湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/23 「わーく」原稿の中から(市との意見交換会の吟味)他

2017-09-24 05:50:39 | 地震津波災害ボランティア

2017/09/23 記
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大災害待機期の災害ボランティアの日常活動を意識した提案であるが、「(市との協働による)ティーンズの防災教室」の重要性は、従来の防災研修の主眼が、(地域住民対象の)「集団避難技能や防災知識の習得」にあるが、提案では「若者防災ボランティアの卵・キーパーソン育成」にある。個人が活動参加するとき、個々人の動機が大きな力を持つ、特に関係者との出会いが動機となるという点、発災時の災害対策活動の立ち上げは、キー・パーソンが触媒となるという2つの着想が取り入れられている。この「動機」は形成時だけの短期的なものではなく、発災時に個々人が想起するという長期的な見通しを持ているものだ。「出会いの研修」とか「絆の研修」という性格がある。集団の教化というより、個々人の「内発性の育成」に主眼が置かれている。

災害対策活動の領域は広い。しかしそれも災害復興活動・物資や資金支援活動や、生活支援活動・医療を含む要援護者支援活動など様々な防災ボランティア活動が登場しノウハウを蓄積してきた。地域住民の安全と生活環境保全を共助・公助のもとに、必要のネットワークを目指してきた伝統的な地域住民防災活動と被災地支援をもとに登場してきた防災ボランティアの連携の必要が東日本大震災以降の時代的な要請となっている。研修に必要な多様な領域からの働きかけの基礎は、潜在化しており、問題はそれを研修の企画実現に必要な活動の集束を誰が行うのかという「猫の首の鈴付け」のような課題が浮き上がってきている。ここに「場の公共性」の獲得のため、市行政の関与が期待されるのだが、大災害待機期の有効な施策として、防災関係者と行政の協働の課題として、それをとらえられないかという打診を先日の「市との意見交換会」「市との協働を目指すアイデア募集」で行った。実際は構想概要を市行政に伝えるという裏目標は達成できたが、行政参加の場合は民間がまず動き、企画を実体化し完成企画を提案せよというにとどまった。予算と実行評価可能という点が整わないと、行政は動けないという論が立ちはだかった。

これから共同提案者作りと市議への政策提言という泰山に向かうことになるが、関係者の誰もが参加できる広い受け皿と、分科会自主運営という、鶴嶺高校ボラ塾で経験した様式の地域版をモデルに、実行委立ち上げを模索していく。

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母が野だての茶会に参加した。明日は高齢化による残党(生き残り)同窓会に行くという。敬老の日は他の企画とぶつかるからとかいう話で決まったのだという。友達は皆死んでしまったから、友達の輪を広げるのだと言い出した。長生きするなこれはと思う。

母の送迎に縛られるので、橋本の学習指導の時間をざっくりと決める、先方には迷惑な方法をとらせてもらった。11/11の高認試験に向けて準備を進めているのは、今年初めて単数の1名になった。寂しい次第なのだが、進学や地域就労の者がいるが、実態は障がいや神経症からの回復が第一課題の引きこもり君や、放浪癖やコミュニケーション難の軽減を急務としている子もいる。災害ボランティアという社会参加経験をつめる子は、旧予備校時代の付き合いの子たちのオンライン上の交流しかない。橋本のような訪問支援からは、じり貧の現状がある。だから橋本の指導(学習以外は雑談)は、手抜きできないのだが、見守り介護に振り回されている。

今月は「火曜災害ミニ・カフェ」ができなかった。母の件と意見交換会・懇話会参加要請訪問の影響が強かったのだが、よく調べてみると「あの日 わたしは」の5分番組を除くと、防災関連番組がここ半年、激減しているという現状がある。アメリカ南部やメキシコの災害がマスコミの特集ものにならないのが同根のような気がする。注意を払う必要がある。この番組の後退は「ミニカフェ」の存続に影響する。

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夜間傾聴:なし

(校正1回目済み)


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