湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/20 障がい者被災の番組が減っている件で

2016-10-21 05:39:50 | 地震津波災害ボランティア

2016/10/20 記
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橋本からの帰り、茅ヶ崎の図書館の予約書を取りに行って、図書館に振られてしまった。図書館整理日。重症児者の被災関連の書籍。「金曜災害ミニ・カフェ」を続けていると、最近、障がい者の被災関連の番組が減っている。高齢者関連の被災を扱った番組は、やっと現場の現在にテーマが向けられてきたが、障がい者の場合は、番組自体が減っている。医療サポートが必要な障がい者の急性期の危機の話は出てきても、熊本地震の在宅避難・軒下避難を強いられてきた障がい者と家族の現状の話は、「被災地障害者センターくまもと」の紹介の形をとって、間接的になり、東日本大震災の件もあわせて、生活サポートの支援者不足の話などは、消えてしまった。

考えてみると「NHK『クローズアップ現代』の週刊誌化」の影響があるように思う。突っ込んだ話題提供のフットワークが鈍ってしまったのだ。ミニカフェは、被災地の障がい者と高齢者を中心に要援護者の話題を提供してきたが、TV番組を見ながらの対話がしにくくなってきたために、障がい者被災関連は、テーマを立てた書籍抜粋と新聞記事からまとめて資料化したものを挟み込むことにしたのだ。その資料用書籍を入手するために、図書館に寄ったのだが…。

明日は「ミニカフェ」は「熊本地震(3)『どう支える 被災した障害者』」の再チェックとなる。医療ケアサポートが必要な障がい児者の話が中心。

東日本大震災のとき、慢性期に入った被災地で、道路環境と介護サポートの激変から視覚障がいの方の生活困難が一向に改善されない話や、施設入所していた知的・発達障がいの方たちの施設が使えなくなり、近隣県の施設に避難生活を始めたが、そのために家族が分断されているという話など、間接情報が入ってきていた。ところが熊本地震の場合は、その類似情報さえも現れてこない。問いかけないと、出てこないのだ。何箇所かの団体への取材も、適任者のたらいまわしがあって、消えてしまうというような困難が出てきている。被災地に出向かわねばだめかと思っているのだが、母のサポート依頼をしてから、日数をかけずに訪問する以外ない。昨年よりもハードルがあがっている。

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「金曜災害ミニカフェ」では「障がい者被災、その後」が、「茅ヶ崎懇話会」では、「現場経験の拾い上げ方の確立」「障がい者被災の当事者または支援団体関係者のゲスト招待訪問」の2点が問題になっている。

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暑い一日だった。帰宅すると母は近くのクリニックに出かけていた。近隣の慣れた道だからさほど心配はいらないが、入浴した跡が。亡き父が何回か転倒して改造を加えたユニットバスだが、バスが洗ってあるのだ。ぞっとした。これでは、出かけられない。本人は平気だという。匙加減の議論なのだとは思うが、亡き祖母が大腿骨骨折を起こす転倒をしたのも、ここ。どうしたものかと思っている。あの前触れのないめまいがなければ、ここまで心配しないのだが。

来週から高校を回って、高校生の防災教育の件を打診する。相手にしてくれるかわからないが、安全避難の話を超えて、要援護者生活支援への依頼である。通じるだろうか。高校生には独自の役割がある。そのラフ・スケッチを共有したいのだが。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

コメント
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