湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/29 被災地の歩き方•元気付けボラの縁遠さ/ハッカーさんに言葉のこと

2022-08-30 03:30:00 | 地震津波災害ボランティア
2022/08/29 記
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(続きから)
懇話会の基礎は、東日本大震災から数ヶ月経った大船渡•陸前高田の被災地体験から始まった。私は阪神淡路大震災や有珠山噴火など、東日本大震災以前の災害支援に関わってきた関係で、被災地の関係者との連携の方法を心得ていたから、複数の道をたどった。企業団体•生協•地方紙•市議会という情報交差点のような団体へのアクセスを通して、情報集めの中から、現地の方の接点と巡回協力者(車ガイドの市議)を得た。地元障がい者施設•高齢者施設•社協•民宿•地元ボランティア•避難所からは、現状と要望把握と、支援活動の芽作りを行ない湘南に持ち帰った。また、現地協力者にお願いして、大船渡全域と陸前高田東部の仮設住宅訪問調査の足となる運転手をお願いした。

しかし、問題はそれからだった。当時、サポセンは、瓦礫撤去と被災家屋清掃という散発支援(ボラバス等)元気付け応援のTAJという旧来の支援活動を続けており、要援護者支援の地元連携活動への関心者はなく(というより忌避されて)、湘南地元活動は、現地訪問を伴わない懇談会活動と防災関連番組鑑賞懇談活動に制限した活動となった。被災地訪問は私個人のみだった。本来的な目的の茅ヶ崎事情がこれである。こうして被災地訪問のない、年数回の懇談の会と月2回の番組鑑賞と懇談の会がなんとかスタートした。
(続く)
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ハッキングしている方へ
前回「同質者コロニー社会」の話をしました。これは無意識に行われ、外部からアクセスしようのないドライブカーのようなものだったり、言語が違う異邦社会だったりします。入り込めなかったり、つながれなかったり、どうしようもなさは変わりません。

私は結核と喘息で、小1入学が1年遅れ、高1を喘息や気胸のため2回やっています。2才下の子が同級生なのです。それは、やむおえないことと、自分を納得させていたのですが、同じ授業を2回うけることになり、特別な体験をすることになりました。

ひとつは教科担任が変わった授業は、教員の授業の上手い下手が露骨にみえてしまうこと、まあこれは、異物を飲み込むようにすごしてきたのですが、たまらなかったのは、同じ教員に教わったときのことです。

同じ場面で、生徒の発言を同じように、初めて聴いたように感心し、同じところで同じ冗談を言い、受けているのです。しらけている私に声をかけて、無理やりコントの相棒をさせる残酷さ。

これが毎回続くことに辟易として、私は抗議しましたが、クラスでは、わけのわからない変人となりました。

この教員の演技への抗議は、生徒に通じるでしょうか。ここから私と教員とのナーバスな持久戦がつづくのですが、私は言葉というものは通じないものだという基本を得ました。ほんとうのことは、伝わらないのです。そういう断絶を前提にしなければ、私の生きている社会は逆に意味を表しません。

そのことを言葉で書いているのだから矛盾です。

同質者コロニーに手形を持ってはいっても、実はあなたはひとりという矛盾、真夏に凍死する孤独。私はクマムシですから、そう簡単に凍死しませんが、あなたはどうですか。

(校正1回目済み)






コメント
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