変り種


Z7 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

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ブーツやスニーカーをいろいろ調べていると、これはどう考えても僕では履けないな・・という凄いデザインのものが出てくる。
そういう変わったものを以下に集めてみた。
いわゆるモード系ファッションブランドの靴である。

僕に履けと言われても無理であるが、世の中にはちゃんとこれらを着こなす人もいるのだ。
皆さんがこういうのが行けるタイプなら、ぜひ挑戦していただきたい。
ただ結構値段は高いのだが・・・


↑メゾン・マルジェラ
足袋タイプの靴など出しているブランドだ。
ソックス統合型スニーカーブーツ?
よく分からないが、流行っているのか、この手の奇抜なデザイン(靴下との統合型)の靴が数社から出ているようだ。
当然靴下は履かずに素足で履くのだろう。
それはそうと、靴下部分を外して洗濯することは出来るのだろうか・・・



↑N°21(ヌメロヴェントゥーノ)
写真だと靴なのか何なのか分からない。
その辺に落ちていたら、宇宙から飛んできた異星人の落し物かと思うだろう。
こういう踵部分が後方にポコッと飛び出した足の人を知らないわけではないのだが・・・
ちなみに下の斜め後方から見た写真だと靴だと分かる。↓




↑サンローラン
モジャモジャで本体の形がよく分からない。
女性用じゃないかと思うが、僕の見た販売サイトでは男性用ブーツの項目で出てきた。
サイズを見ても男性用のようだ。
真っ黒くろすけの親分みたいだ。
靴だとばかり思っていたら、突然ゴソゴソと動き出したりしたら、さぞやビックリするだろうな・・・(笑)



↑リック・オウエンス
このブランドはこういう背の高いブーツをいろいろ出している。
数えてみたらアイレットが20個もあるので、履くのにさぞや時間がかかるだろうと思ったら、サイドにジッパーが付いているようだ。
そりゃそうだろう。
デザインとしては履けないこともないが、僕だとふくらはぎがパンパンだし、下手をするとブーツの高さが膝より上まできてしまう。
やっぱり無理か・・・



↑Cnstone
これは凄いなと思ったら、パンクやゴシック系の人たち向けに作られたコスプレ用のブーツらしい。
合皮で出来ているので価格も数千円と安い。
これを本皮で作ったら相当の金額になるだろう。
スマートで足の長いひょろっとした人が履けばカッコいいかもしれない。
僕とは違う世界の人のものかと思ったが、考えてみれば僕もウエスタンのコスプレ衣装一式を持っているのだった・・・
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サイズ感


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今年の7月の九州出張の際、福岡のお店でオールデンのCDIラストの靴の試着ができた。
以前もここで書いたが、僕はこのラストの靴を数足愛用している。
2019年6月28日の日記

現在手持ちのサイズは、US6.5EE、7E、7.5Eの3種類だ。
そのうち7.5Eはさすがに少し大きすぎる。
実際に日常的に使用しているのは6.5EEと7Eのふたつのサイズだ。

6.5EEは靴の大きさはいいのだが、ヒールが少し緩めである。
7Eだとヒールのフィット感は多少改善されるが、今度は全体が大きめでルーズフィットになる。
もちろんどちらも実用上は問題なく、普段愛用している靴ではある。
しかしこのラストでより自分の足にフィットするサイズがあるのではないか・・という思いはあった。

九州で試着出来たのはUS7.5Dである。
順番から言うと6.5EE、7Eのひとつ上にあたる。
ちょうど試してみたいサイズであった。

履いてみると、予想通り幅が細くなり少し締め付けられる。
ヒールは今までで一番しっくりくる。
しかし全長が長く、その分捨て寸が大きい。

何よりも靴が大きく見えるのが気になる。
デザインにボリュームがあるせいか、バリーラストの7.5Dより大きく見える。

CDIラストはインソール使用が前提なので、もともとの作りが大きいのだ。
鏡に自分の姿を映してみても、靴が大きくて少しアンバランスに見える。
やはりこのサイズが僕にとってCDIラストのベストとは言えないだろう。

ある意味予想通りの結果である。
同じCDIラストで6.5EE、7E、7.5Dを比較してみると、右に行くほど幅が狭まり、全長が長くなる。
ヒールのフィット感は7.5Dが一番よく、6.5EEだと緩めになる。
逆に靴全体の形状は6.5EEが一番足の形に合っている。

今までも時折指摘されてきたが、やはり僕の足は踵が小さいようだ。
6.5EEの形状で踵が7.5Dのものがあればいいのだが・・・
結論としては、例によってこのラストで僕の足に完全に合うサイズは無いということになる(笑)
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ブーツの季節


Z7 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

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この写真、パソコンで見ないと細部が見えないかもしれない(笑)

このところ気温が30度前後となり、以前と比べると過ごしやすくなってきた。
30度だと涼しいな・・と感じてしまう。
やはり昔とは感覚が違ってきているのだろう。

まだ気が早いが、そろそろ秋の靴を考えてもいい季節である。
秋の靴と言っても、男性用の靴には特別秋向けというものは少ない。
あえて言えば、枯葉にイメージを合わせた茶系のスエードの靴や、半分足首を覆うチャッカブーツなどであろうか。
むしろ秋の服装に合う靴、という考え方をすべきなのかもしれない。

実は個人的に楽しみなのは、秋から冬にかけて待っている「ブーツの季節」である。
秋の期間は実際には短いし、日々気温も低くなっていく。
秋の後半にはブーツを履いておかしくない気候になるだろう。

実は買ったままでおろしていないブーツがまだ何足かある。
数年前に買ってそのままになっているものや、今期の夏の期間に買ったものだ。
この冬にはそういうブーツをなるべく履いてみたいと思っている。

もっとも楽しみなのは、何と言っても大塚製靴のボタンブーツである。
ボタンを留めて履く作業が大変そうだが、その大変さを味わってみたい(笑)
それからコードバンのブーツは未使用のものを二つ(オールデンとトリッカーズ)持っている。
出来ればそれらも今シーズンにおろしたいと考えている。(と言いながら毎年出来ないでいるが)

実は買ったきりでおろしていないブーツが他にもある。
ここでは紹介していないのだが、アグレッシブなデザインの製品で、シャーックっぽいシボ入り革のもの、クロコ型押しのものなどだ。
いつか履きたいと思いながらも、自分のキャラクターに合わず、まだ機会が得られていない。

以前よりの定番としては、大のお気に入りのマルモラーダが3足ある。
オールデンで残ったのは、インディブーツとタンカーブーツの2足だ。
またアレン製の1000マイルブーツが2足、トリッカーズのカーフ系も何足かある。
それらに混ぜて、日本製の安藤製靴のZⅡも時々履く。
クロケットも数足あるがアイラ以外はあまり履かなくなっている。
そうだ、雨の日専用にダナーもあった。

すぐには思い出せないが、他にもいくつかあると思う。
こうして見てみると、履ききれないくらい、ブーツがたくさんあることが分かる。
今気付いたが、僕は本当はブーツマニアなのだろう。
やっぱり革フェチにとっては、革の面積の大きいブーツは魅力的なんだよなあ・・・
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サンダル


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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ビルケンシュトックのアリゾナ 0051101。
ダークブラウン。
サイズはレギュラーの39。



ビルケンシュトックのサンダルを買った。
特別なものでは無いので、持っている方も多いのではないか。
ちょっと近所に何かを買いに行く・・という時に、気楽に履くものが欲しかったのだ。
毎回靴下を履いて革靴・・というのも可笑しいし(笑)

足の輪郭をなぞったようなライン。
同社の靴の特徴であるが、それが一番履きやすいか・・というと、必ずしもそうとも言えないように思う。
ビルケンシュトックのブーツを大分前に買ったのだが、実はあまり履いていない。
確かに足の形には合っているが、モディファイドラストのような、カチッと引き締めた感じが無いのだ。

ところで最近は足が細い人が多くなり、ガバッと幅の広い人は、むしろ少数派になりつつあるという。
そのためビルケンシュトックでも最新モデルは幅が抑えられており、シュッと長めの形状になっている。
上から見るとデーンとしたお餅みたいな形の革靴は、今や同社でもクラシックな製品ラインに属しているそうだ。

プレーントゥなどであの形状だとけっこう強烈で、さすがの僕も、ちょっと・・と躊躇してしまうのだが(笑)、サンダルなら特に問題ないだろう。
むしろ足の形にピッタリ合っているのが目で見て分かり、精神的にはいいかもしれない。
サイズもたまたまレギュラー幅の39をお店が在庫していた。
同社の革靴は、男性用の幅広モデルは40から上のサイズが中心で、25cm(39)の僕に合うサイズがなかなか無い。

まあこれはサンダルなので、フィッティングがどうのと言うものではない。
踵が固定されるわけではないので、評価のしようがないのだ(笑)
もっと気楽に、たとえば近所のスーパーにアイスを買いに行く時とかに履くものである。
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嗜好


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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同じドレスシューズ好きの中でも、ヨーロッパ系とアメリカ系では、方向性にかなりの違いがある。
それぞれを好むオーナーのセンスや性格にまで違いがあるように思う。
欧州の靴を専門とする人から、アメリカ靴を徹底的に否定する意見を聞かされ、驚いたことがある。
僕自身は雑食系で両方好きであるが、中にはもう一方を受け入れられない人もいるようだ。

ヨーロッパの靴は、一部の例外を除いて、何よりも品質が価値の基準になっている。
もちろん他の国の靴もそれは同じなのだろうが、欧州の一流のものには洗練された品質感がある。
高級品は革の質がきめ細かく、ミシンの縫い目が揃っており、製品としてカッチリと作られている。
量産品の定規で線を引いたような無機質さではなく、長年技術を磨いた職人にしか作れない高度な品質感であるところが魅力である。
そしてそのクオリティによってブランドの序列もはっきりと決められている。
靴とはこうあるべきという明確な思想があり、履く者はそれを受け入れる必要がある。

一方アメリカの靴は、その品質を追い求める流れから逸脱しているところが、逆に魅力になっている。
もちろん米国人なりに品質の向上を目指しているのだろうが、そもそもの感覚のビット数自体に違いがあるように見える。
細部を見れば、ミシン目が乱れていたり、形が左右で不揃いであったり、接着剤がはみ出ていたり、染みがあったりする。
しかしそんなことは気にしない大らかさがあり、またそこが男らしいカッコよさに繋がっている。
一方で合理的で実用性が重視されており、柔らかい素材で履きやすく作られており、押しつけがましさが無いのも魅力である。
ただ自国生産のメーカーがオールデンやアレンなど数社に限られるのが残念なところではある。

同じ白人の作るものでこれだけ違いがあるところが興味深い。
それぞれの国の文化や歴史が、靴作りに滲み出ているのだ。

日本のように、技術をとことん突き詰める性格の国民が作ると、ヨーロッパ系の靴の方向を向きがちになる。
黙々と修行して技術を積み上げていき、クオリティコントロールを繰り返すことで、どんどん製品の完成度を高めていく。
むしろ日本人の方が米国人より欧州人に近い性格に見える。

この方向だと品質は向上するが、米国靴のようなアナログ的な製品は作れない。
欧州の靴には追いつけても、米国の靴の「荒っぽさ」の真似はどうしてもできない、という結果になる。
そのため逆にアメリカ靴が魅力的に見えるというのも皮肉な話ではある。
自分たちに無い部分に惹かれる人も多いという事だ。

僕自身は品質の高い物は素晴らしいと思うが、一方でそれを自分の生活に取り入れるのはあまり好まない。
自分自身がものを作る人間であるだけに、これだけの品質のものを作り上げる苦労を思うと、肩がこってしまうのだ。
どちらかと言うと、靴は荒っぽく使う事の出来る「優れた道具」である方が嬉しい。
僕は欧州製、米国製、どちらの靴も買うが、そのため普段好んで使うのはアメリカの靴の方が多い。

お店の人もそれを分かっているのか、僕にはアメリカ靴の方が合っている、と言われたことが過去に何度かある。
お客さんの性格がヨーロッパタイプとアメリカタイプに分かれることを靴店も分かっているのだ。
僕のように大雑把な人間は、見るからにアメリカタイプだと思われるのだろうが、案外その方が嬉しかったりもする(笑)
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比較


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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先日購入したトリッカーズのM7705(手前)とチャーチのオンガー(奥)。
履いて皺が入ったことで迫力が増している。
こうしてふたつの靴を並べてみると、サイズは同じ6-1/2だが、チャーチの方が面長で兄貴分に見える。
どちらもガッチリと強靭に作られており、ガラスレザー特有の重量感があり、履いた感触はけっこう似ている。

比較すればもちろん細部の形状は異なるが、「ガラスレザー系の革を使った黒の内羽根式ストレートチップ」というコンセプトは一緒である。
冷静に考えると、やはり両方買う必要はなかったかもしれない(笑)
このデザインに僕は弱くて、見ただけで欲しくなってしまうのだ。
まあ履かなくても靴箱に飾っておくだけでもいいか(笑)

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ボタンブーツ


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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大塚製靴のボタンブーツ。
パンチドキャップトゥ。
サイズは7-1/2(25.5)。



「いつか欲しいと思っていた」
靴好きの多くがそう言うボタンブーツである。
反対側にジッパーの付いた偽物ではなく、ボタンで脱ぎ履きする本物である(笑)
そのボタンブーツの代表格が、この大塚製靴の製品であろう。

同社のウェブサイトを見ても、注目ランキング1位がボタンブーツのページである。
僕ももっぱらそのページばかり見ている。
調べるとグッドイヤーとハンドソーンの2種類があるようで、価格は倍くらい違う。
いずれにしても生産量は限られ、予約できても完成までかなり待つことになる。

ところがたまたま同社の六本木のショップの前を通ったら、セール品の中にボタンブーツが並んでいるではないか(笑)
価格もかなり値引かれている。
現品のみとのことであったが、サイズも何とか僕に合いそうな大きさであった。
これまた運命的な出会いか(笑)



このモデルは同社の現行のボタンブーツとは違う。
当初この製品に関する情報がなかなか得られなかった。
型番で検索しても、まったくヒットしないのだ。
同社に問い合わせてみたが、どうやら大塚商店のブランドで販売していた製品のようだ。

グッドイヤー製法でアウトソールはヒドゥンチャネルの半カラス仕上げになっている。
現行品はチゼルトゥなのだが、こちらのモデルはラウンドトゥになっている。
(個人的にはラウンドの方が好き)
黒のカーフの本体に対し、シャフト部分はブラウンのスエードを組み合わせている。
同社のボタンブーツでは、スエード部分がグレーのものが有名であるが、まあブラウンも悪くはない。



上の道具を使ってボタンを留めたり外したりする。
鉤をボタンの穴に通し、ボタンを縫い付けた糸に引っ掛けて、引っ張って穴を通す。
そのためボタンの根元は糸がグルグルと巻かれ、かなり強固に作られている。

この作業にはけっこうコツがいる。
何度か練習しないと上手くいかない。
ただ僕の場合は、シャフト部分にわずかに余裕があるので、慣れれば道具を使わなくても、指でボタンを留めたり外したりすることが可能であった。
シャフトが緩み無くピッタリで、それが出来ない人も多いらしい。

本体のサイズは25.5EEで、25Eの僕には少しルーズフィットである。
しかしひとつ下のサイズでは、恐らくブーツシャフトの太さが厳しいだろうという。
その辺りのフィッティングは、けっこうシビアなようだ。
紐靴のように調整が利かないので、ボタンブーツのシャフトは脚の太さに合っている必要がある。
(オーダーする場合は「筒周り部分サイズ」も指定する)

結局売れ残っていたこのサイズが、恐らく僕にはベストの大きさなのだろう。
実際何人かがこの靴を試着したが、サイズが合わなくて諦めたそうだ。



ボタンは全部で6個ある。
僕の場合、一番下のボタンは留めたままで脱ぐことが出来る。
足首に自由を与えるため、一番上のボタンを留めない人もいるだろうが、出来れば全部しっかり留めた方がエレガントでカッコいいように思う。

前述の通り少しルーズフィットであるが、ブーツなので足首で固定すれば何とかなってしまう。
試しにインソールを入れてみると、今度はタイトフィットになり、足をきっちりと締め付けてくる。
過去の経験から言えば、ルーズなまま使用した方がいい場合が多い。
ブーツを履くシーズンが来たら、それぞれ試してみようと思っている。

このブーツは一度履くと簡単には脱げない。
腰を曲げた無理な体勢で、ボタンを外す作業をしなければならなず、けっこう負担がかかる。
なるべく脱がなくて済むよう、意識して行動する必要があるだろう(笑)

クラシックで気品のあるブーツである。
本来はフォーマル度の高い靴だそうだが、現在はそういうシチュエーションで履く人はほとんどいないであろう。
恐らくもっとカジュアルな場面で上手く使われている筈だ。
カッコよくて思わず買ってしまったが、どのような場面で、どのような服装で履いたらいいのだろう・・と今になって悩んでいる。
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流行


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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数年前に革靴がブームになったが、今はもう落ち着いてしまったらしい。
そのため革靴の売れ行きはだいぶ落ちているという。
そこに政府主導でスニーカー通勤の推奨などしたものだから、よけいに需要は減ってしまっただろう。
革靴のお店は大変だろうと思う。

行きつけのお店の中には、半分が革靴、もう半分はスニーカーを扱っているところがある。
面白いもので、革靴が売れない時はスニーカーが売れるらしい。
逆に革靴が売れる時はスニーカーが売れなくなるという。

この四半世紀で数回、革靴のブームがあったそうだが、ブームが去って革靴が売れなくなっても、その分スニーカーが売れて補ってくれる。
だから靴のお店が革靴とスニーカーの両方を扱うのは合理的なことなのだ。
柱になるものを複数持つということだ。

顧客の何パーセントかは僕のような革靴マニアで、そういう人は安定して革靴を買う。
また逆にスニーカーしか買わない人も当然いるだろう。
残りは流行に合わせてものを買う人で、革靴のブームが去ればスニーカーに移る。

現在はスニーカーが主流になっており、両方扱っているお店にいると、スニーカーのお客ばかりが来る。
ジョン・ロブを筆頭に、高級革靴メーカーもこぞってスニーカー作りに手を染めている。
僕がスニーカーを買ってみようかと考えたのも、ごく自然なことかもしれない。
もっとも僕の場合は、もともと革フェチから転じているので、いまだに革靴の方にばかり目が行ってしまうのだが・・・
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ブックバインダー


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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トリッカーズのM7705。
アッパーは黒のブックバインダー。
レザーソール。
サイズは6-1/2。



どうも僕はガラスレザー系の内羽根式ストレートチップに弱いようだ。
もう1年以上前の話であるが、このモデルを店頭で一目見るなり気に入ってしまった。
それ以降もお店に立ち寄るたびに、この靴のことが気になって仕方が無かった。
好きな形なので、多くの靴が並んでいる中でもこの靴が浮き立って見えた。

しかしガラスレザー系のストレートチップというと、チャーチのオンガーを既に持っている。
実はオンガーの時も、チャーチの直営店のショーウィンドゥに飾られた靴に一目惚れしたのだった。
2016年12月6日の日記
しかし普段それほど履く靴ではないので、さすがにもう1足こちらも購入するのは躊躇していた。
こんな特殊な靴が2足あっても仕方ないものな・・・でもこの靴カッコいいよな・・なんて考えていた。

スマートなオンガーより、丸っこいトリッカーズの方が僕の足には合いそうに見える。
(オンガーは少し靴擦れする)
一度試着させて貰おうか・・なんて考えていた矢先、セール品の中にこの靴が入っているのに遭遇してしまった。
何という事だ!
これはもう、購入せざるを得ないじゃないか(笑)



カントリーでも無ければフォーマルでも無い。
とても中途半端な靴である。
かなり通好みだと思うが、悪い言い方をすると、一種のゲテモノでもある。
この靴に手を出すとしたら、同社のカントリーのラインもドレスのラインも買い尽くしたトリッカーズ好き・・であろうか。

恐らくこのモデルはあまり売れなかったのではないか?
人工的な光沢のあるガラスレザー系の革って、意外に人気が無いように思う。
実はオンガーも英国でセールに出されているのを何度か見ている。
あちらでもこの手の靴を購入する人は限られているのだろうか・・・



ブックバインダーは縁部分の処理の関係か、パーツのつなぎ目が強調されて筋肉質に見える。
ソールを大きくはみ出させて、シングルソールではあるがストームウェルトにして、意図的に荒々しさを演出している。
そこにブックバインダー特有の強い艶が乗るので、かなりアクが強い靴という印象を受ける。
濃い鉛筆で描いた線の太いスケッチのような靴だ。

一方で細部を見ると、同社にしては縫製がとても綺麗で、丁寧に作られていて感心する。
質のいい革を選んでいるそうで、確かに素材自体は滑らかで柔らかい。
ただ作りはカントリーコレクションなどとも共通した頑丈さで、同社らしいガッチリとした硬さが備わっている。
ソールが板のようで、最初のうちは地面を叩きながら歩く感じだ。

ビジネスにも使えるだろうが、やはり基本的にはカジュアルでの使用を想定してデザインされた靴であろう。
内羽根式ストレートチップという格式の高いレイアウトをとりながら、それを意図的に崩した面白さがある。
軽くワックスをかけただけで強い光沢を放つ。
予想外に目を引くので使いこなしは難しく、それなりにセンスが必要になるだろう。
形が好きで買ってしまったが、僕も上手く使いこなせないで四苦八苦しているくちである(笑)
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黒光り


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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トリッカーズのカントリーコレクションのM2508。
アッパーは黒のコードバン。
レザーソール。
サイズはUS7。



セールで破格の値段で出ていたので、思わず買ってしまった。
まったく予定していなかった。
しかし買って後悔はしていない。
いいものに巡り合ったと思っている。

ホーウィンではなくイタリア製のコードバンが使用されている。
こちらのコードバンの方がしなやかだという噂である。
何年か前にお店が特注したものが売れ残っており、今回セールで処分価格で出したようだ。
本来はかなり高価な靴らしい。



お店に1足だけ残っていたのだが、サイズはUS7で、履いてみると僕の足にほぼピッタリであった。
羽根もしっかり開いてくれる。
これは運命的な出会いと言えるだろう(笑)
ただモールトンはUS7.5が適正サイズだと思っていたので混乱している。

ご存じの通り、トリッカーズはサイズ表記が2種類ある。
本国(英国)向けはUKであるが、米国や日本の正規代理店向けに作られたものはUSでの表記になっている。
そのため日本では一般的に「正規品はUS、並行ものはUK」と言われている。
(今回は正規代理店で購入したので間違いなくUS)

問題はUS表記の方がハーフサイズ大きくなることで、それが混乱の原因になっている。
しかもUKなのかUSなのか区別できる目印が、靴の本体には見当たらないのだ。(接着されたインソールを剥がすとその下にUK表記のサイズが書かれているという)
つまり同じ「7」と書かれていても2種類の大きさがあり、外観からどちらなのか見分ける方法がないということだ。

何故このような後から困るような方法を採ったのだろう。
恐らくサイズ表記など気にせず、お店で実際に履いて合うものを選べ、という事なのだろう。
しかしネット販売ではこのやり方は致命的であるし、製造する現場でも混乱すると思うのだが・・・



それにしても、まさか今になってコードバンのトリッカーズを買うとは思わなかった。
ブラックのモールトンは、ウエルトがナチュラル仕上げのツートンのカーフを持っている。
いつかブラック一色の精悍な顔つきのモールトンを欲しいとは思っていた。
それがコードバンのモデルで実現するとは・・・

黒光りするとはこのことであろう。
独特の迫力があり、靴から発せられるオーラのようなものを感じる。
内張りの特注色のレッドとのコントラストも強烈で、この靴の個性を際立たせている。
今から秋が来るのが楽しみである。
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矛盾


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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靴は買い尽くした感があり、部屋は靴の箱で一杯になっていて、もうこれ以上いらない。
今後は靴の購入は制限する・・・
と宣言しておきながら、このところいくつか新しい靴を買ってしまった。
我ながら矛盾しているとは思う。

よほど気に入ったものか、二度と巡り合えないようなレアなもの・・・
そういうものしか買わないと誓った。
しかし今月になって、比較的大物をいくつかゲットしてしまった。

要はセールの期間に当ってしまったのだ。
売れない時期なので、街の靴店は一斉にセールを行っている。
どの店に行っても店頭にセールの札が下がっている。

この期間はいらないものまで買ってしまうので非常に危険である。
今までもセールの時は意識して自制するようにしていた。
しかし今回は、長く欲しかった靴が、セール価格で店頭に並んでいるのに遭遇してしまった!

最初に書いた「よほど気に入ったもの」に該当する靴が安く出ているのだ。
これは買わないわけにはいかないだろう。
・・と書いたところで、言い訳にしか聞こえないが・・・

買った靴はここで少しずつ紹介していくのでよろしく(笑)
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新たなる


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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革靴は買いつくした感があり、もう欲しいものもなくなりつつある。
最近はよほど気に入ったものにしか、手を出さないようにしている。
しかしそういうものに巡り合える機会は少ない。
そこでたまには趣向を変えて、スニーカーを買ってみることにした。

僕のスニーカーに関する知識は、ほぼ皆無と言っていい。
今までスニーカーを履いたことがほとんど無いのだ。
どういうブランドがあって、何が自分に合っているのか、まったく分からない。

同じ靴であるし、そんなに快適なものならばと、お店でスニーカーなるものを見てみることはある。
スニーカーを置いているお店は街にたくさんある。
ところがこの世界の価値観が出来上がっていないので、どれも同じに見えてしまいさっぱり分からない。



そこでいい案を思いついた。
ちょうど九州に出張だったので、行きつけの福岡の靴店のSさんにお願いして、僕に合ったスニーカーを選んでいただくことにしたのだ。
Sさんはオールデンに関して深い知識を持たれている。
同じくらいスニーカーにも哲学を持たれた方なので、全面的にお任せして、最初に僕が履くのにちょうどいい製品を、お店の在庫から選んでいただいた。

その結果、これがいいのではということで、ニューバランスの1600のバーガンディを選んでくださった。
お話しを聞くと大体以下のような理由である。
・僕の年齢やタイプから言っても、落ち着きのあるニューバランスが合う。
・同社が革靴メーカーを前身とし、それゆえラストにこだわるところが、革靴好きにはぴったり。
・誰もが履くモデルではなく、それなりにレアな型番がいい。
・せっかくなので無難な黒やグレーではなく、ジーンズに映えるバーガンディにした。

サイズはUS8D。
最初はひとつ上のサイズを試着したが、少しルーズに感じた。
どうしても革靴と同じようなフィット感を目指す癖があり、タイト気味の8の方を選んだのだが、これでよかったのかどうか・・・
(その後ニューバランスの直営店で足のサイズを測ってもらったところ、やはり8が適正という結果が出た)



自分で選んだら、恐らく黒かグレーになっていただろう。
しかしこの靴を履いて街のウィンドウに映る自分の姿を見て、ああ成程・・と思った。
服の選択は難しいが、新しい自分を発見したような気持ちになった。
やはり専門家に選んでもらうものだと感心した。

今後スニーカーをさらに揃えていくかどうかは自分でも分からない。
革靴よりかなり安いので買いやすいのは確かだ。
以前チャーチのスニーカーを購入した事もあったが、その時はフワフワした軽い履き心地にどうしても馴染めなかった。
今回も一日履いて歩いてみたが、確かにソフトで楽ではあるのだが、足にフィットした革靴の引き締まった感触よりスニーカーの方がいい、とも言いきれなかった。

とは言え、今や普段に革靴を履く人自体が少数派であり、履いているだけで「自分は革靴派だ」という主張になってしまう。
もう少しファッション面で「普通」であるためにも、スニーカーを取り入れる必要があるとは思っていた。
さて、今後上手く革靴とスニーカーを両立させていくことが可能であろうか・・
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準備


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今日は肉体労働だった。
明日の仕事の準備で会場に製品をセットした。
あらかじめ送っておいた作業衣を着て作業した。
暑くて汗まみれになった。

靴はレッドウィングのアイアン・レンジを履いた。
荷物に放り込んでおいたのだ。
暑いかと思ったが、意外に快適であった。
このブーツはレッドウィングの中ではラストが僕の足に合っている。

本来ワークブーツって、こういう風に使うものだろう。
傷まみれになっても気にしないでガンガン使う。
その荒っぽさがカッコよくて、いい気分で仕事ができた。

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#301


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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オールデンのフットバランスの#301。
外羽根式プレーントゥ。
アッパーはブラックのカーフ。
CDIラスト。
サイズはUS6.5EE

今はほとんど手に入らないオールデンのフットバランスのシリーズだ。
先日書いたが米国で在庫を持っているお店をみつけて仕入れてみた。
偶然僕のサイズがあったのだ。
昔の価格なのか、かなり安く購入できた。



CDIラストは6.5EEのグイレインレザーのプレーントゥと、7Eのブラウンのプレーントゥを愛用している。
2017年5月14日の日記
2018年4月28日の日記
どちらも少しルーズなフィッティングなのだが、ストレスがほとんど感じられず長距離を歩いても疲れない。
そのため出張の時などに重宝している。

CDIラストでは6.5EEが僕にベストのサイズなのだろうか?
履いていて楽ではあるのだが、ヒールカップは少々緩めである。
7Eの方がヒールがフィットして羽根も開くが、全体にちょっと大きめに感じる。
出来ればこの前後のサイズもいろいろと試してみたいものである。

実はこの#301に関しては、7.5Eというサイズも持っている。
しかしそちらはさらに緩めで、もうワンサイズ小さいものが欲しかった。
それで今回同じ#301の6.5EEをみつけて購入したのだ。



このラストの靴は、コッペパンみたいにやけに丸っこく膨らんで見える。
インソールを入れることが前提の設計で、その分大きめに作られているのかもしれない。
しかし一度履いて適度に皺が入ると、上の写真のようにけっこうカッコよくなる。
ワックスをかけてトゥを軽く光らせると、やはり黒いカーフのプレーントゥっていいなと思う。
特に#301は、ソールがポストマンシューズタイプでなかなかお洒落なのだ。

少し無謀かとは思ったが、新品おろしたての状態で、いきなり京都の旅行に履いて行った。
この靴なら行けるとふんでのことであるが、予想通り靴擦れなどまったく起きなかった。
新品なのにいつの間にか足の延長のようになり、そのうち靴の事は忘れてしまうところがこのラストらしい。
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黄色


大きな写真

Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

明るいブラウンの靴を何足か持っている。
明るいと言っても、ほとんど黄色と言っていいほどのブラウンだ。
この色を見ると、つい欲しくなって買ってしまうのだ。

しかしどうにも履きこなせない。
靴だけが浮いてしまい、やけに目立つのだ。
皆の目が靴に行くが、それは上手く履きこなせていない証拠だ。

そのためどうしても履く機会が減っていた。
この色の靴は、オールデンのスプリットトゥやトリッカーズのバートンを持っているのだが、しばらく履いていない。
アレン・エドモンズのウォールナットのストランドも持っていたが、もう手放してしまった。

先日Facebookでアレンから小さな広告が届いた。
それはこの黄色っぽい靴に合わせた服装の提案であった。
柄の入った白いリネンの半そでシャツとジーンズ。
それにウォールナットのストランドと、同系色のベルト、同じく革ベルトの腕時計が並んで写った写真である。

そうか、これならピッタリだ。
ずっとこの色の靴には悩まされていたので、写真を見た瞬間、すぐにはっとなった。
この組み合わせはなかなかいい。

僕は暗めの色のシャツばかり持っていて、白っぽいものが少ないのだ。
そこに鮮やかな明るいブラウンの靴だから、どうしても浮いてしまったのだ。
シャツを白ベースの明るいものにしてバランスを取ればいい。

そんなこと基本なのだろうが、ファッションに疎いので分からなかった。
早速白い半そでシャツを買いに行こうと思っている。
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