湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/29 西浜高校生と災害語り悪戦苦闘・上

2023-10-01 00:17:00 | 地震津波災害ボランティア
2023/09/29 記
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ハッカーさん、おはようございます。茅ヶ崎は昨日から明日まで、サザンのライブがあって、海側の道が混んでいます。今日行った西浜高校は、海っぷち。海側の路線バスは遅れ。山側のバスを使って
往復,混雑回避出来ました。

母の鍼も海側なので、タクシーを頼んだら、迎えがいつになるかわからないと、申し込みを拒否されて、遅れている路線バスに私がおしこんで,鍼灸院に連絡後、西浜高校に向かいました。帰りは、辻堂で外食。ライブに振り回され、つかれました。

さあ、書きはじめます。
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西浜高校では,JRCの話が教員間で共有されていなかったため、危うく生徒さん達とすれ違うところだった。教員は雑務だらけ、企業ほど伝達の正確さが鍛錬されていない。だから、こんなものとあきらめている。しかし無事会うことが出来、むだ足にならず、ほっとした。

@@先生が急遽担当されたが、無理があったようで、ご苦労様でした。

生徒さんは、見知らぬ親父の前では、沈黙を守る普通の女の子。教員からどのような呼びかけを受けているか、前段がわからず、軽い自己紹介のあと,その辺の打診から始めた。

私は場面緘黙の不登校の中学生と出会って、ひどく苦戦したことがあってから、相手が複数の時は、キャッチボールではなく、撹拌することにしている。相手が互いに様子見している状態を壊し、おしゃべりを始めるようにしむけている。

しかしもうひとつ、7年目の落差を発見した。視覚障害の進行。表情が見えない、離れているので息がわからないのだ。悲しかった。私自身がシンクロ困難なのだ。
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予備知識の打診から始めた。災害とはどんなものかと問いかけた。大人も含めて、津波・地震・洪水などをあげるが、人が死ぬとか、家族が壊されるというような光景を語る人にであったことがない。ましてや痛みを感じさせる連想は、戦災を語った高齢の方だけだった。いかに災害を間近に捉えていないかがわかる。話によると地震体験車が文化祭に来て、震度7を体験したが、立っていられなかったと語る。思うのだが、遊園地のアトラクションとどう違うのか、当人に体験からの連想がない。日常生活・社会生活が破壊され、人生がねじ曲げられる恐ろしさ。この隙間をこの子たちにつたえられるのだろうか。

話しながら、太宰治のトカトントンではないが、この虚しさ発作が起きた時は、@@先生に振るに限る。学校ではどのような防災企画を進めているのかと、生徒の予備理解を探った。

授業をしていますと…これも空転。

こうなると、被災地支援の体験談を手がかり探しで語ることになるが、ここにはまると、聞いていないから終わる。

途中で作戦変更したのだが、関東大震災の震源を全員知らず、鬼怒川の氾濫があったことを知らなかった。あとで話題にした「ご用聞き」支援の「ご用聞き」自体が通じなかった。

自爆する前に、JRCに届けておいた長野県の紙芝居を出してもらおうとしたが、管理者ではないのでわからないと空転。

そこでクイズ形式で、問いかけることにした。

(続く)

(校正1回目済み)





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