日々のことを徒然に

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みんな新鮮

2014年08月29日 | 生活・ニュース


 両翼100、中堅122メートルの広島カープ2軍練習場は市内の高台にある。スコアボードの錆が少し気になるが、芝生の緑濃い色が視力を回復させてくれそうなほど見事な手入れだ。教えられて分かった球場の特徴の一つ、両翼のファールラインからスタンドまでの距離というか巾というか、確かに広い。後逸したら俊足ランナーなら2つくらいの進塁は間違いないだろう。

 野球場へ足を運んだのは30数年ぶり、球場のどれもが新鮮な感じ。高校野球では甲子園出場何年振り、という紹介がある。時には選手の年齢を上回る年数の刻まれた紹介がある。選手にとっては初出場以外の何物でもなかろう、いつものそんな思いを我が身に感じた。グランド整備はトンボを使うころだった。

 試合が始まる。観戦者の姿は柔らかさが一変、厳しいが気持ちの入ったげきが飛ぶ。その声が選手に届いた成果か試合は8対2で広島が阪神に勝った。選手に疎いので持参した選手名鑑で背番号と比較していたがそれは中止、途中から球場だけに目を向けた。印象に残ったのは3桁背番号126の育成選手、3打席ノーヒットだったが捕手をこなした。球界きっての選手育成の上手さといわれる広島での育ちを、その後の活躍を期待する。

 この球場は入場料無料。駐車場は畑か衣替えしたもので、車が導入路に入ると地元の人が手を振って招く。入り口の掲示は「1回500円」とある。ローカル色に不足ない。早めにこないと満車もしばしばとか。思いながらもなんとなく来れなかった球場、誘ってくれた友に感謝しながら写真を整理した。
コメント
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