湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/8 黒田裕子氏の講演要録をたどりつつ/自前の活動を作る活動

2013-01-09 06:23:44 | 引きこもり
2013/01/08 記
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午前中、糖尿病の定期検査を受けて、そのあと、ペットレスキュー支援紙No.14を印刷。カラーコピーだから、シワを守るケースを100円ショップで買い、桜木町へ。県立図書館から「椿油」の成分表にあたる資料と、陸前高田にできた障害者ネットワークの最近のニュースを当たる。神奈川県災害対策計画資料をコピー。時間にゆとりがないので、フードシステム関連の本2冊追加借入れして藤沢へ。

ボランティアナースの本部に、黒田さんの招待規格の紹介を届ける。帰りにハローワーク藤沢の一般就労の方に立ち寄る。成果なし。淵野辺君は職業訓練所関連のチラシを欲しがっていたので入手。しかし彼は夢を活かすべきではないかと考えているので、ペンディング。S君の方は難しい。即採用となるところがたとえ有っても、マッチングがいる。あるカウンセラーならどうしただろうかと考えた。その方なら淵野辺君を職訓に、S君には採用面談の採用する側の話をしただろう。そこで彼らの側からの行動が出るのを待っているだろう。さてどうしたものかと考えていた。

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黒田裕子さんのプロフィールを新規チラシに添付する予定。講演要約があるので、行政関係はこれを添付しようと思っている。災害看護という立場であるが、災害時ケアについて広い見識の方なので、逆に今、私たちが活動に焦点を与えていく質問は何かを逆に絞り込む必要がある。

例えば、私が提案している「医療個人情報のQRシール化」は、被災時の被災者の健康管理には大きな効率化を生み出すだろう。勿論記入項目は希望制だ。ところが慶応大学の情報科学系で、ICカード化、情報ポスト(これは私も同じ)ゲート用への転用などの広がりを持っているが、ここには服用薬・体調の短期更新データが入り、それは拠点病院と行政窓口、防災対策行政のシステマチックな背景を必要としている。

ここからが問題なのだ。私は社会活動のゲリラ的な発想をしている。被災時には今ある身近な道具を駆使して、ローハードルなシステムを使い回せばいいと考えるが、ここが通じない。

大学側が考えているのは、生産企業を巻き込んだ災害対策システムの構築であり、行政への提供だ。行政は客として注文をつければ、信頼できるシステムが得られる。つまり発想を駆使し使いながら膨らませていくという発想になりにくい。そのために、「QRシール」と言い出すと、古臭いシステムという印象を持ち、「それは医療情報の電子化の話だから」と言い出す。プライバシーの問題がからむから、その議論は専門家の議論待ちであるとしてしまう。的が全くはずれている。「電子化」ではなく、被災時に起こる災害弱者の健康維持と、語れない者の命をどう悪条件の中で救うかという現場の問題なのだ。そのための予防措置なのだ。

医療個人データICカードとそのマニュアルが出てきて、プレゼンを通して、購入して使うという常に「利用」者というよそよそしさを身に纏おうとする。発想の起点が違う。

これはいろいろな場面でも出てくる。私は「輪ゴム」を瓶の蓋に巻きつけると、蓋が開きやすいと説く。それにたいして、ゴム板を打ち抜いた「キャップ・オープナー」という商品を使えば、瓶の蓋は軽く開くという。この差に似ている。

だから、「QRシール」は社会活動に乗せる必要がある。行政に情報提供したが、行政との協働の道に乗るには、出生の社会活動の共感支援がなくては、便利さ購入の論理に淘汰されていくだけだ。誰もが身につけている携帯がリーダーになり、データはQSVデータ処理できる。この前者が鍵。

何をしようが、かにをしようが、自分で考えて行う先に物事を考えるという原則が壊れている。広げられたプレイパークで遊ぶ活動では、先が見えているのだ。

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ペットレスキュー支援No.14号、配布再開。12部終了。あと15部。

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借用書斎に影響を受けて、卓上スタンドを買った。両眼の視野が、古い傷だらけのフィルム映像を見るようというか、泉沸く水流の影というか、凄まじいときが暗い場にやってくる。今のように、太陽の高度が低いと、太陽側の視野がハレーションを起こして何も見えなくなり立ち止まる。サングラスおじさんになるのが近いのかなと憂鬱になる。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

コメント
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