2016/11/20 記
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LD学会最終日。横浜なので資料確保を誰にも依頼していなかった。気分を変えると、母は美容院に出かけた。送迎付き添い付き。
その合間に、PC作業。FBのグループを新規にいくつか加える。相変わらず散漫、提案は少ない。だから新規な出会いの期待はしていない。
次回の懇話会のゲストは、被災地の発達障がい・精神障がい関係者をと絞っている。被災後の避難生活に多重の困難にみまわれるにも関わらず、一向に事態が伝わっていない方々だ。被災障がいというと身体麻痺一辺倒の報道情報がある。被災時だからこそ、世間に迷惑をかけてはいけないという自縛がかかり孤立する。その構えは今も続き、支援減の中、なかなか個別の当事者家族との対話をセットできない状況があって、ゲスト設定が難航している。地元社協の訪問活動や、施設の疎開情報をたどり、支援者側の人選をしている。人手不足を理由に、なかなか招待が成り立たない。被災者を観察対象としてみているという研究者への目は厳しいが、長期滞在チーム型の関わりがあれば、候補にしようと思う。
月曜日、近隣文教大でもいいのだが、開架資料が私の要望にあわないので、すでに入館カードがある県立福祉大の方を探ってくる。母が通所リハに預かってもらっているので、引き継ぎに有料家事ケアを頼んだ。ビッグイシュー配布は、日が過ぎているが、遅れを堪忍してもらう。明日は横須賀に出る。
朝日新聞記者の****さんへの電話は、明日行う。
熊本から招待できれば、人選は楽なのだが予算がない。
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「わーくNo.069」の原稿資料仕込み開始。「お薬手帳QRコード版」については、某大附属病院のMSWさんからの応答を待っているが、埒があかないので、MSWさんの病院にお邪魔するつもり。今回はコンテンツの精選。献体や臓器移植の意思表示の項目をつけることで、健康保険証の裏面を競争を回避し、裏面を獲得するつもり。
「被災地地元中高生の独自活動領域」の件は、先日お邪魔したNPOの****さんには、カルチャーショックを与えてしまったようだ。高校生間の交流支援や、福島の避難家族の支援をされているが、私は地元ティーンズに支援活動の現場を分担させた方がいいと考えている。提案はそのざっくりとした領域設定の上で、アレンジしてもらえばいいのだが、がんじがらめの任務を与えると勘違いされてしまう。「要援護者支援」と取り結んだ「地元の御用聞き支援」と「親に自由時間を提供する活動」という2大領域を提案しているにすぎない。「地元に大人の知り合いが広がること」も大きな意味を持っていると考えた。未熟な大人として中高生を受け入れるか、庇護の釈迦の掌の内にころがす子どもとして見るか、取り結ぶ立ち位置が違っている。おそらく、私の提案は政党視のレッテルを貼って、切られるだろう。この辺の事情が記事になりそうだが、つまらない、本当に浅くつまらない人たち。
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朝日新聞の昨日の夕刊に、警視庁が「教則を改定」して車のハイビーム使用を」指示する内容の記事が載った。とんでもない。ハイビームの光を浴びると、視野はハレーションを起こし、視野がホワイト・アウトして視覚に障がいのある方は立ち尽くしてしまう。白内障傾向があれば皆危険にさらされる。長期の交渉経過があるだろうに視覚障がいのことをかけらも意識していない発想に驚く。
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「「夜も勉強できる」東大発、タンザニアへ希望の明かり」(朝日11/20)という記事を見た。現地の状況にあわせた支援を通じて、闇からの解放と学習支援を間接支援していき根付かせるという方法に共感を覚える。さらにこの仕事が地元に引き渡されるのなら、言うことはないのだが。
夜間傾聴:ひとり
(校正2回目済み)