日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

一杯やろう

2018年02月07日 | 生活・ニュース

 今年になってからのこと。ある催し場で同級の女性から「体調悪いの」と聞かれた。私が数年前に入院したことが尾を引いていたようで、その頃から始まった近くに住む同級生の集いに声を掛けなかったという。喜んで参加すると答えたてしばらく過ぎたある日、電話で日にちと時間と場所の連絡があった。昨年末は、3つの忘年会に都合悪く出席できなかったこともあり楽しみに出かけた。

 全員が同じ小中学校の卒業、社会人になってからも街で出会えば声をかけたりかけられたり、だが、そこで立ち話で時間を過ごしたことなどなく挨拶だけですれ違っていた。何かあればいつでも出会えるそんな感じだった。しかし、一杯やろう、と少人数で顔を合わせるとそれぞれの途で数十年が過ぎており、「そんな一面があったのか」「すごい経験をしたんだ」と単に同級生の3文字では言えない得るものがある。

 「一杯やろう」とは少し酒を飲むこと。こう声をかけても「歳をとったから出歩かない、今さら集まっても」という人の多いことを知った。飲めない人もいるだろうが、私的には集い話すことは楽しいものと思っており、ましてや遠慮のない者ならと思うが万人そうとは言えないことを知る。ビールで乾杯、ワイン少々で2時間、厳寒の夜だが温かなひと時だった。

 酒の飲み方「一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む」と暴飲を戒める。同じ一杯でも「一杯食う、一杯食わす」はいけない。電話やメールでの被害に遭わないよう気をつけようなど話ながら、この夜は「一杯機嫌」、少量の酒を飲んでよい機嫌のまま散会した。
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