ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

考える習慣をつけよう

2009-08-05 03:58:15 | 脳みその日常
すぐに諦めてしまう人っていますね。こういう人は早く結果を求めようとする傾向があります。でもね、その時点でその人には結果を出すだけの力はないんです。だから当然のことですけど、結果なんか出せません。

そうすると、このタイプの人は決まってこう言います。「ああ、自分には向いてない」とか「難しすぎてわからない」と。それで諦めてしまうのです。

でも、そこでちょっと考えて欲しいんですよね。なぜすぐに自分には向いてないと決めつけてしまうのでしょうか。結果を出すためにどれだけのことをしたのでしょうか。

また、わからないからと、すぐに投げ出してしまう人に限って「わかるためにはどうしたらいいんだろうか」ということを考えません。理解しようと努力せずにわかろうったって、それはあまりに虫がよすぎます。わかるわけがないじゃないですか。

何かを理解したり習得するためには、どうしたって何らかのエネルギーが必要なんです。絶対に理解してやるぞという情熱とか、必ず習得してみせるという決意がそれにあたります。

だけど、現時点でそれをクリアするだけの能力がないとしたら、どうすればよいのでしょうか。簡単なことです。どうしたらクリアできるかを自分なりに考えればいいだけの話。

「これはどういう意味なんだろうな」とか「どうすればできるようになるんだろう」と考える習慣をつけることが大事なんです。いろんな意味で考える習慣が身に付くと、結果そのものに到達するよりも、そこに至るプロセスが面白いことに気づくんですよ。

「へぇ~、そういうことなのか」とか「こうすればできるんだな」と。

どんな人も、もともと同じ脳みそをもっているんですから、能力の差なんてそんなにあるわけがないんです。もし「差」があるとしたら、それはその人がどれだけ考えることに時間を費やしたかによるのです。

早急に結果を出したいという気持ちはわかります。でも結果を出す前には必ずプロセスがあることを忘れてはいけません。プロセスを省略しての結果はあり得ないのですから。
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