日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

軍配はどちらに

2018年05月30日 | 社会 政治

 日本相撲協会理事会は全会一致で関脇栃ノ心を大関に推挙、この吉報を受けて「謹んでお受けいたします。親方の教えを守り、力士の手本となるように稽古に精進します」と口上を述べた。どんな4文字熟語かと期待した人も多かろうが、師匠の春日野親方と相談して決めた。親方は親方に反対されたが、自分は「親方」を入れたかった、という。12連勝した時、飛んで横綱にの声もあった。

 相撲界も幾つかの賭博や暴行などから公益法人見直しを迫られる事件が続いた。改革を強いられているが、良くなったと心にストンと落ちる回答は未だ出てこない。そんな中で新大関の口上で親方という言葉が使われたが、これは珍しいという。来日してゼロからの指導を受けた親方に信頼を寄せる気持ちはわかる。

 一方、連日派手に報道されるアメフト問題。昨夜、関東学生連盟は処分を発表した。その内容は事前に報道で予想された内容に一致しており、世間大方の感じと同じで納得だろう。驚いたのは、学連の迅速な調査に基づいて下された判断が、何れも断定型で述べられている。これだとストンと心に落ちる。スポーツを越えた一強監督の指導内容が否定された。

 一方で、一強と言われる霞が関はモヤモヤが晴れない。学連のように、日大アメフト選選手のように、霞が関全体が正直な話しを何故しないのか不思議だ。頭がいいといわれるが、隠すこと、庇うことに頭を使っているのでは「国の中枢」とは言えない。隠す、改ざん、破棄、記憶にないどれも正常な役人のすることではない。霞はぼんやりしている、ぼんやりしているから霞が関、こんなお笑いの落ちでは済ませられない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする