航路


FUJIFILM X100V

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最近低いところを旅客機が飛んでいるのをよく見る。
数年前から運行されている羽田空港の新飛行ルートだ。
コロナ後のインバウンドを見越して、羽田に発着する便数を増加させるべく採られた方策だ。

飛行機の音がするので頭上を見上げると、機体の窓が見えるくらいの低空を旅客機が飛んでいる。
思わず足を止めて見てしまう。
同じルートを次々に通過していくので、数分待てば次の飛行機も見ることが出来る。

自分の住む街の上を、こんなに低い高度で飛行機が飛んでいくのを、以前は見た事が無かった。
そのため怖いという訴えも多いようだ。
落下物を心配する声もある。
まあそういうトラブルは、高度にあまり関係ないのだろうが・・・

先日旅行に行った際、今度は逆に飛行機の窓から街を見下ろす形になった。
羽田空港を飛び立つと、離陸直後に東京の都市部がよく見えるところを飛んでいく。
見慣れた高層ビル群やスカイツリーが、手の届きそうなところにある。
いつもは下から見ていたけれど、飛行機側からはこんなふうに見えていたんだな・・・

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余裕


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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出雲大社に行ってみて思ったのは、外国人が思ったより少ないということであった。
このインバウンドの時代、東京の観光地だと、大袈裟でなく、歩いている人の半分くらいは外国人だったりする。
ところが出雲大社では、白人も歩いてはいたが、数えるほどしか見なかった。
東洋系の外国人もいたにはいたが、会話を聞いていても、大半が日本語であった。

ひとつには、自動車でないと動きづらい場所・・という事がある。
また、海外の一般の人たちは、参拝自体にはあまり興味はないだろうし・・・
(実際、日本の古い文化を研究しに来た専門家のような人たちもいた)
ここがまだ海外の人達に知られていないのだとしたら、日本人にとっては穴場かもしれない。

出雲大社の表参道は、まるで竹下通りのように賑わっていた。
夕刻に散歩がてら、通り沿いのお店を覘いていたら、「5時にほとんどのお店が閉まりますよ」と言われた。
えっ、5時で閉店・・・時計を見ると、あと20分ほどしかない。
ビックリして、急いでいくつかのお店を回り、買うべきお土産を買った。

夕食は6時半からだったので、その前にホテルに戻った。
しかしその時間には、確かに通りのすべてのお店が閉まっていた。
あれだけ賑わっていた参道が、灯が落ちてひっそりとしている。

今どきこんなに早く店を閉めてるなんて・・と最初は驚いた。
しかし何というか、ある種の余裕・・なのだろうか・・・
のんびりとしており、どこか豊かさも感じさせる。

単にお金儲けを考えるなら、もう少し上手いやり方があるだろうに・・と思う。
しかし、そうまでする必要がなく、今までのままでいい・・と思っているようにも見える。
まあ、これはあくまで僕が感じたことに過ぎないのだが・・・

この余裕は、やっぱり出雲大社の参拝客のお陰なんだろうな・・・
流石、保守王国と言われるだけある。
もっとも、たまたまその日は地元は選挙で、与党が惨敗するという波乱があった日なのだが・・・
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母の日


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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夕食で母の日を祝うから、今日は早く帰るようMrs.COLKIDから言われていた。
デパートでお弁当を買ってくるという。
帰ってみると、吉兆のお弁当にエルメのケーキという、ゴールデンコンビであった。
まあ間違いのない組み合わせだね。

記録のため下に画像を載せておく。
ケーキにフランス語でBon anniversaireと書いてあるが、これって誕生日おめでとうの意味だよね?
何でも母の日用は無くて、記念日用のにしてもらったみたいであるが・・・
まあ、味は抜群だったのでいいんだけど(笑)

そういえば、僕も昨日、母の日にと思って、みはしで白玉あんみつを買って帰った。
それを持ち帰ってすぐに食べたら、いつに増して美味しかった。
あれは冷蔵庫に入れると硬くなってしまうので、新しいうちに食べるのがコツなんだね。
今後は、あんみつは鮮度が命・・と覚えておこう。


(iPhone 13 Pro)


(iPhone 13 Pro)


(iPhone 13 Pro)
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698


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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エンドユーザーに物品を販売する際には、消費税込みの価格を提示する必要がある。
それならば消費税込みの価格が、消費者にとって覚えやすい数字の方が、販売に有利であろう。
税込み価格が、59,800円とか、79,800円とかの、分かりやすい価格に設定するのである。

現在会社で使っている経理の仕組みでは、消費税を付加した時の小数点以下の数字は、四捨五入するよう設定されている。
切り捨て、切り上げ、四捨五入のどれを選ぶかは、企業の自由のようだ。
アプリの導入時の初期設定が四捨五入になっていたので、そのまま使っていた。

アプリの商品マスターには、基本的に税抜き価格を登録し、税込み価格は自動的に計算される。
最初に税抜き価格から考えれば、それに消費税10%をプラスすればいいだけなので、計算上は特に問題は無い。
ところが最初に消費税込みの価格から考えるとなると、どうしても思ったような数字にならないことがある。

ひとつの例が、税込み69,800円で販売する製品である。
計算上の税抜き価格は、63454.5454・・・円と割り切れない数字になる。

仮に税抜き価格を63,454円にすると、消費税込みで69,799.4円になり、四捨五入すると69,799円になる。
では1円上げて税抜き価格を63,455円とすると、消費税込みで69,800.5円になり、四捨五入すると69,801円になってしまう。
四捨五入だと、どうしても税込み69,800円にならないのだ。

まあ、商売をされている方の多くは、とっくに経験されていることなのだろう。
今まで主に販売店に卸していて、エンドユーザーに直接販売していなかったので、こういう時にどうしたらいいのだ・・という事になった。
経理の先生に電話して、アプリの会社に確かめてもらったところ、商品マスターに消費税込み価格を固定させるモードがあるそうで、対象商品をそれに切り替えることで、恐らく解決するはずだとアドバイスいただいた。

消費税絡みではよくあることだが、どうしても1円単位の誤差が出てしまう。
伝票ごとに消費税を付加した上で集計した場合と、月末に合計してから一括で消費税を算出した場合とでは、計算結果に差が出るのは当然のことだろう。
まあ、いずれにしても大した差ではなく、恐らく問い合わせた電話代の方が高くついているのだが・・・
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トヨタ三昧


Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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先日の旅行は、母親を連れて行くということもあり、移動の大半は自動車を利用した。
自宅から羽田までの行き帰りは、予約しておいたタクシー会社の車が迎えにきてくれた。
行きは朝4時台に自宅まで来てくれて、帰りも空港でタクシーが到着を待っていてくれた。

どちらもトヨタのアルファードだった。
黒いボディに革のシートのやつ。
広々としていて十分満足。
背の高い四角い車は、運転するのは苦手なのだが、乗せてもらう分には文句は無い。

旅行先では鳥取県の米子空港でレンタカーを借りて、帰りは島根県の出雲空港でその車を返却する形をとった。
いわゆるワンウェイ、乗り捨てというやり方だ。
その間の3日間は、そのレンタカーと過ごしたことになる。

トヨタのコンパクトカーだったが、実は名前を見るのを忘れてしまった。
多分アクアというモデル・・かな?
後からネットで検索して、これだったかなあ・・という感じ。
デザインの似たものが多いのでよく分からない。

個人的には、本当はマツダの車が良かった。
しかし同じクラスの車の中から、レンタカー会社によって勝手に決められていた。

あまり個性を感じさせない車であったが、そこがいいところなのかもしれない。
当たり前のようにハイブリッドであった。
燃費も多分かなり良いのだろう。
三日間走って、燃料計の一番上のランプがひとつ消えただけだった。

ハンドリング、ブレーキ性能はまあ標準的。
昔のトヨタ車は、運転のフィールの酷いものがあったが、今回の車はそういうことはなかった。
実はハイブリッドであることに気付いたのも、1日目の運転が終わってからであった(笑)
てっきりガソリンエンジンかと思い込んでいた。
それほど感触が自然なのは、技術的に熟成されているからであろう。

というわけで、この旅行は最初から最後までトヨタ三昧であった(笑)


(FUJIFILM X100V)
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一日復活


Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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朝起きたら寒かった。
気温は10℃ほどしかない。
予報を見ると、日中も20℃まで行かないという。

これは・・と思い、久しぶりにバブアーのビデイルを手に取った。
この気温ならバブアーが着られるぞ。
今シーズンの最後に、一日だけ復活だ。

手にしてみると、さすがに厚手だ・・・
普段防寒性が低いと文句を言いながらも、この時期に持つとずっしり重く感じる。
季節外れに思えて、少し気が怯んだ。

通りに出てみると、やはり僕だけひとり厚着しているように見える。
寒いとはいえ、薄手のジャンパーを上に羽織る程度で、こんなにしっかりしたものを着ている人はいない。
逆に寒さを無視して、半袖のシャツ1枚の人もいる。
皆、もう厚手の服はしまってしまったのだろう。

少し恥ずかしかったが、勇気をもって歩いた。
寒いのだからいいのだ・・と自分に言い聞かせながら・・・
正直バブアーでも少し寒いくらいの気温であった。

昼になっても、気温は18℃程度までしか上がらなかった。
とは言え、帰りは少し暑くて、ジャケットの中で汗をかいた。
まあいいさ。
ビデイルも今シーズンはこれで着納めであろう。
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神魂神社


Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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泊まった宿の仲居さんから、明日はどこへ行かれるのですか・・と尋ねられた。
朝早いうちに、近所の神社を回ろうと思っていることを告げた。
すると、少し考えてから、ここに行かれるといいですよ・・・と教えてくれたのが、この神魂神社である。

神魂と書いて「かもす」と読む。
ネットで調べてみると、だいぶ古い神社であることがわかった。
本殿は現存する大社造りとしては日本最古であり、何と国宝に指定されているという。
同じ大社造りの出雲大社より、こちらの方が古いのだそうだ。
これは大物である。

何でもテレビで最強のパワースポットと紹介されて、急に一般に知られるようになったようだ。
一方でそういう来訪者を好まない方もおられるようで、批判的な書き込みも出てくる。
またこの神社の女性の宮司さんの厳しい対応が、どうも有名のようで(笑)、そちらもネットを検索するといろいろ出てくる。

朝の早めの時間に行ってみた。
写真が撮りたかったので、あまり人に会いたくなかったのだ。
静かで、しっとりとした空気が流れていて、いい雰囲気であった。

エネルギーとしては、かなり強いものを感じた。
長い歴史がある分、どこか計り知れないところもある。
巫女体質のMrs.COLKIDは、霊気に感化されて涙が出てきたという。

静まり返った境内には、我々以外に二人の男性参拝客がいた。
ひとりは一歩離れた場所に立ち、少し呆然としたように、国宝の本殿を見つめていた。
もうひとりは隅の方に座っていたが、人がいなくなるとふらりと出てきて、拝殿前で参拝をする。

神社の強い霊気の中で、皆が言葉を発さない。
静かで不思議な時間が流れる。
朝の空気がピーンと張り詰めている。

恐らく何かに導かれた人達が集まる場所なのだろう。
我々も最初は予定しておらず、前日の仲居さんの一言で、急遽行くことになったのだ。
不思議な縁で集まった人達だが、互いに会話を交わすことは無く、それぞれの世界の中にいる。

本殿の迫力は凄いのだが、その周りにもいくつかエネルギーを放つ場所があるように感じた。
あまり説明が書かれておらず、かえって何だろうと考えてしまう。
まずはしっかりお参りをして、写真を数枚撮らせていただき、その場の空気を堪能させていただいた。



Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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フォトブック-3


FUJIFILM X100V

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お店で選べるのは、A4サイズの場合、最高で28ページまでであった。(確かそのうち2ページは表紙と裏表紙)
(ネットで発注するともっと多くのバージョンがあるようだ)
ケント紙のようなしっかりした紙に印刷し、重ねて中央をホチキスで留めてふたつに折り曲げるので、製本できる枚数に限度があるのかもしれない。
後からページをもう少し追加しようとしても出来なかった。
(最初に全部で何ページのアルバムにするか選ぶところから作業を始めるのだが、これってかなり難しいと思うのだが・・・)

140枚以上の画像を持って行ったが、これを28ページに全部入れると、かなり窮屈になると分かった。
小さく碁盤の目のように並べるなら別であるが、ある程度大きく印刷されないと母親には見えないし、紙にプリントする意味がない。
選別の基準を厳しくして、不要な画像をどんどん削除していくしかない。
アルバムを作りながらやったために、そのたびにページを遡って作り直すことになった。

最終的に140枚から90枚くらいまで絞ることになった。
泣く泣く落としたものもあるが、まあ仕方がない。
あまり写真の量ばかり多くても、見る人がうんざり・・になりかねない。
アルバムとしてはこれでいいのだろう。

全体の配分を常に意識することは(かなり難しい作業ではあるが)重要だと感じた。
全部で28ページとして、たとえば今回の旅行では、足立美術館の風景画像に3ページ、美術館で家族の写ったものを1ページ、その日の宿の室内での画像を1ページ、夜の食事と料理を1ページ・・という具合に、バランスよく配分する必要がある。
これを意識していないと、終わりの方になりページ数が足らなくなり慌てることになる。
次回は先に大まかなページ配分を決めておいて、1ページあたり平均3、4枚の画像と決めて、あらかじめ選別して臨むべきであると思った。

という訳で、頭と時間をそうとう使った(笑)
最初にやり方が分からずロスしたこともあるが、お店で3時間以上も端末の前に座っていた。
前日は写真の選別と現像で寝たのが夜中の3時過ぎなので、もう疲れ果ててしまい完全にグロッキー状態であった。

作業が終了して、受付に伝票を持って行くと、1時間半ほどで完成するという。
その間食事をしたり、近所の喫茶店で時間をつぶしたりした。
出来上がりのアルバムを受け取ると、待ちきれずにまた喫茶店に入り、早速開けて見てみた(笑)

ソフトカバーの簡易アルバムなので、印刷のクオリティは確かに程々であるが、パソコンの画面で見るのとは違う迫力がある。
さすがもとフィルム屋のフジだけあり、記憶色の活かし方が上手く、程よく強調されているため、けっこうハッとさせられる。
立体感があり、その場の空気までが蘇ってくるのを感じた。
これはプリントするのも悪くないな・・・

母親が大喜びして、何度も出してきてはアルバムを見ている。
一生これを見て思い出しながら生活するなどと言っている。
それを聞いて、疲れも解消される思いであった。


(iPhone 13 Pro)


(iPhone 13 Pro)
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フォトブック-2


FUJIFILM X100V

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まずはお店の端末で、写真を入れたメディアやスマホなどからデータを読み取り、そこからプリント対象のものを選ぶ。
おまかせのコースを選べば、それをAIが適当に割り振って、アルバム1冊分の各ページにレイアウトしてくれる。
それなりのクオリティのものが、10秒ほどで出来るので、多くの人はそれを選ぶのだろう。

ところがおまかせコースで作ってみると、まったくこちらの意図していないものになってしまった。
まずは、わざわざ順番を意識してファイル名を付けたのに、それを無視して、バラバラに混ぜて作られてしまう。
これだと記憶力があやふやになっている母親が混乱してしまうであろう。

また例えば家族と関係ないホテルの従業員の女の子の写真などが、ドーンと1ページに大きく表示されてしまったりする。
いや、この人は関係ないのだが・・という感じである。
それが何度やっても同じ結果になってしまうのだ。

そこで自分ですべて構成するという、フリーレイアウトのモードを選んだ。
てっきりPhotoshopで作るみたいに、完全に自由に画像の配置をするものと考えていたのだが、それが何度やってもうまくいかない。
何回も何回もトライしたが、思うように調整できず、途中ですべて消して最初からやり直し・・を繰り返した。

その頃には店内が混んできて、操作方法を聞こうにも、なかなか店員さんが来てくれなかった。
やっと店員さんが捕まり、基本的な操作方法を聞くことが出来た。(1分ほど聞いただけでほぼすべて理解できた)
それまでに1時間以上もロスしてしまった。
最初から基礎的な使い方を要約して書いてあれば、こんなに悩まずに済んだのに・・・

そのお店にあるアルバム作りのソフトでは、フリーと言っても、完全に白紙に画像を並べていくわけでは無かった。
画面上では、アルバムを開いた状態の左右のページのイメージが表示されて、その2ページのエリアごとに配置を考えていく。
最初に2ページ分の白いエリアに、選別した写真を何枚表示させるか・・から始まる。
その上で、あちらの提供する画像の配置のレイアウトのパターン、数種類の中から、適したものを選ぶのだ。
すべてが自由にできるわけでは無いのだ。

たとえば画像を6枚選別したとする。
すると6枚の配置の例が何パターンか表示される。
たとえば左ページに大きいもの上下に2枚、右ページに小さいものを上下左右に4枚・・というパターンを、その中から選ぶ、という具合である。

当然写真の縦横も関係してくるが、たとえば縦型のものがそのうち2枚・・といった組み合わせも、最初から提供されるものの中から選ぶしかない。
横に撮った写真も強引に左右がカットされて縦長にされてしまうので、それが不都合なら別の写真に入れ替えるしかない。
またレイアウトによっては、最初から画像がすべてスクエアになっているものもあり、その場合当然すべての画像の長辺がトリミングされてしまう。
まあ、そんなに構図にこだわっていない人向けなのだろう。

そのお店のソフトでは、あちらの提供するレイアウトの案の中に欲しいものがなければ、対応できないようだった。
そのため仕方なく妥協してどれかを選ぶ・・ということが何度もあった。
まあ、あまりユーザーの自由にさせても、なかなか決まらないのと、かえってまとまりのないものになってしまうのであろう。
逆にあちらの示した結果が新鮮に感じられることもあり、まあこれでもいいか・・というところに落ち着く(笑)

一度レイアウトが決まれば、あとは画像を入れ替えたり、画像の拡大縮小などの微調整ができる。
カメラの縦横比と少し異なるので、どうしても画像の左右が少しカットされてしまう。
その切られた部分が重要な画像の場合は、少し縮小して全部を表示させたりした。

またエリアに表示する枚数が多すぎれば、当然ひとつひとつの画像は小さくなってしまう。
画像の数を増減させて、程よいバランスになるよう調整したが、そのたびにそのページのレイアウトを最初からやり直すことになった。
アルバムを作るにも、こちらのセンスがかなり必要とされることが分かった。
当然のことながら、作業に要する時間もかなりのものになる。
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フォトブック-1


FUJIFILM X100V

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昨日書いた通り、母親から頼まれたアルバムを、休み中に作ろうと思い立った。
調べてみると、ヨドバシカメラで作れるらしい。
まずは画像のデータが必要なので、昨晩現像を始めたが、それがえらく大変な作業であった。
結局夜中の3時近くまでかかった。

まずは画像を選別、さらにはトリミング、色補正などして、統一したピクセル数にしてJPEGに変換した。
さらにはアルバムに載せる順番を意識して、ファイル名を連番で振り直した。
それをUSBに落としたが、140枚以上になった。
それを持ってヨドバシカメラに朝の早めの時間に行った。

ヨドバシでDPEをするのは初めてだ。
というか、プリント自体、もう何年もやった記憶が無い。
お店にずらっと受付作業をする端末が並んでいて、まだやっている人はまばらであった。

アルバムの形式は何種類か用意されている。
高品質プリントで厚手カバーの本格的な製本が出来るもの。(頼んでから完成までに数日かかる)
ソフトカバーで手軽なノート調のホチキス留めのもの。
リングファイル形状のもの・・・

こちら側の条件としては以下のようなもの。
・母親が見るので大きめのA4サイズがいい
・何日も待つのでは意味が無いので、即日できるものがいい
・印刷の画質はそれほどこだわらず、それよりもスピードを優先する

結局フジの提供するphotoZINEというシンプルなホチキス留めのブックタイプのアルバムを選んだ。
印刷の品質ではもっといいものがあるが、最初ということもあり、まずはこれでやってみることにした。
依頼後1時間ほどで完成するというのが気に入った。

早速端末の前に座り、作業に取り掛かった。
ところがこれが、なかなか大変であった(笑)
確かにPhotoshopで作っても、アルバムを作る作業ってかなり時間がかかるものな・・・
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加工中


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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母親から旅行の写真を印刷して欲しいと頼まれた。
調べたら、カメラ屋でアルバムを作ってくれるサービスがある。
それを頼もうと思い、画像データの選別・現像を始めたのはいいのだが・・・

大変な量があることが分かった。
作業を始めてしまったが、まだまだ終わらない。
というわけで、今日はそちらで忙しくてここが書けない。
何時までかかるんだろう・・・

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ストック


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今回の旅行では、特に最初の二日間が天候に恵まれたこともあり、けっこう多くの写真を撮った。
まだ現像作業の途中であるが、すでに50枚くらいはある。
多分全部で100枚を超えるのではないか。
1年の3分の1分くらいのストックが出来たことになる。

初めての場所なので、面白い体験ができたし、考えることもあった。
ここに載せる文章もいろいろ書けそうである。
まあ旅行のエピソードばかりでは何なので、他の話も交えていこうと思っているが・・・

母親からは、行った場所の写真を印刷して欲しいと言われている。
それを眺めて思い出したいらしい。
ただ現像する作業はけっこう大変である。
連休の残りも利用して、こつこつと進めて行こうと考えている。
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Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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出雲大社に行く前に、稲佐の浜という砂浜に行ったことを書いた。
出雲大社から西に1キロほどの場所で、国譲り神話の舞台となったというパワースポットである。
先にここに寄るのが、出雲大社参拝の、ひとつのコースになっている。

海岸には弁天島と呼ばれる鳥居のある島がある。
島と言っても砂浜にある岩の塊で、普通に歩いていくことが出来る。
かつては海に浮かぶ島だったそうだが、近年急激に砂浜が広がり、地続きになったという。

この砂浜で弁天島を参拝した後、袋に砂を詰める。
それを持って、出雲大社に行き、敷地内の一番奥にある素鵞社まで持っていく。
そのお社の下に、砂の入ったボックスがいくつかある。

参拝後、自分が稲佐の浜から持ってきた砂を、その箱に入れる。
そして同じ箱から小さいシャベルで砂をすくって袋に詰める。
そちらの砂は、すでにお社に一定の時間置かれたことで、お清めが済んだ砂なのだ。

まあ、今自分がもって来た砂は、まだお清めが済んでいないはずなので、どうしても箱の下の方から砂を取ってしまうのだが・・・(笑)
その砂は厄除けの効果があるとされ、自宅に持ち帰り、家の周囲に撒いたり、瓶に入れて四隅に置いたりするのである。

皆が稲佐の浜→出雲大社のコースを通るので、当然のことながら道が渋滞する。
浜を出てすぐに、前がつかえて車が停まってしまった。
連休中ということもあり、ほとんど動かないほどの渋滞である。

これは予定が狂うと思い、目的地をホテルに変更して、ナビを頼りに脇道に入ったが、道が狭い上アップダウンが激しい。
人の家の軒先みたいなところを通り、道を歩いている歩行者の間を抜けて、何とか宿泊するホテルの駐車場まで辿り着いた。
そこに車を置いて、砂を持って歩いて出雲大社に向かった。

ふと疑問に思ったのだが、毎日これだけ大勢の人が来て、浜から砂を運ぶわけである。
実際、出雲大社の素鵞社の前では、砂を交換しようという人達で行列が出来ており、20分ほど並んだ。
そしてお清めの済んだ砂は全国に持ち帰られる。

これだと砂浜の砂がどんどん無くなっていくのではないか・・・
と思ったのだが、逆に砂浜が拡大して島が地続きになってしまった。
隣の鳥取県には砂丘があるくらいだから、よほど砂が溜まりやすい土地なのだろうか・・・
何とも不思議な話である。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)
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勾玉


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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Mrs.COLKIDが、出雲大社の参道にあるアクセサリーのお店で勾玉を買った。
出雲石という石で出来ているらしい。
鈍く光る濃いグリーンの石である。

お店では、いろいろな石で作られた勾玉が売られていた。
しかし、どうせなら地元産の石のものを・・ということで、少々お高かったが、思い切って購入したという。
何と言っても出雲の国で採れた石なのだから、いろいろご利益がありそうだ。

それをネックレスとして首から下げているが、意外に違和感が無い。
こういうゴロッとした大きいものが似合う人って珍しいよね(笑)

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旅程


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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今回の旅行は、母親の米寿のお祝いであった。
先日も書いた通り、テレビの番組を見た母親が、こんなところに行ってみたいと、ふと漏らしたのがきっかけであった。
そこからMrs.COLKIDが旅程を組んだのだが、運よく宿の予約が取れたため、急遽旅行が実現した。
翌日に見たらもう一杯になっていたので、たまたまキャンセルが出たのかもしれない。
備忘録の意味も含めて、今回の旅程を記録しておこう。

初日は、早朝に予約しておいたタクシーが迎えに来て、自宅から羽田に向かった。
ANAで1時間ほどのフライトで、鳥取県の米子空港に到着した。
遠いところと思っていたが、本当にあっという間だったので驚いた。

空港で予約してあったレンタカーに乗り、山陰自動車道に少し乗り、島根県安来市の足立美術館に行った。
そこでゆっくり時間を過ごし、庭園や美術品を楽しんだ。
それから再度高速で宍道湖の南側まで行き、玉造温泉で一泊した。

二日目、まずはレンタカーで地元の古い神社を二つ回った。
玉造温泉からそう遠くない場所に、歴史のある神社が揃っている。
朝早い空気の澄んだ時間に訪問した。

それから再度山陰自動車道を出雲まで走り、まずは日本海の稲佐の浜に向かった。
ご存じの方もおられるかと思うが、出雲大社に向かう前に、この海岸で砂を採取する必要があるのだ。
その後出雲大社に向かおうとしたが、さすがに道が混んでいて渋滞に巻き込まれた。
ナビを頼りに裏道に入ったが、えらく細い道ばかりで、少々難儀しながらもホテルに到着した。

まだチェックインには早い時間だったので、ホテルに荷物を置かせてもらい、砂を持って徒歩で出雲大社に向かった。
その日の宿は出雲大社の表参道である神門通り沿いにあり、坂道ではあるが数分で出雲大社まで行ける。
出雲大社で参拝を済ませて、無事砂も交換した。

三日目、朝早く起きて再度出雲大社に行った。
参拝は昨日済ませたので、その日は撮影中心にと考えていたが、残念ながら天気がいまひとつで、空は雲に覆われていた。
昨日は晴れだったのに・・・やはり写真は撮れる時に撮らなければ駄目だと反省。
ただ御本殿の西側に差し掛かった時に、一時的ではあるが、突然雲の間から太陽の光が差した。
どうやら神様が日光を分けてくださったようだ。

昼前にホテルをチェックアウトして、道の駅などを見た後、出雲空港に向かった。
米子で借りたレンタカーを出雲空港の営業所に返却した。
その頃には雨が本格的に降っていた。
帰りはJALで羽田に戻り、空港で頼んでおいたタクシーに乗り自宅に帰った。

母親がいたため、移動は都内のタクシーも含めて車中心になった。
3日間の旅行はかなり充実していたが、これはレンタカーが無いと成り立たないスケジュールであった。
僕自身は運転するので疲れはしたが、かなり充実した旅行であったのは確かだ。
母親がまだ興奮して旅行の思い出を話している。
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