日々のことを徒然に

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ビッグデータ

2014年08月04日 | 生活・ニュース


 報道によると、毎月、政府が公表する月例経済報告の景気判断にビッグデータを活用すると決まったとか。この報告は景気判断の指標として多方面で活用される。これまでは家計調査・商業販売統計・鉱工業生産指数などの経済統計を分析していたが、より幅広い情報と即応性のある内容にするという。  

 実際はまだ先のことだろうが、ビッグデータの活用が進めば失業率を高める、そんな予測記事がある。景気状況の判断や株価変動要因の一つに失業率や求人倍率がある。米国では失業率の変動が株価にすぐに表れる。その影響は翌日の日本の株価にも連動している。ビッグデータがどうして人から仕事を奪うのか、詳細は専門家にゆだねるが、超概要はこうだ。

 ネットにのる無限数列的な情報がどこで集約される。そこから個人はもとより社会のあらゆる事象が高い確率で推測可能となり、ITの世界が人や世界を動かす時代がやってくるという。いや、そうなれば確かに働く人はいらなくなり、IT世界で動くロボットだけの職場が出現するかもしれない。その先には、ITやロボットに指示され働く人間がいるのかもしれない。SFの世界が現実に起こるようだ。

 そんな超些細な一例になるのか。先日「ああ征長隊」の歌にちなんだ記事を載せる準備で、歌手・島倉千代子さんの名前が出た。ほどなくして、偶然かもしれないがネットを開くと「島倉千代子全集」のCMや購入PRが画面に登場する。心当たりは歌がネットで聴けないかとた探したが、聞けなかった。それだけの検索だったが、このちょっとしたクリックがどこかで活用される世になるのか。もしや、ビッグデータ活用の予行演習を受けているのかもしれないと勘繰る。便利な用具に何かが潜む、SFのような話はお断りだ。
コメント (2)
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