日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

莢が空を向くから

2023年05月26日 | 生活・ニュース

 恥ずかしいことだが、なんでソラマメ(空豆)というのかを知ってから10年も経っていないと思う。仲間との共同農園で収穫しているとき名前の由来を尋ねた。莢(さや)が空に向かってついているからと、姿そのままの答えに納得したのだった。酒どころでは天豆という地域もあるそうだが、これもうなずける。また、おたふく豆と呼ぶところもあると投書で教えられた。

 先日はきぬさやとグリンピースを貰ったが、今度はソラマメを貰った。産毛に覆われた莢には数個の豆が行儀よく並んでいる。3日以内に処理を、ということなので取り出す。グリンピースと違い莢から取り出す豆の勢いと大きさが味の良さを思わせる。

 子どもころの記憶。「エンドウとソラマメは食べすぎるとお腹を壊す」そう教えられた記憶がある。なんでも食べすぎはいけないが、旬の美味さを大人が食べるための方便ではなかったのではなかろうか、苦笑しながら思い出す。昔も今も美味さは変わらない。

 菜園のある頃だから大昔のこと。我が家では畑の外周に植えていた。その訳は分からぬまま、畑が公共用地になるまで私の代になっても畑の周囲で植えていた。緑濃い莢の色は初夏を思わせ、大粒の豆は食べごたえがある、それは今も変わらない。

 (今日の575) 空豆とビールの相性これもいい
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