急の出張


SIGMA DP3Merrill

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急に明日の夜から出張に行くことになった。
距離的には大した事無いのだが、移動に時間がかかる得意先への訪問だ。
今、急いでプレゼンテーションに使う資料を作っているところ・・・

来て欲しいと言われ、簡単にいいですよと答えてしまったが、ネットの路線情報で調べたら、思いの外時間がかかる。
現地で朝から打ち合わせすることにしたが、逆算してみると、前日に行って泊まらないと不可能な時間であった(笑)
本来インドア派の僕が、最近はやけに全国を飛び回っている。



今日の時計ベルト。
ルーチの手巻き1針に、LicのCoqのブラックをつけた。
ニワトリの脚の革のベルト。

ベラルーシ製の手巻きの時計である。
新品が40ドルくらいで入手できる。
オークションにいっぱい出ているのだ。
現地でお土産として売られているのか、透明なプラの簡易型パッケージに入った状態で届いた。

ルーチというのは、ロシア語で光のことだという。
正式にはベラルーシのミンスク・ウォッチ・プラント製のブランドである。
先日紹介したラケタと同じく、現在でも時計メーカーとして立派に存続しており、ISO取得の大きなプラントだという。
eBayに同社の古い時計が沢山出品されているが、デザインがなかなか優秀で、思わず欲しくなるものもある。

ご覧の通り、このモデルは針が1本しかない。
面白いので買ってみたのだが、考えてみたら単に長針が無いだけの時計ともいえる。
文字盤は12時間表示だし、長針がポロリと外れれば、これと同じ時計が出来上がる(笑)



とりあえず今日は黒いベルト何点かと組み合わせてみる。
こちらはヒルシュのオスロのブラックである。
カリブー(トナカイ)の革を使ったベルト。

この時計、実に使いづらい。
ひとメモリが5分なのだが、それが感覚的にしっくりこないのだ。
今何時か・・が一瞬では判別できない。

慣れの問題かもしれないが、見るたびにしばらく考え込んでしまう。
数字と数字の間の針のおよその位置から、アバウトな時間を判断するしかないだろう。
老眼のせいもあるが、分単位で時間を知ることは出来ない。



次はヒルシュのアクセントのブラック。
プレミアム・カウチュと呼ばれる、けっこう高価なベルトである。
もちろん時計本体よりもベルトの方が高い(笑)
この時計には、黒いベルトは無難にどれも合う。

この時計、何かに似ていると思ったが、コンプレッサーの空気圧のゲージにそっくりだ。
素材の質感まで似ている(笑)
いつも工場のあちこちで見ているので、親しみを感じたのかもしれない。
デザインに何の飾りも無いため、感情が見えにくく、冗談なのか本気なのかわからない時計である。
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