日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

孫新聞

2018年02月02日 | 生活・ニュース
2018年02月02日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載

 季刊の予定で始めた「孫新聞」。作るのが楽しくて月刊にし、ことし17年目。1月で200号になった。
 きっかけは、京都に住む孫娘が3歳になる少し前のこと。「平仮名が読めるようになりました」という嫁からのうれしい知らせがあった。離れて暮らしている孫が読んでくれたら思いが伝わるかな、とパソコンを使って作り、仮名ばかりの第1号を送った。

 小学校低学年までは学年に合わせた漢字ドリルを買い、学校で習う漢字を取り入れた。すると、次第に新聞らしくなり、作る面白さが増してきた。紙面も絵本形式から縦書きの新聞仕様に変えた。

 B5判の片面印刷は創刊以来変わらない。読めば5分とかからないが、出来上がるとほっとする。中学生までは学校に関わる内容も記事にした。しかし、孫の学齢が進むにつれ、時代の相違もあって状況に追いつけなくなった。最近は、私ら夫婦の近況や身の回りの内容が増えた。読めば孫一家も安心してくれると思っている。

 少し小さめの誕生だったが、大きな患いをすることもなく育ったのが何よりうれしい。今は大学1年、自転車通学している。そんな孫の顔を思い浮かべて作っている。ゲラを妻に見せる。たまに修正案も出る。夫婦で合意して仕上げる。

 ファイルは6冊目、楽しみながら作っているが、それにしてもよく続いたと自分でも思う。それでもいつかは終刊の時は来る。できる限り続けたい。
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