湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/30&31 高校生向け新防災シリーズを書き始めます

2024-08-31 23:29:00 | 地震津波災害ボランティア

8/30
会議室を茅ヶ崎高生の訪問紙芝居実現に、話題の中心を置きつつ、新年度までお休みになった鶴嶺高生の話題提供のための下準備、防災昔話シリーズを書き溜めていました。朝からの台風緊急アラート2回のボケ頭、ふりつつ。
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8/31
引用です。
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今日は特別な日。5年ほど前までは、行き詰まった子のお宅訪問や、おたおたチャットで大忙しの日でした。宿題代行ではありません。

爺い、いらんからねと、強制隠居、静かな月末を迎えています。たぬきうどんに手を合わせ、無事すぎますようにと祈っても仕方ないし。

さて初回「にほん防災(福祉)むかし話」はじまり、はじまり。
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「にほん防災(福祉)むかし話01」
〜大船渡で加用さん、こんにちは〜
きのうTVで池上彰解説の番組で、加用文男氏の「光る泥だんご」をやっていて、懐かしーっと声あげてしまった。20数年ぶり。加用って誰よと言うなら名前で検索しなさいな。保育や児童心理の古典(かな)やったひとです。最近だと「子どもの「お馬鹿行動」研究序説」なんて書いてる。

保育園でみんなで大きな泥だんごをつくる。10cmを超える団子を作って布で磨く。すると自分の宝物、光る泥だんごができる。みんな夢中。濡れ雑巾かぶせておけば、20年も持っている。

加用さん、悪い人だから、ぴかぴかの自分の泥だんごを園児さんにあげてみた。じぶんのと見比べて、ハムレットみたいな戸惑いをみせる園児さん。どうしたと思いますか。そう、加用さんの泥だんごを皆、返してしまったのです。(拍手)

自分で作ったものは宝物。下駄箱に隠したり大変。

わたしは彼の写真集「光る泥だんご」を20冊、大人買い。先生や塾屋さんの研究会で知人ストーカーして、売りつけました。この本、地域図書館にあるし、今も売ってます。みるだけならタダだし、大きな本屋児童書や児童教育の棚にある。スカラベでは手に負えない馬糞の親玉が表紙の黒光りするだんご、すごい。

なんで防災と関係あるかというと、大災害があると、被災した幼児は事態が小さな体からはみだして、変になります。幼児がえりといって、お母さんの保護を求める人臭い行動や、おこりっぽくなったり、突発行動とか、納得するためといわれる津波ごっこをしたりする子がでてきます。

私は東日本大震災の時、力技や避難所運営などの普通の災害ボランティアと違う要援護者支援のボランティアですから、単独行動。地元教員や保育士さん、福祉行政担当者さんを捕まえて、話を聞きました。岩手県の大船渡と陸前高田です。

陸前高田は町が無くなるほどの大被害で、地元の救援活動が麻痺していたので、まだ生き残っている隣の大船渡を対象に、子どもの保護活動現場をまわりました。

やはりいました。しかし保護活動している方も被災していて、仲間も人手不足。

そんな時、ふと思い出したのが加用さんの泥だんごでした。

被災地の浸水した土は病原菌感染の危険があるので、その辺だけ注意して泥団子に夢中になってもらうのはどうかと提案して、二度目の訪問の時、写真集を贈ってきました。喜んでくれました。加用さん、大船渡で、こんにちはです。

二度目の訪問のときは、すでに自己流で始めた方もいらしたのですが、子どもが夢中になってくれて、問題行動から抜け出せた子もいて、好評でした。

懐かしいわね、素朴でいいわねという感想の人の前では、くしゃみしています。何もわかってないからね。

爺い、どろどろ

めでたし、めでたし。

(校正1回目済み)

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