日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

どうする免許証

2018年05月29日 | 社会 政治

 社会人になったころに知り合ったからかれこれ60年来の知り合いになる。出会った頃は、ある企業の中堅で人望厚い技術屋さんだった。仕事の話はあまりした記憶は無いが、勤め人一般のあれこれはよく話をしていた。その人が新築で移られ、出会えば挨拶するくらいで、若いころのような交流は無くなっていた。

 ふと出会い立ち話に。色々話すうち「昨夜からどうしようかとおもちょる」と深刻な表情。そのきっかけは昨夕から報道されている、神奈川県茅ケ崎市での高齢女性の起こした交通死亡事故という。知人が言うには、その女性運転手と同じ90歳になった。年齢的に免許証返納をチラリと思ったことはあるが、運転に不安を覚えたことは無いので返納はとどまっている。

 返納したら日々の生活への影響は大きく「大困りになる」と笑う。子どもらは離れて住み、今は夫婦二人の生活、ともに元気なので何とかしているが、車が使えなくなると通院に買い物、ちょっと出かける手段がない。ある高台の団地に新築されたのだが、そこにはバスの便はない、そんなことも返納を遅らせている。

 私も免許更新が近づいた。認知検査の予約に行くと1カ月以上も先が予約日になった。高齢者の運転免許の必要度の高さを表す尺度の一つではなかろうか。私も認知度1と判定されたら、知人と似たようなことになりかねない。そうならないように能力身体をどう維持するか、そんなことを改めて思う久しぶりの会話だった。
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