
子どものころ描いた静物の絵を重い出してみると、キュウリは緑、カボチャは黄や緑、茄子は紫、トウモロコシは黄、大根は白でニンジンは赤、そんな単色だった、戦後の学用品は乏しいころクレヨンで塗った。バナナはどんな時に描いたろうか、スイカはあったがメロンなどは記憶にない。夏休みの絵の題材は畑に実る野菜が多かった気がする。
そんなことを思い出しながらプランターに実った野菜をとる。収穫といいたいがミニトマト数個、ピーマンが2、3個、キュウリが1、2本、それが毎日ならいいが、3日おき4日おきでは収穫が泣くと思い、とるにこだわる。それでも無農薬で色濃いそれぞれは「美味い」というから贔屓なものだ。収穫表の記入済み欄も大分埋まった。どれも暑さに耐えているがその力は終盤に見える。
苗を植えてからおよそ2カ月、欠かさなかった水管理、伸長に合わせ支柱も立てたりした。新聞の育て方を切り抜きよく読んだ。初めは記事の大方は実行した。実がなりだすと読まなくなった。
今日の市内の最高気温は35.2度、2日続いて県内最高気温を記録、湿度も高くしのぎにくい。こんな日は色濃い新鮮な野菜をしっかり食べて疲労回復、明日への鋭気を養おう。