人相


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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休みの日に、ちょっと別の自分になってみようと考えることはある。
普段の自分とは違う服装をして外に出てみるのだ。
そのために、いつもの地味な自分とはセンスのまったく違う服装も持っている。

それでも滅多に身につけることの無いのはサングラスだ。
サングラスをかけると、どうしても人相が悪くなる。
そ知らぬ顔でそういう人物を演じきれれば、案外どうということはないのかもしれない。
しかし普段とあまりにイメージの違う自分が鏡の中にいて、どうしても気が引けてしまう。
やはりサングラスをかけるのは勇気がいる。

休日に久しぶりにサングラスをかけてみようと考えた。
休みの日であれば、誰かと顔を合わせる可能性は低いので、驚かせたり、問題が起きることはないだろう。
それに万が一会ってしまっても、僕とは分からないだろう(笑)
たまには普段と違う自分を楽しもうと思った。

サングラスは二つほど持っている。
どちらもアンティークであるが、レイバンの定番と丸いポップなフレームのものだ。
それぞれ僕の目に合わせて、度付きのレンズを入れてある。

ふたつのサングラスを持ち、鏡の前に立ってみた。
服装や帽子との組み合わせを見ようと思い、どちらが合っているか交互に着けてみた。
しかし・・・何かが違う。
これらのサングラスを買った頃と、少し違う自分がいる。

この数ヶ月でダイエットをして痩せた。
もう少しふっくらしていた時は、サングラスをかけて強面になっても、どこかに愛嬌のようなものがあった。
本当は優しい心の持ち主が、たまに凄んで見せているだけですよ・・という雰囲気があった。

ところが顔が引き締まった現在では、その「緩い」部分が消えてしまっている。
本当に凶暴そうな人物に見えてしまうのだ。
さらに帽子を被るとチンピラ風・・というより、チンピラそのものになってしまう。
自分で自分を見てギョッとなった。

これでは「あれっ、今日はカッコいいですね」にならない。
「本当はそういう人だったんですか」になってしまう。
恐らくこれで街を歩けば、何度も不審尋問に引っかかるだろう。

さすがにこれは厳しいと思い、慌ててサングラスを外した。
たまには違う自分を・・と思ったが、ちょっと限度を超えている。
せっかく度付きのレンズまで入れたのに、痩せたためにサングラスをかけるのは難しくなってしまった。
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輸送状況


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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先月ポーランドにある販売会社から靴を取り寄せた。
以前より欲しかったスペイン製の靴なのだが、海外の通販サイトを探したところ、そのお店が一番豊富に揃っていたのだ。
画面に見たことの無い文字が表示されるので、どこの国かと思ったらポーランド語だった。

発注処理の際、もう少し買うと送料がただになるよ・・と画面に注意が出た。
確かにあと2、3千円買えば、送料無料の額に達する。
送料だけで数千円かかるので、どうせなら何か追加して無料にしなければ損である。

しかし他に欲しいものがみつからず、ずいぶん悩んだ。
目当ての靴以外では、特別魅力的な商品が揃っているわけではないのだ。
結局ポケットタイを1枚追加して、何とかその額に達した。
それほど欲しいわけではなかったのだが・・・(笑)

ところが発注後しばらく経っても、オーダーステータスが「ペンディング(保留)」状態のまま動かなかった。
支払いはPaypalで済んでいるのだが、出荷されないまま数日間過ぎた。
なぜお金だけ取って出荷しないのか、ちょうどお盆休みの少し前で、休みに入ると受け取りが難しくなるので、やきもきしていた。

ところが僕のスマホに突然国内の運送会社から電話がかかってきた。
UPSで海外から荷物が届いているという。
まだ先方から出荷されていないとばかり思っていたが、荷物は既に到着して日本国内にあることが分かった。
夕刻だったのでそのまま営業所留めにしてもらい、会社の帰りに税金分のお金を持って受け取りに行った。

要は先方がステータスを更新していないだけだったのだ。
日数から言って、恐らく実際には発注の直後に出荷されたものと思われる。
ウーム・・こういう細部の対応のいい加減さは、ローカルな販売サイトならではだなあ・・・
と思ったが、意外にポケットタイが好評だったので、まあ今回はよしとする(笑)
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豪雨


Z7 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

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九州北部に大雨が降った。
いつも出張で行く場所だ。
朝からテレビで現地の映像が流れていたが、まさにいつも僕が歩いている場所であった。

人が膝まで水に浸かりながら歩いている。
停まっている車も、室内に進入する高さまで水位が上がっている。
逃げ遅れて放置されているようだ。

最近は九州は台風、火山、地震と自然災害が多い。
そうは言っても、今までこの場所に関しては直接的な被害は少なかった。
しかし今回はもっとも被害の大きい地区のひとつとして映像が流れている。

調べてみると、現時点で降り始めから450ミリ以上の雨が降っているらしい。
駅前があの状態だとしたら、いつものホテルの1階も浸水しているかもしれない。
確か道路から少し高くなっているので、あるいはぎりぎりくらいであろうか・・・

以前も一度大きな台風が来て、この一帯が冠水しかけたことがある。
その時ホテルの受付の女性に「どの辺りに水が出ますか?」と聞いたところ、「は?」と聞き返された。
あちらでは「水が出る」という言い方をしないようだ。
漠然とその時の会話を思い出した。
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回復


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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今日はハードな一日になると思っていた。
来客が4組あり、重要な打ち合わせが詰まっている。
朝から晩までぎっしりである。

それでも案外元気にすべてこなした。
疲れに襲われたのは帰宅後だ。
ソファーに横になるなり、スッと寝入ってしまった。
そのまま深い眠りに落ちた。

夜中近くに目が覚めた。
例によって今が夜なのか朝なのかしばらく分からなかった。
シャワーを浴びたら、逆に目が冴えてしまった。
とりあえず身体は回復したようだが、さて、今晩は眠れるのかな・・・
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ジャコウネコ


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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知り合いからジャコウネコのコーヒーをいただいた。
ルアック・コーヒーと呼ばれるものだ。
インドネシアのお土産である。

ちょうど10年ほど前にも、同じようにジャコウネコのコーヒーをいただいて飲んだことがある。
あの時は多分豆ではなく粉だったと思う。
2009年7月12日の日記

今回いただいたのは100gの豆だ。
いつも通り愛用のコーヒーメーカーで豆を挽いて飲んでみた。

透明な味だ。
さらりとしていて独特の酸味を感じさせる。
フルーティで美味しい。

作り方の事を考えると、何となく気味が悪い。
恐る恐る匂いを嗅いでみるが、特別変な香りはしない。

最近は需要が増えて生産が追いつかず、偽物も出回っていると聞く。
ジャコウネコならまだしも、それ以外の動物で作っていたらちょっと嫌だな・・・(笑)
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平服


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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青山にある寺院で親戚の法事に参列した。
3回忌という事で、平服で参加して欲しいとのことであった。
季節的にまだ暑いし、高齢の人も多いことから、楽な格好で来て欲しいという意味であろう。
葬儀では無いし、内輪の集まりに近いので、かしこまった格好で来る必要はないということだ。

しかしそれでも喪服で来る人は多いだろうな・・と思った。
集まるメンバーを考えても、恐らくそうなる。
年齢から言っても、保守的な集まりになると考えたのだ。

しかし平服でと書いてあるのに、喪服を着ていくのは、かえって失礼に当たる場合もある。
ここはベタッとした真っ黒な服は避けるべきであろう。
かと言って崩し過ぎでもない、バランスの取れたコーディネートにする必要がある。

いろいろ考えたが、黒に近いダークスーツに白のワイシャツ、それに濃いグレーのネクタイを選んだ。
靴は冒険せず、無難に黒のパークアベニューにした。
時計も少しだけ崩そうと思い、径が大きめのアクアテラにした。

会場に着いてみると、案の定半数くらいの人が喪服を着ていた。
真っ黒な上下に黒いネクタイである。
平服でとは書いてあったが、どうしようかと悩んだ末に、無難な喪服の方を選んだのだろう。

しかし残りの半数は、ダークスーツやジャケットを着ていた。
派手に見えない大人しい組み合わせを、上手く選んでいる人が多かった。
女性では黒と白の色合いを守りながらも、感心するようなお洒落な服装の人もいた。
そういう人が混ざることで、会の雰囲気が程よく打ち解けたものとなった。

僕が着て行ったのはあくまでブラックスーツであり、漆黒色の喪服ではない。
ネクタイは細かい柄の入ったダークグレーである。
だからその中ではカジュアルな集団に属していた。

平服という指定から考えると、まあまあの選択だったと思う。
故人の人柄や、自分の立ち位置を考え合わせても、いいところだろう。

ただし靴に関しては、やはりストレートチップは少数派であった。
高齢な人が多いのでゴム底はいいとしても、スワールトゥやUチップが多かった。
中には華やかなセミブローグの人もいた。
さすがに色は皆黒であったが・・・
やはり靴の種類にまで拘る人は、世の中には少ないということだろうね(笑)
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名刺


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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箱の中に溜まっていた名刺を整理しようと思った。
しかしこういうものは、渡された時にやっておかないとダメであることが分かった。
面倒でそのまま箱に放り込んでいたのだが、溜めてしまうと厄介なことになる。

専用ソフトに取り込むのも手だが、創意工夫された名刺のデザインを見るのは楽しいので、出来れば実物で取っておきたい。
そう思って箱に入れていたのだが、いざ始めてみるとけっこう時間がかかる。
知っている人ならいいのだが、その場限りだった人の場合、今となってはどこの誰なのかさっぱり分からない。

何よりも自分が非常に大勢の人と会っている事が分かり驚いた。
展示会などに行くと、一回で数十枚、下手をすると百枚以上の名刺を受け取る。
それをどんどん箱に放り込んでおいたものだから、凄い枚数が溜まっているのだ。

もちろん重要な相手とは、その後すぐに接触して仕事の話を進めている。
しかし貰った名刺はそのままで、系統立てて整理することはなかった。
ただでさえ人を覚えるのが苦手な僕であるから、数百人、いや千人以上もあったら、とても管理しきれるものではない。

名刺には当人の氏名以外に、会社名や住所、電話番号が書かれている。
それを知らせるのが名刺なのだから、当然の事ではある。
しかしいざ整理しようと取り組んでみると、名刺に書かれている情報だけでは、判別しようのないものもあるのだ。

まず最初に「得意先」なのか「仕入れ先」なのかを分けようと思った。
代金をいただく相手なのか、あるいは代金を支払う相手なのか・・である。
ところが会社名と名前だけだと、その判断さえ出来ない。

ひとつには妙にカッコつけた横文字の社名が多いことが理由である。
その名称だけでは、何をする会社なのかさっぱり分からない。
せめて社名の横に○○の製造、○○の輸入販売・・などと注釈が書かれていればいいのだが、スタイリッシュに社名と氏名だけしか書いていないものがけっこうある。
書いてあっても「皆様に豊かな生活を提供する」みたいな、抽象的で訳の分からないコメントが多い。
これって一体何をする人なのだろう・・となってしまう。

「コンサルティング」という肩書のものも多かった。
こんな人と会ったかなあ・・と考えたが、そういえば○○さんと会った時に、一緒についてきた人がいたような・・と思い出した。
何やら得体の知れない人物が横に立っていて、紹介されて名刺だけ貰ったのかもしれない。

具体的に何をする人なのかは分からないが、この手の名刺がけっこうあるという事は、案外儲かる職業なのだろうか。
名刺だけだと、何だか胡散臭いな・・という印象を受ける。
どこかを喧嘩したか定年かで辞めて、マンションの一室を借りて個人で商売を始めたような・・・
試しにネットで調べてみたが出てこないので、もう廃業してしまったのかもしれない。

ソニーとか三菱とか有名な会社ならまだしも、聞いたことの無いカタカナの社名と名前だけというのは、いくらカッコよくても、かえって相手に不信感を与えかねない。
書けるような事を何もしていないのではないか・・とか、仕事の内容を隠したいのだろうか・・などという、疑いを持たれかねない。
ごく身近な知り合いだけを対象とした小さい商売なのだろうか・・何てことも考えた。

名刺の整理を始めたのは、再度見直すことで、何か抜けている仕事がみつかるのではないかと考えたからだ。
実際いくつか、もう一度この人と話してみよう・・という名刺もあった。
しかし、一体これは誰なのだろう・・という、最後まで分からない名刺も何枚か残った。
やはり相手の事を覚えているうちに、名刺はしっかり整理しておかないとダメだと痛感した。
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不良率


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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パソコン関係のリースを頼んでいる会社から営業がきた。
今回は技術系のベテラン社員がひとり一緒についてきた。
その技術者とはもう十数年の付き合いで旧知の仲だ。

彼はあの東日本大震災の起きた直後にウチの会社に営業に来たというつわものだ。
混乱の最中で、約束はしていたが、まさか今日は来ないだろうと思っていた。
ところがまだ余震で揺れる中やってきた。

彼によれば、あの日ウチの事務所に入ると、B&Oの縦型CDプレイヤーが倒れて、割れたガラスが床に散らばっていたのを覚えているという。
高い機械が壊れたのに僕が平気な顔をしていた・・と言うのだが、こちらとしては他に心配するべきことがたくさんあってCDプレイヤーどころではなかった。
だがなるほど、人からはそう見えたのかと思った。

長年の付き合いなので商売抜きで本音を教えてくれる。
かなりの技術を持っていて、その気になればけっこうなハッカーにでもなれそうなタイプである。
アメリカのテレビ番組の、クリミナルマインドのガルシアや、NCISのアビーみたいな事がこなせそうな知識を持った人だ。

その人が僕がヨドバシで買ってきたパソコンを見て、困ったように言った。
「この機種はけっこう故障率が高いんですよ」
えーっ本当!?と驚いた。
お客に百数十台納入して、初期不良が大量に出た事もあり、あまり評判がよくないらしい。

と言われても、買ってしまったものをいまさらどうしようもないのだが・・・
まあロットにもよるし、今のところ初期不良は出ていないようだから、案外大丈夫かもしれないが・・という。
やはり業務用の機種のほうが、性能的に無理をしておらず、余計なソフトも入っていないので、長年使用するには安定しているらしい。

またパソコンに限らず、音が静かな機械の方が長く持つ傾向があるという。
ガーガーと音のうるさい機械は、どこか設計に無理があったり、パーツでコストダウンしている可能性が高いのだそうだ。
直感的な表現ではあるが、確かにそういうこともあるだろう。

多くの機械を大量に扱っているので、興味深い話をいろいろ聞くことが出来て参考になる。
とはいえヨドバシでは業務用は店頭に無く取り寄せになる。
店員さんにも業務用に関する知識は少ないだろう。
やはりそれを専門とする人たちには敵わない。

まあ買ってしまったものは仕方がない。
このまま黙って社員に使わせてみて、どうなるか様子を見てみよう。
今後はやはりその会社を通して故障率の低い機種を入れてもらう方がいい・・ということになるが、結局上手く彼の術にはまったかな(笑)
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音速


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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時折普段の生活の中で使うのが「音速」である。
音が伝わる速度のことだ。
音速と言っても、空気中、水中、硬い物質の中など、音がどこを伝わるかでこの速度はまるで変わってくる。
日常生活においては、空気中を伝わる速度が一番関係してくるだろう。

音速は大雑把に1秒間に300mくらい、つまり秒速300m程度で考えることが多い。
もちろんあくまで「およそ」であって正確ではない。
また温度や気圧によって、その伝わる速度が変化してしまう。

もう少し正確な数値を出すときは331.5+0.6t(tは気温)という計算式を使う。
これだと気温15度で音速は秒速約340メートルになる。
もっともこれは気温だけを考慮した公式であり、あくまで実際の速度の近似値という扱いらしい。
まあいずれにしても音が伝わるのは一瞬のことなので、日常生活においては計算のしやすい秒速300mを使っても支障はないだろう。

日常生活の中で実際に「音速」が必要とされるのは、何と言っても雷雲が近付いた時である。
ピカッと光ってからゴロゴロと音が聞こえるまでの空白・・その時間が何秒かで、現在自分の立つ位置からどのくらい離れた場所に雷が落ちたかが分かる。
要は「光と音の速度差から距離を測定する」のである。
場合によっては命に関わることなので、これは重要なことである。

音と違って光の伝わる速度は、1秒間に地球を7周半もするくらいなので圧倒的に早い。
そのため落雷が目に見えるのにかかる時間は実質的に0秒とみなしていい。
稲光が見えてから3秒後に音が聞こえれば、300mの3倍でおよそ1キロほど先に雷が落ちたことになる。
この間隔が段々短くなり1秒くらいまで縮まると、もう雷雲はほぼ頭上にあり危険・・ということになる。

大抵の人がこのやり方で落雷の状況を計算した経験があるだろう。
雷の多い地域では、直撃を受ける前にパソコンの電源を落とす必要があるので、かなり現実的な問題でもある。
ピカッと光ってから落雷の音が到達するまで、1・・2・・と秒を正確に数えることが出来る、という人も多いのではないか。
もっとも落雷というのは予想不可能で、まだ遠いなと思っていたら、いきなり目の前に落ちることもあるので、油断はできないのであるが・・・

腕時計のクロノグラフには目盛がいっぱい刻まれているが、テレメーター機能がある時計の場合、まさにこの距離の測定をすることが出来る。
本来は戦場で大砲から砲弾が発射されてから発射音が聞こえるまでをストップウォッチ機能で測り、この目盛で砲までの距離を測定したのだという。
もちろん現代ではテレメーターも落雷の距離測定くらいしか使用用途は無く、時計の飾りのひとつとなっているのだが・・・
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キーボード


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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このところ何台か新しいノートパソコンを導入したことを書いた。
その内の一台を使って、いろいろ作業をしている。
しかし実のところ、使いにくくて仕方がない(笑)

キーボードに慣れていないのが最大の理由であろう。
打ち間違えが多いし、入力速度も遅くなる。
何度も同じ失敗を繰り返してしまい、いい加減嫌になってきた。

しばらく我慢して慣れてしまえば・・と思い、そのまま使っていた。
しかしいくら慣れても、隣にデスクトップの使いやすいキーボードがあると、どうしても比較してしまう。
無理せずデスクトップを使った方が、身体への負担も少なそうだ。
やはり僕には、ノートよりデスクトップの方が使いやすいな・・・
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サンダル


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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ビルケンシュトックのアリゾナ 0051101。
ダークブラウン。
サイズはレギュラーの39。



ビルケンシュトックのサンダルを買った。
特別なものでは無いので、持っている方も多いのではないか。
ちょっと近所に何かを買いに行く・・という時に、気楽に履くものが欲しかったのだ。
毎回靴下を履いて革靴・・というのも可笑しいし(笑)

足の輪郭をなぞったようなライン。
同社の靴の特徴であるが、それが一番履きやすいか・・というと、必ずしもそうとも言えないように思う。
ビルケンシュトックのブーツを大分前に買ったのだが、実はあまり履いていない。
確かに足の形には合っているが、モディファイドラストのような、カチッと引き締めた感じが無いのだ。

ところで最近は足が細い人が多くなり、ガバッと幅の広い人は、むしろ少数派になりつつあるという。
そのためビルケンシュトックでも最新モデルは幅が抑えられており、シュッと長めの形状になっている。
上から見るとデーンとしたお餅みたいな形の革靴は、今や同社でもクラシックな製品ラインに属しているそうだ。

プレーントゥなどであの形状だとけっこう強烈で、さすがの僕も、ちょっと・・と躊躇してしまうのだが(笑)、サンダルなら特に問題ないだろう。
むしろ足の形にピッタリ合っているのが目で見て分かり、精神的にはいいかもしれない。
サイズもたまたまレギュラー幅の39をお店が在庫していた。
同社の革靴は、男性用の幅広モデルは40から上のサイズが中心で、25cm(39)の僕に合うサイズがなかなか無い。

まあこれはサンダルなので、フィッティングがどうのと言うものではない。
踵が固定されるわけではないので、評価のしようがないのだ(笑)
もっと気楽に、たとえば近所のスーパーにアイスを買いに行く時とかに履くものである。
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食材


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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先日テレビの番組で広島にあるハーブ農園の特集をしていた。
梶谷農園オフィシャルサイト
カンパネラ 三ツ星レストランに卸す農業をやる、と決めました。
そのオーナーの発想の柔軟さ、行動力、実力に感心した。

ところでこの連休中、何ヵ所かのレストランで食事をした。
そのうちの一つは、隣町の商店街にある小さなイタリアンのお店であった。
何でも人気店のようで、なかなか予約が取れないという。
Mrs.COLKIDが何度か接触して、やっと連休中に予約が取れたというので、母親と3人で行ってきた。

そこで出た料理を食べて驚いた。
美味しいのだ。
これなら都心の有名店に引けを取らない。
それどころか勝っているかもしれない。
満足度が非常に高く、母親もこんなに美味しいのは久しぶりと喜んでいた。

今まで郊外や下町にある個人経営規模のお店で食べた料理と比べて、味のランクがひとつ違う印象を受けた。
料理を褒めたので、シェフが挨拶に出てきてくれた。
料理にハーブが多用されているので、例の有名なハーブ園から仕入れているのかと思った。
さり気なく聞いてみたが、具体的にどことは言わず、お肉など他の食材も、作っている方たちがお店まで食べに来られて、話し合っているんですよ、と教えてくれた。

それで美味しさの理由のひとつが分かったような気がした。
実際にお店まで足を運んで研究するというのは、まさに前述の広島の農園のオーナーが実行したことである。
しかしハーブに限らず、各食材の生産者が同じようにお店に出向き、お店と協力し合って料理を作り上げているのだ。

シェフだけでなく、食材の生産者が一流の味というものを理解し、そういうお店で使われることを前提で食材を作る。
お店が必要としている食材に柔軟に対応し、実際に皿の上に盛り付けられる状態を頭に描きながら作っているのだ。
恐らくお店と直結することで流通経路も短くなり、食材の新鮮さが上がることも味の向上に貢献しているのだろう。

前述のハーブ園のオーナーは海外に留学した経験があり、英語を自在に話すことが出来るので、世界各地の最高峰と言われるレストランを回り、実際に有名シェフと話し、どんどん最新の情報を取り入れているという。
テレビ番組でも、カメラが欧州のお店に同行したが、こちらがハーブの生産農家と知ると、先方のシェフが非常に協力的で、いろいろな食材を惜しげなく見せてくれていた。
まさにマーケティングの勝利である。
自分の足で最新の情報を収集し、エンドユーザーの要求に確実に応え、さらには新しい情報の発信も行っていく。

以前より、海外の有名店では地元の農家に専属で食材を作ってもらい、中にはお店の庭で独自に作物を作っているところもあるという話は聞いていた。
確かに料理の質は食材で決まる部分が大きい。
いつも行く京都の料亭でも、お米を自分たちで植えているという話がよく出る。
日本もそういう時代になり、料理の味が一段上がってきたのかもしれない。
料理もどんどん進化しているということだ。
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偽物


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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最近ネットを見ているうちに、何となく欲しくなり注文したものがいくつかある。
買う予定はなかったが、たまたまネット上で目に留まり、その場で購入する気になったのだ。

ひとつは処分するということで破格の値段で出ていたあるもの。
もうひとつはちょっと便利そうなツール。
さらには先日ここに書いたシャツである。(2019年7月9日の日記
あまり考えずに購入のボタンを押してしまったが、それで失敗をした(笑)

破格の価格で出ていたアイテムは、完全に偽物を掴まされた。
届いた代物を見て、なんじゃこれは・・と思い、もう一度販売サイトをじっくり見た。
それなりに有名な販売店なので、僕が間違って別のものを注文したのかと思ったのだ。
しかしサイトにはコピー品であるとは書いてなく、誰が見ても本物であると判断する書き方になっており、やはり明らかに詐欺行為である。

住所を再度よく調べたら、有名なそのお店ではなく、微妙に違う番地になっている。
最初から騙すつもりで作られた詐欺サイトであると分かった。
Facebookで広告が出たので、まったく疑わずに買ってしまった。

詐欺のお店は大抵サイトから漂う「偽物感」で分かると思っていたが、それがまったく無かった。
そのためすっかり騙されてしまった。
あちらもテクニックが進化しているようだ。
また本家のサイトには、「最近当社の名を騙る詐欺サイトがあるようです」と注意を促すコメントが出ていた。

購入前によく調べるべきであったが、今回は仮に調べたとしても分からなかった可能性が高い。
たまたまお店の人と話そうと電話でもすれば、もしかすると気付いたかもしれない。
しかしネットで買い物をするたびにそんな事をする人はいないだろう。
今後こういう形の詐欺が出てくるとなるとちょっと面倒である。

もうひとつ買ったのは「便利そうなツール」。
広告がそれなりに洗練されており、品質も高そうであった。
しかし届いたのは中国で生産された何だか安っぽい代物であった。
パッケージにも中国語が一杯書かれている。
まあ使えないわけではないのだが、想像していたものと少なからず違っていてガッカリした。

最後のシャツであるが、販売サイトは米国である。
ところが物は中国から直接送られてきた。
梱包を開けると、見るからに安っぽい生地が出てきた。
最初はウエスかと思った(笑)

画面上では鮮やかそうに見えたが、着るのが恥かしいほど安っぽい代物であった。
Mrs.COLKIDからも、そんな酷いものは着ないように、と注意された。
本当にウエスにするしかないか・・・

偽物屋というのは昔からいる。
恐らく倫理に反するやり方でしか生きていけない人が一定数いるのだろう。
だがこういう人がいると、ネット社会の未来が根底から崩されかねない。
難しい問題である。

どうしたら防げるかと考えたが、結局「お買い得価格のものは一切買わない」、「早いもの勝ちと煽るものは最初から買わない」・・といったマイナスの方策しか思いつかない。
Facebookなので疑わなかったのも悪く、保険の付いた大手販売サイトを通して買うしかない、ということか。
これではネットでみつけて「ちょっといいな」と思って購入・・という流れが成立しなくなる。

支払ったのは大した額では無かったが、今回は授業料として諦めるしかないか。
こんなことなら、その額をウィキに寄付しておくべきだった(笑)
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シャインマスカット


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数年前から市場に出てきたシャインマスカットであるが、このところ一気に一般化してきた。
今はどこのスーパーでも売っている。
最初は、こんな美味しい葡萄が出来たのか・・と感激したものだが、最近はそれほど驚かなくなってきた。

昨年千疋屋で見たシャインマスカットは、桐の箱に入って一房12,000円で売られていた。
まあ贈答用であろうが、岡山の晴王という品種で、筋肉質のモリモリした葡萄である。
同店のカフェでそのシャインマスカットを使ったパフェを食べた。
とても美味しかったので何度か行って堪能した(笑)

それは一番高いシャインマスカットであるが、今はデパートだと3,000円前後から買えるようだ。
一方スーパーでは安いものは1,200円くらいで売られている。
先日それを一房買ってみたが、たまたま外れたのか、酸っぱくて美味しくなかった。

今までで一番安かったのは、ドンキホーテで900円台で売っていたものだ。
しかも出たての時期でこれが意外に美味しかった。
もう一度買ってこようかと思ったのだが、お店でお客が殺到しており近付けなかった。

昔は巨峰が高級葡萄の代名詞であったが、最近はあまり食べたいという気持ちが起きない。
味も甘すぎて少し古く感じる。
シャインマスカットも低価格化が一段落ついた頃には、皆飽きだすのかもしれないが・・・
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3台


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先日会社のノートパソコンをヨドバシで買ったことを書いた。
2019年7月25日の日記
それがなかなかよかったので、さらに3台ほどヨドバシに行って注文した。
今度はさすがに重くて持ち帰れず、直接会社に送ってもらった。

会社にWindows7の古いパソコンが何台かあり、そろそろサポートが終了するので、少しずつ交換し始めているのだ。
まだ数台残っているが、一気に買い換えると高いので、毎月数台ずつ交換していく。
とは言え3台買ったらけっこうな金額になってしまったが・・・

以前のパソコンはリース会社を通して入れたが、トータルで払う金額は馬鹿に出来ないので、今回は普通にお店で買ってきた。
しかしリース会社のサポートを受けられないので、逆に面倒なことも多い。
一度に3台買ってしまったが、それらを立ち上げる作業はけっこう大変であった。

僕はパソコンの専門家ではないので、こういう作業に慣れているわけではない。
分からないことにぶつかり、その度に作業が中断してしまう。
1台の時は簡単に立ち上がったのだが、複数台となると予想外の事態が発生することが分かった。
同じ機種なのに1台毎に何故か設定方法が違ったり、勝手に他のパソコンとリンクしたり・・・
Windows10の知らなかった機能が働いてしまい驚いている。

立ち上げ作業だけに専念出来るのなら、ネットで調べながら、じっくり時間をかけて進めることもできる。
しかし他にも山のように仕事がある中で進めなければならない。
かなり四苦八苦した。
時間の隙間を縫うように少しずつ進めていったが、とりあえず3台すべて動かして軌道に乗せるのに二日近くかかった。
こんな事なら専門家に任せて普通にサポートを受けた方が早かったかな・・・
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