日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

初物グリンピース

2018年05月23日 | 生活・ニュース

 スーパーで食品を買っての帰り、車中で「グリンピースが高いのに驚いた」と妻の話し。次に訪れたときチラリと値札を確認した。夫婦二人の食べ量はしれているが、それでも、さや付きで千円くらいは購入しないと「食べた感じ」とは言えないほど高値だった。走りの値打ちとしてはそんなものかと思いながら、またいつか、と横に見ながら通り過ぎた。

 それから数日過ぎていた。夕方、玄関ドアの外に段ボール箱が見える。それは、いつも野菜を頂く方からの定位置で知らぬ間にいつも置かれている。採りたての野菜の中にグリンピースが入っている。あの日、グリンピースを横目に見ながら通り過ぎたことを打ち明けたかのようなタイミングの良さに驚く。

 グリンピースは、「青えんどうの一品種で、完熟する前の緑色の実で、食用」、辞書的にはこう説明してある。さや(莢)から豆は男手でも簡単に取り出せ食準備の手伝いになる。この豆の取り出しは初めてではないのに、莢をむきながら、中の豆が大きくなるから莢が大きくなるのか、それともその逆か、など思いながら手を動かす。

 さて、莢か豆か、こんな時はネット。収穫までの長いその過程はあるが「前半では莢が成長し豆が育つ空間を作る。その後に豆が発達して莢を押して膨らませる」というのが調べた結論。この日は豆ごはん、仏飯はいつもの容器でなく小皿に盛って供える。初物は先ず先祖へお供え、子どもの時から続く習慣。その後で感謝しながらいただく、新豆の香りと甘みごちそうさまでした。
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