今夕から更新された地元有線TVの「地元密着NEWS デイリー i」のトップで岩国検定実行委員会の活動が「岩国検定テキストCDを発行」のタイトルで紹介された。内容は先日、テキストのCD化を記者発表した内容に沿った丁寧な記事になっていた。新聞の活字を読むのと違って、映像で見るのは少し緊張感を感じるのはなぜだろうか。
岩国検定テキスト「いわくに通になろう」は、第1回検定試験の後、受験者からテキストの発行を求める声に応えるために発行した。検定委員会のメンバーは全員が素人、検定試験に当たってはすべてが一からのスタート、その経験がテキス作りに生かすことができ、内容は地元紙で「地元紹介の宝石のような一冊」と評され、編集の苦労が消えたことを思い出す。
ご当地検定試験を素人の有志が集って行うのは珍しい、そんな報道もされた。そうした珍しさはあったが「岩国のPRや観光振興の一助になれば」という大きな志で取り組んだ。しかし、作成費用がかさむテキストの再発行をするのは有志の集いでは無理、それでもテキストを求められる方に答えようと、テキストをCD化した。
テキストを始め、試験の実施方法、問題の作成とすべてが手作りの検定試験となっている。そんなご当地検定だが、記者発表前に検定試験有無の問い合わせや、先行したCD化の新聞報道を受け販売前にも関わらず注文が届いたようだ。ご当地検定は全国的には下火傾向、記者の皆さんも雑談されていたが、岩国検定もいつまで継続できるか未知数だ。会が発足して5年、隔年ごと実施で第3回検定試験は11月30日の予定、受験申し込みを待っている。