湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/28 風邪でダウンしていました、すみません

2013-01-29 04:56:46 | 引きこもり
2013/01/28 記
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風邪がこじれて節々が痛み出した。昨日は夜間傾聴もすべてお休み。職場に連絡、これから1週間は受験生と接触できない。久々の本格的な発熱だった。(ブログを休んで申し訳ない。)

熱が出ているときは、時間の流れが消えてしまう。昼夜がわからなくなる。朝と思われた時間に携帯が鳴った。いつものようにマナーモードにして身辺から離しておくのだが、枕元で鳴りだした。

ペット・レスキュー支援活動の中で、通信を読んで新しい飼い主さんに申し込んで下さった方からの電話だった。高齢の方で、レスキューの審査に落ちた方だった。仔猫が希望だったが、審査基準では、寿命まで面倒をみてくださる方という項目があり、更に家族構成が勤め人の息子さんとふたりの家族だった。これも条件に引っかかった。この高齢の方が体調を崩したとき、代わりに面倒をみることが、勤め人ではダメという条件だった。厳しいと思うだろうが、被災地から助けた命なのである。

息子さんが通信を見つけた動物病院に譲り合いのネットワークがないか問い合せたが、その道も途絶え、1月の初めに、この方に、体調を崩されたとき、息子さんは勤めに出ておられるので、無理だろうということで、譲渡条件にあわなかったと説明の電話を入れていた。実際、猫の寿命から高齢者の方は条件にあてはまらないとは言えなかった。

実際これらの条件を満たすのは、一戸建ちの家に住む専業主婦、または暇の取れる自営業のような一定程度収入のある方に限定されてしまう。ペット・レスキューの活動は、その社会階層の方の活動なのだろうか。

それゆえか、先方には、断りの電話とは伝わっていなかった。咳き込みつつ説明を再現したが、体調を悪化させたときという条件について、私は大丈夫ですと語る。困ってしまった。痰のからむ声に悩まされつつ、息子さんが勤め人であるからということを強調し、条件不足でした、すみませんと語って電話を切った。ふだんなら、もっと穏やかに話せたろうにと、タイミングの悪さに怒りとも嘆きともつかぬ思いにとらわれていた。体温は39度になっていた。ブログを書く気力は失せていた。

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解熱剤と漢方薬を併行して使うというやり方は、漢方薬局では禁じ手だそうだが、熱が出て節々が痛むときは、このやり方を使う。効果が早く出るからだ。本来なら抗生剤を使うところだが、これは通院していないと入手できない。日曜日まるまる一日、熱との戦いだったが、月曜日になって、やっと炎症が収まった。医者に行った。インフルエンザだろうとの話。検体取られて、出た薬がジェネリック。いつもジェネリックと言っているのでそうなったのだが、それらの薬は手元に残っていた。

自炊も洗濯もなんとか復活し、母は少し安心したようだ。心配したS君からも電話をいただいたが、まだ会える状態ではない、移してしまいそうだ。一日二日置けば安定するだろうから、それまではご容赦を。

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実は熱が下がらないもうひとつの理由がある。ハザードマップをもとにしたアプリを茅ヶ崎市が受注開発したという広報だ。私が交渉した防災対策課の開発ではないものの役所仕事が露骨にでたものだ。

ひとつは被災時「ハザードマップ」をGPSデータで検索し、状態予測を提供するという仕組みだ。

東日本大震災が教えたものは、想定外をつくらぬことということで、太平洋岸各県のハザードマップは、南海トラフ・東南海トラフ・首都直下型の地震と同時発生を考慮してのものだった。そのエネルギーを考えたシュミレーションから、最大のものを考えていくという出発点が、経済的に追いつかないという理由で、発生確立の高い震源ひとつの被害状況をハザードマップにしたという。茅ヶ崎の最大浸水域の水深は2.5mとされる。しかし、南海トラフの事例では、満潮位含みではあるが5mを超える。

●「南海トラフ地震の被害想定」(朝日)

一番いけないのは、被災時このアプリによって提供されるのが、「ハザードマップ」検索情報であることだ。東日本大震災の想定外の教訓は、ここには反映していない。震源とエネルギーから即算値として予測データが表示されるのではないことだ。

次に親子連れが突っ立っている画像の足元を水害の浸水と同様な静水が覆っていることだ。津波は移動エネルギーを持っているものであり、浸水の様子を誤解させてしまうだろう。

つまり東日本大震災から学んだことのないプログラマが生み出した形だけのアプリなのだ。

これは被災時、避難のためのアプリ。その後の生命と健康の保護と管理にふれる医療情報関連に触れていない分、まだ私の言うQRコードの提案の隙間は残るだろうが、この程度のアプリですましてもらいたくない。このアプリはスマホが使えるひとのためのもの、自分で意思表示ができない人を含んだ医療と生存表明のカードは、皆が使えなくてはならない。まったく…この熱は風邪だけのものではない。

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夜間傾聴:臨時休み

(校正1回目済み)

コメント
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