こちらも電車が遅延しており、しかも乗客がそちらの線に殺到したようで、ホームは人で溢れていた。
移動もままならず、危なく乗り換えの電車が出てしまうところだったが、何とか飛び乗った。

何時間かを要したが、やっと目的地の八王子まで行くことが出来た。
帽子を試着するために、ずいぶんと遠い旅に出ることになった(笑)
肝心のお店でのお話は次回・・・
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アストリッド


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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つい先日まで、NHKで「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」というフランスのテレビドラマを放映していた。
シーズンの途中で気付いて見始めたのだが、面白くて毎週見るようになった。
日曜の夜11時という遅めの時間だったので、録画しておいて翌日見るというパターンが多かったが・・・

自閉症で人と接することが不得手なアストリッドと、ラフで猪突猛進型のラファエルという正反対の女性二人が組んで、事件を解決していくミステリーだ。
アストリッドは多くの悲しみを抱えており、傷つきやすく普通に日常生活を送ることが難しいが、一方で天才的な分析能力を持っている。
そんなアストリッドを、親分肌のラファエルが大切に守りながら、難事件に挑んでいく・・というストーリーだ。
最初は懐疑的だった周りの人たちも、誰も気付かないことを発見し次々に事件を解決していくアストリッドの能力に驚き、だんだんと認めるようになる。

陰鬱で重い作風が多いヨーロッパのテレビドラマとしては、比較的明るく作られている。
ストーリーもマニアックで凝ったものが多く、シナリオもよく練られているが、何といってもアストリッド役のサラ・モーテンセンが素晴らしい。
日本と関連したシーンが随所にあり、アストリッドが思考を整理する際には小さい畳の上に正座して考え、恋人になる男性は、テツオ・タナカという日本人である。

アストリッドが属する自閉症の人達のネットワークがあり、それぞれが傑出した能力を持つため、事件の解決に専門的な能力を借りることがある。
たとえばIT企業の受付にある画面に映った女性の動きに疑念を持ったひとりが、いきなりトロッコ問題に関わる質問をして、その画面の女性がAIの作り上げた映像であることを見抜く、といった場面があった。
彼らも普段は世間で異端視されており、定期的に開く集会で生きづらさを語り合うが、捜査に参加することで自分が活躍できる場を与えられ、嬉々として協力する。
しかしそれには当然危険も伴うため、警察にどこまで彼らを受け入れる柔軟性があるか・・も見所になっている。

残念ながらこの前の日曜日にシーズン3が放映完了してしまった。
途中から見始めたので、最初の方を見たいと思い調べたら、アマゾンプライムで有料のシネフィルWOWOW プラスというのに入ると見られることが分かった。
ドラマの最初の方が見たくて入会した。
今はシーズン1から毎日2話くらいづつ見ている。
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