湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/24 「わーく」下地原稿「懇話会・さんりくの園の被災と地域連携」他

2017-09-25 06:05:36 | 地震津波災害ボランティア

2017/09/24 記
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「わーくNo.072」を作っている。今回も下地メモ。

9/29 の懇話会「高齢者入所施設被災と地域連携~地域連携の芽をいかに育てるか~」は、岩手県大船渡市の特養「さんりくの園」の震災津波被災をたどり、発災時から避難生活サポートと園の再建という現場経験を考えていく。職員家族の被災下、職員の作業増大と疲労の蓄積など、現場の問題は私たちの被災時の課題でもある。それは遠方からの外部ボランティア特に専門職ボランティアの支援が不可欠であるが、その支援も数か月で引いていく。そのとき、地域連携、地元ボランティアをいかに育てておくことが、長期戦に対応するその実体作りを議論の俎上に乗せる。

防災リーダーの活動も、若手の育成は重い課題だ。また要援護者支援と呼ばれる分野は専門職の世界の傾向が強い。それゆえに、支援の形を具体的に切り出していく作業は、新たな活動像を立ち上げていく上で大事なプロセスとなる。その辺の事情の他被災施設の比較事例を今集めている。

●特養ホーム「さんりくの園」を襲った津波の悲劇・岩手県
http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_tokuyo-sanriku.html

●「特別養護老人ホームさんりくの園」の復興事業
http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/shinsaijouhou/fukkojirei/20141007_05.html

果たして9/29懇話会の際、茅ケ崎の入所施設の関係者の方々の参加と議論が成り立つのか、「高齢者入所施設被災の都市型被災の阪神淡路大震災の火災被害」(来年4月頃予定)へと結んでいけるか、また障がい者被災企画として、年末年始にかけて「医療ケアの必要な重症障がい児者の発災時サポート」(予定)を考えているが、展開力が欲しいとひたすら願う。現場関係者交流懇談の場を活かして欲しいと思うのだ。

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母が小規模同窓会から、しょんぼりしながら帰ってきた。若夫婦は別居していて、夫の介護をしている方が増え、活動範囲が狭まって、生気がない方が増えていたというのだ。幸い我が家は、5人の介護の長丁場を終えて、自分自身の始末にフェイズを替えている。過去の私たちのような話だからこそ、旧友の萎びた表情が切に感じられて、とても悲しかったというのだ。施設に預けることを当事者の夫が拒否をする。女が介護をするのは当たり前と断ずるという化石世代に、在宅大往生が理想という在宅介護の時流が加勢すると愚痴が出たという。来年、会えるかなあというので、お祓いで寿司をおごった。

めまいを起こさず無事帰ってきたことに安堵するとともに、外部サポートのことを改めて考えさせられていた。

夜間傾聴:塾長(長い…!)
       ひとり

(校正1回目済み)


コメント
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