今日は東日本大震災から3年5カ月、復旧復興は進んでいるという人、そうでないという人がある。そこから多くの課題のあることが伺える。その地の一つ盛岡市で「全国小学生学年別柔道大会」が次の日曜日に開催される。ポスターには「東北復興がんばろう」とある。皆さんを元気づける大会になってと願う。
あちこち歩くがこの柔道大会のポスターは見かけない。ただ1枚、6年生女子の部で大会出場する選手の祖父の家に貼られている。祖父は近所で懇意にしている人、親分肌のいい人だが「何せ小学生ですけえ、心配です」と孫の県代表を喜びながらもジジらしいやさしさがあふれる。
選手になったお孫さんはブログでも紹介したことがある期待される力量を持っている。地元紙では「目指せ東京 狙うは金」と題して小学生アスリートの一人として紹介されている。紹介によると、相手の上体を腰に載せると、あっという間に投げ落とす払い腰、「タイミングが合えば、紙切れのように軽く投げられるから気持ちいい」と話す。
小学1年から始めた柔道、小学生の総仕上げとして大会では、悔いのない試合をしてほしい。大会出場を祝う横断幕が彼女の通う小学校に張られている。雨にも暑さにも負けないではためく文字を見ながら、1週間後の健闘をを祈っている。