大晦日


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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予告通り奥日光にいる。
全般に雪は少なめだが、湯ノ湖まで行くとさすがに路面も雪に覆われていた。
積もった場所に車を停めたらスタックしかかった。
やはり雪があったほうが年末らしい。

では皆さま、今年一年お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
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年末


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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明日から山奥に移動する。
今日はひとりで墓参りに行ってきた。
今年一年何とか無事に過ごせたことへの感謝を伝えてきた。

それから銀座に出た。
人出はそれなりにあったが、もう年末で閉まっているお店もあった。
正月のセールの準備も済んでいるのだろうか。

このブログは一日前の日付で更新しているので、今年はまだ一日ある。
明日は朝早いので、今日は夜更かしせずに就寝する予定(笑)
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長い休暇


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今日からお正月休み。
今年はいつもより長い休暇となる。

とりあえず今日は日比谷に映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行った。
大音量でのライブエイドの再現は圧巻だった。
それから美味しいスペイン料理を食べて帰宅。
けっこう充実していた。

年末年始はいつもの通り山奥で過ごすことになる。
しかしそれ以外の日の行動は未定。
さて明日は何をしよう。
恐らく休みの途中で我慢できなくなって、出社することになるだろう(笑)
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お飾り


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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毎年元日にお飾りの写真をブログに載せる。
実は会社の玄関に飾っているものだ。
年末に壁に取り付ける際に、ついでにカメラで撮影している。
正月らしいもの・・と言っても探すのが面倒なので、この数年はそれで済ませている。

会社に飾るので貧相なものというわけにもいかず、かといって華美なのも良くない。
いつもデパートで程ほどの価格のお飾りを買ってくる。
自分では買いに行く暇が無いので、Mrs.COLKIDに頼んで適当なものを選んでお店から送ってもらう。

今回届いたお飾りを見て、はて・・?ということになった。
これは前回と同じものではないか?
そうMrs.COLKIDに聞くと、そんな筈は無いと言う。

ではここに証拠があるから見てみろ。
とこのブログの過去の記事をプリントアウトして見せた。
こういう時ブログは便利である。
僕は毎年お飾りの写真を撮って拡大してチェックしているので、細部まで克明に覚えているのだ(笑)

案の定、2018年1月1日のものは、まったく同じものであった。
2017年は不幸があってお飾りなし。
そして何と、2016年1月もまた同じものであった。
これではまるで、ひとつのお飾りを毎年使い回しているみたいではないか。

同じものを毎年並べるデパートもデパートだ・・と思ったが、これじゃないと、という固定客がいるのかもしれない。
まあ形は品があって悪くは無いのだが、それにしても少しくらいデザインを変えてもいいと思うのだが・・・
それともこういうものは、何かしきたりみたいなものがあって、不用意には変えられないのだろうか。

という訳で、今回の正月も前回と同じデザインのお飾りの写真を、しれっと載せることになると思う(笑)

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RRS到着


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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RRSのZ7用L型プレートが届いた。(Z6用も同一)
案の定ウルトラライトデザインの方ではなく、通常の2分割タイプ(BZ7+BZ7-Lのセット)の方が送られてきた。
重量は少しかさむが、作りはしっかりしている。

Z7の購入直後に予約を入れたのだが、完成までしばらくかかった。
やっと今日届いたので、早速写真を載せてみよう。



納期に時間がかかったところを見ると、設計に苦労したのかもしれない。
けっこうシビアな作りになっている。
あるいは一斉に各社からミラーレスの新型が出て、製造が間に合わないのだろうか。



Z7の底面に空いている小さい穴と三脚用のネジ穴の2点を利用してベースプレートは固定される。
フランジでボディに引っかける方式では無いので、プレートを乗せただけの状態では多少動くが、固定用のネジを強く締めると微動だにしなくなる。
写真の銀色のスクリューは縦位置プレートBZ-Lの固定用で、これを緩めることで延ばしたり取り外したり出来る。



例によって六角レンチがマグネットで固定され収納されている。
これひとつでボディ固定用とL字パーツ固定用の両方のスクリューを調整できる。

今回はD850用のようにストラップ用穴との連結式にはなっていない。(2017年10月12日の日記
ここを連結すると取り外しが大変になるので、使い勝手の上ではこちらの方が便利だ。
縦位置プレートを手で押してもびくともせず、強度は悪くないように見える。



当然のことながら、プレートを付けた状態で各端子の蓋を開けて接続できるようになっている。
プレートの厚みの分奥まっているので、少し使いづらいが仕方がないだろう。
マグプル社のスリングのソケットはプレートの縦横にありとても便利である。



汎用プレートのBQDS(2018年10月20日の日記)だとボコッと飛び出して不安定なのだが、こちらは専用だけあり地面に水平にカメラを置くことが出来る。
またBQDSよりプレートに幅がある分、三脚ヘッドのクランプへの固定もより安定する。
スリングのソケットもクランプでの固定時に干渉しない位置にあるため、三脚使用時にいちいち取り外さなくても済む。



いざ取り付けてみると、Z7のボディにきれいにマッチして気持ちがいい。
また三脚にも安定してガッチリと固定できる。
少し重くなるのは確かなのだが、妙にしっくりきて気に入ってしまった。
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接種


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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薬がギリギリだったので、糖尿の医者に行ってきた。
休み明けまでは何とかもつのだが、その後出張も控えている。
年始は慌ただしいだろうし、やはり今年中に貰いに行った方が無難であろう。
夕刻に行ったら、待合室が空いていて正解だった。

ついでにインフルエンザの予防接種を受けてきた。
これは備忘録としても書いておく。
薬の在庫が無くなったという噂であったが、受付で聞いたら今ならあるという。
それならとお願いした。

例によって左の二の腕に細い注射を打つ。
針は刺したのが分からないほどだが、薬剤を注入すると痛くなる。
糖尿でも採血したので、2度も針を刺されたことになる(笑)

今は接種を受けた箇所が少し腫れているようだ。(自分ではよく見えない)
痒みがあるし、熱っぽさも感じる。
実際に効果が出るまでには、二週間くらいかかるらしい。
本当はもう少し早く受けた方がよかったのだろうな・・・
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出荷


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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RRSからZ7のプレートが発送されたという知らせが届いた。
ただ文面を見ても金額を見ても、どうやら分離式の本格式のL字プレートの方を出荷してしまったようだ。
後から加わったライトウェイトモデルの方に変更してもらったはずなのだが・・・

今からそれを指摘しても混乱するだけなので、そのまま様子を見ることにした。
まあ仕方ないか・・という感じである。
この後ライトウェイトの方も出荷され、さらに請求されたらクレームはつけるが(笑)
この季節で輸送は大変混乱しているはずなので、いずれにしても到着は来年であろう。
(と思ったがUPSのトラッキング検索では年末に届くことになっている)

以前ここで書いたが(2018年10月20日の日記)、現在は同社の一番小さい汎用プレートを付けている。
重量の軽いミラーレスであるZ7には、ふさわしい大きさのプレートである。
現在はこのプレートにマグプル社のスリングを付けて、Z7をぶら下げて歩いている。

ただ使い勝手の面でひとつ気になることがある。
普段持ち歩く際はまったく問題ないのだが、カメラを三脚に取り付ける際にスリングを外すので、一時的にカメラを保持するベルトが完全になくなってしまう。
誤って落としたら大変なので気を遣う。

これがL字型のプレートなら縦位置の穴にマグプルを付けておいて、三脚に取り付ける際にはそちらを首にかけておけば安心である。
安全対策をいろいろ考えたのだが、マグプルのコネクターが自由に回転する優れものだけに、それとは別にベルトを付けるとどうしても邪魔になってしまう。
汎用プレートを使用する際は、何か着脱式の簡易型のストラップを考えて、三脚に取り付ける時にのみ使うか。
そのためライトウェイトのL字プレートがベストかと考えたのだが・・・
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お菓子 2


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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連日の投稿で申し訳ないが、連休最終日にピエール・エルメの青山のブティックに行った。
Mrs.COLKIDがサンサシオンというチョコレートの球体のお菓子を頼んだ。
お店の方がホットチョコレートを上から注ぐと、みるみる溶けて中からアイスクリームとかいろいろ出てくる。
濃厚ではあるが甘すぎず、それでいて意外に重くないという、エルメならではの世界である。













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お菓子


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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ピエール・エルメの「カランドリエ ド ラヴァン シニャチュール ノエル」というお菓子。
Mrs.COLKIDが買ってきた。
クリスマス限定だという。



何だかよく分からないが凝った入れ物に入ったお菓子だ。
そう思ったが、良く調べたら12月の1日から24日までカウントダウンしながら毎日食べるものらしい。
それも願いを込めながら。
すると当たりの券の入った日もあるようだ。
知らないで3日分ペロリと食べてしまったよ(笑)

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忘年会


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今日は高校時代の同窓生との忘年会があった。
年末が近くその上クリスマス直前と日程が悪かったのか、参加人数は程々であった。
しかしかなり楽しい話が出来た。
やはり同世代との飲み会は楽しい。

2次会まで参加し帰りは0時を回った。
本当はもう少し早く帰れるはずだったが、途中乗り換えた秋葉原の駅で、前を歩いている女の子が変なブーツを履いていて走れない。
それに道をふさがれて、乗りたかった電車に乗れなかった。
それだけで20分以上ロスになった。
ああいうコスプレみたいのは、いざという時はダメだね。
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暮れも


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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急にお葬式が出た。
やはり年末はこういうことがある。
葬儀は来週だ。
葬儀場が空いていないようだ。
暮れも押し詰まってのことで、家族も大変であろう。
葬儀社にとっては書き入れ時かもしれないが・・・
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ピーク


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今週は異様な忙しさだ。
やることが一杯でほとんど休みなく動いている状態。
今日も明日も分単位の戦いになっている。

しかし年末の忙しさも今週末がピークで、それ以降は大人しくなりそうだ。
来週になると、出荷できる地域も限られる。
そのため生産しても、それは来年分になる。
そろそろ年末の大掃除も始めるので、休みを前にして、全体の流れが急に緩やかになる。
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偽物


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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実は昨日の日記は、当初はサントラについて書こうと思ったのではない。
そこに至るまでのある出来事というか、失敗について書こうと思った。
しかしサントラの説明だけで長くなるので、そこで一回日記を区切った。
今日はその続きである。

どうもあの当時の日本の映画音楽ファンの多くは、同じ失敗を経験しているようだ。
今になって同世代の人がそれについて書いているのを見かける。
僕以外にも似たような道を歩んだ人が全国にいるのだ。

小学生の頃(つまり50年近く前であるが)は、郊外に住んでいた事もあり、地元のレコード店に行っても大したレコードは置いてなかった。
映画音楽のコーナーには、せいぜい西部劇とか恋愛映画の音楽を特集したオムニバス盤のLPが数枚ある程度だった。
もちろんサントラ盤ではない。

版権の問題とか、いろいろ理由はあるのだろうが、当時は洋画のオリジナルサウンドトラック盤自体をあまり見なかった。
あるいはどこかで売っていたのかもしれないが、自分の行動範囲では見たことがなかった。
仕方なく、というよりその世界しか知らず、地元の小さいレコード店で映画音楽のオムニバス盤のLPを小遣いで買ったり、親に買ってもらったりした。
それが唯一手に入る「映画音楽」だったのだ。
そしてそういうアルバムの多くは、悪名高き「アンサンブル・プチとスクリーンランド・オーケストラ」の演奏であった。

大好きな映画の音楽が聴けると思い、ワクワクしながらレコードをかけるが、どうもピンとこない。
確かにメロディーだけは同じなのだが、オリジナルとはちょっと違う演奏。
妙に軽くて、映画音楽というよりイージーリスニングである。
子供ながらにも、これは偽物だと思った。

中にはまったく雰囲気の違う曲に仕立ててしまった演奏もあった。
コピー音楽を作るのに嫌気が差して、破壊したくなったのだろうか。
確かに曲としてはひとつの作品なのだろうが、聴いても肝心の映画作品とはまったく結びつかない。

映画音楽ファンにとっては、これは致命的な事である。
昨日も書いたが、映像ソフトを自由に見る事の出来ない時代においては特に、映画音楽は映画本編の世界を想起させるほとんど唯一のツールであった。
音楽として楽しむためのものではないのだ。

アンサンブル・プチがどのような楽団なのかもまったくの謎であった。
実は未だに謎で、どのような経緯であのようなアルバム群が作られたのか分からない。
もしかすると最初から店舗で流すような軽いBGM集としての企画であり、映画音楽であるかどうかはどうでもよかったのかもしれない。

当然サントラ盤の存在を知ってからは、アンサンブル・プチのアルバムを忌み嫌い避けるようになった。
実際当時買ったこれらのアルバムは、小学生の頃から40年以上まったく聴いていない(笑)
今でも棚の奥でそのまま眠っている(はずだ・笑)

後年ネット時代になり、僕と同じくアンサンブル・プチに騙されたという人がけっこういることを知った。
しかし逆に言うと、これらの偽物アルバムのお陰で、サントラという「本物」へのこだわりが生まれたのも事実である。
子供ながらに、自分は本物を求める本格派なのだという自負を持つようになった。

今となっては偽物アルバムも少し懐かしい気がしないでもない。
本物が簡単に手に入る時代だからこそ、逆に偽物を専門に研究する価値もあるか・・・
いや、やはりそれは無い。
棚の奥から出してきて、もう一度聴こうという気にはとてもなれない(笑)
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サントラの鬼


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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子供の頃、最大の娯楽は映画であった。
まだ映像ソフトは市販していない・・というか、録画・再生する機器自体がなかった。
映画は劇場かテレビで見るものであり、映像をソフトとして手元に置き、何度も見直すことなんてことは夢のまた夢であった。

作品の鑑賞は一瞬一瞬が貴重であり、映像作品の価値は非常に高かった。
いい映画をテレビで放映する時は、先に風呂に入って身体を清め、一瞬でも見逃すことの無いよう心して見た。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、本当にそうだったのだ。

映画に関して手元に置くことができる資料は、音楽ソフトと雑誌とパンフレットくらいであった。
音楽ソフト(アナログディスク)は特に重要で、作品の雰囲気をもっとも正確に再現してくれる媒体であった。
レコード屋には毎日のように通い、映画音楽の棚をチェックした。

中学生になりある程度ベテランになってくると、「サントラ盤」しか買わなくなった。
サントラというのは本来はフィルム上のサウンドトラックのことであるが、レコードなどのソフトでは実際に映画で使われたオリジナルの音源から作られていることを意味した。
映画音楽は、純粋に音楽として鑑賞するというより、映画の各場面を思い出して楽しむためのツールであった。
そういう観点から言えば、映画と同じ音源であるサントラ盤でないと意味が無い。

中学の後半になると、「サントラの鬼」と呼ばれるほどのサントラ盤コレクターとなっていた。
キングレコードがサントラシリーズのシングル盤をいろいろ出しており、ほとんどすべて買った。(今でも持っている)
見る機会の無かった作品などは、先にレコードを買って音楽を十分に覚えてしまい、数年後に映画を見ることもあった。

また高校生の頃には、都内にマニアを対象とした映画音楽専門のレコード店が出現した。
僕はそのお店で初めて自分と同じ趣味の人が他にもいることを知った。
そこでは夢かと思うほど多種多様な映画音楽のLPが揃っており、最初に見つけた時は本当に目が回った。
カタログを貰ってきて毎日のように眺めた。

だがそれとて、今となっては以前ほどの価値をなさないだろう。
現在は驚くようなマイナーな作品の音楽CDが出ている。
恐らくあの時お店で見たアルバムはすべてCDで手に入るだろう。

世の中にマスターが存在しないと思われていた、何十年も前の作品の音源がひょっこりと出てくる。
今までどこに隠してあったのかと訝しく思えるほどだ。
サントラ・マニアにとっては夢のような話のはずだが、簡単に手に入るようになると、熱い気持ちが失せてしまうのは皮肉な話である。
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輸送


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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毎年書くのだが、さすがに師走で忙しい。
と言っても注文が大量に入ってきた訳ではない。
単に稼働日数が少ないことの影響だ。

年末年始はものの輸送がほぼ完全に停止する。
そのため連休中とその前後の数日間は製品が出荷できなくなる。
今回は休みの期間が長いので、とりわけその影響が大きい。

宅配便などの路線便なら休みの間も動いているのだろうが、会社で大きい商品をまとめて輸送するとなるとチャーター便になる。
たとえば九州に製品を運ぶとすると、その区間(関東と九州)を専門に行き来している業者の車を使うことになる。
彼らも当然正月休みを取るわけだが、基本的に九州を拠点とした配送業者なので、年明けの最初の便はあちらから出発することになる。
その車が関東にやってくるのに2日かかり、復路である関東からの出荷は休み明けよりさらに2日以上先になってしまう。

つまり遠くに送るものは優先的に12月の前半で出してしまったほうがいい・・という事になる。
関東近郊への輸送ならギリギリまで出荷可能かもしれないが、遠くに運ぶ便は受付してくれる最終日が決まってくる。
そういうことを考慮して生産のスケジュールを組みわけである。

年末年始は多くの人が休んで家にいるので、その間に届けて欲しい・・という要望も増える。
ギリギリになってそういう話がいくつか舞い込む。
今年中に届けられないかというお店からの問い合わせだ。
もう少し早く決めてくれれば何とかなったのに・・・

こちらも出来るだけ対応してあげようと頑張るが、輸送が出来なければどうしようもない。
そういうお店とのやり取りが毎日のように繰り返されるので、この時期は見かけ上忙しくなる。
実際には輸送や稼働日数の影響で、売上は大したことないのである。
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