湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

地域就労支援PJの昨年度の事業報告書を書いていました

2008-04-03 07:02:05 | 引きこもり
NPOサポートちがさきの自主PJ「就労困難若年者地域就労PJ」の「2007年度事業報告書素案」を書きました。まだ決算が加わるので完成品ではありませんが、初年度は何とか生き延びた感じです。

初年度の特徴は、地域行政サイドの関係者の関心の高さがあります。地域にどのような施策を打ち出していったらよいのか、試行錯誤が続いています。就労支援は決して即席の道があるわけではありませんが、従来の能力配分型のモデル(医療モデル)を超えていくパラダイム転換が必要です。特別な方法というわけではなく、私たちはともに働くことの中に、情熱の泉があります。M、ポランニーの「暗黙知の次元」を引き出すまでもなく、ひとは関係の中に生きているのです。この「野を開く鍵」を就労支援の基礎におくということ。これが社会参画としての就労です。

初年度はPJが周囲の関連団体の方の支援をいただいてなんとか、活動の流れを周囲に知っていただくことが出来ました。新年度は「現場交流」を強めたいと思います。地域支援ネットワークや諸施設の見学会を行い、現場討論を積みます。地域にプレ就労の芽を育てます。社会的企業の手法を夢物語と切り捨ててしまうのではなく、行政や企業と「社会的要請」を抽出する話し合いを始めます。ともあれ、就労への手ごたえは、周囲の関係団体に返していくことに徹します。

個人的には、関連法に詳しい方と交流を探ります。ともあれ、空転と紙一重の一年が始まります。しかしきっと面白い年になると思います。実践者はかならずどこかで出会うことになるからです。必要は同じ広場に私たちを導くからです。

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父の通所の件で、ホームスタッフの方と話しました。昨日も父は一日の大半をストーブの前で眠っています。14時間は寝ています。このこと自体が体調悪化へと向かう道であると思うのですが無頓着、歩かずにひたすら食べ続けている。これに説教以外の方策を与えたいと思うのです。生活の転換。対人関係を含めてここを動かしたいと思います。

昨日は急に立ち上がってその場で転倒、トイレに急いで扉に激突という2回の危ない状態が起きています。注意すると母の白髪をいたわる言葉をかぶせて、注意を遮断するのは、家父長の沽券に関わる防戦をしているのでしょうが、寝たきりになれば、家族は下の始末に追われることになり、生活は大きく制約されてしまいます。せめてその期間を延ばして欲しいという訴えも、虚しく宙を切っています。

この件でホームスタッフの方の知恵を借りているのです。本人の了解の無い通所預かりは成り立ちません。その前段をどう整えていくのか、回数踏んで父を交えて話さねばならなくなっています。今日その第一回目の話し合いが午後にあります。

昨日、久々に大森君(仮名)を交えて大森海岸君(仮名)と話してきたのですが、その数時間の外出のうちに、インスタントうどんと菓子を食べた跡がありました。目が離せないのです。伊勢原君(仮名)を沼津で引き取った++さんが平塚に来ていたのですが、夕食の買い物中にちょっと会う約束をしたのですが、会えなかったのが残念。入院中の彼の近況が聞けたはずなのに、運のいたずらにため息をついています。

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風邪がやっと抜けたので、川崎の中小企業フェスで企業関係者と会う件は見送りましたが、夕方から翔の会(出身)の和田清さんのサポセン懇談とPJ会議には参加予定。仕事の巡回は呼べども応答なし。今日は日干しです。

夜間傾聴:橋本2君(仮名)
     ******君(親)

(校正2回目済み)

コメント
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