2016/11/16 記
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明日、横浜に出て福島の被災者支援を行っている「****」さんが、話を聴いてくださるとのことで、お邪魔することに。うまく、かみ合えばいいのだけれど。
実はある方とのワイワイ祭り参加の可能性について話し合った際に、南三陸町の高校生が茅ヶ崎にきてくれたとき、その子が、実体験を語ってくれた。被災直後、家族の死に立ち会うことになり、亡くなった親御さんに、頬ずりした。そのとき死ということを初めて知ったという臨場体験を語ってくれたという。ある方は、すごくよかったと感想を述べられた。この方との文脈を語らねば、真意が伝わらないだろうが、その話を聴いたとき、私は、あなたの何が動いたのかを問いたかった。私は感動ドラマを見たかのような語り口の浅さを感じたのだった。私は観客になれない。その断絶が対話の言葉を凍らせてしまう。
正義や人の真心とであったとき、問われるのは受け取る私。私はその感動だけで動くのは嫌。その判断基準のようなものが私にはあるので、情動を否定しているのではないが、情動の魔術でひとを動かすなと常に思っているので、同調できない方もいる。感激ぶりは、最悪。今回の出会いが、そうならないことを祈っている。
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リオ君の怒りをクールダウンすることで、今夜は過ぎた。彼は自尊心が高い。だから傷も生に見えてしまう。相手の無礼に度をこした抗議をすれば、傷つくのは彼。時間をかけよう。ただ君の怒りは、私も知っている。だから私の度量の範囲で、受け止めていくから、語っていいと告げてから、4時間がたった。正直言ってしんどい。ここらで休憩としようと、彼に呼びかけ納得してくれた。専用携帯が熱くなってしまった。第二ラウンドは、また明日。
夜間傾聴:ふたり
(校正2回目済み)