募集


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月末ということもあるが、とにかく忙しい。
消費税増税もからんでいるのだろう。
もう2月の受注は一杯だし、3月はさらに凄いことになるという話が聞こえてくる。

とてもこなせる仕事量ではないので、打ち合わせた上、短期アルバイトの募集をかけた。
どのくらい集まるだろう?
春休みの学生あたりに期待しているのだが・・・
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また故障


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昨日また会社の機械で故障が発生した。
今回はレーザー裁断機を制御するパソコンだ。
始動しようとしたら、電源が入らなくなった。
デルの古いワークステーションで、OSはWindowsXPだ。

スイッチを押しても、状況を示すライトが点灯するだけで、うんともすんとも言わない。
何度も押しているうちに、ブーンとブロアが大きな音で回り出すが、それだけで画面には何も表示されず、立ち上がる気配は無い。
デルに電話したら、女性のオペレータが対応してくれた。
症状を細かく説明したが、結局は電源かマザーボードが壊れている可能性が高いという。
すでに生産終了後かなり経っている機種なので、修理不能であり、買い換えるしかないという。

それは仕方が無いとして、新しいパソコンが導入されるまで、毎日の作業が滞ってしまうのは非常に困る。
古いレーザー裁断機を動かさなければならないので、パソコンなら何でもいいわけではない。
機械の輸入元に確認したところ、XP搭載でしかもプリンタのパラレル出力のついた機種である必要があるらしい。
今時そんな機械探しても無いのではないか?

偶然であるが、同じ頃に買った同型式のワークステーションが、事務所にもう一台ある。
それを告げると、恐らくHDDは壊れていないので、そちらに移植すれば動くはずだと教えてくれた。
トライしてみると話して電話を切った。

壊れたワークステーションをバラしてみると、内部でSATAのケーブルでHDDが接続されている。
配線を外してHDDを取り外し、もう一台のワークステーションのところまで持って行った。
しかし、よく考えたら、こちらのワークステーションも、今止めるわけにはいかない機械なのだ。
一時的に入れ替えようかと思ったが、そうはいかないことに気付いて、どうしたものかと困ってしまった。

K師匠に相談したところ、とりあえず古いパソコンを1台、家から持ってきてくださった。
予備機としてとっておいたという、デルの古いXPのモデルだ。
画像ソフトや裁断機のドライバなど、必要なプログラムをインストールしたところ、レーザー裁断機が何とか動き出した。
K師匠は、この機械はもう使わないから、そのまま使っていいですよと仰ってくれた。
やはり予備の機械というのは必要なのだと実感した。

動作の確認はできたが、裁断機を動かすカットのデータは、問題のHDDの中に入っているので、実際に機械を動かす事が出来ない。
外したHDDを復帰させる事に成功すれば、今までに作ったデータを取り戻す事が出来るかもしれないが、それにはちょっと時間がかかる。
実際あのHDDに入っているデータは、長年かけて作った資産でもあったわけだ。
やむなく最低限必要なデータだけに絞り、夜までかかって新たに作り直し、何とか裁断の作業を再開させた。

翌日になりK師匠が、SATA接続のHDDをUSBで読めるケーブルを、持ってきてくださった。
パソコンにつないだところ、HDDは生きていたようで、以前作ったデータも復帰できることがわかった。
とりあえずは一件落着である。

それにしても、このところパソコンがよく壊れるのだが、宇宙から電磁波でも飛んできたのだろうか。
もっとも10数年も前のパソコンだから、そろそろ寿命を迎えることになっても仕方ないか・・・
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1000マイル


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先日紹介したウルヴァリンの1000マイルブーツであるが、日曜日に一日履いて都内を歩いてみた。
その結果、案外悪くないことがわかった。
悪くないなんて書いたら失礼であるが、ブーツが苦手な僕が、初日からこんなにスムースに履く事が出来たのだから、大したものである。

試着の時とは違って、今回は普通の厚さの靴下を履いた。
当然少し緩くなるが、靴紐をしっかり結ぶ事で、太ももの下部辺りに靴が固定される。
それで歩き出したのだが、しばらく経つと、案の定、紐の締りが均一化して緩くなりだした。
靴の中で足が動く。
こんなものかと思いながら歩き続けたが、特に支障になるようなことはなかった。
これでいいのかもしれない(笑)

ブーツの作りは荒っぽく、いかにもアメリカンといった感じだ。
それを味として許せてしまうところが凄い(笑)
つま先と踵は硬く補強されているが、それ以外の部分はクロムエクセルならではの柔らかさ。
ソールは薄めで、ビブラムのハーフソールが張られている。
厚みのあるトリッカーズあたりと比べると、路面の状況が伝わりやすいようだ。

不思議なもので、少々隙間があっても、まったく靴擦れにならない靴がある。
1000マイルブーツがまさにそれで、その状態で一日歩いても、いわゆる靴擦れにはならなかった。
素材のクロムエクセルによるところも大きいような気がする。
非常に柔らかく、足に吸い付いてくるようなしなやかさがあるのだ。

最初は幅がきつめに感じたのだが、歩き出すと、すぐにそれが気にならなくなった。
靴の曲がりの部分が足の甲にあたり、擦れて皮膚がちょっと痛痒かったが、それもほどなく治まった。
夕刻くらいになると、小指に靴の内部が当り、少し痛みが発生したが、それもいつの間にか消えてしまった。
しなやかなクロムエクセルが、足の形に合わせて変化し、柔軟に対応してくれるように見える。
不思議な魅力を持った靴である。
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古いブーツ


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年末年始を奥日光で過ごした時、古いカベラス製のアウトドア・ブーツを持って行った。
昨年の12月12日にここで紹介したもので、20年も前に購入した米国ダナー製のブーツである。
僕の持っている靴のほとんどは、都会用と言ってよく、たとえ日光程度と言っても、雪深い中を歩くのは辛いだろうと思ったのだ。



前にも書いたが、僕の足はブーツとの相性があまりよくないようで、今までに買った多くのブーツはしっくりこない。
この古いカベラスのブーツはどうだったろうと考えたが、さすがに20年も前の話なので思い出せない。

そもそも靴の寿命は20年くらいが限界だろうから、普通に使っていたら、ボロボロになっていておかしくないのだが、ほとんど履いていないので、新品とは言えないまでも、使い古した感じはしない。
靴は昔の方が作りが良かったというが、このしっかりとした作りを見ると、案外これは貴重なブーツなのかもしれない。

それにしても、この靴を履いて、カメラの機材を持ってホテルの中を歩いていたら、エベレストにでも登るような大袈裟な姿になってしまい、みな何となくひいていた(笑)
これだけ頑丈そうでヘビーューティな靴であるから、運転がしづらいのではないかという心配はあった。
増してや雪の中だし、デリケートなアクセル操作が出来ないと危険なので、いつでも履き替えられるように、予備としてコマンド・ソールのトリッカーズも持って行った。
ところが、意外にもこのブーツは非常に使いやすく、足首もスムースに動き、運転するのに支障はなかった。
ブーツを履いたままで車を運転して、どんどん山の上の方に進んでいった。

気に入った風景をみつけると、車を道端に停めて、カメラを持って外に出た。
氷の上では、さすがに歩くのは慎重になるが、雪の上はまったく平気で、どんどん進む事が出来る。
不思議なくらい安定している。
多少雪が積もっていても、無視して踏み込んで行けるし、靴の中に水が入ってくることもなかった。
しかもシンサレートの分厚い繊維で包まれているため、十分に温度が保たれており暖かいのだ。

撮影しようと思って、雪に覆われた湖畔に入っていくと、それを真似して後を追ってくる人がいる。
不思議なもので、写真を撮っていると、必ず真似をして、同じ場所で撮ろうとする人がいる。
人と同じ事をしたのでは意味が無いと思うのだが、まるで一緒に行くと得をするかのようにくっついてくる。

ところが、今回は少し意地悪な結果になった。
雪深いところを突っ切って、その先に行ってカメラを構える。
それを追いかけてくる人は、ズボッと足がはまり込んでしまい、悲鳴をあげる。
見ると一応短めの登山靴のようなものを履いてはいるのだが、それではここまで入ってくる事は出来ない。
口惜しそうに引き返していくのを何度か見た(笑)

このブーツは便利なので、車に積んでおくことにした。
早速ちょうどいい大きさの手提げを買ってきて、それに入れてトランクに入れっぱなしになっている。
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復帰・・・?


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パソコンのCDをやっとみつけた。
昨晩部屋を家捜しして、収納棚の奥にしまってあるのを発見した。
機器ごとに区分けして、ちゃんとビニール袋に入れて保存してあった。

その棚のドアの前に荷物が積んであって、容易には中を確かめられない状態だった。
今になって思えば、これは重要なものだからと、整理して棚の中に保管したのは確かに自分である。
しかし、そのことを全く思い出せなかった。

DELLのstudioXPSという機種だ。
WindowsのCDを見たらVISTAであった。
そこで初めて、途中でWindows7にアップグレードしたのを思い出した。
別の場所で、7へのアップグレードのCDもみつけた。
これで一応揃った。

次の作業は、パソコンを運び出すことだ。
パソコン本体が異様にでかくて、設置してある棚から出すだけで大仕事だ。
これをさらにお店まで運ぶかと思うとうんざりする。

重い本体を移動する前に、もう一度電源を入れてみた。
案の定、黒い画面でカーソルが点滅する状態までいって、そこでストップしてしまう。
今まで何十回もトライしたが、毎回同じ結果であった。

電源を落として、いよいよ運び出そうかと思ったが、念のためにもう一回だけ、電源を入れてみた。
何となく、そうした方がいいような気がしたのだ。
また黒い画面になり、カーソルが・・・
あれ?
その次の工程まで進んだぞ。
セーフモードで立ち上げるかという画面になった。

パソコンを運び出そうと、既に動かし始めた状態だったが、慌ててキーボードをつなぎ、指示を入力した。
しばらく何やら補修作業を行っていたが、やがて補修が完了したというメッセージが出た。
一度シャットダウンして、再度電源を入れてみる。
なるべく余計なことはせず、作業は機械に任せて、こちらはじっと待つ。

すると、懐かしいいつもの画面が出てきた。
おおっ!うまくいったぞ!
機械の反応を確かめながら、LANやUSBをひとつずつ繋いでいく。
外付けのHDDがひとつ認識できないが、まあいいだろう。
とにかく復帰できたようだ。

というわけで、いつものデスクトップPCに戻って作業している。
今のところ、安定して動いている。
動きは早いし画面も大きいし、やはりノートよりずっと楽だ。
しかし、またいつおかしな状態に陥るかわからないので、CD類は見えるところに置いておくことにした。
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安売り


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引退した業界の人と、都内で会って、いろいろ情報交換をした。
パワーのある老人で、会うたびにエネルギーを吸い取られるような気分になる。

モノが売れて生産が忙しいのは、どこも一緒らしい。
この後さらに消費税率アップ前の駆け込み需要が見込まれるので、お店では定年退職者や産休中の人に声をかけて、一時的な人員補強をするという。
この勢いが、税率アップ後も続けば御の字なのだが・・・



性懲りもなくブーツである。
ウルヴァリンの1000マイル・モックトゥ・ブーツだ。
アメ横で定価の半額程度で並んでいた(笑)

1000マイル歩いても壊れない、というキャッチフレーズで、1914年に発売された同社の1000マイルブーツ、その末裔のモデルのひとつ。
100年前に開発された靴であるが、作りは現代的にリファインされているという。
メイド・イン・USAを謳っているが、その割に仕上げがラフなところが面白い。

1000マイル・ブーツは、以前より何となく欲しかったのだが、価格がけっこうするので、買うまでには至らなかった。
しかしアメ横を歩くと、路上にえらく安い値札がつけられて並んでいる。
先日それを見てしまい、少しがっかりして買う気が失せていたのだが、やはり気になって、結局再度足を運んでしまった(笑)

キズ物セール品として、1000マイル・ブーツばかり何足か並んでいる。
その中に自分の足に合うサイズがあるかどうかである。
それにしてもこんなにキズ物が出るなんて、品質管理がなっていないのだろうか?(笑)
日本と基準が全然違うのだろう。

ブラウンのオイルレザーのモデルに触ってみると、クロムエクセル特有のしなやかな感触・・・
「これクロムエクセルですよね」
「そうです。世界最高のオイルレザーですよ」
「それが・・この価格ですか・・・」
「ええ、足に合えばお得ですよー!(笑)」

足のサイズを聞かれ、3Eか2Eなら25.5、Eなら26と答えた。
どのモデルにどのサイズがあるか、店員さんはしっかり暗記しているようで、この機種なら26があると即座に教えてくれた。
幅はDだというから、少々狭めであるが、まあ履いてみないとわからない。

サイズ8Dという、26に相当するサイズを試着した。
予想通り幅はきつめだが、前後はちょうどいい。
確かにこの圧迫感は、幅Dくらいの感じである。
しかし今日は厚めの靴下であるし、これで何とかなりそうだ。
柔らかい革ですから少々きつめでも伸びると思いますよ・・と言われた。

何といっても僕の大好きなクロムエクセルで作られたブーツであり、しかもほぼ半額であるから、これは「買い」であろう。
キズ物ということになっているが、少々の傷や染みはもとから付いていて当たり前の感じで、どの傷のことを言っているのかわからない(笑)
僕はそういうことを気にしない方だし、一回履けば同じ・・という程度のものである。
実際にはネット上でさらに安く売られているのもみつけたが、まあ試着できることを考えると、悪い買い物ではなかった。

ブーツは革の面積が大きいので、手で触れてみると、クロムエクセルならではのしなやかな感触を存分に楽しめる。
革フェチには、短靴よりブーツの方が、明らかに訴えるものがある。
クリームで仕上げるのは、少し手間がかかるが・・・
しかし、こうクロムエクセルの靴ばかり集まりだすと、少々飽きてきたのも事実である(笑)
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仮の接続


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パソコンを治す暇がない。
というか、CDがみつからないので、作業に移れないのだ。
幽霊屋敷にはなかったので、引き続き自分の部屋を捜索中。

しばらく臨時用のVAIOを使っていたが、ノートパソコンの小さいキーボードは疲れる。
そこで大きなキーボードをUSBでつないで使いだした。
これで少し楽になった。

画面も小さくて疲れるので、EIZOのモニタを外付けしてみた。
色やコントラストが以前と違うので戸惑ったが、ドライバが入っていないので当然であった。
まあ、仮の接続なので仕方がない。
やはり単体のモニタの方が、はるかに見やすい。

ノートは少なからず体に負担がかかっているのを実感する。
とはいえ、パソコン本体はVAIOを使うしかない。
かなり高いノートブックだったので、それなりの性能は持っているようで、一応の業務はすべてこなせる。
さすがに故障中のパソコンと比べると、現像などの処理は少し遅いが、これは仕方がないだろう。
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ああ失敗


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このクリームだと失敗することがない・・
靴クリームの推薦文に、そう書かれているのを読んだことがある。
一流のプロの方なので、逆に、これほどの人でも失敗することがあるのか・・と思った。

実は僕も昨年の暮れ、大失敗をやらかした。
自分なりに考えて、実験的な磨き方を試していた。
別の色のクリームを塗ってみたり、何種類かのクリームを重ね塗りしたり・・といった方法だ。
目の前には、様々な会社の様々な色のクリームのビンが積んである。

靴クリームの中には、塗ってからあまり時間をおかずに拭き取ったほうがいいものもある。
そのため、左右の靴を交互に磨くことは難しい。
一方の靴をあるところまで仕上げて、それからもう一方に移るしかない場合があるのだ。

その方法でやっていて失敗した。
途中まで磨いて、これは思ったような仕上がりにならないな・・と気付いた。
もう一方の、手をかける前の靴の状態のほうがずっといいのだ。

慌ててクリームやワックスを拭き取って、元に戻そうとした。
ところが、ワックスの食いつきが良くて、簡単には落ちない。
もう一方の靴と、輝きや色の感じが、かなり違っている。

水溶性のクリーナーで落そうとしたが、ほとんど効果が無いので、やむなく溶剤系の強力なクリーナーを使用した。
すると革の艶が無くなり、ボソボソになってしまった。
栄養を与えて復活させようとしたが、いくらクリームを塗っても、元の状態に戻らない。

完全に左右の靴が別のものになってしまった。
不用意に実験を始めてしまったものだから、取り返しがつかない事態に陥った。
実験前は、何日もかけて磨き上げており、抜群にいい状態だったのだ。

しかもその時の状態が、残されたもう一方の靴で確認できてしまうところが辛い。
靴を揃えると、実験前と実験後の状態が一目瞭然になる。
お前がこうしてしまったのだと責められているような気分である。
ましてや、左右が揃っていないのを極端に嫌う僕であるから、精神的な打撃は大きい(泣)

先日その靴を持って、靴の仕上げで有名な方のお店に行った。
事情を説明したところ、何の仕上げ剤を使ったかなど、詳しく聞かれた。
やはりプロでも直すのは手間のかかる作業らしく、出来るかどうか時間をかけてチェックしてみるという。
まだ見積りが出ていないが、普通の磨きの何倍かかかるようだ。
まあ、自分の失敗だから仕方が無い。

実に美しいバーガンディのもう一方の靴を見たお店の方が、いい色出てますねえ・・と感心していた。
何度もクリームを塗ってやっと出した色である。
残念であるが、補修するにあたり、左右を揃える為に、その色も落とさざるを得ないだろう。
まだ一度しか履いていないのに・・・と涙目になった。
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日帰り出張


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今日は大阪に出張であった。
朝7時に家を出て、帰ってきたのは夜11時だ。
かなりハードだったが、往復を新幹線のグリーン車にしたところ、だいぶそれに助けられた。
こういうスケジュールの時は、身体を休める上で有効であることを知った。

あちらでは業界のトップクラスの集まりに出席した。
あるジャーナリストを講師に呼んで、いろいろ話を聞いた。
テレビでは言えない話・・というのをいろいろ聞かせてもらい、非常に有意義であった。
今日は遅いので、それについてはまた次回・・・
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漏水 5


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まるで日光の土地のようだと思った。
流れてきた湧き水が溜まって湖を作り、そこから溢れた水が滝となって落ち、川となり次の湖に流れ込む。
日光はそういう立体的な構造になっている。
今回の漏水事件も、上下に3層の住宅を巻き込んで発生している。

我家よりふたつ上の階には、最近越してきた若い夫婦が住んでいるという。
最初に管理会社が行った時は、ウチは問題ないと言っていた。
逆に漏水の原因がその家にあることが、それで分る。
床下の配管で水が漏っているので、住んでいる当人は分らないのだ。

調査の結果、ボイラーから供給されるお湯の配管部分で、漏水が発生していることがわかった。
古くなり、配管の溶接部分に亀裂が生じたのだ。
すぐにお湯の供給をストップした。
その家では風呂に入ることは出来なくなるが、これで階下への水の漏れがようやく止まった。

夜になり、その夫婦が謝罪に来た。
本当に申し訳ないと平謝りである。
当人たちにしてみれば、青天の霹靂であろう。
何も悪い事をしたわけでは無いのに、不可抗力で加害者になってしまい、謝って歩かなければならないのだ。
逆に気の毒になった。

保険が効くのかどうか、現在調べているという。
個人で入っている保険は、自分の家のみが対象で、下の階の補修までは含まれていないという。
そのため、管理組合の保険が適用できるのかどうか調査している。
いずれにしても、かかったお金はすべてお支払いしますと、奥さんの方がきっぱりと言った。
なかなか男気のある奥さんだ(笑)

多分すべてがこちらの要求通りにはいかないだろう。
実際に被害が発生しているとしても、保険会社は簡単には支払いを認めないはずだ。
だからといって、最初から額を控えめにするわけにもいかないので、まずは被害を正確に洗い出すしかない。
我家もさることながら、上のOさん宅の被害額は一体いくらになるだろう。
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新年会


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銀行の新年会に行って、今さっき帰ってきた。
昨年の集まりの時に呼んだ落語家が、また来ていた。
今年は人情噺であった。
それが結構よくて、涙を拭いながら聞いている人もいた。

食事をしていると、その落語家が隣に座った。
今年はよかったですねというと、そうですかと喜んでいた。
町の銀行とはいえ、うるさ型の社長クラスが集まっているので緊張したという。

昨年はリズムがつかめなかったのか、場が白けて参ったが、失礼ながらその時より大分上達している。
最近は出世して、地方局のテレビ番組の司会などもしているようだ。
この世界は生きていくのが大変です・・と言っていた。



スコッチグレインのスエードのフルブローグ。
たまたまデパートのセール会場でみつけたものだ。
前からネイビーのスエードの靴が欲しかったこともあり、ちょうどいい機会だったのでゲットした。
(もっともいつもアウトレットでセール品を買っているので、慌てて買うことはなかったのだが・・・)

何よりもロングウイングチップであるところが気に入った。
ソールは同社がSGソールと呼ぶ合成ゴムのレッドが使われている。
靴紐は白い平の太いものが付いていたが、そこだけ浮いて見えるので、手持ちのベージュの丸紐に替えてみた。
これでも最初の平たい紐よりずっといい。
後程もっと合ったものに交換する予定である。

特別に幅広の靴ではないのだが、履いてみたらほぼぴったりであった。
いつもの「緩めのフィット」ではなく、足に吸いつくような、遊びのない履き心地である。
店員さんによれば、幅は2Eと3Eの中間くらいだという。
それならば納得がいく。

スコッチグレインの現行のカタログには載っていないモデルである。
旧型なのか、あるいは百貨店向けのオリジナルの商品なのかもしれない。
実際デパートの靴売り場には、その店専用に作られたオリジナル・モデルがかなりの数並んでいる。

どちらかというとスニーカーに近い製品かもしれない。
上から見ると、少々寸詰まりのデザインだ。
足を入れると靴が膨らむのか、ボテッとしてさらに格好が悪くなる。
羽根が広がり気味になるのは、冬で靴下が厚めなことも原因であろう。
もっとも羽根が少し広がるくらいが、正しいサイズと言えるのだろうが・・・

スコッチグレインの靴は、形がカッコ悪いと嫌う人がいる。
そういう足の形をした日本のおじさんを、ターゲットにしているからだろう。
僕のような偏平足の足にもしっかりフィットするよう、よく考えて作られている・・ということだ(笑)
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意外に充実した休日


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まだパソコンが直っていない。
本当は今日修理に持ち込みたかったが、ソフトのCDが見当たらない。
もしかすると幽霊屋敷(倉庫)の方に持って行ったのかもしれない。
何年も前のことなので忘れてしまった。
もので溢れているというのに、肝心な時に肝心のものがみつからない。
仕方ないので今日はあきらめて、別のことをすることにした。

実は昨年、靴磨きに失敗した靴がある。
それについては、別の機会に経緯を書くが、その靴の補修をプロにお願いしなければと考えていた。
今日やってしまおうと決意して、靴を持って青山まで行った。

銀座もそうだが、青山にも靴のお店がいっぱいある。
名だたるメーカー直営の靴店が並んでいる。
まずは靴を持って、磨きで有名なお店に、修理の依頼に行った。
色の補修が入るので、けっこう料金がかかるようだが、自分の失敗なので仕方がない。
そのまま靴を預けてお店を後にした。

それから本通りに戻るまで、道を何度も横断して、両側に並ぶ靴店を覘いた。
パラブーツ、レッドウイング、J.M.ウェストン・・・
昨日雑誌で見ていた靴の実物を次々に見られて、お店の人に話を聞くこともできる。
面白くて、そのまま表参道に行き、さらには渋谷まで歩いていった。

途中シュー・アンド・コーのお店に寄り、いろいろ試着させてもらった。
同じ外羽式プレーントゥの靴なのに、木型の違うものが3種類もある。
それらを履き比べさせてもらったが、これは実に面白い体験であった。

僕の足は、やはり土踏まずの部分が少なめのようで、この部分をえぐってある靴は、基本的に合わないことがわかった。
オブリーク・ラストとブリタニー・ラストのモデルは、土踏まずがえぐれており、足を入れるとその部分が当たる。
古くからあるボテッとした木型のモデルを履くと、どこにも当たるところが無く、スッと快適に履くことが出来る。
靴の格好はイマイチなのだが、足がそういう形をしているのだから仕方がない。

オールデンで言えば、バリー・ラストはいいのだが、モディファイド・ラストはだめ・・ということだ。
これは大きな発見であった。
それ以外にも、革の話をしたり、いろいろ裏話を教えてもらったりして、実に楽しかった。
やはり会話をすれば、次々に新しい発見がある。

渋谷から銀座線で帰ろうとしたが、ワイシャツが出来ているから取りに行くように言われていたのを思い出し、銀座で降りて三越に寄った。
紳士用品売り場なので、当然靴売り場がすぐ隣である(笑)
しかも何やらセールで人がいっぱいいるではないか・・・・

というわけで、散財したが、なかなか楽しい休日であった。
風が冷たくて、非常に寒かった。
当初は靴を預けたらさっさと帰ろうかと考えていたが、思いの外充実した一日となった。
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浮腫み


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今朝バートンを履こうとしたら、今日に限ってやけに小さく感じる。
無理に足を入れてみたが、パンパンではちきれそうだ。
靴紐を締めようと引っ張っても、羽根がいつもより大きく開いてしまう。
これでは許容範囲を超えており、一日履くのは厳しいと思い、靴を交換することにした。

疲れが溜まって、足が浮腫んでいるのだろうか。
朝、足が浮腫むのは、あまりよくないと聞くが・・・
それにしても、いつも履いている靴が、こんなにきつく感じるなんて。
出張中、一日中立って仕事をしていたのが、足に応えているのだろうか。

バートンは他にもいくつか持っているが、すべて同じサイズなので、結果も同じだろう。
仕方なく、ちょっと大きいオールデンのブルーチャーを履くことにした。
昨日も履いたので、本当は数日休ませたかったのだが、サイズが大きいのはこの靴くらいしかない。

いつも緩めのオールデンが、今日はほぼピッタリだ。
履きやすく、なかなか快適である。
浮腫みは体によくないと聞くが、それはそれで仕方ないか・・という気分にさえなった。

それにしても、こんなに急に足の大きさが変わってしまうものだろうか。
手で触ってみても、特に腫れているようには思えない。
痛みやだるさも、まったく感じないのだが・・・

そこで思い出したのは、今朝ユニクロで買ったヒートテックの新しい靴下をおろした・・ということだ。
その靴下の生地に意外に厚みがある。
指で触れてみると、数ミリの厚みを感じた。

どうやら原因は、新しい靴下にあるようだ。
生地の厚みの分、足が一回り大きくなってしまったのだ。
暖かいのは確かなので、まあ仕方ないか・・・



ホーウィンのオイルレザーを使ったトリッカーズのバートンをみつけた。
青森のショップ、アパカバールの別注モデルだ。
以前ここで紹介した黒いロングウイングチップは、九州のショップから取り寄せているので、日本のあちこちからバートンばかり買い集めていることになる。
日本全国バートンの旅である(笑)

まあ、それほど国内の在庫が多いということだ。
ネットで検索してみると、様々な別注モデルが出てくるので、4444ラスト派としては、見ているだけで楽しめる。

一体何種類のモデルが、日本に入っているのか知らないが、現物がこんなにあることを考えると、トリッカーズも相当儲かっているのだろう。
雑誌の写真などで見る限り、ほどほどの規模の工場のようだが、工数がかかっているのが自慢だというのに、そんなにたくさん作れるものなのだろうか。
同社はベンチメイドと称しているが、製造数を考えると、分業しなければ無理であろう。

このモデルには、ホーウィン社のウィート・キャバリエという革が使われている。
明るい小麦色のオイルレザーだ。
キャバリエという革は、同社のクロムエクセルに近い加工工程で生産されるが、鞣す際にベジタブルタンニン剤を使用することで、より明るい色に仕上げることが出来るという。
クロムエクセルが暗い色中心なので、バリエーションを持たせるために作られた素材なのだろう。
革の質感は、クロムエクセルに近い。

トリッカーズ社のバートンとホーウィン社のオイルレザーの組み合わせとなれば、僕の好みが完璧に揃ったことになる。
これは買わない手はないだろう(笑)
もうバートンはいい加減やめにしようと思っていたのだが、これを見付けてしまっては仕方がない。

アウトソールがナチュラルカラーなのも、僕の保有するバートンとしては初めてである。
しかもそれがアッパーの色とよく合っている。
さらにはレッドのダイナイトソールが使われていて、側面からそれが見えるのが面白い。
オフに履くポップな靴の資格を、十分に満たしている。
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疲れた日


D800E + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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東京に帰ってきた。
今回の出張は疲れた。
肉体的というより、精神的な疲労を感じている。
円安、さらに消費税値上がり前で、みな混乱しているからだろうか。
けっこう激しい攻防戦があった。

羽田から一度自宅に戻り、荷物を置いてそのまま会社に行った。
途中御徒町で降りて、アメ横に寄ってみた。
靴屋をいくつか覘いてみたのだ。

アメ横に靴を見に行ったのは初めてだ。
今まで長年通い、何度も店の前を通っているのに、一度もゆっくり見たことはない。
気にも留めていなかった。
普段から自分の好きなもの以外に、まったく興味を示していないことがわかる。

しかし入ってみて驚いた。
てっきり安物専門店かと思ったら、僕がいつも買っているような靴がずらりと並んでいる。
英国製の中級ブランドが、けっこう揃っているのだ。

写真やネットで見て、買ってみようかと悩んでいたブランドの製品が、狭い棚に詰まっている。
トリッカーズなど、ショップオリジナルの別注品まで揃っている。
思わず手に取って、細部を観察してしまった。

青山あたりのお洒落なお店で、カッコよく陳列されている靴が、無造作に並べてある。
見ているうちに、隣の魚屋から生臭い臭いが漂ってくるような環境なのだ(笑)
価格もほどほどで、ネットで売られている中クラスのお店と同等だろうか。

しかもショップが日本や英国で作らせたという、そっくりさんまで置いてある。
一見バートンそっくりで、細部を見ても決して悪くない作りの靴が、2万円くらいで売っている。
思わず欲しくなったが、脱いだ時に見える靴底のロゴが恥ずかしいだろうと思いやめた。
そういうジョークで笑える年齢ではない(笑)

さらにはセール品が足元にごろごろしていた。
その中にちょうど気になっていたブーツがあって、何と定価の半額近い値段がついている。
型落ち品かと思って聞いたら、傷があったり、箱が痛んでいたりするB級の現行品なのだそうだ。
確かによく見ると、側面に小さいひっかき傷があったが、一回履けば付く程度の傷・・・
またもどうしようかと悩んでしまった(笑)

結局購入には至らず、アメ横を後にした。
何だかがっかりしてしまい、逆に購入する意欲が失せてしまったのだ。
今日はえらく疲れる一日であった。
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完了


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

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昨日今日と、かなりハードな日が続いた。
少々疲れたが、とりあえずは終了した。
明日は東京に帰る。

出張にはいつも靴を2足持っていく。
仕事の最中に履くものと、それ以外の時間に履くものだ。
今回は前者にトリッカーズ、後者にオールデンを持って行った。
どちらも現在もっとも好んで履いている靴である。

トリッカーズを仕事に使うのは無理があるかと思ったが、今回は黒いロング・ウイング・チップなので、何とかなるだろうと考えた。
以前紹介した、ショップ別注のグレイン・レザーのものだ。
しかしベースがカントリー・シリーズのバートンなので、コバが張りだしていて、やはりスーツにはちょっと無理があったかもしれない(笑)

驚いたのは、一日履いて立っていたのに、体へのダメージが非常に少なかったことだ。
あれほど足に合っているスコッチグレインのアシュランスでさえ、一日立っていると腰にくるのだ。
バートンの場合、最初から何だか硬くて、しっくりくるようなこないような、微妙な感触なのだが、腰が痛くならないというのは、やはりいい靴・・ということなのだろう。
一見無骨だが、長い時間をかけて、作り上げられた完成度なのかもしれない。

オールデンの方は、先日も書いたが、少しサイズが大きいクロムエクセルのブルーチャーだ。
この靴を履くと、不思議なくらいほっとして、仕事からの解放感を強く味わえる。
足にストレスがほとんど感じられないのだ。
履き皺の入った革の質感が良くて、足元を見るたびに嬉しくなる。

雑誌などを読んでいると、トリッカーズやオールデンのファンで、そればかり買っている人が多いのがわかる。
どちらも独自の「何か」を持っている靴といえる。
僕の場合も、結局その二つに落ちついてきた。
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