ストレートチップ


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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仕事の時に履く靴として、一番間違いないのは黒の内羽根式ストレートチップであろう。
この靴であれば、冠婚葬祭での正式な靴でもあるし、どのような場面で履いてもまず問題はない。
ひとつ革靴を買うとしたら、まずはこの靴である。
実際お店で見ていても、革靴を買いに来る若い人たちの多くは、まずは黒のストレートチップを欲しがる。
茶色いセミブローグなどを指定するのは、2足目以降の靴を買いにきた人である。

そのため靴が好きな人は、大抵何足かストレートチップを持っている。
基本中の基本とも言える靴なので、ついつい買ってしまうのだ。
僕もいつの間にか黒のストレートチップを数足保有している。

履いていて一番楽なのはご存知アレン・エドモンズのパーク・アベニューであるし、雨の日用としてダイナイトソールのロイドフットウェアのものを使っている。
未使用で箱に入れたままだが、オールデンのものも持っている。
さらには現在国内でオーダーして完成待ちの状況のものもある。
思いついたものをあげたが、探せばまだあるかもしれない(笑)

ところが最近ネット上で読んだ記事で、欧米では必ずしもそうではないという話があった。
普段から黒のストレートチップを履く人は少ないというのだ。
フォーマル度が高いのは確かなのだが、逆に高すぎて日常的に履くものではないらしい。
黒のストレートチップを履いていると、葬式にでも行くのかと聞かれることもあるという。

もちろん場面に応じた服装の決まりは明確にある。
だからこそ人の足元を気にするのだろう。
ただストレートチップでは硬すぎで、普段はもう少し「緩め」の靴を履くのが普通であるということだ。
国によって流行や好みはあるようだが、普段はブローグ(飾り)の入ったものや、モンクストラップなどを履いたりするようだ。

この「ようだ・・」というのが、そもそもいけないのかもしれない。
やはり革靴は外国の文化であり、日本に入って既に百年以上経っているのに、未だにお手本はあちらなのである。
日本は日本なのだから、自分たちのルールを作りそれを堂々と主張すればいい・・などと偉そうな事を言いたくなるが、そのローカル・ルールが素っ頓狂なものになりがちなのが、極東の島国の辛いところである(笑)
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復旧


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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壊れて読めなくなった外付けのHDDを何とか復旧できないかと、内部のHDDに直接接続するケーブルを買った。
SATA接続の機器をパソコンにUSB接続し、データを読み書きできるケーブルだ。
アマゾンで千数百円で売っている。

外付けのHDDに保存していた仕事関連のデータが、機器の故障により読み取り出来なくなってしまった。
バックアップを取り忘れていた(というか、いつか取ろうとは思っていたのだが・笑)ために、そのHDDに記録してあったデータをすべて失ってしまった。
少し古いデータなので、何とかなるかとは思ったが、やはり幾度となく困る事となった。
内部のHDDから直接読めば、復旧する可能性もあるのではと思い、一縷の望みをかけて接続ケーブルを買ってみたのだ。

外付けHDDのケースをばらし、基板やケースにネジで固定されていたHDDのユニットを外した。
IOデータの外付けHDDであるが、シーゲート製のHDDが入っていた。
そのHDDにケーブルのシリアルATAの端子と電源供給の端子を差込み、USBでパソコンにつないだ。
程なくパソコンがHDDを認識してくれた。

内部を見てみると、もう二度と読めないだろうと諦めていたデータが入っているではないか。
よしっ!と思い、早速別のHDDにコピーを開始した。
ケースから取り出したHDDは机の上に置いたが、読み取り作業で動かしっぱなしなので、表面が熱を帯び始めた。
HDDが生きているうちにBUを取ってしまいたいので、そのまま作業を続ける。

HDDはよく熱で壊れると聞くし、これはあまりよろしくない状態であろう。
小型の扇風機を持ってきて、至近距離からガンガン風を送ってみた。
するとケースに触ると冷たく感じるくらいまで温度が下がった。
あまり冷やし過ぎてもよくないだろうか・・・?

というわけで、とりあえずデータの復活に成功してほっとした。
実はいつかこういうことが起きるのではと思い、データBU用のクラウドを借りることを検討していた。
しかし業者に見積もってもらったところ、予想以上にクラウドの維持費用がかかることが分かった。
毎月新しいHDDを買ってもお釣りがくるほどの金額だ。
まあクラウドはおいおい考えていくことにして、しばらくは旧来の外付けHDD保存方式を続けることにした。
購入したケーブルは、またお世話になるかもしれないので大切にしまっておこう。
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三脚病


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ニコンが新型になったことをきっかけに、久々に写真の分野に興味が移っている。
ここに載せる写真を撮るために、ずっと撮影は続けていたが、使用する機材はしばらく更新されていなかった。
しかしD850の導入とともに、ネット上でカメラ関連のグッズを検索することが多くなった。
その分、靴は少しお休みである(笑)

三脚病・・というのがある。
次から次へと三脚を買ってしまう病気だ。
別にコレクションとして買うのではない。
要求を満たすことが出来なくて、どんどん買い増していくのだ。
写真を本格的に始めると、多くの人がかかる病気である。

三脚というものは、ひとつですべてを補うのは難しく、どうしても数種類必要になってくる。
携帯性と強度という相反する二つの要素が絡む、なかなか難しいグッズなのだ。
あれこれと悩んで、結局いくつか買うことになる。

前にも書いたかもしれないが、昔は三脚病は次のようなパターンに陥る場合が多かった。
まず最初は、三脚なんて必要ないと馬鹿にして、国産の安いやつを買う。
ところがぶれた写真ばかりで情けない思いをする。
それではと性能重視に変わり、重量級の大型三脚を買う。
それを山に持って行き、あまりの重さに遭難しそうになる。
重いのには懲りて、少し性能を妥協してカーボン製の中級の大きさの三脚を買う。
こうして三脚が増えていくのだ。

今は中国製など選択肢も増えたため少し変わってきたのかもしれない。
ネットで得られる情報の量も違うだろう。

僕もかつてずいぶんと投資したので、三脚に関しては一通り持っている。
純粋に性能重視のものから、軽いことを優先したものまで・・・
今のところ僕の三脚は、以下のような組み合わせで落ち着いている。
(これでほぼ完成されているので、今から新たに購入することはまずない・・と思う・笑)

1.重量級 性能重視型
ジッツォの5型カーボンにブルジンスキーのヘッドを付けたもの。
これは僕の中では最強に近い組み合わせだ。
また今となっては貴重なフランス製ジッツォの5型アルミも新品同様のものを持っている。
20年以上前に買って大切にしていた・・というより重くて外に持ち出せなかったものだ(笑)
こちらはとりあえずカンボのヘッドをつけている。
ただ超望遠を使うことは少ないので、どちらも滅多に出番は無いのだが・・・

2.性能と重量のバランス型
ジッツォの3型カーボンにRRSの大型ボールヘッドを付けたもの・・これが一番稼働率が高い。
性能と重量が高度にバランスされており、車で出かける時に持って行く三脚のスタンダードになっている。
2型カーボンにRRS中級ボールヘッドを組み合わせたものも持っており、こちらは飛行機で撮影旅行に行く時など持ち出すことがある。

3.軽量・携帯性重視型
近所の散歩や海外出張の際に使うのが、ジッツォの1型トラベラーである。
スーツケースに余裕で入るし、背中のバックパックに入れて運ぶことも可能である。
ただし性能的には限界があり、特に望遠系に使うのはちょっと厳しい。
ブレないように上手く撮るには工夫が必要になるだろう。
本来D850クラスに使う三脚ではなく、あくまで携帯用と考えた方がいい。

年齢とともに重い装備はきつくなっており、どうしても上記3番の軽量三脚を持ち出す事が多くなっている。
現在はRRSの小型のボールヘッドをつけているが、よりマッチしたのが無いか物色中だ。
いい組み合わせがみつかったら、ここで紹介しようと思っている。

実はもっと小さいジッツォのバサルト00型という三脚も持っている。
これはおもちゃのような三脚で、一眼レフにはまったく使えないが、コンパクトカメラで散歩に行く時などはあると重宝する。
以前はシグマのDPシリーズ3台とこの三脚を持って都内を歩いていたこともある。(3台まとめてもニコンの一眼レフより軽かった)
将来はコンデジとバサルト00型の組み合わせも悪くないと考えている。
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オーダーシャツ・その後


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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以前オーダーシャツのことを書いた。
2017年7月18日の日記「オーダーシャツ」
2017年7月22日の日記「到着」
そこで3枚ほど自分でデザインしてオーダーしてみた。
何着か作ってみて、それなりに分かってきたことがある。

まず、デザインで冒険したものは、必ずしも成功しないということ(笑)
襟や袖を思い切って別の色にしたシャツは、ネットの画面上で組み上げた時はいいと思ったが、実際に自分が着てみると必ずしも似合わうわけではない。
というか、着こなすことが出来ない(笑)

これは体形ばかりでなくセンスの問題もあり、要するに僕の感性が未熟であるということだ。
シャツとして面白くても、「それを着た自分」まで考えが及ばない。
せっかく自由にデザインできるのに勿体無いとは思うが、やはり単色でまとめた方が無難のようだ。
せいぜい裏地を変えてチラ見せ程度にするのがよさそうだ。

次にやはり廉価な生地は、それなりの品質であるということ。
毎年某デパートで何着かオーダーしているが、やはりそちらの方が物がいい。
まあ価格に倍以上の差があるから、当然といえば当然なのだが・・・

デパートのオーダーはまず生地の小さい反物を購入して、それで作ってもらうので、余った分は恐らく無駄になる。
一方ネットの場合大量に注文が入るだろうから、仕入れた生地に無駄が出ず、その分安いのだろうと思っていた。
しかし実際には生地の品質そのものに差があり、着た時の感触に違いを感じる。
ネットのショップの生地にも高い素材があるので、そちらで作ればまた違うのかもしれない。

サイズについては、まずは自分で測ったデータに基づいて作ってもらい、その結果を次のオーダーにフィードバックして・・というように、段々といいところまで追い込んでいく。
しかしたとえば袖に関しては、単純に腕にピッタリの長さにするよりも、わずかにだぶつかせた方が自然に見える、ということが分かってきた。
そういう細かいノウハウは、デパートでは専門の販売員が心得ているようで、本当にしっくりくる形に仕上がってくる。
やはりプロが介在するだけのことはあるのだ。

ところでもうひとつ気になるのは、メールでの宣伝方法である。
ネットを使った販売では定石なのかもしれないが、ショップからの宣伝メールがほぼ毎日送られてくる。
そのほとんどが、本日限り30%OFFといった内容である。
つまり毎日「本日限り」なのだ。

これはちょっとやり過ぎで、かえって逆効果なのでは?・・と思う。
シャツなんてそうしょっちゅう作るものでもないので、毎日送られてくると少々鬱陶しい。
最近はメールの題名を見ただけで、内容を確認せずに削除するようになっている。
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不在通知


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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自宅に宅急便でものを送った。
その日は仕事で帰宅が夜になるので、19時から21時の配達時間を指定した。

会社から急いで帰ってきたら、19時を5分ほど過ぎていた。
家に入ると郵便受けに宅急便の不在通知。
見ると配達時間が19時1分になっている。

ちゃんと指定通りの時間に来たのに、あなたは約束を破って不在でしたね・・と言われているようだ。
急いで紙に書かれているドライバーの番号に電話をかけたが出ない。
19時までしか受け付けていないのだ。
21時まではまだ2時間近くあるが、今日はもう届けない・・ということだ。

まるで意地悪をされているかのように感じた。
確かにあちらは決まりを守っており、時間に遅れたこちらが悪いのだけれど・・・
まるで19時まで家の前で待っていて、時間とともに飛び込んで、いないからと走って逃げたかのようだ。
こういうやり方をするとお客を失うように思うのだが・・・
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東御苑


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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せっかくの連休であったが、疲れているので遠出はしなかった。
午前中は昨日に引き続きMrs.COLKIDとデパートに買い物に行き、午後はそこから歩いて皇居まで行った。
久しぶりに皇居東御苑に入園してみた。

東京の真ん中にこのような静かな空間があるのは、何とも不思議な気持ちになる。
外国人のお客も大勢来ていたが、何しろ広いので混み合うことは無い。
途中休憩所もあり、菊の御紋入りのお土産が驚くような安い価格で売られている。
利益を乗せていないのだろう。
ベンチに座ってアイスクリームを食べた。

のんびりは出来たが、何しろ広いので歩くのに疲れた。
休もうと思ったのに、逆に相当な距離を歩くことになった。
その後日比谷公園に行こうと思っていたのだが、足が痛くなってきた上、日も暮れてきたので諦めた。

レンズはシグマの35mmと85mmを持って行ったが、結局85mmは使わなかった。
重いのを持って行っただけ損だった(笑)
そうそう、AFピント調整だが、カメラ側はリセットして、とりあえずD850側で行った。
これも毎回違う補正量になるので、何度かやって平均値を選んだ。
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秋分の日


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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秋分の日、お彼岸という事で家族で墓参りに行った。
自宅からタクシーで行ったら、道が混んでいて予想外に時間がかかった。
お寺も凄い混雑であった。
あんなに人でごった返したお寺は初めてだ。

墓参りを済ませてから、またタクシーを拾い日本橋まで出た。
デパートで昼食をとり、そこで母親とは別れて、Mrs.COLKIDと木場まで映画を見に行った。
デパートも混んでいた。
最近閑散としている事が多いので、お店がお客さんで賑わっていると嬉しい。

カメラはシグマの35mmを付けて持って行った。
AFの微調整は、何となく納得がいかなくて、家を出る直前に調整データをリセットして元に戻した。
中途半端にいじって予想できない結果になるより、狂ったままの方が使いやすいと考えたのだ。
これについては再度じっくりやってみる。

最近はカメラの重さが応えるようになってきた。
写真を撮る機会が減っているのは、カメラを持って出るのが億劫だから・・という理由もある。
D850はいいカメラだと思うが、久々にカメラに興味が向くと、軽いコンパクトカメラも欲しいな・・などと思う今日この頃(笑)

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ピント調整


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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昨日からシグマのレンズのAFピント調整を行っている。
と言ってもすべて自己流で「本当にこれでいいのかな・・・」と悩みながらなので、どこか間違っているかもしれない。
ちゃんと勉強しないで始めてしまうのが僕の悪いところなのだが・・・

まずピント位置確認用の白黒のチャート(スパイダー・レンズキャル)を三脚につけて、カメラも別の三脚につけて、両者を同じ高さで並行になる位置に固定した。
シグマのUSBドックのプログラムは、同社のウェブサイトからVAIOにダウンロードしカメラのそばに置いた。
何度もレンズ内部のプログラムの書き換え作業を行うので、そばにパソコンがないと不便なのだ。

単焦点の35mmと85mmのピント調整は、撮影距離(最短撮影距離から無限遠まで)を4分割して、それぞれのエリア毎にプラスマイナスの補正が出来るようになっている。
その点はさすが専用の調整装置を使うだけあって細かい。
当然カメラとチャートもそれに合った距離に設置し直さなければならない。
無限遠は無理なので、晴れた日の日中にでも屋外に出て、別の方法でやり直す必要があるだろう。

具体的な作業だが、まずはレンズの絞りを開放にして、チャートの白黒のコントラストの高いところにAFで合焦させて撮影する。
その結果を拡大して見て、合焦位置が前後にどのくらいずれているかを調べるのだ。
チャートには前後方向に斜めに物差しが付いていて、そのゲージの線のボケ具合でどこに合っているか分かるようになっている。



しかし実際には簡単な作業ではない。
いくら絞り開放で被写界深度を浅くして撮っても、目盛単位でピントの合った1点を判別するのは難しい。
しかも毎回安定して同じ結果にはならないのだ。

特に目いっぱいピントリングを回しておいて、最短側から合焦させた場合と、無限遠側から合焦させた場合で、明確にずれ方が異なってくる。
そのためどちらに合わせていいか分からない。
結局何度も繰り返して平均点を狙うしかなく、最後まで「ピタリと合った」という感触が得られない。

その度に重いレンズをカメラから外して、USBドックのマウントに装着しなければならない。
すると毎回レンズとのリンクから開始し、ソフトがレンズの型番やバージョンなどを読み取る間待つことになる。
また数値を修正した結果を書き込む作業は、途中でレンズを外すと壊れるそうで、毎回その注意が出る。
それからまたボディに戻し結果を検証・・その一連の作業を何度も何度も行う。
出来ればレンズ本体にに直接USBケーブルを差込み、カメラボディから外さずに書き換えることが出来ると有難いのだが・・・

どちらのレンズも各エリアでプラス方向の補正になった。
こんなものかな・・という大まかなやり方である。
とりあえず改善はされているようで、何もしない状態よりは良くなっているようだ。
カメラを手で構えて、近くのものや離れた被写体を何度もAFで撮影してみたが、まあまあの精度で合焦している。

そういうものなのだろうが、何だか最後まですっきりした気分になれない(笑)
これって出先で簡単に再補正することが出来ず、案外不便なのではなかろうか。
D850にもAF自動調整機能があるようなので、そちらも試しながら、もう少しいろいろトライしてみる。

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調整中


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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今日は先ほどからレンズのピントの調整中。
昨晩amazonでシグマのUSBドックとピント確認用のスパイダー・レンズキャルを注文した。
今日会社に届き、自宅に帰ってから調整を始めた。
シグマのポッドはピント域を4分割してそれぞれ調節出来るのだが、撮影しては調整、撮影しては調整の繰り返しでけっこう大変な作業だ。
腰が痛くなってきた。
今日は出来るところまでやってみるが、晴れた日に明るいところでやるべき作業かもしれない。

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その後


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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迷惑メールであるが、昨日書いた通りメールのパスワードを変えた。
管理会社からは、攻撃から逃れる唯一の手段だと言われた。
それによって段々とメールの数が少なくなるはずだという。
企業を狙うのが流行っており、頭がinfoのメールが標的にされているのだそうだ。

昨晩から今朝にかけての受信数は約100通程度であった。
まあ一昨日から比べれば大分ましである。
このまま終息に向かうかと思われたが、そうはいかなかった。

午前中はポロポロと50通くらいずつメールが入ってきた。
なぜか塊になって送られてくる傾向がある。
それともどこかで一度溜めこまれてから一気に受信しているだけなのか。

ところが昼休みにいきなりドサッときた。
一度に800通以上送られてきた。
まるでこちらの油断した瞬間を狙ったかのようだ。
何となく人間的な意志が感じられて気持ちが悪い。

その後も断続的に50通くらいずつ送られてきた。
それが夕刻のある時間からピタリと止んだ。
それきり大人しくなったので、今日はパソコンの電源を落として会社を後にした。
さぁて・・・このまま終息するかな・・・
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攻撃


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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会社のinfoのメールが迷惑メールの攻撃を受けた。
得体の知れないメールが大量に入ってきた。
その数何と数千!
土曜の夜中に始まり、連休明けの今朝メーラーを開いた時点で7,000通以上に達していた。

一体何がどうなっているのか・・・
とりあえずLANのケーブルを外して、パソコンをネットワークから隔離した。
それから不要なメールの削除を開始した。

重要なメールも含まれているので、ひとつずつ選別しなければならない。
さすがに数千を全部見るのは無理なので、差出人名でソートしてまとめて削除した。
それでも1時間以上かかった。

そうしている間にも、メールはどんどん送られてくる。
LANに繋ぐと受信トレイにポロポロとメールが入ってくる。
どうもアメリカが日中の時間に送られてくるようだ。
多くは英語のメールであるが、中にはアラビア語やハングル文字のものも混ざる。

放っておく訳にもいかないので、メールを管理するレンタルサーバー会社に連絡した。
状況を説明すると、恐らくパスワードが洩れたのだという見解であった。
よくわからないが、通信の途中でデータが盗まれたらしい。

対策としては、とにかくパスワードを変更するしかないという。
まず管理会社の画面からメールのパスワードを書き換えて、次にパソコンのメーラーのパスワードを修正した。
こうすれば、迷惑メールの受信件数は徐々に減っていくという。
とりあえず言われる通り、そこまで対処した。
さて、明日はどうなる事やら・・・
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85mm


D850 + SIGMA 85mm F1.4 DG HSM

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晴れた(笑)
予定より台風が早く通り過ぎた。
朝起きたら台風一過の晴天であった。
何となくそうなるような気もしていたが・・・(笑)

とは言え準備をしていなかったので、慌ててカメラを用意した。
今から車で遠くに出かける余力は残っていない。
いつもと同じように、都内を軽く歩く程度にする。

新しいシグマの85mmをD850につけた。
手持ちでは難しい場面もありそうだが、三脚は重いので2型の一脚を持って行くことにした。(結局使わなかったが・・・)
レンズはその1本だけ、他には何も持たない。
ご存知DXoMARKの性能ランキングで現在トップのレンズだ。

案の定開放でAFだとピントが正確に出ない。
同社の35mmと一緒だ。
これって調整で何とかなるのだろうか。
仕方なく正確に合わせたい時はマニュアルでピントを合わせた。

久々にそういう撮影をしたので疲れてしまった(笑)
早めに帰宅して少し休んでいる。
D810に比べて画像データが大きいので、コピーにもバックアップにもその分時間がかかるようだ。
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天気悪し


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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せっかくの連休なのにこの天気ではね・・・
どこかに行こうと思っていたが、気を殺がれてしまった。
雨の風景でも撮影しようか・・と思っていたが、台風が近づいており、そういうレベルの天候ではない。

気圧が低いせいか、身体も重い。
少しだけ出かけただけで、後は自宅に戻りベッドで寝ていた。
新しいカメラボディが来たばかりなのに残念である。
悪天候はこれからピークを迎えるようで、明日もこの分ではちょっと無理そうだ・・・

Mrs.COLKIDがノートパソコンを買うことになり、一緒にヨドバシに見に行った。
僕も買おうかと思っていたが、Mrs.COLKIDの方が先になりそうである。
自宅にある彼女の古いデスクトップがもう動かないのだ。
iPadは持っているが、やはりパソコンが無いといろいろな業務が出来ずに不便だという。

まずはヨドバシのパソコン売り場で、各メーカーの製品を見ることにした。
しかし広いスペースに多くの製品が大量に陳列されており、何が何だかわからない。
パソコンってどれも外観は大差なく、スペックも同じようなものばかりなので、横一列にたくさん並べられても選べないのだ。

そのうち見るのが嫌になってしまい、結局買う意欲が無くなってしまう。
店員さんが情報を与えて販売に導く方式のようだが、こちらにも好みがあるし、予定外のものを薦められてもしっくりこない。
もう少し下調べをして機種を絞ってから行くべきだった。
結局そこで買うのはやめることにした。

秋葉原にデルの直営店があるのを思い出した。
以前僕がデスクトップ機を買ったお店である。
それほど性能に差が無いのなら、とりあえずデルから選べば間違えはないだろうから、そちらでゆっくり見せてもらうことにした。
やはり静かなところで、お店の人からいろいろ話を聞きたい。

ところが行ってみるとお店が見当たらない。
エイリアン何とか言うお店に変わっている。
もう撤退してしまったのかと思い、スマホで調べてみると、そこがデルの専門店で、しかも旗艦店であることがわかった。

どこにもデルとは書かれていないのに・・・
そう思いながらお店に入ってみて驚いた。
騒がしい音楽がかかり、女性がマイクで大きな声でアナウンスし、狭い店内にオタク系のお客が大勢立っている。

店を間違えたかと思ったら、ここがデルで間違いないという。
ゲーム・マシンの専門店になり、対象のお客もそういう人たちに絞ったようだ。
何かのイベントを開いているようで、その場でゲームをやらせて女性が声を張り上げている。

ここでも購入する意欲を失ってしまった。
というより、この騒ぎの中では商談など不可能だし、そもそも一般向けの機種は置いていないという。
こちらにあるので行ってみてくださいと言われ、ヨドバシを紹介された。

何だかうんざりしてしまい、結局買うのをやめて帰ってきた。
お店で買うのはあきらめて、ネットでじっくり検討することにしたよ(笑)
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情報


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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誰でも仕事をしていれば、その業界の事情には詳しくなる。
特に長い期間製造に携わっていると、その製品を構成する資材のひとつひとつにまで知識が及ぶようになるし、どのような経緯、どのような意図でその製品が出来上がったのかも理解している。
製品に関する知識ばかりでなく、関わった多くの人たちや、そこから生まれたドラマについても知ることになる。
それらの知識は、一般の人では知り得ない裏情報でもある。

ネット社会では、某巨大掲示板のように誰もが気楽に情報を得る場が用意されている。
それぞれの製品に対する質問や意見が書き込まれ、知識の披露の場のようにもなっている。
たまに自分の属する業界について書かれている掲示板に目を通してみることがある。
ユーザの考え方や動向がわかって、勉強になることが多いのだ。

その上で感じるのは、そこに書かれていることの真実味の度合いがそれほど高くない、ということだ。
感覚的に言って、恐らく50%くらい・・あるいはそれ以下であろうか。
読んでみて、本当はそうではないのだが・・と思うことが多々ある。
もちろん自分がすべて正しいとは思わないが、明らかに自分より知識の少ない人の意見と思われることが多い。
意見の相違ではなく、情報そのものが間違っているのだ。

一般の人が自分の興味のある製品について調べようとしたら、ネットや雑誌などの記事、カタログ上のスペック、メーカーの宣伝、口コミなどから情報を得るしかない。
そしてそれを頭の中で一覧表にして整理する。
しかしそれぞれバイアスのかかった情報がもとになっているので、少々的を外した表が出来上がってしまう。

また比較するにも、表面的な数値同士でしかできない。
単純に9より10の方が偉い、という判断である。
実際にはそれでは正しいとは言えない事がままある。
例えば、そちらの方が優れた結果になったのであえて10ではなく9にした・・とか、そもそも数値化の基準が違っており9と書かれたほうが実は質も量も上だった・・とか。
しかし9より10の方が上と言ってしまった方が分かりやすいので、メーカーも半ば意図的に10と表記したがる。

一方たまに元その業界にいた人が、自分の経験から得たリアリティのある知識や情報を書き込むこともある。
恐らくかつて販売店に勤めていたんだろうな・・と思われる人の書き込みが多い。
というのも、メーカーが販売店向けに公開した内容がベースにされている場合が多いからだ。

もちろん実際のエンドユーザーへの売り込みや、それを使用したユーザーからのフィードバックについては、その人たちの方が豊富に知識を持っている場合があるので、それは貴重な情報ではある。
しかし製品の内部に関する情報は必ずしも正しくない、というより、メーカーに都合のいい情報や、勝手な憶測に基づいていることがけっこう多い。

開発した、あるいは製造していた人間も、恐らくそういう掲示板を見ているであろうが、意外に発言は少ないように思う。
さらには裏事情に詳しいはずの経営側の人間の書き込みはほとんど見られない。
様々な理由から、あまり発言すべきではない、と考えてのことであろう。
もちろん情報を洩らす事が道義的に許されないということもある。

恐らく他の業界の掲示板についてもそうなのだろう。
貴重な情報を得られる場ではあるが、信頼度は必ずしも高くは無い。
最初から悪意を持って、嘘や誹謗する書き込みをする人がいるのはご存知の通りだ。
それを分かった上で、自分で情報を整理・判断していくしかない。
その判別能力が、ネット社会ではもっとも重要になるのだ。
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プレート


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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D850用のRRS(Really Right Stuff)社のプレートが無い。
予約はしてあるのだが、まだ開発途中で製品が出来上がってこない。
以前のD810用のプレートは、形状に違いがあり取り付ける事が出来なかった。
仕方が無いので、とりあえず手持ちのプレートの中から適当なものを付けている。

新しいボディを、いの一番で導入した時はいつもこうなる。
現在は平たい板を底部にネジ止めしているだけの状態なので、固定の強度があまりよろしくない。
ボディに思い切り力を加えると動いてしまいそうだ。
まあそんな実験ばかりしているから、カメラを傷つけてしまうのだが・・・(笑)

以前は毎月のように米国から取り寄せていたので、RRSの製品は自宅にごろごろしている。
三脚ヘッドのクランプも、すべて同社の製品で統一している。
アルカスイス型と完全な互換性が無いので、RRSの製品だけで統一せざるを得ない。

古くからここを読まれている方はご存知かと思うが、K師匠が考案されたボディとレンズ本体の直結方式を、RRSの器具の組み合わせで出来ないか実験していたこともある。
驚くべきことに、今はこの直結方式が超望遠撮影の世界標準になっており、カメラ店で専用器具が売られている。
その昔K師匠が撮影していたら、メーカーが来て機材を見せて欲しいと言って、師匠の自作された器具の写真を撮っていった・・という話は聞いていたが・・・
あの方は天才なので、さらに凄いアイディアもいろいろ聞いているのだが、それは内緒にしておこう(笑)

ところでRRSの製品も一般的になり、現在ではヨドバシ辺りでも売られている。
カメラを趣味とする人は高齢の方が多く、ネットで海外から取り寄せるのは敷居が高いようで、頼まれて一緒に取り寄せたこともあった。
それが現在では町のお店で普通に入手出来るようになった。

D850の専用プレートが届いたら、またここでレポートしようと思う。
同社のサイトにアップされている試作品の写真を見ると、L字の縦位置のプレートが取り外し可能になり、さらにはカメラ側のストラップ取り付け穴とネジで連結出来たりと、以前のものより改良されているようだ。
確かにあの縦位置プレートは宙に浮いていて少し強度が低かった。
改良の効果がどれ程のものか、見るのが楽しみである。
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