2016/04/14 記
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熊本県益城町で、21:26夜間発生の震度7の地震が発生した。震源の深さは11キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6・5と推定されている。この後、延々と震度5~6クラスの地震が繰り返され、午前3時過ぎまでで4人死亡・1人心肺停止だという。ひとりが家屋の下敷、もうひとりが火事で死亡。熊本県内で、1万6千人が避難した。あ
「NHKスペシャル:巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク」
が九州のプレートの様子を紹介していたが、従来のプレートの境界部の図式とだいぶ異なっているので驚いたが、南海トラフ地震の予兆が西からドミノ式に東海地震まで連鎖していく話があった。その警告のように、感じられてならない。
TVカメラは町役場前の駐車場に避難してきた町民の方々ばかり写しているが、さきほどちらりと高齢者・子ども用。福祉仮避難所が映った。窓ふちにブルーシートの上に毛布をかぶった高齢者と、すし詰め立ち話をしている家族の姿。その足元を幼児がすり抜けていた。
障がいを伴う方の姿が全然見えない。ただ上記の環境の避難所には入れないだろう。災害弱者の様子が分かればと、情報をチェックしている。私は益城町地震の場所を見ていると、「地震調査研究推進本部・熊本県(八代地震)」や「雲仙普賢岳の噴火災害」を連想してしまう。大きな鳥瞰した地形図を頭に置くと、こわくなる。
町の対策本部の目の前で、避難者たち100人近くが座り込んでいる図にも、パニックが起きたとき、どうするのかと思う。指示系統が混乱するのは目に見えている。
また熊本赤十字病院・済世会熊本病院に400名を越す傷病者が押し寄せている。災害弱者の様子がまたブラインドされてしまうのだろうか。注目している。
夜間傾聴>ふたり(世の終わりと結び付けたい##君、ふむ。)
(校正1回目済み)