日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

見つかったかな

2023年05月10日 | 地域

 先日の強く雨が降った日だった。5時すぎに朝刊を取りに出た。するとポストの配達された朝刊の上に手書きのビラが乗っている。読むと、逃げたセキセイインコを探している方の応援依頼だった。この雨の中、あの小さな鳥がどこへ飛んでいけるだろうか。すっかり夜が明けて家周りを探したが見当たらない。

 ときとして、こういう時には悪い方を考える。大きな野鳥に襲われた、雨に濡れ飛べなくなってどこかで落ちた、思いつくのはこんなこと。だが、一方で、どこかで誰かに保護され濡れた羽を乾かせてもらっているかも、こうなって欲しいと思うだけ。

 我が家のセキセイインコの歴史。初めてのそれは30年くらい前になるが、迷い込んできた1羽を保護していた。しかし、籠の掃除の合間に飛び去った。2度目は孫が小学生で夏休みのとき、青色のセキセイインコを連れて帰省した。籠から出すと初体面の私の頭や指、肩などにも止まり挨拶をする。部屋の中も自由に飛び回り、孫が2人になったようだった。

 保護願のビラが同じ日の昼前にも同じ文面でポストインされた。飼いつづけられたインコへの思いと親心のような心情が伝わる。家から出るたびに気を付けていたが、声も聞こえず姿も見えなかったが、尾が長くスズメほどの大きさ、飼い主の元に帰れたと信じよう。

 (今日の575) 小鳥にも主の気持ちは伝わりて
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