---- 今回は新刊書籍案内と、湘南子どもフォーラム・文化祭準備の進行情報です。
●「子どもの味覚を育てる―ピュイゼ・メソッドのすべて」
ジャック・ピュイゼ (著), 三国 清三, 鳥取 絹子(訳)
紀伊国屋書店 ; ISBN: 4314009691 ; (2004/10)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4314009691
フランス味覚研究所のジャック・ピュイゼの提唱した子どもの「味覚を目覚めさせる授業」(90分×10回)の「ピュイゼ・メソッド」の紹介。NHKあたりが食の番組を組んでいたが、日本でも本格化の予兆。ただここで行われているのは、授業と実験という特殊な場面の中で行われている実践であることに注意。
日常生活の出来事を対象化するという試みという文脈の中で限定的に扱い、主を子どもの調理実践の中で練るべきだろう。
直接当事者に紹介する本というより、指導者(教員)が読む本なので「ヒント集」側には載せなかった。
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湘南・湘南近隣地区の大学の学園祭まわりを始めている。主眼は11/28のフォーラム&文化祭ではなく、この企画を契機として大学キャンパスを、不登校・引きこもりの人たちの興味深い場にしたいという思いがある。
メールを出したある大学のサークルは、ダイバーズのサークル。ここは生物研究をしている人が多く、海中生物の観察の手段という意味も持っている。もし練習に臨時参加させてくれれば、自分の世界に、ひとつ点を書き込むことになる。やってみたいこととなれば、面白いのではないか。
こういう世界を開いてくれそうなサークルをいくつか見つけて、学園祭の場で相談を持ちかけようとしているのだ。実は美大系漫研を探している。はまりそうな子がいるからだ。いまのところ7つのサークルと2つのゼミにメールをだしている。2日目、まだ返事は来ない。
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未刊だが、これも注目。新曜社の新刊紹介。
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> 『不登校は終わらない?!』(仮題)
> ――〈選択〉の物語から〈当事者〉の語りへ
> --------------------------------------------------------------------
> 11月中旬発売予定
> 貴戸理恵 著
> 四六判上製328頁・予価2940円(税込)
> 分野=教育・社会学
>
> ◆〈当事者〉にとっての不登校とは?◆
> 不登校(登校拒否)は主に二つの物語によって語られてきました。子供は学校
> に行くべきであり、不登校は「病理・逸脱」であるとするものと、学校に行く
> 行かないは自分で「選択」できるというものです。長い不登校の後復学して、
> 現在大学院で社会学を専攻する著者は、不登校をめぐるこの「病理・逸脱」と
> 「選択」の物語になじめず、同じ不登校を経験した人たちへのインタビューを
> 通して、これらのわかりやすい物語から漏れ落ちてしまう「ノイズ」を丹念に
> 拾い集めて、〈当事者〉にとって不登校とは何だったのか、そして現在何であ
> るのか、を言語化します。〈当事者学〉の新しい展開を示す力作です。
●「子どもの味覚を育てる―ピュイゼ・メソッドのすべて」
ジャック・ピュイゼ (著), 三国 清三, 鳥取 絹子(訳)
紀伊国屋書店 ; ISBN: 4314009691 ; (2004/10)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4314009691
フランス味覚研究所のジャック・ピュイゼの提唱した子どもの「味覚を目覚めさせる授業」(90分×10回)の「ピュイゼ・メソッド」の紹介。NHKあたりが食の番組を組んでいたが、日本でも本格化の予兆。ただここで行われているのは、授業と実験という特殊な場面の中で行われている実践であることに注意。
日常生活の出来事を対象化するという試みという文脈の中で限定的に扱い、主を子どもの調理実践の中で練るべきだろう。
直接当事者に紹介する本というより、指導者(教員)が読む本なので「ヒント集」側には載せなかった。
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湘南・湘南近隣地区の大学の学園祭まわりを始めている。主眼は11/28のフォーラム&文化祭ではなく、この企画を契機として大学キャンパスを、不登校・引きこもりの人たちの興味深い場にしたいという思いがある。
メールを出したある大学のサークルは、ダイバーズのサークル。ここは生物研究をしている人が多く、海中生物の観察の手段という意味も持っている。もし練習に臨時参加させてくれれば、自分の世界に、ひとつ点を書き込むことになる。やってみたいこととなれば、面白いのではないか。
こういう世界を開いてくれそうなサークルをいくつか見つけて、学園祭の場で相談を持ちかけようとしているのだ。実は美大系漫研を探している。はまりそうな子がいるからだ。いまのところ7つのサークルと2つのゼミにメールをだしている。2日目、まだ返事は来ない。
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未刊だが、これも注目。新曜社の新刊紹介。
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> 『不登校は終わらない?!』(仮題)
> ――〈選択〉の物語から〈当事者〉の語りへ
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> 11月中旬発売予定
> 貴戸理恵 著
> 四六判上製328頁・予価2940円(税込)
> 分野=教育・社会学
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> ◆〈当事者〉にとっての不登校とは?◆
> 不登校(登校拒否)は主に二つの物語によって語られてきました。子供は学校
> に行くべきであり、不登校は「病理・逸脱」であるとするものと、学校に行く
> 行かないは自分で「選択」できるというものです。長い不登校の後復学して、
> 現在大学院で社会学を専攻する著者は、不登校をめぐるこの「病理・逸脱」と
> 「選択」の物語になじめず、同じ不登校を経験した人たちへのインタビューを
> 通して、これらのわかりやすい物語から漏れ落ちてしまう「ノイズ」を丹念に
> 拾い集めて、〈当事者〉にとって不登校とは何だったのか、そして現在何であ
> るのか、を言語化します。〈当事者学〉の新しい展開を示す力作です。