日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

火源はなに

2014年07月30日 | 地域


 夏場の火災では、家族で楽しんだ花火の燃えがらなどの不始末も原因になる。ある、大きな花火大会で近くの山が燃えたことがあった。何年か前、花火会場から1キロ近く離れた我が家に、手のひらほどの大きさの残骸、燃えカスが飛んで来ていたことに翌朝気付いたことがあった。もし、燃えやすい枯草などに落ちていたら、といらぬ想像をした。

 「泥棒は家は置いていくが火事は何もかも全部もっていく」、泥棒もいけないが火事に気をつけろの戒めとして「マッチ一本火事のもと」と合わせ聞かされた。119番などない時代の話だが、その精神はいまも続いている。向かい隣りの火事から1年余、その時、風になびいて押し寄せるような黒煙には恐怖を感じた。幸い、我が家に火は及ばなかったが威圧するかのような煙に向かう消防団員の活動に大きな安心を感じた。

 町中でも、引いた庭の草や切り落とした小枝など、ガロン缶などで燃やしていたが、今はできない。消防と警察から注意を受けた知人がいる。安全のためには仕方ない決まりかとも思うが、水を入れたバケツをそばに置き、燃えるゴミを焼いていたころを思い出す。落ち葉を燃やして焼き芋、童謡に歌われた光景はもう還らない。

  たまに散歩がてら通る道そばに畳2枚ほどの雑草の焼けた跡がある。付近は畑があるだけで民家は建っていないので騒ぐ人もなかったかもしれない、気付いた人が消し止めこれだけの燃え方で済んだのかもしれない、といい側への推測が続く。暑さによる自然発火ではなかろうと思う。投げ捨てられたタバコの火かもしれない。まあ、大事にならなくてよかった。
コメント
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