日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ひと雨きそう

2018年05月18日 | 自然 季節

 出ない方がいいし、出ても来ない方がいいのは気象に関する警報や注意報。昼前に知人とちょっと立ち話。むしむしする暑さに愚痴をこぼしながら「夕方にはひと雨くるで」と言いながら別れた。予報ならぬ予想通り夕方4時ころから降り始めた。雷は注意報通り鳴り始め、大雨注意報が出た。穏やかに通り過ぎてくれればいいが。

 注意報は災害が発生する恐れのある場合に気象庁が発する。強風・大雨・波浪・浸水・洪水・大雪などなど多くの注意報や警報がある。最近の予報の正確さからこれらを甘く見て聞き流さないことが重要になっている。温暖化なのか最近の異常気象にそう思う。そのため万一の対策を決めておくことが必要と思うが、十分ではない。

 気象庁の新しいスーパーコンピューターの運用で、6月5日から従来の約10倍の速度で気象計算のプログラムを処理することになった。計算速度は1秒間に1京8千兆回というが素人には何のことやら。とにかく、そのお陰で詳細な雨の予測が現行6時間から15時間先まで可能になるそうだ。これからやって来る梅雨の豪雨や台風などで威力を発揮し防災の迅速な対応が期待できる。

 60数年以上も前のことになる。ラジオの気象情報、祖父はここ山口県東部なのに広島県西部の予報がよく当たると言っていた。その西部の予報を参考に、雲の流れをみながら、登校する私らに「今日は傘を持っていけ」と教えていた。確率は記憶にないが、農家の人は自己観測の天気予報で畑仕事に出かけたと聞いた。時代がかわり、細やかな予報の世代になった。スパコンの効果で災害減少を願っている。
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