COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
進展の無い一日
LEICA X1
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日曜日がこういう天気だと辛い。
日記のつもりで記録しておくが、何もしない一日であった(笑)
何も出来ない・・といった方がいいかもしれない。
空はどんよりと曇り、一日中光が無かった。
午後遅くなって家を出た。
何の計画もなく秋葉原で降りて、そのままいつものコースを歩いてみた。
カメラも一応持っていったが、ほとんど撮ることはなかった。
ただの散歩である(笑)
仕方ないので、ここに載せる写真は以前撮ったものからピックアップする。
日本橋の三越まで歩き、いつものオリーブを購入、さらにお土産にピエール・エルメのケーキをふた切れ買った。
その袋を持ったら手がふさがってしまい、さらに撮影できる状態ではなくなって、そのまま銀座まで歩いて電車で帰ってきた。
まあ散歩の距離としては程よい。
またピエール・エルメのケーキはMrs.COLKIDを狂喜させた(笑)
首が痛くて何も出来ない・・と思ったら大間違いで、裏ではしたたかに計画が進行中。
近所で安いLS3/5Aのジャンクを見つけて、5本揃えることに成功した。
しかもすべてロジャース製である。
それに部屋の隅で邪魔になっていたヤマハのスーパーウーファーYST-SW1000を加えて、SACD5.1ch再生システムが完成した。
各LS3/5Aの音は微妙に異なるのであろうが、つながりは良く、特に問題は感じられない。
問題であったSACDプレイヤーはパイオニアのDV-800AVをもう一台購入、パナソニックのSU-XR57とHDMIで接続している。
またPCオーディオの方は、MacBook Proの光出力をベリンガーのSRC2496を通し、24bit/96kHzにアップサンプリングしてから同軸でアンプにおとしている。
現在は繋いだばかりで音はまだ未調整の状態。
スーパーウーファーの音が出すぎているようで家が揺らぐ。
サラウンドスピーカーがうるさく感じたので、とりあえずレベルを5dBほど落とした。
音は再生するソフトによるようだ。
演奏中はわずかにホールトーンを補い、終わった瞬間の拍手だけ周囲から聞こえるソフトはけっこう感動的である。
しかし正直言って、音質的にはエクストリーマの2chの音と比べてかなり劣っている。
これ以上投資するのは馬鹿らしい感じもする。
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続報
LEICA X1
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昨晩は一睡も出来なかった。
首が痛いだけではなく、それをかばうためか肩と腰のこりも激しい。
さらには足がだるくてとても辛い。
思い切って伸びでもしようものなら、今度は首に激痛が走る。
仕方なくベッドでじっと耐えていると、その内に外が白んできた。
ああ、ついに夜が明けてしまった・・と嘆いた。
今日は会社があるのに・・・
耐え切れずに、明け方にMrs.COLKIDを起こして足を揉んでもらった。
まったく眠れなかったと言ったら、何でもっとはやく起こさないのかと怒られた。
揉んでもらっているうちに気持ちよくなり、多少うとうととした。
日中仕事を抜け出して、整形外科に行った。
水圧で患部をほぐすマッサージの機械や、ビリビリと電気を流す機械で治療してもらうと、それが効いたのか大分楽になった。
台の上で気持ちよく寝そべっていたが、どういうわけかそれほど眠くならない。
ほとんど寝ていないのだから、この状況で眠くならないはずはない。
じっくりと考えてみて、どうやら理由らしきことに気付いた。
一晩というと5、6時間あるが、それだけの時間じっと耐えていた具体的な記憶があるかというと、それはない。
つまりこういうことだ。
「一睡も出来なったという夢を見た」のである。
家族で夕食にいつもの寿司屋に行き、その僕の導き出したすばらしい説を披露した。
すると母親とMrs.COLKIDの二人から、あなたはいつも大袈裟だとかいい加減だとか非難を受けた。
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見学
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近所の小学校から電話がかかってきて、会社の見学をさせて欲しいという依頼があった。
社会科見学の一環だという。
急な話で、二日後に見学に行きたいという。
忙しい時期ではあったが、地域に貢献するのは良いことであるし、断る理由もないので受けることにした。
小学校3年生なので、社会科見学といっても、難しいことは理解できないだろう。
大人が働いているところを見せる・・という趣旨だと思われる。
工場の中を歩かせると簡単に言うが、工場内には危険な機械も多く、子供を自由に歩かせるような場所ではない。
多分先生も、工場といったら皆白衣にマスクで黙々と何かを作っている光景を想像しているのだろう。
しかしウチのような小さな工場ではそうはいかない。
子供にヘルメットと防護メガネをかけさせようという話になった。
危険性をアピールする意味でも、少々大袈裟にしてみせるわけだが、いずれにしてもそれは面白い。
初めての体験に子供たちも喜ぶだろう。
社会科見学という以上、教室で成果を発表させるのだろうと思い、急いで資料を作成した。
といっても3年生がどのくらいのレベルの内容を理解できるのか見当がつかない。
とりあえず絵や写真を多くして、漢字にはすべてふり仮名をふった。
当日、数人の男の子が引率の父兄に連れられてやってきた。
玄関から入ってくるなり、大きな声でお定まりの挨拶をする(笑)
かなり腕白そうな子供たちであるが、最初のうちはまだ神妙な顔をしている。
応接室に座らせて、ジュースとチョコレートを出したところ、「授業中だから・・」と遠慮しながら、恐る恐る飲んでいる。
一通り会社の説明をしてから、ヘルメットに防護メガネをかけさせた。
大人用のヘルメットがぶかぶかで、ユーモラスなかっこうになる。
それが面白くて、カメラで写真を何枚も撮った。
機械の前に行くと、その音に圧倒されて、皆おどおどしながら歩く。
機械が動いているところを見せてやろうとしたら、子供たちの背が低くて、機械の中を見ることが出来ない。
仕方なくひとりずつ抱き上げて中をのぞかせた。
複雑に動く機械より、生産物がポンポンと飛んでくるような単純な動きの機械の方に興味を示すのが面白かった。
全員があんぐりと口をあけて、飛んでくる生産物を目で追う。
また構内の自動販売機の飲み物の価格が安いことにも、非常に高い関心を示した(笑)
工場内を一巡して応接室に帰ってくる頃には、子供たちもだいぶ慣れてきて、やんちゃ振りを発揮するようになっていた。
機械の動きがえらく面白かったらしく、みな興奮気味である。
最初は遠慮しながら食べていたジュースとチョコレートであるが、今は平気でむしゃむしゃと飲み食いしている(笑)
帰る時間になったので、今日撮った写真は後で先生に届けてあげるから・・と話した。
ところで、チョコを食べているところを撮ってしまったけれど、いいかい?と聞いたら、子供たちが一斉に顔色を失い静まり返った。
えらいことになった・・という表情をしている。
うそだよ、と言って安心させた(笑)
玄関まで送り出すと、「ありがとうございました!」と声を揃えて挨拶をして、子供たちは元気に帰っていった。
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車のX1
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BMWのTさんが、新しいX1に乗ってきた。
X1と言ってもライカではなく、BMWの3シリーズをベースにしたRVタイプの新型乗用車の名前だ。
僕に見せてくれようとしたのだが、肝心の僕の方が、そういう車にほとんど興味を示さない。
これは何という車ですか?と、聞く始末であった。
3リッターの四駆と2リッターの二駆が用意されていて、2リッターの方はBMWとしては破格値だという。
何でもえらく売れているそうで、毎週のように何台か納車されているらしい。
そういえば、先日神宮外苑に行った時も、道沿いのディーラーに人だかりが出来ていて、何だろうと思ったらこの車が展示されていた。
まだこういうデザインに人気があるのか・・・と正直驚いた。
僕自身はあまり魅力を感じなかったので、自分のセンスがおかしいのだろうかと戸惑いを感じた。
リアシートの背もたれの角度を細かく動かすことが出来て、真っ直ぐに立てると荷物室の突き当たりが垂直の壁になり、四角い箱などが積めるようになる。
また後ろに少し倒してリクライニングすることも可能だ。
しかしそれを聞いても僕は、ふーんそうですかという程度の反応。
Tさんもがっかりしただろう(笑)
そもそもこういうRVタイプのデザインにしておいて、二輪駆動とはどういう了見か。
昔の丘サーファーと同じで、カッコだけじゃないですか・・と言ったら、売れているのはほとんどニ駆の方だという。
それどころか、街を走っているこの手の車は、多くが二輪駆動だと聞いてビックリしてしまった。
僕は原理主義者なので、このスタイルで4WDじゃ無いなんて許せない・・と言ったら、Tさんは苦笑していた。
これはRVではなくて、スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)なのだそうだ。
つまり、ワインディング・ロードもラフ・ロードも、都会の道もオールラウンドにこなす車であるという。
なるほどそういう見方をすれば、たしかに存在価値が見えてくる。
でも要するにこの車は、単に天井の高い3シリーズではないのですか?と問うと、まあそういうことですとTさん。
うーむ・・・たしかに東京近郊で雪が降ることは稀であるし、滅多に来ないであろうその日のために高価な四駆タイプを買うくらいなら、雪の日は家から出ないで静かにしていた方がいい。
それに二輪駆動の方が燃費もいい。
そう考えると理に適っているといえるが、せっかくの良質の後輪駆動車である3シリーズを、重心を高くしてまでこのデザインに・・・ねえ。
いずれにしても僕にはいまひとつ理解できない車であった。
BMWは高級であるというブランドイメージを崩さないため、大型のFR車ばかり作っている。
裏ではMINIを作ってはいるが、BMWブランドとしては僕の乗っている1シリーズが一番小さい。
それらは、確かに製品としては見事なものであるが、時代の求めている感覚と急速にずれが生じており、正直なところ少々心配である。
こつこつと燃費向上の技術を実車に反映させてはいるが、電気化が目の前に迫っていることを考えると、そのペースは非常に遅い。
BMWは先進的なイメージを持つ割には保守的なメーカーであると言われるが、今後も古い価値観を持つユーザー層をターゲットにしていくつもりなのだろうか?
まあ、Tさんによると、これから面白い車がどんどん出るというから、期待して見ていこうとは思うが・・・
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消え行く本
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個人的にはけっこう本を読んでいる方だと思う。
と言っても、帰りの電車の中で読む程度なのだが、集中力の持続できる時間としてはちょうどいい感じだ。
ご存知の通り、吉村作品だけで100冊近く読んだ。
iPadという、ノートパソコンの蓋だけを取り外したような形の商品が登場して、出版業界は大きな変革を迫られるという。
まあ、確かにその通りなのだろう。
印刷物では無くなるのだから、製造や流通の部門はいらなくなってしまう。
しかしわざわざ文章を画面に表示させて、いかにも本を読んでいるようにそれを読む・・なんて、普通に考えても過渡的であると思うのだが・・・(笑)
iPadの機能から考えても、何でそんな古臭い形態をとる必要があるのだろうか・・と考えてしまう。
そもそも未だに文字を読ませることでしか情報を伝達出来ないというのも、何だか不思議ではある。
世界中の人々に共通で、意思を伝達できる方法は無いのだろうか?
いろいろ文句を書いたが、iPadがもう少し小さければ、持ち歩くだけですべての本が好きな時に読めるというのは、確かに便利である。
しかし僕が今読んでいる絶版の本は表示できるのだろうか?
誰もが読む新しい本しか読めないのでは、ミーハー向けの道具になってしまう。
あと電池はどれくらいもつの?
おっと、そろそろモンクが始まる時間だ・・・
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5つの画面
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ふと気付くと、目の前に5台の画面が並んでいる。
椅子に座ると、机の上に5台の液晶モニタが所狭しと置いてあるのだ。
横一列には置ききれないので、斜めを向いていたり、アームで上から吊り下げたりしている。
株のトレーダーでもあるまいし、人が見たら異様に感じることであろう。
正面にある2台は、メインのパソコンに繋がっているデュアルモニタである。
1台は今となっては旧型であるEIZOのL997、もう1台はDELLのAdobeRGBの色域を意識した製品である。
その横には別のパソコンにつながった古いDELLのモニタがあるのだが、設置する空間が無くて斜めに置いてある。
このパソコンは普段のネットサーフィンやメールのやり取りに使っていて、壊れてもいいつもりで荒っぽく扱っている。
上から吊るしてあるのは、ずいぶんと昔に買ったEIZOのモニタで、当時としては画期的な画質の製品でかなり高価であった。
これはテレビを見たり、DVDプレイヤーのメニュー画面を表示したりするのに使用していて、普段は使用しない予備のパソコンにもつながっている。
さらにそれらの前にちょこんと置かれているのが、最近加わったMacBook ProのLEDモニタ・・というわけだ。
こんなにたくさんモニタがあるのだが、一番信頼しているのはEIZOのL997である。
色域はsRGBに限るのだが、他に比べて圧倒的によい。
このモニタのしっとりとした質感は捨てがたく、他のモニタが安っぽく見える。
現在すべての写真はこのモニタを使って加工している。
かなり以前からAdobeRGBだと大騒ぎしておきながら、今になって当人はsRGBのモニタというのもおかしな話であるが・・・(笑)
しかしお店に行って最新型を見ても、なかなかL997に替わるような気に入った製品がみつからない。
モニタについて今まであまり触れなかったが、実はここには相当お金をかける必要があると、ずっと前から気付いていた。
多分カメラのボディくらいの価格のものでないと駄目なのではないか・・と感じている。
後から高価なモニタを入れた時、今まで自分が加工した写真を見て、全部駄目だったことに気付き愕然とする・・というような恐ろしいことが起きるかもしれない。
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完全に雨の一日
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一日雨で、それもけっこう強く降っていたので、見事なくらい何も出来なかった。
こんな日も珍しい。
当初は、久しぶりに日光にでも行ってみようかと思っていたのだが、この雨ではどうしようもなかったろう。
行かなくてよかった。
(写真は全然別の日に撮影したものです)
ついのんびりとテレビの喜劇映画を見てしまい、午後になってから秋葉原に買い物に出掛けた。
雨の日のこんな中途半端な時間に出る人も少ないのか、電車はがらがらだった。
しかし秋葉原は人出が多く、けっこう熱気があった。
一昨日、5.1chのデジタル信号の伝送が出来ないと書いたが、DVDプレイヤーを替えたら簡単にOKになった。
しかも音のほうも、何だかいけそうな感じがするので、このままもう少し進めてみることにする。
意見を早々に変えて申し訳ない。
今はいくつかの案件を並行して進めている状態で、自分でも訳がわからなくなることがある。
PCオーディオとSACDの5.1chで、これらは互いにまったく関係が無い。
同じアンプを使っているが、PCオーディオを鳴らすときはステレオ2チャンネルになる。
それらに使う小物を買おうかと秋葉原を回ったが、何を買ったらいいのか、時折自分でも混乱した(笑)
何度もスピーカーをつなぎ変えて実験するので、ガード下でバナナ端子を買おうとしたが、いくつ買っていいのか分からなくなってしまった。
1個300円と安かったので、とりあえずどっさりと購入した(笑)
また帰りに、以前紹介していただいたイタリア製のUSBからハイサンプリングのデジタル出力に変換するアダプターを購入しようとしたが、何とヨドバシなど一般のお店では扱っておらず、仕方なく取扱店のダイナまで戻ったりした。
中古ショップも何軒か歩いたので、かなりの距離を歩くことになった。
雨は降っていたが、いつものように警察官は大勢出ていて、しかもいつになく厳しい目つきで通行人を睨んでいる。
その前を何度も行ったり来たりしたので、怪しまれているのではないかと、精神的に疲れてしまった。
人が多く暑苦しく、荷物も多くなりがちな秋葉原は、雨の日に行くものではない。
帰宅してもPCオーディオ、5.1chとやる事は多く、その上普通のSACDソフトも買ってきてエクストリーマで聞いているので、時間がいくらあっても足りない。
何から手を付けていいかわからない状態で、とても今日一日で終わるものではない。
毎日こつこつやっていくことになりそうだ。
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帽子
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イタリアの帽子屋さんがデパートに来ていて、すごくおしゃれだから、ひとつ買ってあげるとMrs.COLKIDから言われた。
カタログを見ると、さすがイタリアらしく、鮮やかでセンスのいい柄のものが揃っている。
しかしその日は、疲れが出ていて体調が思わしくなかったので、今日はやめておく・・と断った。
翌週になって、あの帽子を買いに行こうと言ったら、何とそのお店は先週で帰ってしまったという。
期間限定で店を開いていたのだ。
うーん、それは残念。
ネットで買おうかと思い、カタログを見てみたが、帽子ばかりは実際に被ってみないとわからない。
無難なものを選ぶと、どうしても地味な色になってしまい、わざわざそのブランドを買う意味が無くなる。
僕は帽子はあまり似合わないのだが、どういうわけか大好きで、被りもしないのにいくつも持っている。
ウエスタンに凝っていた頃は、アメリカの専門店にX(フェルトの品質を表す)のたくさん付くテンガロンハットをいくつか作らせた。
もちろん被って外を歩いたことは一度も無いのだが(笑)
いずれにしても、夏に被る帽子が欲しかったので、近所の帽子屋さんに行ってみた。
棚に積まれている帽子を物色し、北欧製の黒い帽子を買うことにした。
お店の人から、黒はとてもおしゃれですよ、と言われて、その気になったのだ。
このまま被って帰られますかと言われ、値札を取ってもらい店を出た。
しかし帰宅して玄関に入るや否や、頭の上を見たMrs.COLKIDから、何でそんなつまらない色を選んだのかと怒られた。
母親からも、せっかく買ったのにずいぶん地味な色を選んだものだと言われた。
なかなかいいと言われると思っていたので、かなりがっかりした。
帽子屋さんの言うとおり、おしゃれな帽子には違いないのだろうが、それは被る人による・・ということのようだ。。
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現状
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昨日から義母が泊まりに来ているため、オーディオをいじくり回すのはやめている。
機材をとっかえひっかえやっていたが、今は大人しく音楽を聞いている(笑)
昨日まで毎日、何らかの進展があった。
AirMacは今のところうまく作動してくれない。
最初はちゃんと動くのだが、突然音が途切れて、しばらく受信できなくなる。
少し経つとまた復帰・・を繰り返すが、落ち着いて聞いていられないので、とりあえず使用しないことにした。
設定が悪いのか、あるいは我家の環境が良くないのかもしれない。(鉄道の線路が近い)
現在はMacBook Proの光デジタル出力を直接パナソニックのデジタルアンプにつないでLS3/5Aを鳴らしている。
AirMacを通した音とはかなり違いがある。
AirMacの音は音場が整理されて大人しくなるのに対し、直結だと鮮度感はあるのだが荒っぽくなる。
どちらを取るか悩むところだが、今はAirMacの調子が悪いので選択の余地はない。
さらに昨日MacBook Proとアンプの間にベリンガーのサンプルレートコンバータをはさんでみた。
その結果音質がかなり向上したので、現在はベリンガーで24bit/96kHzに変換して聞いている。
このコンバータは、メインのエクストリーマの方にも加えたことはあったが、程なく取り外してしまった。
一見品質は上がるのだが、ゴリッとした質感まで柔らかく滑らかになってしまい、音楽の本質的な部分がそがれてしまうのだ。
しかしLS3/5Aはエクストリーマほど高性能なスピーカーではないので、そういう微妙なところはあまりわからない(笑)
今のところベリンガーを入れた方がスキッとしていい感じになる。
今回はLS3/5AでSACDの5.1chの再生に挑むことも計画していた。
フロントに3本のLS3/5Aを配し、サラウンドはとりあえずフルレンジの小型スピーカーをつないでみた。(LS3/5Aは3本しか持っていない・笑)
ところが、どういわけかアンプがリアスピーカーを嫌い、エラーになってしまう。
(アンプにスピーカーの接続状態をチェックする機能があり、その機能を働かせると、リアスピーカーが異常であると表示される)
その原因が分かるまで何度も配線を見直し、時間をロスしてしまった。
どうやらリアスピーカーのインピーダンスが、アンプの許容範囲内に入っていなかったようだ。
まさか普通にフルレンジスピーカーをつないだのに動かないとは思わなかった。
仕方なく大型のKEF103.2を引っ張り出してきて、リアにつないだところ、上手く認識してくれた。
ところが手持ちのパイオニアのマルチディスクプレイヤー(DV-600AV)をパナソニックのデジタルアンプ(SU-XR57)にHDMIケーブルでつないで、5.1chを出力するよう設定しても、2chのリニアPCM信号しか出してくれない。
てっきり5.1chのLPCM信号もHDMIで出せるものと思い込んでいたが、どうやらアンプ側がSACDに対応していない・・とHDMIケーブル経由で判定した時点で、2chのLPCM信号しか出さないというロジックのようだ。
つまりこの組み合わせでは、SACD 5.1chの「デジタル」での受け渡しは出来ないことになる。
これにはがっかりしたが、すぐに5本のピンケーブルをかき集めてアナログ接続にした。
とにかくSACD 5.1chの音が聞いてみたかったのだ。
ロジャースLS3/5AとKEF103.2は、考えてみたら同じ会社のユニットであり、それほど違和感なくつながりそうだ。
その状態で5.1chのSACDを再生してみたが、想像していたほど凄い音ではない。
コンサート会場にいるような豊かな音場感が出るのかと期待していたが、どちらかというと映画館っぽい音になっただけ・・・(笑)
この音では、高級オーディオが2チャンネルに戻ってしまったのも、うなづける気がする。
あちこちから音が出ればいいというものでもない。
まあ、5.1chに関しては、もう少しいろいろやってみて再度レポートする。
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舞台劇
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知人の住む地方都市に出かけた時の話。
駅の階段を上がったところにある広場に、数人の得体の知れない若者たちがたむろしていた。
荷物を広場の真ん中に置き、空き缶でタバコを吸い、壁にもたれかかり地面に足を投げ出して座っている。
ニヤニヤとしながら時折奇声を上げ、周りの通勤客たちを驚かせた。
注目を浴びていることに喜びを感じているようであった。
動物のように互いに体をつつき合って、へらへらとふざけている彼らを、通行人はみな避けて通っていく。
いなかにはああいう輩がまだいてね・・と知人ははき捨てるように言った。
あれが格好がいいと思っているから始末が悪い・・・
その広場に面して、いくつかの店舗も営業している。
店員たちは遠巻きに様子を窺っているが、かなりの迷惑を被っているのは明らかであった。
若者たちは、時折目の前のコンビニになだれ込み、大声で叫んだり笑ったりして、我が物顔で振舞っていた。
知人宅の帰り、その駅の前をひとりで歩いていると、音もなくトヨタ製のセダンがやってきて停まった。
4枚のドアが一斉に開き、中からヌッと大きな男たちのシルエットが現れた。
全員が身長180センチ以上あり、胸板が厚く体格がいい。
見ると制服の警察官たちで、装備の施されたチョッキを着ているので、余計に大きく見えた。
彼らは静かにかつ早足に移動し、駅の中央の階段は避け、横にある細い非常階段を上っていった。
僕はそのまま中央の広い階段を上がり、広場に出ると、例の若者たちが相変わらず壁際に座り込んでいた。
非常階段に通じる通路を見ると、暗いガラスの扉の向こうには既に警察官たちが待機しており、じっと若者を観察しているのが見えた。
若者たちはそれにまったく気付いていない。
ドアが開き、体格のいい男たちがすっと近付いてきた。
あっという間に地面に座り込んでいる若者たちを取り囲む。
若者たちは完全に虚を突かれて、動くことが出来ない。
ただ口をあんぐりと開けて彼らを見上げた。
突然のことに何が起きたか理解できないようだった。
僕が階段を上がり改札に向かう間の、数秒の出来事であった。
見世物じゃないと若者たちに言われそうだが、まるで舞台劇を見ているようで面白かった(笑)
警察官の口が開き、発せられた第一声を背に感じ、僕は改札を抜けてその場を後にした。
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銀行オンライン
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会社にいくつかの銀行のオンラインシステムとつながっているパソコンがある。
今時当たり前かもしれないが、わざわざ銀行に出向くことなく、椅子に座ったままパソコンから資金移動を行うわけだ。
昔のように、大量の用紙に記入して手が痛くなることもなく、非常に便利である。
しかし、間違ってキイを押すとえらいことになるので、かなり慎重に操作する必要がある。
ある銀行の仕組みは、複数のパスワードを入力した上で、さらに毎回変わる可変のパスワードも聞いてくる。
固定のパスワード自体も、一定期間が経過すると強制的に変更することを要求される。
また手元が見られる可能性のあるキーボードを使った入力を許さず、画面上に表示されたテンキーからマウスのクリックで入力させるものもある。
お金がからんでくるので、どこの銀行もこれくらいの厳重さで作られている。
しかしいくつかの銀行の仕組みで作業していると、システムの出来の差がかなりあることに気付く。
基本的には同じことをやっているのに、使いやすいものと非常に使いにくいものがあるのだ。
純粋に設計者の力の差なのだろう。
ある銀行のオンラインシステムは、流れが直感的にわかりにくく、毎回マニュアルを片手に操作しなければならない。
しかも送金する際に、金額を入力する画面で、あろう事か送金先の名前が表示されなくなる。
これはかなり戸惑う。
多くの送金を連続して行う時は、一瞬自分の位置を見失って訳がわからなくなるのだ。
これは設計ミスではないか・・と思っていた。
最近その銀行のシステムがリニューアルされたので、てっきり悪評であったその部分を修正するのだろうと思っていたのだが、新しい仕組みでも相変わらず同じ形だったので驚いた。
仕組み上どうしても表示できないわけではないと思うのだが・・・
それどころか、セキュリティ強化のつもりか、覚えきれないほど桁数の多いパスワードを何種類も聞いてくるように変更され、以前よりもさらに使いにくくなってしまった。
銀行の仕組みはお金が絡んでおり、今日はうまく動きませんでした・・では済まない。
責任問題になるので、開発は非常に大変であると聞く。
僕がその業界の仕事をしていた頃だから、もう20年以上も前の話だが、百人規模の開発チームを複数同時に走らせて、同じ仕様書に基づくプログラムを複数作成し、互いにチェックしてバグを徹底的に潰すと聞いた。
稼動時も大型コンピュータ複数台で、故障の際に瞬時に切り替えられるよう、バックアップ体制をとっていた。
動かなくなるとテレビのニュースで放映されるくらいなので、当然のことではある。
しかし一人のユーザーとして言わせてもらうと、基本的な操作面の設計で、もう少し改善してもらえないだろうか。
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犬の家出
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朝、車で走る道沿いに、白い犬を飼っている家がある。
赤い首輪をした中型の日本犬で、コンクリートの庭先に紐でつながれている。
いつも地面に寝そべって、退屈そうにあくびをしている。
信号につかまり、その家の前で車が停まった時は、窓を開けて犬に声をかける。
しかしいくら呼びかけても、犬はちらりと目を向ける程度で、こちらに反応しようとはしない。
わざと知らぬ振りをするのだ。
通勤の会社員や通学の子供たちが、毎朝大勢通るので、人間から声をかけられることにうんざりしているようだ。
それでいて家の中から物音がすると、立ち上がって尻尾を振る。
餌がもらえる・・という期待があるのだろう。
家の方に顔を向けて、こちらのことは見ようともしない。
現金なやつだと思いながらも、前を通る時はいつも気にかけていた。
先日いつもの道を走っていたら、道の脇に茶色い犬がすくむように立っていた。
綱が離れた犬を見ることは少ないから、犬が一匹でいると注意を惹く。
犬の前を通過した時に良く見ると、それは例の白い犬で、雨に打たれて薄汚れて茶色く見えたのだった。
切れた紐を首に引き摺っている。
道行く人を不安げに見上げ、へつらうように尾を巻いて、へっぴり腰で歩く。
小刻みに震えているようにも見えた。
あいつめ、逃げ出したな。
いつもとはずいぶんと違う様子だ。
いざ表の世界に出てみたら、勝手が違って、恐ろしさに震え上がっているのだ。
車に轢かれる前に助けてやりたかったが、往来の激しい狭い道で、車を脇に停める事が出来ない。
何も出来ずに前を通過し、信号で停まった時にルームミラーで犬の姿を追った。
犬はおどおどしながらも歩き出し、道を横断した。
飼い主の家とは反対の方向に向かっている。
ああ、そっちに行ったらダメだ・・と思ったが、やがて犬の姿は見えなくなってしまった。
狭い道が多く、車の走行速度が低いので、事故に遭う心配は少ないかもしれない。
保健所に捕まることも考えられたが、いつも道端で飼われていて、近所の人たちもよく知っている犬だろうから、その前に誰かが連れ戻してくれるだろう。
そんな事を考えているうちに信号の色が変わり、僕は車を発進させた。
翌日、犬の家の前を通ると、犬はいつもの場所に戻っていた。
ああ良かった、無事帰れたようだ。
以前より少し控えめには見えたが、自分の家に帰って安心したらしく、犬は大きな顔をして座っていた。
飼い主が洗ってやったのか、白い毛並みが戻っていた。
僕が声をかけると、犬はちらりとこちらを見た。
赤い首輪には、真新しい紐が結ばれていた。
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美学
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今日はのんびりした。
昨日遅くまで起きていたからだ。
Mrs.COLKIDと外で昼食をとり、その後ひとりで秋葉原へ。
ヨドバシでMacのパーツを買う。
それから銀座まで歩いたが、写真を撮る気はほとんど無し。
ぶらぶらと散歩しただけだった。
天気はよく日射しも強かった。
銀座では床屋に行ったが、寝不足だったのでグーグーと寝てしまった。
床屋には僕の担当の方がいて、必ずその方が散髪してくれる。
予約する時も、その方の空いた時間に合わせるようにしている。
その方のお客さんが多く、いくつかの椅子をかけもちしなければならないので、僕の髪はカットだけして、仕上げはいつも若手にまかせる。
しかし最後にその方が再度チェックに来る。
ダメとなるとご自身がやり直すのだ。
というか、必ず「これではいかん」ということになる(笑)
今日は特にダメ出しが強くて、セットを全部やり直した。
僕の頭ではあるが、こうあるべきという、その方の強い美学があるのだ。
肝心の僕が何の美学も持たず、ヘアスタイルをまかせっきりなのが、何だか申し訳なく感じている。
家に帰ると夕食は讃岐うどんであった。
おかずはエスカルゴ・・・
それぞれは美味しかったのだが、何とも奇妙な組み合わせである(笑)
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