日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

24節季の雨水

2018年02月19日 | 自然 季節

 立春が過ぎ暦の上では春になっているが、まだ春という実感は薄い。ただ、少しだけ春近くなってきたのか、そう思わせることがある。それが「三寒四温」を思わせる日差しの日が訪れてきた。また、今年は遅いと言われながらも公園の梅の開花も近くなったという写真愛好家の情報がある。

 今日から啓蟄までが暦の上で雨水。空からの雪が雨に変わり氷が溶けて水になる。その表現「あま水の肌に与える冷たさが和らぎ、草木が芽吹き始める時分、二つ目は「あま水がぬるみ草木が芽ぐむころの意」、もう一つは「太陽暦の黄経が330度の時で、正月の中(ちゅう)。太陽歴の2月19日の頃」 とそれぞれ違うが、最後の表現は科学的かもしれないが、節季を想うにはいささかそぐわない説明のように感じる。

 先日「最低気温を氷点下で表すとより寒さを感じる」と立ち話をしたばかりだが、このところ2度か3度くらいでひところに比べれば暖かい。家周りの片づけでごそごそしていると、冬用の上着を1枚脱いで丁度良い感じだった。車庫の寒暖計は8.5度で3月初めの頃の気温で暖かく感じ片づけもはかどった。

 まだ雪の予報も出されているが、まもなく土が潤って草木が芽を出し始める。公園の、こもを巻かれた松も啓蟄の取り外しまでもう一息と虫を閉じ込めている。先日、男の子がこもを指さし「腹巻みたい」と父親へ話しかけていた。そういえばそうも見える子どもの発見、そんなこもの中でぬくぬくとしている虫たちの行く末はいかにと気をもむ。
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