汽車ポッポ (作詞:宮原 薫 作曲:草川 信)
汽車汽車 ポッポ ポッポ シュッポシュッポ シュッポッポ
僕等をのせて シュッポシュッポ シュッポッポ
スピードスピード 窓の外 畑もとぶとぶ 家もとぶ
走れ 走れ 走れ 鉄橋だ 鉄橋だ たのしいな
昭和20年の童謡。もくもくと立ち上る黒煙、耳を劈く汽笛、苦しそうだが力強いピストンと動輪などとは違って童謡「汽車ポッポ」は軽快なテンポで走るその姿と車窓からの眺めが歌われている。
汽笛を鳴らし シュッポシュッポ シュッポッポ ゆかいだゆかいだ いいながめ 野原だ林だ ほら山だ
走れ 走れ 走れ トンネルだトンネルだ うれしいな
煙をはいて シュッポシュッポ シュッポッポ 行こうよ行こうよ どこまでも あかるい希望が まっている
走れ 走れ 走れ がんばってがんばって 走れよ
1979年8月、JR山口線で蒸気機関車(SL)の運転が再開された。これは蒸気機関車C57が牽引する「SLやまぐち号」。この列車の成功を受けて、SLの復活運転が各地へ広まっていった。
その山口線沿いの道の駅に杉の丸太彫りのSLが飾られている。長さは1.5メートルくらい、思わずまたいでみたくなる。荒削りだが丁寧に仕上げられた形は本物のSLの力強さを感じさせる。
ほかにも子どもの大きさほどのカブト虫やフクロウ、犬などが置かれ子どもたちが嬉しそうに触ったりハグしたり、写真を撮ったりしながらすごしていた。誰の作品はわからないが、木の持つ癒しを感じた。
(写真:杉木で丸木彫りされた蒸気機関車)
私が覚えて歌えるのは線路は続くよどこまでも、ぐらいでしょうか(笑)