忘れ物


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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会社に着いてから、スマートフォンが無いことに気付いた。
カバンの中を隅まで探してもみつからない。
電話をかけてみたが音はしない。
どうやら家に忘れてきたようだ。

参ったな・・・
あれがないと出来ないことが沢山ある。
自宅に来るメールがリアルタイムで見られないから、いろいろ支障が出るに違いない。
さてどうしたものか・・・

とにかく今日一日は、スマホが無くても出来ることをやるしかない。
仕事が山のようにあるから、同時進行で進めなければ終わらないぞ。
海外からのメールへの返信、ユーザーからの質問への対応、製品のロゴデータの作成、展示品のデザイン・・・
その最中にも電話が次々にかかってくる。
さらには来客への対応もしなければならない。

仕事量は多いのだが、朝一番から心して取り掛かかったので、意外にどんどん進んでいく。
何だかいつもよりテキパキと仕事をこなせているような気がするぞ。
スマホを見る時間が無くなった分、明らかに仕事に専念する時間が増えた。
もしかしてスマホが無い方が仕事がはかどる??

合間を縫って、銀行を2件回らなければならない。
しかしスマホが無いので、その間会社から僕に連絡を取ることは出来なくなる。
車で道に出た瞬間から、僕は完全に自由になった。
どこにいるのか誰にも分からない。
不安より開放感の方が大きかった。

銀行で待たされた時間は、スマホを見ることが出来無いのが辛かった。
無意識にポケットに手が行き、ああスマホは無いのだったと気付く。
ほんの10分ほど待つにしても、ただ黙って座っているなんて最近無いことである。

脇に置いてある雑誌を見ると、女性誌ばかりで僕の読む本は無い。
仕方なく子供向けの絵本を手に取ってみた。
それが意外に面白い。
これなら僕にも描けるかな・・・なんて考えた。

スマホのない生活って新鮮な発見が多い。
今まで見過ごしていた事が、けっこう多かったのだと分かった。
皮肉なことだが、スマートフォンという情報源を失うことで、かえって有益な情報と接することが出来た。

スマホが無いと出来ない事が一杯あるかと思ったが、意外にそれほど不自由はしなかった。
それどころか、久しぶりに充実した時間を過ごせたような気さえした。
そもそも昔はスマホなんてなかったのだし、その頃の生活に戻るだけの話なのだが・・・
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放置


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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先日も書いたが、アマゾンドライブのプライムフォトに、毎日データをアップロードしている。
それが日課になっている。
しばらくさぼっていた分を取り戻しているのだ。

土曜日にフォルダをひとつ、アマゾンのファイルにドラッグ&ドロップした。
何も考えずに、いつもの作業をしたまでだ。
ところがこれがかなり大きなフォルダで、RAWファイルが900近く入っておりサイズも40GB近くあった。
後から一体何のデータだろうと調べたが、8月に那須に行った時にD850で撮った画像であった。

そのデータ移行がいつまで経っても終わらない。
土曜日は当然、日曜日も一日中放置しておいたが、ついに終わらなかった。
月曜日の朝になってもまだ続いている。
仕方なく会社に行き、帰ってきたら終わっていた。

これだけ長時間データを伝送していて、エラーがひとつも出ないというのは感心するが・・・
やはり以前より時間がかかっているような気がする。
これはさぼって溜め込むと後が大変である。
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山崎


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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従兄弟の家に行ったら、近所のホームセンターでサントリーの山崎を買ってきてくれないかと頼まれた。
山崎12年が入っているというのだ。
一昨日お店で入荷したのを確認したらしい。

お店では定価で売るが、品不足で高値がつくため、転売目的で購入する人がいる。
それを防ぐためひとり一本までと決まっているが、従兄弟はお店の人に面が割れていて買いづらいのだという。
自分で飲む分だが、年中買いに行くので、今では逆に嫌な顔をされるらしい。
製品を購入してくれるお客に対して、何でそうなるのかよく分からないのだが・・・(笑)

世界的に日本のお酒が人気になり、中でもウイスキーのいいものは製造に時間がかかるために一気に品不足になってしまった。
しばらく人気が低迷していて、特に十数年前には需要が大きく落ち込み、減産したのが今になって響いているらしい。
急に人気が高まっても、作るのに12年もかかるのだから、今更対応できない。

読み違えたメーカーが悪いと言うが、そうは言っても急な事であるから難しいであろう。
そもそもウイスキー作りは商売としては成り立ち難いそうで、他の事業の副業的にやっているという話を聞いた。
商売にならないためか世界的にウイスキーの質が落ちて、相対的に日本製ウイスキーの価値が上がったらしい。

一昨日そのお店に山崎12年が入ったとしたら、今から行ってももう売れてしまったのではないだろうか。
そう従兄弟に言ったが、自分の飲むウイスキーにそこまでお金をかける人は多くないから大丈夫だという。
というわけで、僕一人でそのホームセンターに買いに行った。

しかしどこを探しても山崎12年がみつからない。
嫌な予感がしたが、店員の女の子に聞いてみたら、入った翌日には売れてしまったという。
殺到することを恐れて宣伝しなかったのだそうだが、店頭で見た人から噂が広まったらしい。
今日になっても、聞きつけた人が何人か来たという。

やはり従兄弟の読みは甘かったようだ。
「普通の山崎ならありますが、そちらではダメですか」
と聞かれたが、多分12年でないと意味が無いのだと思うと断った。

お店から従兄弟に電話して、売れてしまったことを伝えたところ、それでは普通の山崎でもいいという。
12年で無いならいらないと店員さんに断ったと言ったら、それでは同じサントリーの白州でもいいという。
仕方なくもう一度女の子のところに行き、白州は無いか尋ねたところ、皮肉っぽい笑いとともに鍵のかかった棚から出してくれた。
山崎や白州は他のお酒とは区別して、専用の棚に入れてあるのだ。

そちらもひとり1本までと書いてあり、勿体ぶった売り方をしているようだ。
昔は山崎12年なんて街の酒屋にも普通に置いてあったと思うのだが・・・
僕はお酒を飲まないからよく分からないのだが、やはり製造に手のかかるものは、年々質が落ちているのかもしれない。
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NETHUNS


Z7 + FTZ + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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NETHUNSのScuba500 SS512。
NETHUNSとはエトルリア神話に出てくる水の神だという。
カタカナ表記では「ネタンス」と書くようだが、時計のブランドであるNETHUNSに関しては誰もが「NETHUNS」と表記している。
その名の由来の通り、ダイバーズウォッチのブランドである。

ケース径は41ミリだがベゼルがある分文字盤は小さく、むしろサイズは控え目に見える。
ダイバーズウォッチとしては絶妙の大きさと言える。
ムーブメントはセイコーの自動巻きのMH35が採用されている。
500m防水で側面にヘリウムエスケープバルブ付きという本格派である。
幅22ミリのラバー製のベルトが付く。



NETHUNSはプライベートブランドだというが、どういうわけかネット上を探しても、メーカーに関する情報がほとんど出てこない。
もちろん立派なサイトがあるし、保障もしっかりしているのだが、成り立ちについては「時計好きの集団がこだわって作っている」という意味のことが書かれているだけで、詳細がわからない。
そして製品の出来は本当に素晴らしい。

細部にわたり非常にしっかり作られており、しかも価格も驚くほど安い。
3万数千円で購入したが、50万円クラスの時計と並べても遜色ない作りである。
金属製品ならではの重量感、品質感、精密感があり、大抵の人は感心するであろう仕上がりだ。



日本でこの時計を買う人は、オランダのシリアス・ウォッチというショップから買う人が多いようだが、僕もそこに注文した。
海外からの発注という事で、あちらの付加価値税が免除され、送料込みで247.11ユーロで購入できた。
ペイパルで支払って3万3千円台であった。
国内や海外のオークションなどでも見かけるが、価格は少し高めになる。

この白い文字盤のモデルが欲しかったが、たまたまお店の在庫が切れていた。
入荷待ちで1ヶ月以上経ち、諦めて他の色のモデルにしようかと考えていた矢先に入荷したというメールが来た。
早速発注してその週のうちに届いた。

手にとってみると出来は素晴らしく、サイトの写真よりいいくらいであった。
防水性能などは公称スペックを信じるしかないが、それにしてもこの価格でこれだけのものが作れるという事実には、ちょっと考えさせられる。
原材料費がこのくらいだとしたら、一般のブランド時計の価格は、9割がたブランド料ということになるのではないか。
少々複雑な気持ちである(笑)
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クラウドファンディング


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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Facebookなどでよくクラウドファンディングの広告が表示される。
見るとけっこう驚くような商品もある。
表示されるものの半分近くは、ホゥと感心し、そのページに飛んでどういうものか確かめたくなる。

不特定多数を相手に資金の提供を求めるのであるから、考えてみれば当然ではある。
相手を惹きつけるような魅力を持った商品でないと、クラウドファンディングにならない。
実際、この手があったか!・・というアイディアもかなりある。
これを見ると民衆の間では様々なアイディアが眠っており、今までそれが日の目を見ずに終わることも多かったのだろうと思う。

広く一般に情報を提示できるインターネットならではのやり方であるが、一方でその機能を活用する人が続々と出てくることも興味深い。
人間の側もこの新しい機能にすんなりと対応し、資金の調達に活用したり、気に入ったアイディアに投資したりしているのだ。
銀行の存在意義が薄れていくわけである。

ところで、ついサイトを見てしまうクラウドファンディングであるが、僕自身は実際に参加したことは無い。
僕のように欲しいものを勢いで買う傾向のある人には、この方式はちょっと辛いのだ。
一般に購入型のクラウドファンディングでは、アイディアを提示し資金を募り、目標額に達したところで実際に生産の段階に移る。
資金が集まらなければ話は流れるし、集まったとしても商品が手に入るまでに一定の期間が必要とされる。
意外にのんびりしたやり方なのだ。

これだと「興味が無くなった頃に商品が届く」ということになりかねない。
欲しいと思っても、すぐには手に入らないし、忘れた頃にいきなり話が蒸し返される(笑)
これだけ目まぐるしく物事が変化する日常において、数か月後に自分はこれがまだ欲しいと思うだろうか・・と考えてしまう。

その結果、やっぱりやめておこう・・という結論になる。
パッと見で魅力的な商品が揃っているところも、無駄にお金を使うパターンを連想してしまい、かえって警戒する気持ちが働く。
要は自分はこの新しい仕組みにうまく対応できていない・・という事なのだが(笑)
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ピーキング


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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K師匠が来られて、会社の庭で一緒にZ7のテストをした。
K師匠は飛びものを撮られるので、それにミラーレスのZ7が使えるか確かめたいということであった。
僕は飛びもののことはよく分からないのだが、要は移動物体にピントが合った瞬間を捉えることが出来るかということだ。
マニュアルの200mm/f2を持ってこられ、FTZを介してZ7に取り付けた。

ピーキング表示という、画面上でピントが合ったところに色が付く機能があり、それとマニュアルレンズを組み合わせて撮影する。
そういう機能があるとは知らなかったが、ピントリングを回すと画面の中で色の付く場所が次々に移動していく。
カメラが提供してくれるピーキング表示のレスポンスが、実際に撮影するのに役に立つかどうかである。

どうせなら移動物体で実験したほうがいいでしょうということで、僕が動く被写体を買って出た。
K師匠は三脚にカメラを固定して構え、30mくらい離れた場所から僕が師匠に向かって歩いて行く。
それを師匠がピントをずらしながら追いかける。
ヨーイドンで何度かスタスタと歩いた(笑)
やはり慣れや使いこなしが必要なようで、環境にも左右されそうだが、上手く使えば何とかなるかもしれない・・という結論になった。
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余韻


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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今日は仕事が忙しかった。
昨日のi3試乗の興奮がまだ収まらない。
あれいいよなあ・・と思いながら仕事をしていた(笑)
車でいいと思ったのは本当に久しぶりだ。
かなり欲しくなってきたけれど、ちょっと高すぎるよなあ・・・
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i3


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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車検の完了した120iを受け取りに行った。
車を預ける際、次の1シリーズがFFになるとしたら、もう乗りたい車が無くなるという話をした。
電気自動車のi3には少し興味があると言ったら、試乗車を用意しておいてくれた。

ちょっと見せてもらう程度で運転席に座ってみた。
駐車場でわずかに前進してみた。
それだけで、これは相当いいぞと感じた。
どうしても運転してみたくなり、お願いしてそのまま路上に出た。

ちょっとビックリした。
スイッチオンオフの、完成度の低い乗り物を想像していた。
しかし十分に洗練されており、しかも驚くほど速い。
何より運転していて楽しいのだ。

どの速度域でもアクセルを踏むだけで、クンッと身体がシートに押し付けられて加速していく。
シフトチェンジを繰り返し、そのたびにヴンヴンと唸るエンジン車とは違う乗り物だ。
無音でぐんぐんと連続的に加速していく。
ルール違反じゃないかと思うような、あまり体験したことの無い動きである。

しかもボディ剛性が高く重心も低い。
バッテリーが床に詰まっているからだろうが、金属製の頑丈な板の上に乗っているかのようだ。
後輪駆動で50対50の重量比も効いているのか、動きに品質感がある。
さらにはホイールベースの短さゆえか、切れ味が素晴らしくいい。
最近珍しい程「BMWらしさ」を感じた。

100キロくらいまではこの加速感が続くようだが、それ以上になると伸びが無いという。
また150キロほどでモーター保護のためにリミッターが働くようだ。
しかし街乗りでは十分で、下手なスポーツカーより速いのではないかと感じた。

どのシチュエーションからでもあの加速が始まるので、一般の車では簡単には勝てないだろう。
たとえば減速してコーナーを曲がったところで、この小さい車がいきなりあの加速で立ち上がったら、多くのエンジン車は慌てるはずだ。
僕の120iも決して遅い車ではないが、それよりもi3の方が速い。
車がコンパクトできびきびと走るので運転が楽しい。

しかし欠点もいろいろある(笑)
まず価格が高すぎる。
実際に買うとなるとレンジ・エクステンダー装備車で650万円くらいかかるようだ。

また走行可能距離が短い。
300キロ以上の数値が公表されているが、実際に使用すると150キロ程度しか走らないという。
充電用の小型エンジンを積んだレンジ・エクステンダー装備車でプラス100キロ。
特にヒーターをオンにすると電気を食い走行距離が短くなるようだ。
ただしユーザーは行く先々でちょこちょこ充電する・・という新しい運転スタイルを採ることで、それほど不便には感じなくなるそうだ。

ドアは観音開きでBピラーが無いため開口部は広いが、ボディがカーボン製のため剛性感は十分である。
ただ後ろのドアは前のドアを開けないと開かない構造になっており、雨の日などいろいろと不便なようだ。
次のモデルではBピラーが付くのではないかという話であった。

1シリーズより一回り以上小さく室内も狭い。
最初から4人乗りで、リアシートの中央にはカップホルダーがあり人は座れないし天井も低めである。
運転席も左右は狭めだが、戦闘機を操縦するようなスポーティな感触にはワクワクさせられる。

タイヤが特別で、幅が狭く外径が大きい特殊なものが採用されている。
燃費向上のためだろうが、限界が近付くとリアが独特の動きをするようで、これは体験してみないと分からない。
あまりに先進的というか、前衛的といっていい程のレイアウトで、今までの車とは全然違うものなのだ。

惚れ込んで欲しくなる人がいても、上記の理由で断念することも多いという。
代車のFFは気に入らなかったが、電気自動車のi3の試乗は十分に衝撃的であった。
その後車検の終わった120iを運転して帰ったが、気に入っていた自分の車が妙に原始的で古く感じられた。
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アップロード


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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久しぶりにアマゾンドライブのプライムフォトにデータをアップロードしている。
撮影した画像データのバックアップだ。
しばらくサボっていたので、データが溜まってしまった。
冒頭で「アップロードしている」と書いたのは、移行に時間がかかってまだ作業が完了していないからだ。

昨年4ヶ月かけて、それまで撮った写真データをすべてプライムフォトにアップロードした。
無料クラウドへのバックアップである。
しかしこの時点では使い勝手が悪く、アップロード作業に手間がかかり大変であった。
途中エラーが頻発し、しかも正常にアップロードできなかったファイル名の表示が一定時間で消えてしまう。
仕方なく小刻みに移行し、作業がどうなっているか年中確認しなければならなかった。

それがどうやらこの数ヶ月で改善されたようだ。
エラーの出る回数が大幅に減って、滅多に失敗しなくなった。
しかもエラーになったとしても、失敗したデータ名の表示が翌日になっても消えない。
これならば移行の指令だけ出して、あとは寝て待てばいい(笑)

ただデータのアップロードにかかる時間は増えたような気がする。
データチェックのロジックが厳しくなったのだろうか。
カメラの画素数が増えてデータ容量も大きくなっているので、はっきりしたことは言えないのだが、アップロードに異様な時間がかかる。
一日に撮影した量を一気にアップロードしようとすると、それこそ翌日の朝までかかる。

明日は休みだからいいかと思い、土曜日に大きめの量を一気に移行したところ、日曜日の夜になっても終わらなかった。
仕方なくそのまま続けて月曜日の朝に見たら、タイムオーバーになったのか途中で停止した模様で、再度ログインを要求するウインドゥが出ていた。
しかしパソコンを休ませたほうがいいかと思い、そこで一度電源を切り作業を中止した。
続きは仕事から帰宅してからやればいい。

これは回線速度も関係しているかと思い、ルーターなども最新のものを買ってきた。
買ってはきたがアップロード中は交換できないのでそのままになっている(笑)
確実にデータ伝送を行うためには、有線LAN接続にしたほうがいいかと考えている。
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散歩


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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昨日書き忘れたが、床屋に行ってきた。
備忘録でここに書いておいかないと・・・
いつもは月初に行くのだが、今回は頭を怪我したので行けなかった。
そのため髪の毛がたいぶ伸びていた。
お店の方でも、今月は来ないなと思っていたようだ。

2時過ぎに予約を入れたら、5時まで席が埋まっているという。
仕方なくそれから3時間近く散歩をして時間を潰した。
予定外に長距離を歩くことになり疲れてしまった。
カメラの撮影が楽しくて、つい東京駅の方まで歩いてしまい、また歩いて戻ってきたのだ。

今日は夕刻になってから秋葉原を散歩した。
Z7を持っていると、つい楽しくて街を歩いてしまう。
調子に乗って連日歩き回ったためが、疲れがけっこう溜まっている。
マッサージ店に行ったが、それだけでは解消しなかった。
来週も忙しいので、今日は早く寝て身体を休めることにする。
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FF


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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120iを2度目の車検に出しており、代車の218iという車に乗っている。
BMWのFF車である。
ちょうど試してみたかった。

悲しむべきことに、次期1シリーズは後輪駆動車ではなくなるという。
まだ正式な通達は無いようで、ディーラーも明言は避けているが、雑誌やネットの記事では既にFFであると確定的に書かれている。
もうこのセグメントで一定以上の台数を売るためには、FWDにして機能面でライバルに対抗しなければならないのだろう。
駆動方式にこだわるような、少数のマニアを相手にした製品を作っていくわけにはいかないということだ。

だがFWDになってしまったら、僕が次期1シリーズを買う理由はなくなってしまう。
FRであるからこそBMWを選んだのだ。
中でも小さくて4枚ドアでハンドリングに優れた後輪駆動車・・というと、現行の1シリーズくらいしか思い浮かばない。
正直なところFFならば他のメーカーの車で十分なのだ。

そうは言ってもBMWが出す以上、FR好きを満足させるような特別なFF車なのではないか・・という期待はあった。
そのため今回の代車には興味津々であった。
ディーラーで車を乗り換えて、早速お店から道に出た。

すぐに感じた。
これはやはりFF車だ。
残念なことに、まごうことなきFF車である。

一番大切なものが、スカッと抜け落ちてしまっている。
しっとりとしたステアリングフィール・・・
後ろから押してくるようなパワー感・・・
そういうFR車ならではの悦楽が、当たり前ではあるが完全に失われている。
やはり物理法則には逆らえないということか・・・

カッチリとよく出来てはいる。
移動するための手段として考えれば、特に不満は感じない。
少し乗っていると、これでもいいか・・という気持ちになってくる。

しかしそれは自動車の運転という行為から得られていた楽しみの基準が下がったからに他ならない。
機能面では不満は無くても、それ以上の喜びの部分が欠如している。
まるで病院食のようで、味を楽しむことを捨ててしまったかのようだ。

今時後輪駆動でもあるまい・・という声が聞こえてきそうだ。
僕もそんな風に考えていた。
しかしこの数日間で、後輪駆動から得られていた楽しみは、意外に大きかったのだと認めざるを得なくなってきた。
それをを失うことは、自分の生き方や考え方にまでも影響を与えそうで怖い。

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プレート


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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昨日書いた米国より届いたカメラのパーツがこれだ。
RRSのBQDS双方向プレートである。



これは汎用の特殊プレートで、Z7専用というわけではない。
Z7用に開発されているものは、まだ出来上がっていない。
現在まだ先行予約の段階だ。

専用プレートがどういうものであるかは、今までの製品から大体予測できる。
2017年10月12日の日記参照
Z7はボディ全体がマグネシウム合金で作られており、見かけによらずかなり頑丈な構造になっている。
RRSのプレートは鉄塔やクレーンなどに使われるアルミニウム材で作られているので、L字型専用プレートとZ7との組み合わせは、相当強固なものになるだろう。

しかし軽さもこのカメラの性能のひとつであり、できれば少しでも身軽な状態を維持したい。
仰々しいL字型プレートもいいが、普段はミニマムの大きさのプレートで持ち歩きたい。
そこで注目したのがこのBQDSプレートである。



正方形の小さい板であるが、単なる汎用プレートではない。
RRSの推奨するQDマウンティングシステムを備えている。
マグプル社の銃器用スリングをガッチリと接続することが出来る。
2017年10月27日の日記を参照

ボディと接続する1/4インチスクリューのヘッド部分が、そのままQDシステムのメス側ソケットの形状に加工されている。
接続したスリングのコネクター部分は360度自由に回転してベルトのねじれを防ぐし、三脚に取り付ける際にはボタンひとつでスリングを外すことが出来る。
正方形のプレートは各辺に溝が切ってあり、90度どちらの方向でも三脚のクランプに固定することが出来る。



なかなかよく考えられた仕組みである。
ボディへの取り付け部分が動かないよう、プレート上に小さいフランジがあり、ボディ側面に引っかかるようになっている。
Z7の場合はこのフランジをリア側にするとしっかり固定でき、背面の液晶画面の動きにも干渉しない。
ただしその場合RRSのロゴは後ろ側にくる。

重量も44gと軽量なので、取り付けても負担増はごく少ない。
Z7の軽さと振動の無いシャッターの恩恵で、レンズが35mmくらいなら三脚は小さいものでも済む。
散歩程度ならリュックに入る1型でも何とかなりそうだ。
苦行の時代が終わってくれるのは大変助かる(笑)

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遠回り


Z7 + FTZ + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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米国からカメラのパーツを取り寄せた。
輸送は一番安いスタンダード便を選んだ。
高いお金を払えばもっと早く到着するのだが、送料だけで数千円取られる。
そこまで急いではいないので通常便で十分だ。

そういえばあの荷物はどうなったのだろう・・・
先週ふと思い出した。
2週間前にオーダーしたのにまだ到着していないぞ。

トラッキング情報はしっかり提供されているので、ネットで調べてみた。
発注の2日後にお店を出荷し、数日間米国内のデポを渡り歩いている。
その後飛行機で米国を出荷して・・・今はドイツにあるという。

ドイツ!?
なぜアメリカで購入した荷物がドイツに行くのだ。
とんでもない遠回りである。
まさか配送ミスではないだろうな・・・

恐らく単純に一番安いコースをコンピューターが選んで乗り継いで行くのだろう。
だから荷物が世界のどこの国を経由しても構わない。
確かにコストだけ考えればそれでいいのかもしれないが、エコロジーの観点からは褒められたやり方ではない。
費用の高い便との差をつけるために、意識的に遠回りさせて、時間を多くかけているようにも見える。

その荷物が昨日届いた。
注文してから半月以上かかったが、何とか無事到着した。
ほんの小さい封筒ではあるが、世界一周旅行をしてきた贅沢な荷物である(笑)
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ぶれ防止


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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Z7はボディ内に5軸のセンサーシフト式ぶれ補正機構を持った。
これで基本的にレンズ側にぶれ防止機構を持つ必要が無くなった。
これって実は凄く大きいことではなかろうか。

あの小さい手ぶれ補正光学系のレンズユニットを組み込む必要がなくなったのだ。
そもそもミラーレスならぶれには有利であるから、ボディにその機能があれば十分であろう。

レンズ内の手ぶれ補正機構の問題点は、付けてしまうともう外すことが出来ないことだ。
どんなに光学系が優れていても、あの動くレンズを必ず通ることになる。
基本的にぶれ防止機構を使うことの無い僕にとっては、そこが嫌で仕方がなかった。

フィードバック式の機構だから、常に動作はワンテンポ遅れており、オンにした時点で一定以上の画質は得られなくなる(はずだ)。
レンズを小さく軽くしないと動かせないし、小さくすれば論理的にも加工誤差が大きくなるだろう。
それなのに機能をオフにしても、光はその仕組みを通らざるを得ない。

あのユニットを通しても、数値上の基準はちゃんとクリアしている、という意見を何度か聞いた。
メーカーの方に聞くといつも同じ答えが返ってくる。
そう答えると決まっているかのようだ。
しかし小さいレンズユニットを通すことで発生する画質劣化は、どう考えてもやはりあるはずだ。

精神衛生上の問題のようにも思える。
しかしオーディオでもそうだが、性能はスペックだけでは語れない。
むしろ往々にして感覚的な部分がもっとも重要になる。

先日あるところで、あのユニットによる画質劣化が実はある・・という本音を聞くことが出来た。
スペック上はクリアしていても、現実には画質が影響を受けている、というのだ。
やっぱりそうだったんだ・・・
それを聞いてかえってほっとした。

今後は手ぶれ補正機構の無いレンズを選んで買ったほうがいいだろう。
その方が画質がいいはずだ。
メーカーもレンズに手ぶれ補正機構は入れず、画質を最優先に開発した製品を出して欲しいと個人的には願う。
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配合


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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気温が低くなり、コーヒーの季節がやってきた。
涼しくなると、やはり暖かいコーヒーで一服したくなる。
もっとも夏の間も毎日コーヒーは飲んでいた。
暑い時には1日1杯のこともあったが、気温が低くなるにつれ、安定して1日2杯入れるようになった。

コーヒーメーカーはさすがに少し使用感が出てきたが、いまでも元気に動いている。
買って1年と数ヶ月であるが、ほぼ毎日2回、数人分なのでタンクを満タンにして使っている。
数千円の安価な機械だが、専門メーカーの製品だけあり、よく壊れずに頑張っていると思う。

コーヒー豆は、主に近所の喫茶店で買ってくる。
お店のブレンドと、それ以外にストレートの銘柄をひとつ。
それらを交互に飲んで楽しむ。
お土産などでコーヒー豆をいただく場合もある。
そちらは専門店の炒りたてのものだったりする。

行きつけの喫茶店のブレンドは、味のバランスがよくて好評だ。
少々不思議なのだが、毎回微妙に味が変化する。
入れ方が悪いのかと思い、豆や水の量を正確に測って、豆の粉砕の時間をしっかり揃えても違ってくる。
今回は苦味が強いとか、酸味が少ないとか・・・

もしかすると、豆の配合量が入れるたびに変わるのではないかと考えている。
ブレンドって数種類の豆を混ぜて作るのだが、豆の大きさや重さが銘柄によって違うので、豆の配合比率に偏りが出るのではなかろうか。
スプーンですくう前に一応混ぜているが、それでも限界がある。
これ以上はどうしようもないので、むしろ今回はどんな味だろうと楽しんで飲むようにしている。
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