湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/25 横浜市大発講座「精神障がい者の雇用をいかに進めるか」と災害破壊時の補償については接点が…

2016-10-26 04:04:59 | 地震津波災害ボランティア

2016/10/25 記
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母の定期検査。普段いくつかチェックしているので、肺のレントゲン検査と、腸の内視鏡検査。後者は前夜からの絶食が必要だから,進んでやりたくはない。前者は機械の解像力が違うそうで、検査機器を求めて、胃の手術をした大学附属病院で検査を受けている。

しかし、母は局所麻酔をかけただけで済ませて平気なので、他の高齢者のように全身麻酔を施すような大げさなことはないので、日帰りが出来る。実際、回復状況を確認し、茅ヶ崎駅前からは、ひとりで帰宅させることができた。結果は町医者に直送される。私はそのまま、横浜へ。

電車の中で気がついた。母のトートバッグをそのまま持ってきてしまった。万引き犯のようで、なにやら恥かしいこと。

みなとみらいのセンタービルの富士ゼロックスの会議室を使って、横浜市大主催の「トークセッション:精神障がい者の雇用をいかに進めるか」に参加した。

大きな流れとしては、2018年から、精神・発達障がいの方の法定雇用率に基づく雇用が始まる。ところが知的や身体のような特別支援校からの雇用のような牽引者がいない。職場就労挫折組発症のような社会人の再就労のような事例もあって、対応の多様性を求められる。就労斡旋と、就労初期段階の生活支援を行っているペガサスの木村志正義氏、シャローム堀合悠一郎氏、富士ゼロックスの三宅理恵氏のフリートーク。私は東日本大震災のような地域破壊が、職場再建の際、後回しまたは震災を理由にした解雇の事例のように、企業に採用されうことだけでなく、「企業の本体活動とは別の末梢作業で、解雇の際は先頭切って実施されてしまう不安定雇用に曝されている。企業にとっての障がい者雇用の意味を再度問うと、事前に質問を出していた。定数雇用も非常時を盾に守られていかないだろう。

このことは、市大教授の影山摩子弥氏と、三宅氏の発言の中のダイバーシティ(多様性)マネジメントの中でフォローされていた。企業活動自身が社会貢献になる企業活動と推進の鍵となるダイバーシティ・マネジメントそこに障がい者雇用が構造的に位置づけられるという骨組み論と、SCR(企業の社会的貢献)の検討の必要性という話で、包み込んだ応答だった。

ペガサスとシャロームの鳥瞰的報告がだされ、活動理念の説明があったが、私のいつも言う「今」、現在の時代接面、エピソードを通じて背後を語れという不満は今回も同じだった。

関係者に語るのも、一般観客に語るのも同じように、中空に向かって情報を発するのではなく、語りかけて欲しいと願う気持ちは届かない。実際、私が3.11を契機に、障がい者就労から一歩引いた時点と、今回聞いた話が5年余経っているのに、大差ないというのは、通史の中に個々の活動が生きているという眼差しがない結果だろう。アクチュアルに活動を捉えることの大切さを再度求めたいと思う。

今回は、私はシンポの内容を求めただけでなく、何人かの必要な方との出会いを求めていた。その願いは、ふたりかなえられた。災害ボランティア関連の基底情報を知る方と、私の伴走者つくりの仲介者である。アポがとれた。これは収穫だった。

明日は異常気象、最期の夏日がやってくるそうな。明日のメール次第で、某企業か某病院と県庁に行ってくる。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

p.s.トートバッグの件で、1時間ほど小言を聞かされる。夜食が、胃袋に入った気がしなかった。

 

コメント
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