湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

2/28 社会活動の経験の継続ということ/他

2018-03-01 05:45:59 | 地震津波災害ボランティア
2018/02/28 記
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無理があるが、母を東京の主治医のところに連れていく。脳のMRIを見る限り、「めまい」の器質的な異常が見えないとのことを反復するだけで、一方、心療内科は明快な視点すら出せなかったことがあり、宙に浮いた状態が続いている。3~5月は、発作が起きやすい時期。予定中断がありそうなので、リハのケアマネさんと相談している。

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この間、関西や茨城・静岡・北海道の団体に、「災害時御用聞き支援」を紹介したが、類似の取り込みが関西で、あった。社会活動は真似が出来なくてはならない。いいなと思えば始めればいいのだ。広げることに価値があるからだ。特許・秘密志向はナンセンスなのだ。

その意味で、関西の団体から、さっそく「御用聞き支援」が取り入れられた。ただ他の記事の時にも書いたが、日常的な高齢者支援の中に@御用聞き支援」は契機が弱い。必要は広がるが組織のバックアップがないと、単独ではなかなかプライバシーに触れる活動ゆえの困難が登場する。個人ではなかなか難しいところがある。バックアップ組織の世話役が関わらないととなると、その組織ゆえの前提条件の制約を受ける。

「災害時『御用聞支援』」はニーズが明快であり、配食支援や安否確認、物資配給と用件請負と訪問票フォーマット利用など、それを避難所運営委員会や、絆自転車チーム実行委などの取りまとめ団体が作りやすく、保健士・看護師さんとの連携も必須。その意味で、まずは「被災時」という条件を利用した方がいい。活動は漠然と初めては実現しないし、理想的には別団体の支援下で始めた方がいい。

しかし類似活動でも始まるにこしたことはない。

また、有珠山噴火のときのカブスカウトさんたちの「こいのぼりの絵の」子ども元気づけ活動は、鶴間の医療・介護支援の会場でも、「被災地の子どもたちに署名のこいのぼりを」という活動に引き継がれていた。当時私たちは、こいのぼりをもらって嬉しいだろうかと疑問を呈した。その前に、地元の方にお願いして火山灰を利用希望する学校現場に届ける活動を始めていた。先生に火山灰を委ねて、授業を組み立ててもらい、ひとつまみでも現物を子どもに配ってくださいとした。仙台をはじめとしたローカル紙や放送局で取り上げられ400校が授業を行った。しかしこちらは、私の交通事故を境に霧散してしまう、経験が引き継がれない事態を味わってきた。子どもの火山灰は親御さんの話題に引き継がれるだろう。そういう噴火災害へのひとつの形を提案したつもりだが、こいのぼりをみるにつけ、災害ボランティアの強い定型志向を見てしまう。

またこのようなことは、町は美術館、キャンバスだという提案は、あちことの高架橋の下などの落書き消しとリンクして、見事な絵が描かれていったが、これは私が百人百灯展という照明デザイナーとの交流の中で、プロジェクトマッピングを提案したものだった。そのスケールを縮めても照明を桜の樹にあてても、その角度によって木は劇的な変容を遂げる、私は影絵の魚を泳がせる方法を発見していた。個人ではパワーのある光源が得られないので、机上の空論に終わったが、万華鏡を光源にする方法とか、ひとの手などの影絵が巨大なデフォルメされた影になる事を演出してもいい。これをフリースクールに乗せたが、相手にされなかったというか、通じなかった。今もまた、壁に絵を描く活動と勘違いされている。

子ども食堂も私の塾がやってきたことだ。その反省は、本当に必要な人に食事会が届いているだろうかということだ。地域に開放すると言っても、仲間内のお子さんのホームパーティーに変質して終わるというのはあんまり。子どもの貧困や不登校・いじめの課題などとリンクしなければ、価値が半減してしまう。名前だけが独り歩きするもは勿体ないことなのだ。

まだまだあるが、社会に伝えていけば、やれる人が必ずいる。だが真意がなかなか伝わっていかない。その矛盾を抱えていかねばならないのは、やむ終えないことなのだろうかと思う。

しかし「御用聞き支援」は是非、活動の力学の上に乗せて欲しい、死んだ。障がい者団体の方に歯がゆい思いをしているのは、災害時、車中や破壊された自宅の軒下生活など非避難所生活をしている方の支援策なのだが、茅ケ崎が無風ならばどこでも真似して欲しいと考えている。動き出せるところが活動を作ればいい。その意味で動きが出てきたことを歓迎している。地元が動かない悔しさのようなものがある。だから、要の企画を入れ込まないと、契機がつくれないこと。ここに腐心しているが、必ず提案にこぎつけるつもりだ。

夜間傾聴:ふたり(雨大丈夫かなが話題に)

(校正1回目済み)
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