雨上がりの狭い庭、隣との境界ブロックの傍に2本のキノコが顔を出している。あたかも兄弟か姉妹のように肩組み合って立っている。名前がわからぬ、スマホの、二つのナニコレレンズで確認する。一つは花ととらえた答え、もう一つは不明らしき答え、ということで名前や種類の分からないキノコとする。
ここに住んで間もなく30年、これまで何もないと思っていたところから覗いたキノコ、その種はどこからやって来たのだろう。いま放送中の朝ドラ「らんまん」なら明快な答えがもらえるのだろうが、残念ながら見ていないので答えは届かない。
キノコは「菌類に属し、胞子で繁殖」と林野庁。分類学上はカビに近い仲間で、細胞には葉緑素が無いため、樹木や落ち葉などを栄養源とし菌糸を張りめぐらせる。 そして、胞子を生産するために菌糸の集合体である子実体を作る。 この、子実体(しじつたい)を「きのこ」と呼んでいるとある。
ということは、我が家の狭い庭に何かの手段でどこからか胞子運ばれてきたことになるのか。やって来る小鳥の置き土産と思われるものから、庭では新種の植物を見ることがあるが、胞子はどんなにして来たのだろう。キノコといえばマツタケが筆頭、長らく口にしていないが今年の育ちはどうだろう。米国産マツタケも店頭にならんでいるが、米国人は食べないと聞いたことがる、今もそうなのだろうか。
(今日の575) 名も知らぬキノコの不思議ブログネタ