湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4・21見学会成功裡に終えることができましたが…/ばてました

2008-04-22 07:06:55 | 引きこもり
見学会は、手堅く成功した。

参加者・参加予定者の中に、急な家庭の事情を抱えた方がいらして、私たち年配者が活動を支えるとき、なかなかフットワークを軽くすることが出来ないことを感じさせられた。世代の課題ということは大きい。実はこのことと関連して、スワンベーカリー湘南店のスタッフの方から、推進者の世代継承の悩みが語られていた。

自分の息子さんとともにパン作りをしていることが、決して傍目から見るように幸せなものではないというお話だ。元養護学校の先生が、学校を定年退職した退職金を元手に、店をスタートさせ、公募で合流した親御さんと共同経営に踏み切った。商品の水準確保と経営の安定のためにフランチャイズ店の道を選んだが収益率は半分以下になる。出張販売などの工夫を重ねて、なんとか店を維持しているが、支援者の給与を保障できるところまでたどり着くことが困難で、やがて年齢に限界がきたとき、この店の存続をどう保証したらいいのかという暗中模索の悩みが続いているという。

店はそんなずっしりとした重みを感じさせない明るさがあった。異なる障碍の若い方が肩を張らずに働いている姿は、他のスワンベーカリーにも増して素晴らしかった。経営者の加藤裕子さんは、資金調達のために株式会社制を選択した。そのことが地域行政の公的支援の面からは壁になっている矛盾。活動が地域に根ざし公的に支えられる流れを生み出していかなくては、新たな出資者の熱意に頼る形は限界がある。

昼食のおいしいパンをいただき、加藤さんにお話をいただいた。その間にカウンターの向こうから、若い方がにこやかに話しかけてきた。仕事に誇りを持った顔だ。つぶしてはいけない活動だと思い、胸が熱くなった。

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仮眠を取ったものの疲れました。今日の夜間傾聴は、本当に緊急性が強いものを除いて、日送りさせてもらっています。

今回はここまで。

<参考>
マユツバものですが…

●フリーター11万人削減へ


(校正1回目済み)

p.s. まりもさん、いつもどうも。
コメント
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